こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、東京都が地盤の下水道・地中工事が主力の土木会社で、不動産を兼業する大盛工業について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2025年9月12日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:大盛工業公式HP)
大盛工業は、東京都が地盤の下水道・地中工事が主力の土木会社で、不動産を兼業する会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
当社グループは、「建設業を通じて人と社会に貢献する」という企業理念のもと、「下水道を中心とした生活インフラの整備を通じて人と社会に貢献していきたい」という思いから1967年6月に当社を設立し、半世紀以上の長きにわたり、上・下水道工事の専門業者として事業を展開してきました。
そして、当社はこれまで、建設業を通じて人と社会に貢献することを基本理念として、土木事業、不動産事業を主体とした建設業を営んでまいりました。
当社グループは、長年培ってきた施工経験、ノウハウを確実に継承し、確かなサービスを提供することにより、社会からの信頼の獲得と経済的な成果を継続的にあげることを目指し、大切な水を守る事業を通じて持続可能な社会の構築に貢献し続けます。
基本理念は「建設業を通じて人と社会に貢献する」、
基本テーマは「人と地球に優しい、クリーンな環境を未来へ」です。
(引用:大盛工業公式HP)
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沿革
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1967年6月 - 土木建設業の請負業務を目的として、東京都北区岩淵町二丁目1番17号に株式会社大盛工業を設立
1971年7月 - 東京都北区赤羽南一丁目9番12号に本社を移転
1973年11月 - 東京都北区赤羽三丁目3番3号に本社を移転
東京都知事の建設業許可登録特51-第7293号を受ける
1981年4月 - 東京都葛飾区南水元一丁目10番8号に本社を移転
1983年8月 - 東京都下水道局格付において下水道工事、一般土木工事部門でAランクになる
1986年5月 - 建設省の建設大臣許可登録特61-第11694号を受ける
1992年7月 - 3ヵ年優良施工業者として、東京都下水道局から表彰を受ける
1993年4月 - 日本証券業協会より店頭登録の承認を受ける
1994年4月 - 東京都葛飾区水元三丁目15番8号に本社を移転
1996年4月 - 東京証券取引所市場第二部に上場
1996年6月 - 宅地建物取引業者として、東京都知事(1)第74120号の免許を取得
2000年10月 - 独自開発の路面覆工工法であるOLY工法を開発
2002年3月 - ISO9001 認証取得
2003年10月 - ゼネコン各社と共同でOLY工法研究会を設立
2008年5月 - 茨城工場が鉄骨溶接に関し、国土交通省認定の「Rグレード」を取得
2009年7月 - 3ヵ年優良施工業者として、東京都下水道局より表彰を受ける
2009年10月 - 180万時間無災害記録(第5種)を達成
2010年1月 - パイプ・イン・パイプ工法における自社開発のパイプ搬送システム「ピカルス工法」の特許を取得
2010年7月 - 4ヵ年優良施工業者として、東京都下水道局より表彰を受ける
2011年7月 - 5ヵ年優良施工業者として、東京都下水道局より表彰を受ける
2014年7月 - 3ヵ年優良施工業者として、東京都下水道局より表彰を受ける
2015年7月 - 4ヵ年優良施工業者として、東京都下水道局より表彰を受ける
2016年8月 - 東京都千代田区神田多町二丁目1番地に東京本社開設
2017年5月 - 株式会社東京テレコムエンジニアリングの株式を100%取得し、子会社とする
2018年1月 - 株式会社山栄テクノの株式を100%取得し、子会社とする
2018年4月 - 「見える!わかる!下水道コンクール」で築地作業所が東京都下水道局より最優秀賞を受賞
2018年7月 - 3ヵ年優良施工業者として、東京都下水道局より表彰を受ける
2018年9月 - 井口建設株式会社の株式を100%取得し、子会社とする
2018年10月 - 東京都千代田区神田多町二丁目1番地に本店を移転
2019年7月 - 4ヵ年優良施工業者として、東京都下水道局より表彰を受ける
2020年7月 - 5ヵ年優良施工業者として、東京都下水道局より表彰を受ける
2021年6月 - 港シビル株式会社の株式を100%取得し、子会社とする
2021年10月 - 子会社である港シビル株式会社を吸収合併存続会社、株式会社山栄テクノを吸収合併消滅会社とする吸収合併
2023年6月 - 愛知県海部郡に名古屋OLY営業所を開設
2023年7月 - 「令和5年度東京都水道局優良工事表彰」として、東京都水道局長より表彰を受ける
2024年9月 - 3ヵ年優良施工業者として、東京都下水道局より表彰を受ける
事業内容
大盛工業は、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】建設 73%、不動産 11%、OLY 9%、通信関連 7%
建設事業
大盛工業の大きな転機となったのは1964(昭和39)年の東京オリンピック。
高度経済成長の中で東京の河川は痛々しく汚染され、その光景に私たちは愕然としたのでした。
下水道事業を通じて衛生的な大都会の発展を支えようと誕生したのが大盛工業です。
以来、創業当初の環境への想いをそのままに、東京の地下を知り尽くして獲得した高い技術と信頼で、住みやすい都市づくりに貢献しています。
(引用:大盛工業公式HP)
OLY事業
OLY工法とは、当社が独自開発したOLY(鋼製L型山留)を使用して路面覆工工事行う施工方法であり、当社が受注した工事において使用するほか、OLY工法を広く活用していただきたいとの思いから、路面覆工工事を行う全ての方々に対してOLYを貸出すリース事業を行っています。
(引用:大盛工業公式HP)
不動産事業
大盛工業は、上・下水道工事を通じた東京都のインフラを守る事業を展開しているほか、人々が心地よく過ごせる環境の実現に向けた不動産事業を行っています。
不動産事業では、「安心」、「快適」に暮らせる空間を提供する不動産の「賃貸管理サービス」を行うほか、土地・建物を有効活用する「クローゼットレンタル事業」、さらには、自然エネルギーを活用した「太陽光発電事業」なども行っています。
(引用:大盛工業公式HP)
時価総額
大盛工業の時価総額は211.94億円です。(2025年9月12日現在)
社員の状況
従業員数:連結 136名(臨時18名)
単体 86名(臨時10名)
平均勤続年数:8.6年
平均年齢:37.5歳
平均年収:708万円
業績
2025年9月12日に発表された2025年7月期の決算短信は以下です。
連結売上高は7.7%増で、経常利益は27.6%増の7億5,900万円となっています。
売上高営業利益率は前年の10.38%から12.18%と改善しました。
2026年7月期の連結業績予想は増収減益になります。
適時開示情報
2025年9月12日 2025年7月期決算短信
2025年9月12日 剰余金の配当に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2025年6月9日 2025年7月期 第3四半期決算短信
2025年5月16日 2025年7月期業績予想の修正に関するお知らせ
2025年3月12日 2025年7月期 第2四半期決算短信
2024年9月13日 2024年7月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年3.5%前後の配当を出しています。
2015年7月 1.32% 57.6%
2016年7月 2.66% 55.4%
2017年7月 1.12% 86.4%
2018年7月 1.90% 28.5%
2019年7月 2.21% 47.1%
2020年7月 3.29% 30.8%
2021年7月 3.47% 42.8%
2022年7月 2.65% 29.3%
2023年7月 4.12% 47.8%
2024年7月 4.31% 44.0%
2025年9月 0.88%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
大盛工業は、1月と7月が配当月になります。
権利付き最終日は、2025/1/29(水)、2025/7/29(火)です。
権利落ち日は、2025/1/30(木)、2025/7/30(水)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2018年から2022年までは下落しましたが、それ以降は上昇傾向が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、3月に急落しましたが、それ以降は上昇傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 42.55倍 (予 51.20倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.76倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 27.80 (予 23.10)
BPS(1株当たりの純資産) 314.75
ROA(純資産利益率) 4.31% (予 3.58%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 48.8%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
信用倍率 0.00倍(2025年9月5日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は、2015年7月以降拡大傾向が続いています。
2025年7月期は増収減益予想です。
一方、株価は2023年から上昇傾向が続いています。
売上・利益は拡大傾向で、株価も上昇傾向なので、長期投資するのが良いでしょう。
配当は大きめなので、配当権利獲得のため短期的に購入するのはありです。
大型の銘柄ではなく、株価の値幅はそこそこありそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:✖
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):〇
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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