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【スキル向上】情報処理技術者試験お疲れ様でした! 〜努力はきっと報われる〜

こんにちは、ToMO@tomo2011_08です。

 

本日は、情報処理技術者試験でしたね。

本日受験された方、本当にお疲れ様でした!!

 

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私も25歳くらいから2年前まで、17年間、年2回フルで情報処理技術者試験を受験し続けてきました。

 

必要だと考えていた試験区分を全て合格できたことから、現在は受験はしていませんが、朝から夕方まで本当に過酷な試験でした。

受験が終わったときには、頭も腕も動かないほどに、毎回疲労困憊でした。

 

今回は、この情報処理技術者試験について書きたいと思います。

 

情報処理技術者試験を受けようと検討されている方、すでに受けられている方におすすめの記事になります。

 

 

 目次

 

情報処理技術者試験とは?

情報処理の促進に関する法律(昭和45年法律第90号)の規定に基づき、経済産業大臣が実施する情報処理に関する業務を行う者の技術の向上に資するため、情報処理に関して必要な知識及び技能を問う、日本の国家試験です。

4段階のレベルに分類され、13の試験区分から構成されます。

 

試験事務は、独立行政法人情報処理推進機構が行っています。

年によってばらつきはあるが、例年50~60万人が受験しています。

 自動車の運転免許の試験を除けば、最も年間の受験者数が多い国家試験です。

情報処理に関する仕事をしている人にとっては、知らない人はいないほどの超メジャーな試験になります。

 

以下が試験区分で、春(4月)と秋(10月)に試験が行われます。

高度試験と呼ばれる、以下のピンクの試験区分は、春か秋のいづれか1回しか実施されない試験区分もあります。

 

受験会場は、各都道府県に最低1か所は設定されますので、受験しやすい試験と言えます。

受験料は、最近値上げされて7,500円になっています。

 

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試験方式は、試験区分によって異なりますが、午前試験は多肢選択式午後試験は記述式又は論述式の両方あるいはいずれかを併用午後試験も多肢選択式のみの試験区分もあります。

多肢選択式試験は、マークシート解答方式です。

 

素点のスコア(選択式は60%が基準、論述式は4段階の評語)により採点結果を示し、すべて合格基準を達する者を合格となります。

合格者には経済産業大臣から合格証書を授与されます。

また、高度情報処理技術者試験のいずれかで不合格であったが、午前I試験で基準点以上だった場合には、午前I試験免除に必要な「午前I通過者番号通知書」が情報処理推進機構より郵送されます。

 

どの区分を受験したらいいの?

人それぞれ必要な知識は異なると思いますが、情報処理を一から学ぼうと考えているのであれば、大体は以下の順番で受験するのは良いのかなと思います。

 

ITパスポート試験基本情報技術者試験応用情報技術者試験

 

 

 

 

これらについて学ぶことで、情報処理の基礎的な技術を広く学ぶ・身につけることができると思います。

これらを合格できたら、自身が専門分野にしたい試験区分(高度区分)を受けていく流れが良いと思います。

 

ただ注意が必要なのは、この試験に合格できたからと言って、その分野の仕事ができるということではありません。

その分野における正しい考え方が身につくだけです。

 

例えば、エンベデッドシステムスペシャリスト試験に合格したからといって、組み込みシステムのプログラムを書くことはできません。

組み込みシステムを検討する上で、どういうことを考慮して、どういう注意が必要で、どういう順序で処理をしたらよいかを正しく考えられるようになるのです。

 

プログラミング手法などの個別の知識は、別に身につけることが必要だということです。

 

 

私の合格試験区分と反省

私は、以下の6区分の試験に合格しました。

ただ、15年で年2回 計30回受験していると考えると、合格率は6/30=20%ですね。。。

非常に効率が悪かったと反省しています。

 

特に、エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、7回連続不合格で8回目になんとか合格しました。

不屈の闘志を持ってないと8回(8年間)も受験できないですねぇ。

ほとんどが午後Ⅱで不合格になっていました。

 

 

高度区分の試験の合格率は、大体15%前後ですので難関試験です。

そうはいっても、勉強の仕方や試験のやり方にもっと工夫しておけば、もう少し少ない回数で合格できていたのではないかと思っています。

 

7回連続不合格になっていた頃は、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱと満遍なく勉強して受験していましたが、今から思えば午後Ⅱで不合格になっているのだから、午後Ⅱを厚めに勉強するような工夫をしておけばと思いました。

 

また、午後Ⅰや午後Ⅱは時間との勝負です。

そのため、試験のやり方として時間を常に意識してやるべきでしたが、毎回その余裕がなくできていなかったと思います。

本番さながらに、時間を計った過去問をするべきでした。

 

最後に、国語力と出題者の意図を理解する力も重要だと思います。

出題者の意図を正しく理解するには、問題文を正しく理解する国語力が必要で、その意図を理解した上で、どのように解答したら出題者が答えて欲しい文を作れるのかを意識することが重要です。

 

 

情報処理技術者試験の意義

情報処理技術者としてのセオリーを学ぶことができるので、ベースとなる考え方が身につくと私は考えています。

 

会社のOJTでその仕事はこなせるようになりますが、それはその仕事をやるための個別の知識・スキルを身につけただけであって、仕事が変わればその知識は使えなくなります。

情報処理技術者試験において勉強することで、もう一段階上の汎用的な仕事が変わっても使える知識・スキルが身につくと考えています。

 

今の私にとっても、情報処理技術者試験で勉強したことをベースに仕事できていると感じていますので、とても大事な知識だと思っています。

 

情報処理の知識は、これを持っていれば一生安泰ですと言うつもりはありませんが、今後しばらくは必要な技術であり続けるでしょう。

本業だけでなく、副業をやるにしても役に立つものだと思います。

 

 

また、試験に合格していると、社内外において評価されます。

これは、昇進・昇給や転職などに有利になるということ、「稼ぐ力」の向上だと思います。

 

もし情報処理の仕事を始めたての方や、情報処理の仕事をしていて学び直したいという方など、何か学びたいという方に対して、情報処理技術者試験をおすすめします。

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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