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【健康第一】うつ病の原因と症状、対処法 ~早期に対処することの大切さ~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

サラリーマンは、ストレスフルな仕事です。

サラリーマンを続けている中では、昇格や人事異動などの環境が大きく変わること、どうしても自分の思い通りにならない時など、大きなストレスを感じるシーンがあります。

 

そんな時に、「憂鬱な気分」になったり、「何にも興味が持てない」時期があったりしませんか?

この2つのうち、どちらかひとつでも、ほとんど一日中、ほとんど毎日、2週間以上続いている場合、うつ病の可能性が高いらしいです。

 

 

私もこの2年間ほど、同様の兆候を感じていました。

 

それが今年4月の部署異動において、「憂鬱な気分」や「何にも興味が持てない」、「休日も体がだるく何もしたくない」というような症状が顕著に現れるようになりました。

このような状況になると、仕事には手が付かず、日常生活にも影響が出てきます。

 

男性の場合は、特に中年期に多くなりますが、この年代は多くが職場内で重要なポストに就いたり、重要な仕事の内容を任されるという年代の方が多いようです。

 

サラリーマンのメンタル不調についての記事は以下になりますので、宜しければご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

 

今回は、うつ病について、原因や症状、対処法について解説していきたいと思います。

 

現在うつ病に苦しんでいる方、うつ病の兆候を感じていられる方、家族や周りの方がうつ病の兆候がある方におすすめの記事になります。

 

 目次

 

うつ病の原因

うつ病の原因として、心理的なストレス」、「脳内の変化」、「なりやすい体質」の3つがあると考えられています。

この3つの原因が重なって、うつ病を引き起こしていると考えられます。

 

うつ病は心の病と思われがちですが、脳の病気でもあります。

心理的なストレスとは、過労や対人トラブル、離婚や死別といった生活上の問題が原因となるストレスです。

しかし、そうした心理的なストレスがきっかけとなり、そのストレスで脳の働きのバランスが崩れることで、うつ病が発症すると考えられています。

 

脳にはたくさんの神経細胞があり、さまざまな情報を伝達していますが、その働きで「感情」が生まれます。

最近の研究では、ストレスを受けることで脳の一部の神経細胞の形に変化が生じ、それによって感情や考え方にゆがみが起きるのはないかと指摘されています。

 

うつ病になりやすい気質としては、生真面目、完璧主義、自分に厳しい、凝り性、気を遣うなどが挙げられ、そのような性格のためにストレスを受けやすいと考えられます。

 

 

うつ病の症状

うつ病では、さまざまな心の不調や体の不調が現れます。

 

体の不調としては、睡眠障害疲労感・倦怠感、首・肩こり、頭が重い、頭痛などがあります。

心の不調としては、意欲・興味の減退、仕事能力の低下、抑うつ気分、不安・取り越し苦労などが挙げられます。

 

うつ病は、精神科や精神神経科の専門医でも診断が難しい病気です。

他の病気のように血液検査や画像検査などで異常を見つけることができないため、詳しい聞き取りを行って診断をつけることになります。

 

体の不調は本人も感じやすく、人にも伝えやすいのですが、心の不調は自覚するのが難しいこともあって、受診時に体の症状を訴える人も多いようです。

眠れなかったり、食欲がなかったり、息切れしたりといった症状も、うつ病が原因で起こっている場合もあります。

 

うつ病に似た症状を起こす病気

憂鬱な気分や意欲・興味の低下など、うつ病に似た症状を起こす病気は、うつ病のほかにもいろいろあります。

精神疾患としては、「不安症」や「パーソナリティ障害」、「適応障害」などがあります。

 

また、脳や体の病気で、うつ症状が現れることがあります。

最近、うつ病と間違われることが大きなっているのが「認知症です。

うつ病なのか認知症なのかを見分けるには、詳しい問診を行い、場合によっては画像検査も行います。

うつ病認知症に移行したすいこともわかっているため、高齢者のうつ病の治療が大切です。

 

脳の血管が詰まって「脳梗塞」になると、脳の働きが悪くなるため、うつ症状がみられることがあります。

その場合、症状が急に現れるのが特徴で、言葉が出にくい、物の見え方がおかしいといった脳梗塞独特の症状がないかをチェックする必要があります。

また、「甲状腺の病気」などでもうつ病に似た症状ができることがあります。

 

 

 

うつ病のサインに気付くために

うつ病は本人がくづきにくい病気です。

うつ病に関する知識がないと、症状が現れているのにうつ病に気付かないこともあります。

また、重症になると、脳の働きが低下し、病気であることを認識できなくなります。

 

重症になる前に、医療機関を受診して治療を行うためには、家族や周囲の人が気づくことがとても大切です。

ただし、無理に受診を勧めると、本人がよけいに落ち込んでしまう原因になりうるため、サインを正しくとらえて本人に具体的に伝えることが大切です。

 

周りの人が気づきたいうつ病のサインとしては、以下のような症状があります。

  • 口数が少なくなる
  • イライラしている
  • 朝や休日明けに調子が悪い
  • 遅刻・欠勤が増える
  • だるさを訴える
  • 身辺整理をする

 

本人に直接伝えづらい場合には、家族や親しい友人、その人が信頼している人から伝えてもらってもよいでしょう。

職場であれば、産業医に相談ができます。

 

うつ病の対処法

うつ病は、まずはしっかりと休養をとることが大切です。

 

うつ病の治療を考える前に、まず心身の休養がしっかりとれるように環境を整えることが大事です。

職場や学校から離れ自宅で過ごす、場合によっては、入院環境へ身を委ねることにより、大きく症状が軽減することもあります。

 

精神的ストレスや身体的ストレスから離れた環境で過ごすことは、その後の再発予防にも重要です。

うつ病の治療には、医薬品による治療と、専門家との対話を通して進める治療があります。

また、散歩などの軽い有酸素運動がうつ症状を軽減されることが知られています。

 

 

 

うつ病でかかる診療科

うつ病かなと思ったら、なるべく早めに病院やクリニックで見てもらうことが大切です。

 

うつ病の場合、「精神科」や「心療内科」、「メンタルクリニック」、「こころのクリニック」などで診察を受けることができます。

これまで「精神科」や「心療内科」などを受診されたことがない方は不安に感じるかもしれませんが、普段、風邪をひいた時にかかる内科とほとんど変わりません。

 

ただし、予約制のところが多いので、あらかじめ電話して聞いてみるとよいでしょう。

また、初めて受診する際には問診票の記入に少し時間がかかりますので、予約時間よりも少し余裕を持って出かけるようにしましょう。

 

診察室では、先に記入した問診票をもとに医師からどんな症状に悩んでいるのか、またその症状はいつ頃からあるのか、家族に同じ症状の方はいないかなどについて質問を受けることになります。

 

うつ病に限らず、精神科の病気は糖尿病や高血圧などのように、血液検査や尿検査、血圧測定などの数値で診察できるものではありませんから、現在の状況を含む詳細な問診が重要となります。

うつ病では本人が思うように説明できないこともありますから、できれば一緒に生活する家族や本人の生活をよく知る方が付き添って受診するとよいでしょう。

 

 

うつ病の治療には時間がかかる

うつ病治療ではしっかり休養をとりながら、主治医の指示通りに抗うつ薬を十分な量、十分な期間(半年以上)服用することが必要です。

早期に抗うつ薬を減らしてしまったり、飲むのを止めてしまったりすると、症状が改善しないまま慢性化してしまうことがあります。

 

抗うつ薬による治療で症状が改善する方は約50%、寛解(症状がなくなること)する方は全体の30%というデータがあります。

主治医の指示通りに抗うつ薬による治療を続けていてもなかなかよくならないと感じている方は決して少なくありません。

 

ただし、これは1種類の抗うつ薬で治療した場合のデータですから、「自分のうつ病は良くならない」と悲観的になる必要はありません。

薬の効果には個人差がありますし、抗うつ薬にはさまざまな種類があり効き方もことなっていますので、別の抗うつ薬を試してみると効果がみられることがあります。

主治医と相談の上、うつ病は治ると信じて焦らずに治療を続けましょう。

 

それでも効果が感じられない場合は、そのうつ症状がうつ病以外の病気によるものである可能性を疑ってみる必要があります。

なかでも双極性障害鬱状態うつ病と同じ症状が現れますが、治療薬は異なりますので注意が必要です。

 

 

私のうつ症状

私の場合は、昨年4月、今年4月と人事異動が続きました。

昨年4月から私自身の専門分野であるソフトウェア開発の分野とは異なる仕事内容になりました。

今年4月からは、さらに自分の専門分野とは離れた仕事内容になりました。

 

今年4月の異動に関する記事は以下になりますので、宜しければご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

 

昨年4月の異動に関する記事は以下になりますので、宜しければご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

 

私の周りのほとんどの方は、専門分野を生かして仕事をされており、私はそれについていけず、私にできることを考えているという状況です。

そのため、自分に無力感を感じたり、自分にはいる意味がない、周りの方にお荷物扱いされているという感情になっています。

 

1年以上そのような状態で、うつ病の兆候を感じてはいましたが、なんとか我慢して続けてきました。

しかし、今年の異動後にその症状は顕著に現れるようになり、休日も気分が落ち込み、何もする気が起こらず、倦怠感や頭痛を感じています。

 

 

私のうつ病の対処

これまでなんとか我慢をしてきましたが、このまま今の仕事を続けると確実にダウンして休職に追い込まれると感じました。

そのため、社内の保健師に先週相談をし、今週に産業医の先生と面談することになっています。

 

また、会社から紹介された専門の診療内科も受診するつもりですが、先週予約の電話を入れたところ2か月後しか予約がとれないといわれてしまいました。

もう限界が近く、2か月も持ちそうにないので、再度会社に別の心療内科を紹介してもらうようにしました。

 

さらに、会社として動いてくれる保証はないので、転職エージェントにも先週に相談しました。

今の問題点は、自分の専門分野を生かせない状況で無力感を感じているということなので、転職して自分の専門分野を生かせる仕事をできるようにすることが解決策になると思ったからです。

 

とはいえ、転職にはリスクが伴いますので、優先すべきは今の会社で自分の専門分野を生かせる仕事ができるようになることと考えています。

 

また、私の目指すサイドFIREのことも考えると、今の会社にいるにしても転職するにしても、どうせ仕事が変わるならやりたいことにつながる仕事をしたいと考えています。

まだ、やりたいことを見つけることができていない今、あまり大きく動くことが避けたいとも考えています。

 

今回は、うつ病を治すことが先決であるため、サイドFIREのことについては一旦置いておこうと思います。

 

私のうつ病は、まだ重症化はしていないという認識です。

これから、診察を受ける中で重症と診断されるかもしれませんが。。。

 

私の社会人生活の中でもうつ病で休職した方はたくさんおられましたが、なかなか現場復帰することができないのを何回も見てきました。

というか、完全に復帰した方を見たことがありませんので、一度うつ病になると完全に治療することは難しいのだと思います。

 

そうなってしまうと、本人も家族もやりたいことができず、路頭にまよってしまうかもしれません。

うつ病が重症化して休職に追い込まれる前に、私のように我慢をすることなく、症状を感じたら是非早期に対処をされることをおすすめします。

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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