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【転職】40代での転職は厳しいのか? ~転職を成功させるためのポイント~

こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

以前に、転職についての記事を3記事に渡って書きました。

私の過去2回の転職の経験を交えて、転職する上での注意点やアドバイスについて書きました。

 

興味があれば、以下のリンクからご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

tomokutchi.hatenablog.com

tomokutchi.hatenablog.com

 

今回は、40代の転職という観点で書いていきたいと思います。

転職は、高齢になればなるほどリスクが高くなりますので、より覚悟をもって実行に移す必要があります。

 

しかし、人手不足や人生100年時代の今、高齢になっても決して転職できないということはありません。

今の仕事はもう精神的に限界、定年まで続けるイメージができない、自分のやりたいことにチャレンジしたいということで、覚悟を決めているのであれば、人生一度きりなので転職にチャレンジしてみても良いと思います。

 

 

転職を成功させるうえで、大事なポイントについて書きたいと思いますので、30代後半、40代、50代の、転職を検討されている方におすすめの記事となります。

 

 目次

 

40代の転職が厳しい理由

端的にいうと、それでも40代の転職は厳しいです。

その理由としては、以下の4つが挙げられます。

 

  • 求人数が少ない
  • 若い世代と比べて採用されにくい
  • 年収が下がるリスクがある
  • マネジメントスキルが求められる

 

1つづつ解説をしていきます。

 

求人数が少ない

40代向けの求人は、若手向けの求人と比較すると圧倒的に少ないです。

 

実際にハローワークや転職サイトの求人では、35歳以下で年齢制限がされている求人が数多く存在します。

年齢制限された求人が存在する理由は、長期的なキャリア形成が見込んでいるケースであれば、35歳以下で年齢制限をかけてもよいというルールがあるからです。

 

厚生労働省の従業員を雇う場合のルールと支援策では、求人募集や採用で年齢制限を設けることは原則禁止としています。

しかし、以下の条件がそろえば、35歳以下で年齢制限をかけることが可能です。

 

  • 雇用期間の定めがない
  • 職務経験を問わない
  • 長期的なキャリアを見込んでいる

 

このルールを適応して求人を出している企業も少なくはないので、必然的に40代は求人が限られてしまうのです。

 

 

 

若い世代と比べて採用されにくい

求人票で年齢制限をされていなくても、40代は20代・30代と比較すると採用されにくい傾向にあります。

なぜなら企業は、自社のカラーに染まりやすく、長期的に活躍してくれる人材を欲しているからです。

 

20代・30代の若手であれば柔軟性もあり、自社の仕事のやり方に慣れやすいので、企業は若手を優先的に採用しています。

そのため、スキルが同等の20代と40代から応募があれば、20代に内定を出すケースも少なくありません。

 

40代の転職は、若い世代と比べてどうしても採用されにくいため、一般的に厳しいと言われています。

 

年収が下がるリスクがある

40代で転職する場合、年収が下がるリスクがあります。

 

厚生労働省の調査によると、40代の転職者のうち40代前半・後半とも約40%の方は、転職後に賃金が減少しています。

 

転職者の半分以上は「年収増加を実現できていない」「年収が減少した」という現実を知ると、40代の転職が厳しいと言われていることも納得できます。

 

マネジメントスキルが求められる

多くの企業は「コミュニケーション能力・問題解決能力・指導能力」など、全体をマネジメントする能力を持つ人材を求めています。

40代であれば、マネジメント能力を有していることが前提と考えている企業も少なくありません。

そのため過去にマネジメント経験がない方は、転職で苦労する可能性があります。

 

 

40代の転職成功のポイント

ここまで40代の転職が厳しい理由を書いてきましたが、あきらめるのはまだ早いです。

きちんと対策すれば、40代で転職を成功させることも不可能ではありません。

 

私も39歳で2度目の転職ができました。

ここからは、転職を成功させるためのポイントについて書いていきます。

 

  • これまでの経験スキルを生かせる職種を選ぶ
  • 未経験の仕事は転職しやすい職種を選ぶ
  • 優先順位を決める
  • 転職エージェントに相談する

 

こちらも1つづつ解説していきます。

 

これまでの経験スキルを生かせる職種を選ぶ

40代の転職を成功させるためには、これまでの経験スキルを生かせる職種を選ぶことが重要です。

なぜなら、即戦力として活躍できる実力があれば、年齢がネックになることも少ないからです。

特に即戦力を求めるベンチャー企業や、管理職の欠員募集であれば、年齢より経験が重視されるので、40代でも十分チャンスがあります。

 

転職して新しい仕事に挑戦してみたいという気持ちもあると思いますが、過去の経験スキルが生かせる職場を選ぶことが転職成功への一番の近道です。

転職活動を始める際には、これまでのキャリアを振り返り、自分の強みを探してみましょう。

 

 

未経験の仕事は転職しやすい職種を選ぶ

40代の転職は厳しいと言われていますが、全ての職種が厳しいわけではありません。

 

40代であっても転職しやすい職種は存在します。

例えば、年配者ならではの落ち着きを求められる職種や、慢性的に人手不足の職種であれば、40代でも転職しやすいです。

 

40代でも転職しやすい職種として以下のような職種があります。

営業職

様々な業界で募集があり、これまでの対人スキルが生かせるため

接客業

長年培ってきた対人スキルが生かせるため

介護職

高齢化に伴い、人手不足が深刻化しているため

ドライバー

ネット通販の普及に伴い、需要が高まっているため

倉庫管理

特別な資格やスキルがなくても活躍できるため

警備員

未経験からでもスタートしやすく40代以上を歓迎していることも多いため

自動車整備士

自動車整備士の資格があれば年齢問わず活躍できるため

 

上記のような職種であれば、未経験であっても内定を獲得できる可能性があります。

 

 

 

優先順位を決める

40代で転職をするのであれば、転職で実現したいことの優先順位を決める必要があります。

年収増加、待遇向上、やりがいなど、多くの条件を提示していては、希望に合う求人はなかなか見つかりません。

 

理想的な転職を実現するためには、全てを叶えようとはせずに、優先順位を決めることが重要です。

例えば、「休日の多い職場で働きたい」という希望が第一条件であれば、年収が下がることはある程度覚悟しておく必要があります。

 

転職活動を始める前に、今一度自分が転職で何を叶えたいのか考えてみましょう。

 

転職エージェントに相談する

40代で転職活動をする場合は、自力ではなかなか厳しい場合もあります。

思うように求人が見つからず、「転職活動に疲れた」と感じてしまうこともあります。

 

効果的に転職活動を進めるためにも、転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントとは、キャリアアドバイザーが転職希望者と企業の間に入り、転職をサポートしてくれるサービスです。

 

サービスは基本的に無料で受けられます。

 

転職エージェントを利用するメリットには、下記のようなことがあります。

 

  • キャリアアドバイザーが転職の相談に乗ってくれる
  • 優良案件の多い非公開求人や独占求人の紹介を受けられる
  • 応募書類の添削や面接の対策が内定獲得率を高めてくれる
  • 希望条件や経歴・スキルに合った求人だけを選定してくれる
  • 業界の最新情報や企業の内部事情を教えてくれる
  • 条件交渉・日程調整など、企業とのやりとりを代行してくれる

 

転職エージェントでは、担当のキャリアアドバイザーが転職活動をトータルサポートしてくれます。

 

 

40代で転職する時の注意点

40代で転職を失敗してしまうと、やり直すにも苦労することになります。

失敗するリスクを減らすためにも、あらかじめ注意点を把握しておきましょう。

 

  • パートナーには必ず相談する
  • 情報収集を怠らない
  • 在職中に転職活動する

 

こちらも1つづつ解説していきます。

 

パートナーには必ず相談する

転職活動でありがちなのが、採用が決まってからパートナーに報告するというパターンです。

しかし、実際に採用が決まったものの、パートナーから採用条件に反対されて諦めてしまうという人も少なくありません。

 

仕事を変えるということは、人生の一大イベントです。

特に給料に関しては、パートナーとの生活にも関わる大事な部分です。

相手の生活や人生にも関わってくるため、じっくり話し合って決める必要があります。

 

転職エージェントによっては、面談でパートナーの同席が可能な会社もありますので、できるだけ事後報告にならないよう、相談しながら進めましょう。

 

情報収集を怠らない

「転職の成否は情報収集で決まる」と言って良いほど、情報収集は大切なものです。

 

日々変わる転職市場の情報を集めるためには、複数のサービスを使って状況を把握しておきましょう。

 

転職活動の主な情報収集源は、以下になります。

 

  • 友人・知人
  • 転職サイト
  • 転職エージェント

 

在職中に転職活動を行う

会社への不満が多いと、転職先が決まる前に勢いに任せて会社をやめてしまう場合があります。

 

しかし、40代の方が勢いでやめてしまうのはかなり危険です。

なぜなら、次の転職先が見つかるとは限らないので、収入面でも精神面でも追い詰められてしまうからです。

 

40代で転職するのであれば、在職中に転職活動を行い、次の転職先が決まったら会社を辞めるという手順を踏みましょう。

会社への不満を抱えながら仕事をするのは決して楽ではありませんが、それをバネに転職活動をすることで、理想の職場に出会えるようになります。

 

 

まとめ

私も39歳のときに転職をしました。

そのときは、40代だから転職しにくいということは感じませんでした。

なぜなら、転職エージェントを通じて、数社に履歴書は送っていましたが、第一希望の会社にすんなり採用されたからです。

 

なぜそんなにうまくいったのかを検証してみると、以下の点が良かったのだと思います。

 

  • これまでの経験スキルを生かせる職種を選んだ
  • 優先順位を決めた
  • 転職エージェントに相談した

 

詳細については、当記事のトップにリンクした過去の記事をご覧ください。

 

40代は企業に採用されることも難しいですが、採用された後にその会社で活躍することも難しいです。

私はまさに会社に入った後に苦労しています。

 

40代に期待されているのは、マネジメントスキルです。

 

企業には、その企業独自の文化があったり、暗黙の仕事のやり方・決まりがあったり、社員同士の関係性があります。

それを知らない外から来た人が、部下を持ち、マネジメントしたり他部署の人と調整したりするのはかなり難易度が高いです。

40代のいい歳した人に、それらを教えてくれる人はいません。

かなり高い適応能力が必要だと思います。

 

 

 

また、外から見ていた会社と、中から見た会社はどうしても違います。

いくら会社を調べても、どうしても中に入らないと分からないことがあります。

こんなはずじゃなかったということも多々あります。

 

だから、40代は転職しない方がよいというようなことは言いません。

今の会社がつらい、もっとしたいことができた、もっと収入を上げたいという方は、できるだけ早く転職するべきだと思います。

 

しかし、企業に採用されたからといって安心せず、企業に入った後も困難はある、自分が転職をして解決しない問題が解決できないかもしれないという覚悟を持って、転職活動をすることをおすすめします。

 

40代ともなると、転職に失敗するとなかなかそこから立ち直ることは難しいです。

転職して全ての問題を解決できると思い込むことは分かりますが、過度な希望を持って転職するとその希望が叶わなかったときのショックは大きなものになります。

 

そういう意味で、しっかり覚悟を決めて、万全の準備をして転職活動に臨んでください。

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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