こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。
今年に入り、株安が進んでいましたが、円安・株安がさらに進んでおります。
ニュースでも騒がれ始めていますので、ご存じの方が多いと思います。
さらに、物価の上昇も言われており、今後に不安を感じている方もおられるかもしれません。
今回は、この円安・株安の原因、今後の見通しについて書いていきたいと思います。
投資初心者の方、物価の高騰に不安を持たれている方におすすめの記事となります。
目次
最近の株安について
本日6/14の日経平均株価は、357円58銭安の2万6629円86銭で、直近3営業日の下げ幅は計1600円超です。
いわゆる暴落しています。
以下の日経平均のチャートを見てもらえば、ひどいことがわかります。
米連邦準備制度理事会(FRB)が、物価高対策で利上げペースを加速させるとの見方など金融引き締めへの警戒感から欧米株が前日に下落しました。
景気後退への懸念による世界株安が連鎖し、幅広い銘柄に売り注文が膨らんだとのことです。
日本株だけではなく、米ダウ工業株30種平均は前週末終値比876ドル安で、約1年4か月ぶりの安値水準となっています。
最近の円安について
13日に1ドル135円台に下落し、1998年以来の安値を付けました。
以下のドル円為替のチャートを見てもらうと、2022年3月から円安が進んでいるのが分かります。
円安になると、海外から輸入しているものの値段が上がり、今続々と食料品やガソリン等の生活必需品の値上げが行われています。
いわゆるインフレです。
円安が進む原因は、日本と欧米での金利差があります。
インフレを抑えるために金融引き締めを急いでいる欧米の中央銀行と、大規模な金融緩和を続ける日銀の金融政策の方向性が全く真逆なのです。
欧米でやろうとしている金融引き締めというのは、流通しているお金の量を少なくすることで、お金の価値を高めることです。
そうすることで、ものの値段が高くなるのを防ごうとしているのです。(インフレ抑制)
日本でやっている金融緩和は、これとは逆に流通しているお金の量を多くして、お金の価値を下げています。
そのため、インフレはどんどん進むことになります。
お金の価値が高くなると金利は上昇します。
そうなると、金利のほとんどない円よりも、金利が高いドルを持ちたいですよね。
だから、ドルの価値が上がり、円の価値が下がる、円安ドル高になるということです。
現在の日本の長期金利は0.25%程度、アメリカの長期金利は3.35%程度で、大きな金利差があります。
今後の展望
欧米は、今後どんどん金融引き締めを行うと宣言しています。
日本は今のところ、金融緩和を続けるとのことです。
そのため、円安ドル高は今後も続く、さらに円安が進むというのが、専門家の大半の意見です。
円安は悪いことばかりではなく、輸出企業にとっては安く海外に製品を売れるということで企業の業績の面ではプラスになります。
しかし、一般消費者からすると輸入するものの値段が上がるため、家計は厳しくなります。
行き過ぎた円安は、日本の一般消費者の消費を縮小し、景気が悪化して、企業の業績も悪くする恐れもあります。
その場合、当然日本株も下がることになるでしょう。
今後の投資の最適解
これまでは、欧米も日本も金融緩和をすることで流通するお金の量を多くしてきました。
そのため、余ったお金が株や不動産に投資され、株価は右肩上がりでした。
ただ、上記のように欧米は流通するお金を絞り始めましたので、今までのように株価は上がっていかない、下がりやすい状態だと予想します。
日本においては金融緩和を続けますが、円安で物価が高くなり、景気を冷やせば欧米よりも株安は深刻なものになると思います。
そのため、株の値上がり益を狙うような投資は避けた方が良いと私は思っています。
配当狙いの積立投資であれば、多少株価が下がったところで高配当さえ維持してもらえばよいということになります。
ただし、企業の業績が下がって配当が減らされる・なくなるということもありえます。
では、どこの国の株が良いのかですが、私はやはり米国株だと思っています。
日本だけが異なる政策をしているので、日本だけが独り勝ちという可能性もなくはないですが、日本の独り勝ちするイメージが私はわかないです。
残念ながら。。。
私の今後の投資戦略
私は、S&P500とオルカンの投資信託に積立投資をしています。
S&P500やオルカンの積立は続けるのと、米国株高配当銘柄にどんどん投資していくことを考えています。
その代わりに、今持っている日本株は縮小していこうと思います。
最近レバナスも仕込みましたが、これは短期で手放したいと思います。
(あまりにもお安くなっていたので、買ってしまいました。)
高配当株に投資するにしても、現在のような弱気相場は絶好の買い場だと思っています。
短期的に下がったものは、どこかで大きく上がります。
あまり狙いすぎずに、安くなったと思った時に買っていきたいと思います。
今回、私なりに現状について分析して、今後の投資戦略を検討してみました。
あくまで、私の個人的な見解で、将来のことは誰にも分かりません。
みなさん、個々で検討して、納得のいった戦略で投資をして頂ければと思います。
私の見解が、少しでも参考になればうれしいです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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