こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。
「起業」と聞くと、成功確率がすごく低いものという印象があり、起業したくてもなかなか踏み出せない方が多いと思います。
私も、サラリーマンという安定した収入を捨てて、自分で会社をやることで安定した生活をしていけるほど稼げるのか不安に思っています。
そんな中で、副業をコツコツしながら、起業の可能性を探っています。
私の副業についてご興味があれば、以下の記事も見てみてください。
今回「50代以上のシニア起業家が急増」というニュースを発見して、起業って難しいことではないの?若い人が起業するのではないの?と疑問に思いましたので、今回はこのことについて書きたいと思います。
起業を検討されている方、漠然と起業したいと考えている方におすすめの記事になります。
目次
日本で起業が盛んではないわけ
イノベーションや雇用創出の観点から、現在起業は政府が推奨をしています。
しかし、諸外国に比べて日本における起業活動は、それほど盛んであるとはいえません。
その要因の1つとしては、起業には、起業は成功確率が低いという誤ったイメージがついて回っているということが挙げられます。
例えば、「起業は若手によるスタートアップ・ベンチャーが主体で、ハイリスク・ハイリターンである」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
起業は博打のようなもの、大きな成功を狙い、リスクを取って大きく儲けるものだ、という認識があるかもしれません。
私もそのようなイメージをしていました。
しかし、このニュースでは、そんなことはなく、実際のところ、現在の日本ではそれとは真逆のことが起きているというのです。
起業の主流は50代から60代
事実、中小企業庁のデータによれば、現在の起業の重たる担い手は、50代から60代にかけての「シニア層」であり、60代が最も多いのだそうです。
この背景には、「定年が見えてきている、退職予定2~3年前の人」が、60歳からの雇用延長に伴う待遇の悪化で、会社員に嫌気が差し、それを避けるために50代後半から60代にかけて起業する、という実情があると考えられます。
また、彼らの起業する目的の大半は「自由に仕事がしたい」という動機であり、大きな金銭的な成功を夢見て突き進むという起業とは異なるものです。
この傾向は日本だけでなく、以下の書籍でも言われている通り、「シニア起業」の急増がすでに指摘されています。
実際、起業が定年まで人を抱えきれなくなり、かつ労働者も「人生の新しい局面に対応したい」との要求をもつようになれば、起業家が増加するのは当然のことと言えます。
シニア起業の成功率は高い
私もそうですが、起業の成功率はとても低いと思われている方は多いと思います。
しかし、日本政策金融公庫の調査では、「黒字基調」の起業家が7割も存在しており、成功率が低いということはないようです。
それは、現在では低リスクの起業手法が洗練されてきており、以下のように、人生をかけて、資金をオールインせずとも起業できる環境があり、それが現代の起業の主流だからのようです。
- 会社勤めをしながら、法人を持って、準備する
- 副業から始める
- 法人を持つことで、様々な税制上の恩恵もある
66歳で起業した米国の起業家であるポール・トラズナーは、「米国の遅咲きの起業家は、新しい事業に取り組んで7割が成功します」と言っています。
これは、日本のシニア起業と全く同じ状況です。
シニア起業のための環境は整っている
サラリーマンとして「会社ではもう出世はできない」という状況であっても、起業という世界では、まだ大きなチャンスがあるのです。
事実、そういった悩みを持つ「シニア起業家層」に道を開くための手助けをしている団体も数多くあります。
また、中にはスモールスタートから徐々に会社を育てた人も数多く存在します。
最後に
私も定年後や再雇用の待遇、成果主義の会社、自分のやりたいことなどを考え、副業をし、経済的自立をして、サイドFIREとして自分のやりたいことを仕事にしたいと考えて取り組んできました。
このニュースを見て、私と似た年齢、価値観を持つ方が増えていることを実感し、勇気をもらえました。
今の時代、ITが発展し、スモールスタートで副業をやってみるということは、以前と比べると容易になってきました。
個人でできるビジネスの範囲も広がってきたと思います。
みなさんの中でも、定年、さらには再雇用で65歳まで、今の会社でずっと働ける自信がない、働きたくないという方もおられると思います。
そういった方は、「シニア起業家」を目指して、活動してみてはいかがでしょうか。
活動を始めるのに、早ければ早い方が成功確率が高まります。
少しでも興味を持った方は、少しでも早く活動を始めることをおすすめします。
私の他の記事でも、副業のことや投資のこと、経済的自立や起業につながることを書いていますので、是非参考にして頂ければうれしいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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