こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
今回は、私が興味を持った書籍についてご紹介したいと思います。
以下の「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」という、なかなか面白そうな本です。
このタイトルを見て、以下のような疑問を持つ方が多いと思います。
- 300万円であれば出せないことないけど、300万円で会社って買えるの?
- 普通のサラリーマンが会社を買って、社長になってもやっていけるの?
- 300万円で買える会社なんて赤字ではないの?
そんな疑問に答えている本になっています。
会社を買うことを検討している方、会社の経営に興味がある方などにおすすめの記事になります。
目次
300万円で会社って買えるの?
価格については、ピンからキリまでありますが買える会社もあります。
社員がおらず、個人で行っている事業がほとんどですが、その他の理由により安く買える会社もあります。
法人でなくて個人でも買える会社もあります。
以下のリンクのように、最近ではM&Aの買い手と売り手をマッチングするようなサイトなども出来ていて、昔と比べると会社も買いやすくなっているようです。
↓ 個人M&Aの買い手と売り手をマッチングするサイト
私も上記のサイトを見てみましたが、いろいろな企業がいろいろな価格で売り出されていて、おもしろいです。
現在は後継者不足が深刻で、中小企業の社長の後継者がおらず、黒字でも社長が引退するとともに、会社を閉じるというようなことも多いのだということです。
これまで日本を支えてきた中小企業が、黒字でまだ必要とされているのに、後継者がいないという理由でどんどん無くなっているのが現状のようです。
とてももったいないことです。
私は、日本を支えてきた中小企業(日本企業の99.7%)、その中の技術や資産が失われていくことはとても悲しいことだし、技術大国として栄えてきた日本の将来が心配になってきます。
そのような状況の中で、現在においても中小企業380万社のうち7割が後継者を探しているということです。
会社を畳むにもかなりお金が必要になり、借金をして畳まないといけないということも多いのが現状ということです。
後継者が現れれば、会社を畳まなくて借金しなくて済むので、会社をタダでも譲りたいという場合もあるそうです。
普通のサラリーマンが会社を買って、社長になってもやっていけるの?
この書籍によれば、大企業でマネジメントを勉強し、実践してきた人であれば中小企業の社長になっても十分やっていけるとのことです。
大企業は、しっかりしたマネジメント教育をしていますし、これまで勝ち残った企業なのでビジネスモデルや業務プロセス、システムが整っています。
しかし、中小企業はそのようなビジネスモデルや業務プロセス、システムが存在せずに、目の前の仕事をしています。
長年大企業で働いてきて、マネジメントを実践し、洗練された業務プロセスやシステムの中で働いてきたからこそ、中小企業を変革させられるのです。
大企業で当たり前にやってきたことを、中小企業でもやっていけば、自ずと業績は拡大していくとのことです。
人生100年時代における個人M&A
私のブログの最初に書いた、人生100年時代の中での幸せな暮らしの実現に、もしかすると個人M&Aが1つの答えになるかもしれないと感じました。
会社を定年退職して放り出された後も、生活していくためには働かないといけない、何らかの形でお金を稼がなくてはいけません。
私は好きなことで副業・起業することを考えていましたが、好きなことをやっている会社を買うということも1つの手段だと考えます。
紹介した書籍の中でも、ゼロから起業して成功することは本当に難しく、生半可な努力では成功しないということが書いてありました。
一方で、すでに立ち上がっていて、売り上げ・利益のある会社を買うことで、全くのゼロから会社を作る必要がない分、断然成功する確率は大きくなります。
また、日本産業を支えるという意味においても、大きな貢献になると思います。
もちろん、日本産業として必要とされていない企業がなくなるのは仕方ないですが、必要とされている企業は何とか残って欲しいと願っています。
会社を買うにも準備が必要
当然、買う会社の選別は時間をかけて行う必要があります。
会社の資産や借金の状況、会社内で隠していることはないか、どのような技術・特許を持っているのか、取引先や顧客、社員との関係はどうか等。
なぜなら、自分の思っているような会社ではないかもしれないからです。
なかなか素人には難しいと思いますので、プロに頼むところはプロに頼まなければなりません。
自身で会社を調査するため、1年や2年、自身が役員などとして、会社で仕事をしてみることも考えられます。
そういうことを知ったうえで、自分のやりたいことができるのかどうかも含めて、買うのかどうかの判断をする必要があります。
私は思い立ったので、まずは紹介したサイトに登録して、どのような会社がどのような価格帯で売り出されているのかからリサーチしていきたいと思います。
みなさまも興味があれば、会社のリサーチから始めてみてはいかがでしょうか?
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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