こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、バドミントン用品世界大手で、テニスが第2の柱で、中国事業が急成長しているヨネックスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年8月9日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ヨネックス公式HP)
ヨネックスは、バドミントン用品世界大手で、テニスが第2の柱で、中国事業が急成長している会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
「独創の技術と最高の製品で世界に貢献する」を経営理念に掲げ、1946年の創業以来、最高の製品を生み出す「ものづくり」とイノベーション、世界中の競技を楽しむ人を一人でも増やすための競技普及発展に努めてきました。
世界中の人々の価値観や考え方、ライフスタイルが大きく変化する今、私たちは改めて私たちの目的と使命を見つめ直しました。
そして、経営理念と経営理念に込められた創業の精神をこの先も目指すべき姿とし、スポーツの楽しさを通じてより多くの人々をつないでいくことを使命として再確認しました。
グローバルブランドとして、スポーツメーカーとして、最高の製品を創り出し世界のお客様にお届けしていくという私たちの使命はこれからも決して変わりません。
それを達成するために、私たちは中長期ビジョン「グローバル成長戦略 Global Growth Strategy(GGS)」を定めました。
この新しい戦略は、お客様とのつながりを強化し、お客様が真に求めていくことに重点を置いています。
そしてこのGGSの重要な要素として、「コーポレートカルチャー(企業文化)の進化」を掲げています。
GGSを実現する原動力となるのは「人財」、すなわち私たちチームであり、多様なバックグラウンドを持つ社員ひとりひとりが最大限に力を発揮できる環境をつくることが不可欠です。
ヨネックスの文化を「世界のお客様のためにイノベーションをツ級し、楽しみながら競い合う」文化へと進化させていきます。
私たちは、この新しい戦略を実行し、スポーツを通じたよりよい未来の実現を目指していきます。
(引用:ヨネックス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1946年 - ヨネックスの創業者・米山稔が、新潟県三島郡(現長岡市)で木製品の製造販売を開始
1953年 - 技術革新の波を受け、業績不振にあえぐ。新事業を模索するべく、全国を巡り情報収集を行う
1957年 - バドミントンラケットの製造を開始
1958年 - 資本金200万円で株式会社米山製作所を設立
1961年 - 親会社・サンバタの倒産により、ヨネヤマブランドのバドミントンラケットの製造・販売を開始
東京営業所を開設
本社(現新潟工場)第1工場を新潟県三島郡越路町(現長岡市)に建設
1963年 - 貿易商社として株式会社ヨネヤマスポーツ(現海外営業部)を設立
本社(現新潟工場)工場(木造2階建て工場一棟:498平方メートル)が火災により全焼
バドミントンラケットの生産・販売で念願の日本一を達成
アメリカ、ヨーロッパに販売を開始
1965年 - 有限会社ミノルスポーツ(現当社東京工場)を設立し、シャトルコックの製造・販売を開始
1967年 - 株式会社米山製作所を株式会社ヨネヤマラケットに社名変更
シンガポールに代理店第1号を開設
1968年 - 有限会社ミノルスポーツを有限会社ヨネヤマラケット東京工場(現東京工場)に名称変更し、埼玉県南埼玉郡八潮町(現八潮市)に建設
世界初のT型ジョイントを開発し、これを搭載した国産初の金属製バドミントンラケット「アルミナエース」発売
1969年 - 第1号となるアルミ製テニスラケットを発売、テニス事業に参入
1970年 - 衝撃に強い楕円形状を持つ、OPSシャフト構造を開発、テニスラケットに搭載
1971年 - 世界最大の米国市場にアルミ製テニスラケットで参入
1973年 - ロゴマークを y y YONEYAMAに変更
コーポレートカラーにブルー&グリーンを採用
ソフトテニスラケットの製造・販売を開始、ソフトテニス事業に参入
1974年 - 株式会社ヨネヤマラケットをヨネックススポーツ株式会社に社名変更
有限会社ヨネヤマラケット東京工場を有限会社ヨネックススポーツ東京工場(現東京工場)に社名変更
貿易商社の株式会社ヨネヤマスポーツをヨネックス貿易株式会社(現海外営業部)に社名変更
木製テニスラケットの製造開始
1975年 - 本社(現新潟工場)第2工場を、新潟県三島郡越路町(現長岡市)に建設
1978年 - 大阪府大阪市天王寺区に大阪出張所(現大阪支店)を開設
ヨネックス貿易株式会社台湾事務所を開設
有限会社ヨネックススポーツ東京工場を株式会社ヨネックス東京工場に組織変更
世界で初めて100gをきったバドミントンラケットを発売
1979年 - 東京本店(現本社)ビル竣工
テニスラケットが全米プロテニス協会(USPTA)の公認を受ける
1980年 - 画期的なアイソメトリック形状(四角いフレーム)を持つテニスラケットを発売
1981年 - 西ドイツに現地法人YONEX SPORTS GmbH(販売会社)を設立
本社(現新潟工場)第2工場を建設
1982年 - ヨネックススポーツ株式会社を現社名であるヨネックス株式会社に変更
ゴルフ事業に進出
世界で初めて、カーボングラファイトとパーシモンを一体化したゴルフのウッドクラブを発売
バドミントンで「ヨネックスカップジャパンオープン(現 ヨネックスオープンジャパン)」に冠協賛
1983年 - 株式会社ヨネックス東京工場(現東京工場)にてストリングの製造を開始
アメリカに現地法人 YONEX AMERICA INC.(現YONEX CORPORATION)を設立
1984年 - 名古屋市中区に名古屋営業所(現名古屋支店)を開設
1899年以来の伝統を誇る全英バドミントン選手権の冠スポンサーとなる
株式会社ヨネックス東京工場(現東京工場)に第2工場を建設
本社(現新潟生産本部)第3工場を、新潟県三島郡越路町(現長岡市)に建設
1987年 - 福岡県福岡市博多区に福岡営業所を開設
世界で初めてIPS(Integrated Power weight System)採用のテニスラケットを発売
イギリスに現地法人YONEX U.K. Ltd.を設立
台湾に現地法人優乃克股份有限公司(YONEX TAIWAN CO., LTD.・生産会社)を設立
1988年 - 香港に現地法人YONEX SPORTS HONG KONG LIMITED(販売会社)を設立
長岡市新産にヨネックスゴルフ練習場(現 ゴルフ研究試打場兼練習場)を開設
1989年 - 新潟県三島郡越路町(現長岡市)にヨネックス開発株式会社を設立
西ドイツに現地法人YONEX GmbH(販売会社)を設立、旧YONEX SPORTS GmbHの業務を継承
JPGAツアーの「ヨネックスオープン広島ゴルフトーナメント」を広島テレビ放送と共催
東京都文京区湯島に本社を移転。同時に株式会社ヨネックス東京工場(現東京工場)、ヨネックス貿易株式会社(現海外営業部)の2社を吸収合併
アメリカ現地法人YONEX CORPORATION(現 YONEX CORPORATIONの前身)設立
新社屋を建設
1991年 - アメリカ現地法人YONEX CORPORATION(現YONEX CORPORATION前身)は、カナダ代理店であったYONEX CANADA LIMITED(販売会社)を買収
1992年 - ヨネックスレディスオープンゴルフトーナメントを開催
バルセロナオリンピック・バドミントン競技の公式用具にヨネックスの製品(シャトルコック、コート。ネット)が採用
史上初のアイソメトリック形状バドミントンラケットを発売
1994年 - 東京証券取引所市場第2部並びに新潟証券取引所に株式を上場
東京工場第2工場を建設
1995年 - スノーボード事業に参入
1996年 - ヨネックスカントリークラブオープン(18ホール・パー72・全長6,986ヤード)
アメリカに現地法人YONEX CORPORATION U.S.A.(現YONEX CORPORATION)を設立
1997年 - 男子プロゴルフツアー、「ヨネックスオープン広島」をヨネックスカントリークラブで開催
創業50周年
1998年 - 財団法人ヨネックススポーツ振興財団(現公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団)を設立
ヨネックスのロゴマークを変更(現在に至る)
1999年 - ヨネックスレディスオープンゴルフトーナメントをヨネックスカントリークラブで開催
2000年 - ウォーキングシューズ新規参入
2001年 - 新潟生産本部(現新潟工場)で環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を取得
2004年 - 札幌営業所を開設
2005年 - ヨネックス開発株式会社を吸収合併
2006年 - 品質マネジメントシステム「ISO9001」の認証を取得
2009年 - ランニングシューズを発売し、ランニングシューズ業界に新規参入
2010年 - 中国に現地法人ヨネックス(上海)ゴルフ貿易有限公司(現ヨネックス(上海)スポーツ用品有限公司)を設立
2011年 - 海外現地法人YONEX CORPORATION U.S.A.をYONEX CORPORATIONに名称変更。同時に同法人の子会社YONEX CANADAを吸収し、同法人の支店とする
Jリーグクラブの柏レイソルのオフィシャルユニフォームサプライヤーを務める
3月11日に発生した東日本大震災の復興支援を目的に「スポーツで笑顔プロジェクト」発足
2012年 - フットボールウェア事業に参入
2013年 - 執行役員会制度導入
2014年 - スポーツサイクル事業、風力発電用ブレードの製造・販売事業に参入
海外現地法人YONEX TAIWAN CO., Ltd.に新事務棟を建設
2015年 - 海外現地法人ヨネックス(上海)ゴルフ貿易有限公司をヨネックス(上海)スポーツ用品有限公司に名称変更。中国にてバドミントン並びにテニス用品を含めたスポーツ用具用品全般の取り扱いを開始
YONEX SHOWROOM AKIHABARAをオープン
東京工場第二工場B棟竣工
2016年 - テニス世界四大大会オーストラリアンオープンで日本ブランド初のオフィシャルストリンガーを務める
新潟生産本部(現新潟工場)長岡第二工場竣工
インドに現地法人YONEX INDIA Private Limited(製造子会社)を設立
2018年 - ストリングマシンを製造する東京造機株式会社(現ヨネックス精機株式会社)を子会社化
YONEX TOKYO SHOWROOMを新橋にオープン
2019年 - YONEX SHOWROOM AKIHABARAをヨネックスフィッテイングスタジオ秋葉原としてリニューアルオープン
新潟生産本部を新潟工場に名称変更
2021年 - 創業75周年
タイのテニスホール事業会社BRIDGESTONE TECNIFIBRE CO., LTD.を子会社化し、YONEX TECNIFIBRE CO., LTD.に社名変更
事業内容
ヨネックスは、以下の10の製品領域からなります。
【連結事業】スポーツ用品 100%、スポーツ施設 0%
【海外】70%
バドミントン
(引用:ヨネックス公式HP)
テニス
(引用:ヨネックス公式HP)
(引用:ヨネックス公式HP)
ウェア
(引用:ヨネックス公式HP)
ゴルフ
(引用:ヨネックス公式HP)
(引用:ヨネックス公式HP)
ウォーキングシューズ
(引用:ヨネックス公式HP)
ランニングシューズ
(引用:ヨネックス公式HP)
フットボールウェア
(引用:ヨネックス公式HP)
(引用:ヨネックス公式HP)
時価総額
ヨネックスの時価総額は1,920.57億円です。(2024年8月9日現在)
社員の状況
従業員数:連結 2,633名(臨時379名)
単体 1,265名(臨時114名)
平均勤続年数:14.8年
平均年齢:39.7歳
平均年収:572万円
業績
2024年5月10日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は8.8%増で、経常利益は22.4%増の121億9,500万円となっています。
売上高営業利益率は前年の9.40%から9.97%に横ばいでした。
(引用:ヨネックス公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年8月9日に発表された2025年3月期の1Q決算の結果です。
連結売上高は11.0%増で、経常利益は15.1%増の37億3,400万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の9.91%から10.68%と横ばいでした。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は29.87%でした。
計画通りのペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年8月9日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年5月10日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は1.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 2.31% 28.5%
2015年3月 1.13% 22.4%
2016年3月 0.40% 17.6%
2017年3月 0.40% 14.4%
2018年3月 0.85% 23.4%
2019年3月 0.74% 25.4%
2020年3月 1.02% 26.5%
2021年3月 0.71% 35.7%
2022年3月 0.97% 15.1%
2023年3月 0.91% 15.5%
2024年3月 1.43% 15.6%
2024年9月 1.05%
株主優待は、400株以上で優待クーポンの贈呈です。
権利確定月は3月末日です。
継続保有 3年未満:3,000円 3年以上:6,000円
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ヨネックスは、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2016年から2018年までは下落していましたが、それ以降上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、上昇傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 19.96倍 (予 19.02倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.91倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 102.45 (予 107.49)
BPS(1株当たりの純資産) 701.58
ROE(自己資本利益率) 15.27% (予 15.32%)
ROA(純資産利益率) 9.71% (予 10.19%)
(引用:ヨネックス公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 63.6%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 1.16倍(2024年8月30日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は年々伸びており、成長企業といえます。
2025年3月期は増収増益予想です。
一方、株価は2020年から上昇して横ばいです。
配当は小さいため、キャピタルゲイン狙い一択です。
業績は好調が続いており、株価もまだ適正レベルなので、長期投資するのが最良でしょう。
小型の銘柄ではなく、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:△
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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