こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。
前回は貯める力の向上として固定費の見直しについて書きました、今回はその続きとなります。
前回の記事を見られていない方は、以下のリンクを先に読んで頂けると、理解が進みやすいと思います。
お金を使い過ぎてお金が貯まらない人、お金の貯まるスピードを向上させたい人におすすめの記事になります。
前回は、貯める力をどのように向上させるかについて、以下の固定費の見直しについて順に見ていました。
- 通信費 → 前回書きました
- 光熱費 → 前回書きました
- 保険
- 家
- 車
- 税金
今回は、保険の見直しから書いていきたいと思います。
目次
3. 保険
保険には様々な種類があって、入っておけば安心なのですが、その分お金を支払わなければなりません。
生命保険料だけで、平均で1世帯当たり年38.2万円も支払っているそうです。
本当にこれだけの保険にお金を支払う必要はあるのでしょうか?
では、どういう考え方で保険料を削減すればよいのでしょうか。
詳しくは、以下の本を読んで頂ければと思いますが、貯金でカバーできるような損害については保険には入らないという考え方です。
この本を読んだ私の理解としては、もし発生したら損失が大きいもの、かつ社会保険や貯金でカバーできないことだけを保険でカバーすればよいということです。
できるだけ保険には入らず、その代わりに、貯金をして損失が小さいものは貯金でカバーするという考え方がよろしいということです。
この考え方でいくと、保険に入る必要があるのは、以下の3つだけです。
- 生命保険(自分が亡くなって、生活が困る家族がいる場合のみ)
- 火災保険
- 自動車保険
私はすべて入っていますので、安心しました。。。
ただし、必要のない医療保険等にも入っていることが分かり、見直しを実施しました。
※ 私は2022年4月に生命保険も解約しました、米ドル建て一括生命保険に入っていたのですが、円安ということと、為替レートに大きな影響を受ける保険ということで解約を決定しました。
詳しくは、以下のリンク記事をお読みください。
ちなみに、日本の社会保険はかなり手厚くて、以下のようなリスクには個別に保険に入らなくても対応できます。
詳しくは上記で紹介している本を読んで頂ければよいし、ネットで調べてもらえると思いますので、ここでは詳しくは書きません。
私の知らないところまで社会保険がカバーしていましたので、それを知らずに保険に加入されていると、必要以上に手厚い補償はされますが、その分お金を貯める力は弱まっていることになります。
- 病気・けがのリスク
- 障害リスク
- 死亡リスク
- 失業リスク
- 老後リスク
- 介護リスク
- 出産費用のリスク
例えば、遺族年金なるものがあり、大黒柱が亡くなっても遺族に年金が支給されるらしいのです。
このような補償があると知らず、高額な生命保険に入っている人も多いのではないでしょうか。
社会保険についてしっかり勉強して、社会保険とかぶるような保険には入らないようにしましょう。
さらに、必要な保険であっても、他の会社の保険に乗り換えるだけでも大きく保険料を削減できる可能性があります。
私も3年前にがん保険を他社に乗り換えましたが、保険内容は大きく変わりませんでしたが、月々の保険料が数千円削減できました。
これは月々なので、年単位でいくと大きな削減となります。
なぜもっと早く見直しておかなかったのかと、後悔しました。
それでも保険は難しいので、1人で考えてもよい選択ができないかもしれません。
もし悩まれるようであれば、以下リンクのような保険のプロに相談してみればよいと思います。
無料で分かりやすく解説してくれるので、保険の知識ゼロの私でも適切な選択ができたと自負しています。
4. 家
賃貸VS持ち家ということは昔から議論されていて、結局のところどちらがよいのか分からない方が多いのではないでしょうか。
私は気兼ねなく暮らしたいということで、すでに田舎に持ち家を購入済です。
しかし、経済的自立を目指している方の答えは、リーセルバリューの高い家を購入できないのであれば、賃貸の方が得をするとのことです。
リーセルバリューの高い家とは、中古で売る時に高く売れる家という意味です。
人口減少していく日本においては、都心以外はリーセルバリューの高い家はほぼないです。
地価も都心以外は軒並み低下しています。
そういう意味では、賃貸が正解ということになります。
賃貸であれば、ライフステージによって比較的簡単に移動も可能になるということもメリットになります。
しかし、私のように賃貸だと気をつかってしまうとか、持ち家で生活したいという方が無理して賃貸にする必要は全くありません。
5. 車
車は所有するだけで、生涯4,000万円必要と言われています。
あまり車に興味がなく、車がなくても不自由しないのであれば、所有しないのが正解ということになります。
もし車を買うとしても、中古やリーセルバリューの高い車を一括で購入することをおすすめします。
一括というのは、ローンを組むと車の価値以上の利子を支払うことになるからです。
お金を借りるということは、経済的自立を目指す上で一番避けなければいけないことです。
経済的自立を目指す人は、借金の利子を支払うよりも、その逆で、投資の利子を貰うことが重要になるからです。
私はスポーツカーが好きで昔から乗っていまして、周りからの評判は悪いのですが、リーセルバリューは意外と高いです。
それは大衆車とは違い、希少価値があるからです。
20年前の日本のスポーツカーが、カナダやアメリカで数千万(元々は500万円くらいの車)で売れているというニュースもあります。
北米では日本のスポーツカーは大人気ですが、中古車はカナダは15年、アメリカは25年経たないと、日本の右ハンドルの車を輸入できない(骨董品として輸入できる)というルールがあります。
そのため、人気のある古い日本の中古車が考えられない価格で取引されています。
余談ではありますが、上記と関連する記事を貼っておきます。
リーセルバリューという考え方は、かなり重要だと思います。
フリマサイトをやっていると、消耗品以外を何か買うときにはリーセルバリューを考える癖がつきました。
自分が購入した価格から、売る時の価格を差し引いた価格が、そのものの価値より小さければ購入するというように。
上記の車のケースのように、買った値段より高く売れるケースもありえます。
これは、希少価値が高く、供給よりも圧倒的に需要が大きいものがそのようになります。
6. 税金
サラリーマンにおいても節税として、控除をフル活用しましょう。
サラリーマンだから年末調整をしているので、それ以上の控除を受けられないと思っている方も多いのではないでしょうか?
年末調整をした上で、確定申告をすることで控除を受けられる場合があります。
それは以下の控除になります。
- 医療費控除 … 一定額を超える医療費を支払った場合
- 雑損控除 … 災害などで損失が生じている場合
- 寄付金控除 … 一定の所へ寄付している場合
3にはふるさと納税があります。
ふるさと納税は、自治体に寄付する代わりに返礼品がもらえます。
また、控除の上限額以下の寄付であれば、実質負担額は2,000円になります。
ふるさと納税について、詳しく解説した記事は以下になります。
私も控除の上限額ギリギリまで、毎年寄付させて頂いています。
寄付金は税金の先払いという形になり、来年度の税金が控除されます。
確定申告で申告する場合と、ワンストップ特例という形で確定申告せずに申告する場合が選べます。
私は株式投資等の申告がありますので、ふるさと納税分も確定申告で申告しています。
1は1年で10万円を超える医療費を負担した場合に控除でお金が返ってきます。
例えば、100万円の手術を受けて、保険で30万円をカバーできたけど70万円を自己負担した場合、60万円が控除されるというものです。
2には扶養控除があります。
こちらについては、ご存じの方が多いと思いますので割愛させて頂きます。
ご存じない人は、検索して調べてみてください。
貯める力を向上させるために
このように貯める力を向上させるために、無理せずに節約できるところは、みなさんにもあるのではないでしょうか?
多少面倒なこともあるかもしれませんが、貯める力を高めることは経済的自由への第一歩でもありますので、是非最初に検討してみてください。
私もすでに手遅れのところもありますが、まだまだ見直せるところがあると思っていますので、貯める力をさらに向上させていきます。
「貯める力」と「稼ぐ力」を両方高めていければ、お金の貯まるスピードは確実に今よりも向上します。
貯まったお金を投資して、お金が勝手に増える環境をつくっていきます。
給料所得+事業所得 > 生活費
その結果として、上記が成り立てば、晴れて経済的自立の達成です。
左式が収入なので「稼ぐ力」、右式が生活費なので「貯める力」が関係します。
左式を大きくして、右式を小さくすることが重要で、今回の記事では右式を小さくすることについて書かせて頂きました。
働きたい人はそのまま働き、働きたくない人は働かなくてよい環境が構築できます。
さて、何の才能もない私がどこまで達成できるのか?
今後の展開も記事にしていくので、参考にして頂ければ嬉しいです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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