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【2026年最新版】知っておきたいステーブルコインとは?その仕組み、代表的な種類、メリット・デメリット ~暗号資産 法定通貨担保型 暗号資産担保型 アルゴリズム型 DeFi~

こんにちは、ToMO@tomo2011_08です。

 

暗号資産(仮想通貨)の中でも「価格が安定している」と言われるのがステーブルコインです。

 

ビットコインやイーサリアムのように値動きが激しい通貨とは違い、米ドルなどの法定通貨に価値が連動しているため、日常的な送金や決済、資産の保全手段として注目されています。

 

 

そこでこの記事では、ステーブルコインとは何かや、その仕組み、代表的な種類、メリット・デメリットなどをわかりやすく解説します。

 

ステーブルコインについて理解したい方や投資家の方におすすめの記事になります。

 

 目次

 

ステーブルコインとは?基本的な仕組み

ステーブルコインは、暗号資産の一種でありながら価格が安定するように設計された通貨です。

 

ここでは、その基本的な仕組みを確認していきましょう。

 

ステーブルコインの定義

ステーブルコインとは、価値を一定に保つことを目的として設計された暗号資産(仮想通貨)のことです。

 

通常の暗号資産は市場の需要や供給によって大きく価格が変動しますが、ステーブルコインはドルやユーロといった法定通貨、あるいは金などの資産に価値を連動させることで価格を安定させています。

 

名前の通り「Stable(安定した)Coin(通貨)」であり、暗号資産でありながら日常的な決済や資産保全に使いやすいのが特徴です。

 

価格が安定する仕組み

ステーブルコインが価格を安定させるのは、裏付けとなる資産や仕組みがあるためです。

 

代表的には、米ドルやユーロといった法定通貨を準備金として保有し、その価値と同じだけステーブルコインを発行する「法定通貨担保型」があります。

この場合、1ドルのステーブルコインは常に1ドル分の価値を持つように調整されます。

 

また、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を担保にする仕組みや、需給バランスを自動的に調整するアルゴリズムによって価格を安定させるタイプも存在します。

 

いずれの方法も共通する目的は「大きな値動きを防ぎ、安定的に利用できる通貨を実現すること」です。

 

 

ステーブルコインの種類

ステーブルコインには、どのような資産や仕組みをもとに価値を安定させているかによって、いくつかのタイプがあります。

 

ここでは代表的な3つの種類を見ていきましょう。

 

法定通貨担保型

法定通貨担保型は、もっとも一般的なステーブルコインの仕組みです。

 

米ドルやユーロ、日本円などの法定通貨を準備金として保有し、その価値に応じてステーブルコインを発行します。

 

例えば「1USDC = 1ドル」という形で、発行体が常に同等の法定通貨を銀行口座などに保有しているため、価格が安定しやすいのが特徴です。

 

利用者は「必要になれば法定通貨と交換できる」という安心感を持てるため、送金や取引の基盤として広く使われています。

 

ただし、発行体が本当に充分な準備金を保有しているかどうかは信頼性に係るため、透明性のある監査体制が重要となります。

 

2025年8月、日本の金融庁がフィンテック企業JPYCによって発行される日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」の承認に動いていると報道されました。

実現すれば、国内で初となる日本円ベースのステーブルコイン誕生となります。

 

暗号資産担保型

暗号資産担保型は、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を担保にして発行されるステーブルコインです。

 

代表例として「DAI」があり、イーサリアムなどを担保にすることで価値を安定させています。

 

この仕組みでは、価格変動のリスクに対応するたm、担保として預ける暗号資産の額は発行されるステーブルコインより多く設定されています。

 

例えば100ドル相当のDAIを発行するには、150ドル以上の暗号資産を担保にする、といった具合です。

 

法定通貨に依存しないため、より分散型・非中央集権的な仕組みを実現できる点で強みですが、市場の大幅な下落時には担保不足が発生しやすいというリスクもあります。

 

アルゴリズム型

アルゴリズム型は、法定通貨や暗号資産といった担保を持たず、プログラム(アルゴリズム)の制御によって価格を安定させるステーブルコインです。

 

需要が高まれば発行量を増やし、重要が減れば供給を減らすといった調整を自動的に行う仕組みで、中央管理者を必要としない点が特徴です。

 

しかし、アルゴリズムの信頼性や市場のきゅうへんい弱いという課題があります。

特に2022年に起きた「TerraUSD(UST)」の暴落は、アルゴリズム型ステーブルコインのリスクを象徴する事例として知られています。

 

そのため、革新的ではあるものの、実用性や信頼性の面では法定通貨担保型や暗号資産担保型に比べて課題が多いと考えられています。

 

ステーブルコインの使い道

ステーブルコインは、価格の安定性を生かしてさまざまな場面で利用されています。

ここでは主な使い道を見ていきましょう。

 

送金・決済

ステーブルコインは、国境を超えた送金や日常的な決済に便利に使える通貨です。

 

ビットコインなどの暗号資産は送金スピードや手数料の面で課題がありましたが、ステーブルコインは価格が安定しているため、受け取る側も安心して利用できます。

 

例えば、海外への送金を銀行経由で行うと数日かかり高い手数料も必要ですが、ステーブルコインなら数分~数時間で低コストに送金できます。

 

さらに、ネット上での買い物やサービスの支払いに使える事例も増えており、実用的な通貨としての役割を果たし始めています。

 

DeFi(分散型金融)での利用

ステーブルコインは、DeFi(分散型金融)の世界で欠かせない存在です。

 

DeFiとは銀行などの中央機関を介さずに、ブロックチェーン上で資産の貸し借りや取引を行う仕組みのことを指します。

 

このとき、価格変動が激しいビットコインやイーサリアムを直接使うとリスクが大きいため、安定した価値を持つステーブルコインが取引の基盤として利用されます。

 

例えば、ステーブルコインを担保にして利息を得たり、流動性プールに預けて報酬を受け取ったりする仕組みがあります。

 

価格が安定しているからこそ、DeFiに参加する多くのユーザーにとって安心できる選択肢となっているのです。

 

ボラティリティ回避・資産保全

暗号資産市場は値動きが激しく、短期間で価格が大きく上下する「ボラティリティ」が特徴です。

 

こうした相場変動のリスクを避けたいときに役立つのがステーブルコインです。

 

例えば、ビットコインを保有していて急落の兆しを感じた場合、一度ステーブルコインに交換しておけば資産価値を守ることができます。

 

これにより、法定通貨に戻さなくても暗号資産の世界に資金を残したままリスクを回避できるのです。

 

また、新興国など通貨価値が不安定な地域では、米ドル連動のステーブルコインを保有することで資産保全の手段として利用されるケースも増えています。

 

 

ステーブルコインのメリット

ステーブルコインは、他の暗号資産にはない利点を持つため、多くの場面で活用されています。

 

ここでは代表的なメリットを見ていきましょう。

 

価格の安定性

ステーブルコインの最大のメリットは、その名の通り「価格が安定している」ことです。

 

ビットコインやイーサリアムなどは1日のうちに数%~数十%も価格が動くことがありますが、ステーブルコインは米ドルなどの法定通貨や担保資産に連動しているため、価値がほとんど変動しません。

 

この安定性により、日常的な決済や資産の一時的な避難先として利用しやすくなります。

 

暗号資産市場の中で「安心して保有できる通貨」として、多くの投資家やユーザーに選ばれている理由のひとつです。

 

送金コストの低さ

ステーブルコインは、従来の銀行送金や国際送金に比べて手数料が安いというメリットがあります。

 

特に海外送金では、銀行を通すと数千円以上かかるケースもありますが、ステーブルコインを使えばわずかな手数料で送れる場合が多いです。

 

また、仲介機関を経由しないため、送金スピードも速く、数分~数時間で相手に届くのが一般的です。

 

低コストかつスピーディーに送金できる点は、個人利用だけでなく企業の国際取引においても魅力となっています。

 

国際送金のしやすさ

ステーブルコインは、国境を超えた資金移動に非常に適しています。

 

従来の国際送金は、銀行を介するため手続きが煩雑で、着金まで数日かかることもありました。

さらに高額な手数料がかかる点も利用者にとって大きな負担でした。

 

一方でステーブルコインを使えば、ブロックチェーン上で直接送金できるため、国や地域に関係なくスムーズに資金を移動させることができます。

 

手数料も安く、送金スピードも速いため、海外の家族への仕送りをする個人や、貿易取引を行う企業にとって大きなメリットとなります。

 

ステーブルコインのリスク・注意点

ステーブルコインは便利で実用的な一方で、利用にあたって注意すべきリスクも存在します。

ここでは主なリスクや懸念点について確認してきましょう。

 

発行体への信頼性リスク

法定通貨担保型のステーブルコインは、発行体が「本当に十分な準備金を保有しているのか」という信頼性が常に問題になります。

 

理論上は1USDCが必ず1ドルと交換できるはずですが、発行体が準備金を適切に管理していなければ、その保証は揺らぎます。

 

過去には、準備金の裏付けに関して透明性不足や監査体制への不信感から市場で不安が広がり、ステーブルコインの価格が一時的に1ドルを割り込むケースもありました。

 

つまり、ユーザーが安心して利用するためには、発行体が公開する監査報告や運営体制の透明性を確認することが重要です。

 

規制強化の可能性

ステーブルコインは世界的に利用が拡大している一方で、各国の金融当局から規制の対象として注目されています。

特に法定通貨と直接価値を連動させる仕組みは、国の通貨システムや金融政策に影響を与える可能性があるためです。

 

実際に、米国や欧州ではステーブルコインの発行や運営に対して規制案が検討されており、日本でも2023年に「ステーブルコインの発行に関する法律」が整備されました。

 

これにより、銀行や信託会社など信頼性の高い機関しか発行できない仕組みが導入されています。

 

今後は規制の強化によって利用環境が変わる可能性があるため、ユーザーは法制度の動向にも注意を払う必要があります。

 

アルゴリズム型の崩壊リスク

アルゴリズム型ステーブルコインは、需給バランスを調整する仕組みによって価格を維持しますが、その設計は市場環境の急激な変化に弱いというリスクがあります。

 

実際に2022年、アルゴリズム型ステーブルコイン「TerraUSD(UST)」は価格維持に失敗し、1ドルの価値を大きく割り込んで崩壊しました。

 

この出来事は市場全体に大きな衝撃を与え、アルゴリズム型の信頼性に疑問を投げかけれる結果となりました。

 

担保を持たない仕組みは革新的である一方、安定性が完全に保証されているわけではないため、投資や利用にあたっては慎重な判断が求められます。

 

代表的なステーブルコインの例

ステーブルコインには多くの種類がありますが、特に利用者が多く知名度の高い通貨がいくつか存在します。

ここでは代表的なステーブルコインを紹介します。

 

USDT(テザー)

USDTは、世界で最も流通量の多いステーブルコインのひとつで、米ドルに価値を連動させています。

 

1USDTは常に1ドルの価値を持つよう設計されており、暗号資産取引所では取引の基軸通貨として幅広く利用されています。

 

その利便性から取引量は圧倒的に多い一方で、発行体であるTether社の準備金の透明性については過去に議論があり、監査体制に対して不安視する声もあります。

 

それでも、流動性が高く、世界中の投資家に利用されていることから、現在もステーブルコイン市場をリードする存在です。

 

USDC

USDCは、米ドルに連動するステーブルコインで、Circle社とCoinbase社が中心となって発行・運営しています。

 

1USDC = 1ドルの価値を保つよう設計されており、透明性を重視している点が特徴です。

 

定期的に第三者機関による監査報告が公開されており、ユーザーが準備金の状況を確認できるため、信頼性の高いステーブルコインとして広く評価されています。

 

また、主要な暗号資産取引所やウォレットでサポートされているほか、DeFiやNFT市場など多様なサービスでも利用されており、実用性の高い選択肢となっています。

 

DAI

DAIは、イーサリアムのブロックチェーン上で運用される分散型ステーブルコインです。

 

米ドルと価値が連動しており、常に1DAI ≒ 1ドルを保つよう設計されています。

 

最大の特徴は、中央集権的な発行体を持たず、暗号資産を担保にして発行される仕組みです。

 

ユーザーがETHなどの暗号資産を担保として預け、その価値に応じてDAIが発行されるため、銀行や企業に依存せずに利用できます。

 

ただし、市場が急激に下落した際には担保不足が起こりやすいため、清算リスクが存在します。

 

それでも、DeFiの分野では広く利用されており、分散型金融を支える代表的なステーブルコインとなっています。

 

EURC

EURCは、Circle社が2022年6月に発表したユーロ連動型ステーブルコインで、Ethereum上で利用が開始されました。

 

現在は、Avalanche、Solana、Stellar、Baseなど複数のブロックチェーンに対応し、マルチチェーンでの展開を進めています。

 

1トークン = 1ユーロの設計で、発行分すべてがユーロ建て資産によって裏付けされており、フルリザーブモデルを採用しています。

 

EUの暗号資産規制「MiCA」に準拠しており、法的信頼性と資産の透明性が確保されています。

 

XAUT

XAUT(テザーゴールド)は、2020年よりTG Commodities, S.A. de C.V.によって提供されている金の実物資産とデジタル通貨の特徴を融合させたトークンです。

 

LBMA(ロンドン貴金属市場協会)の基準を満たす1トロイオンス(約31.1グラム)の金延棒に対する所有権を示します。

 

ブロックチェーン上で金を扱うことにより、高コストな保管や取引の制限といった物理資産特有の課題を軽減する仕組みとなっています。

 

その結果、金の価値を保ちながらも、いつでも自由に売買できる柔軟性をユーザーにもたらしています。

 

日本円建てステーブルコイン

2025年10月には、円建てステーブルコインとして「JPYC」の発行が始まっています。

ただし、JPYCは規制上は資金移動型の「1号」電子決済手段となり、発行・償還に1回100万円の制限があります。

 

一方、2026年2月現在開発中の円建てステーブルコイン「JPYSC」は信託型の「3号」電子決済手段となる見通しで、3号であれば、そうした制限はありません。

ただし、具体的な発行スキームなど、詳細はまだ明かされていません。

 

 

まとめ

ステーブルコインは、法定通貨や暗号資産に価値を連動させることで価格の安定性を実現した暗号資産です。

従来の仮想通貨と違って価格が安定していることから、ブロックチェーンを基盤にしたサービスを提供する上で欠かせないものになりつつあります。

 

主に「法定通貨担保型」「暗号資産担保型」「アルゴリズム型」の3種類があり、送金や決済、DeFiでの利用、資産の保全など幅広い用途で活用されています。

 

メリットとしては価格の安定性や送金コストの低さが挙げられますが、一方で発行体の信頼性や規制強化、アルゴリズム型の崩壊リスクといった課題も存在します。

 

代表的なステーブルコインとしては「USDT」「USDC」「DAI」があり、それぞれ特徴やリスクが異なります。

 

利用する際には仕組みや発行体の透明性を理解し、信頼できるサービス選ぶことが重要です。

 

ステーブルコインは、今後も金融や日常生活での活用が広がる可能性を秘めています。

リスクとメリットを正しく理解し、自分に合った使い方を検討してみてください。

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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