社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】ヤーマン YAMAN(6630)~家庭用美容 健康機器メーカー 美顔器 痩身器具 化粧品 成長企業 JPX日経中小型株指数~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、美顔器や瘦身器具など家庭用美容、健康機器メーカーで、化粧品も販売するヤーマンについて調査をしました。

 

www.ya-man.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月14日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ヤーマン公式HP)

 

ヤーマンは、美顔器や瘦身器具など家庭用美容、健康機器メーカーで、化粧品も販売する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経中小型株指数の構成銘柄の1つ

 

精密機器の開発からスタートしたヤーマンの強みは、なんといっても高次元のテクノロジーとスピード。

そして、この世にないものを”発明”する発想力であるといえます。

 

やがてその技術を、人がより快適に健康に生きるためにこそ使いたいと考えるようになり、美容機器とともに、化粧品の開発にも着手。

機器と化粧品の両輪によって次世代の美を提供する独自のポジションを確立していきました。

 

そして今後は、人々の美しさの一生に関われるような革命を起こす、さらなるチャレンジも必要です。

一人一人がはつらつとした時間を過ごすことにより、社会は確実に変わっていくはず。

とすれば次世代の美は、誰もが勇気や自信を支えに自らの手で人生を充実させる尊い手段。

そうしたポジティブな社会へ導くために「美しくを、変えていく。」・・・それこそがヤーマンの使命であると考えます。

 

こうした理想を、私たちがモットーとするスピード感とオリジナリティーで、妥協なく実現していく上では、”失敗する”より”挑戦しないこと”を非とする企業DNAが、一人ひとりの中に息づいています。

アジアで、世界で、時代の変化を牽引し、未来を切り開いていくような唯一無二の「グローバルブランドカンパニー」として、成長と進化を続けていきます。

 

VISIONは「美容機器と化粧品の可能性を追求し、新しい美のカタチに挑み続ける。」、

企業スローガンは「美しくを、変えていく。」です。

 

(引用:ヤーマン公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1978年 - 精密電子機器メーカーとしてスタート

1979年 - ニードル脱毛を日本に紹介するとともに、高周波脱毛器を開発

1980年 - ヤーマン初の業務用レーザー脱毛器を開発

1981年 - ヤーマン株式会社に社名変更

1985年 - 光美容器を展開

    日本初の体脂肪計を開発

2004年 - ミネラル成分100%のファンデーションを日本で初めて発売

2006年 - プラチナゲルマローラー発売

2007年 - ミネラルコスメブランド「ONLY MINERALS」誕生

2009年 - JASDAQ上場

2011年 - 東証二部上場

    エステの手技を再現した家庭用美容機器「アセチノ」シリーズ発売

2012年 - 東証一部上場

    海外進出の記念すべき第一歩は、香港から。

2013年 - 家庭用RF(ラジオ波)美顔器シリーズ ファーストモデル誕生

2014年 - 家庭用光美容器「レイボーテ」シリーズ発売

    家庭用キャビテーション美容器「キャビスパ」シリーズ発売

2015年 - YA-MAN U.S.A. LTD.設立

    中国本土での展開をスタート

    サロン向け美容機器「YA-MAN Professional」スタート

2016年 - 東京・銀座に初めての直営店オープン

2018年 - シンガポールインドネシアベトナム・ロシア各国での展開をスタート

    ウェアラブル美顔器「メディリフト」シリーズ発売

2019年 - ホームエステブランド「myse(ミーゼ)」誕生

2020年 - 顔専門トレーニングジム「FACE LIFT GYM」オープン

    「表情筋研究所」プロジェクト発足

    株式会社資生堂合弁会社「株式会社エフェクティム」設立

    株式会社ディーフィット解散

    「MAKANAI」「プロ・業務用」ブランド継承

2021年 - 雅萌上海美容科技有限公司設立

    「ONLY MINERALS」の中国国内旗艦店をTmallにオープン

    一般社団法人ヤーマン奨学財団設立

2022年 - 東京証券取引所市場区分再編により「プライム市場」に移行

 

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事業内容

ヤーマンの事業は、家庭用美容・健康機器の製造・販売です。

 

【連結事業】 通販 16%、店販 18%、直販 23%、海外 42%、他 1%

【海外】42%

 

ヤーマンの原点は、エステサロンにあります。

業務用美容機器の研究開発を通じて、サロンで叶えられる美しさを進化させてきました。

その歴史の中で培われてきた技術や知見を、余すところなく家庭用美容機器の開発へ。

機器との相乗効果によって理想の美しさへと近づくため、化粧品の開発にも歳月を費やしてきました。

 

ヤーマンは、先端テクノロジーとプレミアムコスメ、双方の知見を持つ唯一無二のメーカーとして、多様な望みに応えるブランドを展開。

一人ひとりが秘める美しさを目覚めさせていきます。

 

YA-MAN

理想の美を先端テクノロジーと常識を超えるアイデアでかなえる、基幹ブランド。

フェイス・ボディ・ヘアケアの美容機器からコスメまでをラインアップ。

 

(引用:ヤーマン公式HP)

 

myse

エステティシャンの繊細な指使い・手技を再現した、ホームエステブランド。

自宅でゆったりと楽しむエステ体験をお届けすることで、輝きに満ちた女性を応援します。

 

(引用:ヤーマン公式HP)

YA-MAN PROFESSIONAL

先端技術を駆使したエステマシンを、家庭用美容機器開発で培ったノウハウで小型化。

高いユーザビリティと安定した効果を実現し、「省スペース高価値」というサロンのニーズに応えます。

 

(引用:ヤーマン公式HP)

 

ONLY MINERALS

世界中から厳選したミネラルと天然由来成分から生まれた、メイクアップ&スキンケアコスメブランド。

無限の色と輝き、つけたまま眠れるほどの素肌への心地よさをかなえ、新しい「きれい」を育みます。

 

(引用:ヤーマン公式HP)

 

FACE LIFT GYM

先端技術に裏付けられた美容機器を送り出してきたヤーマンが提案する、顔専門トレーニングジム。

「美人をつくるのは自分自身。」というコンセプトのもと、お悩みにあわせて、専門トレーナーが美容機器を使って「美人づくり」をお手伝いします。

 

(引用:ヤーマン公式HP)

 

その他

(引用:ヤーマン公式HP)

 

 

時価総額

ヤーマンの時価総額573.57億です。(2024年3月14日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 375名(臨時154名)

     単体 369名(臨時154名)

平均勤続年数:4.90年

平均年齢:35.50歳

平均年収:504万円

 

 

業績

2023年6月13日に発表された2023年4月期の決算短信は以下です。

連結売上高は5.0%増で、経常利益は26.6%減の59億1,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年の16.81%から14.27%と悪化しました。

 

 

2024年4月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年3月14日に発表された2024年4月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は27.6%減で、経常利益は62.0%減の20億7,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の16.14%から7.22%と大幅に悪化しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は113.17%となりました。

 

 

同時に、通期連結業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 

 

下方修正が出るほど、業績は厳しい状況です。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年3月14日 2024年4月期 第3四半期決算短信

2024年3月14日 業績予想の修正に関するお知らせ

2024年3月14日 配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

2024年3月14日 株主優待の内容決定に関するお知らせ

2023年12月13日 2023年4月期 第2四半期決算短信

2023年6月13日 2023年4月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.0%前後の配当を出しています。

 

2014年4月 2.73%  94.1%

2015年4月 2.23%  67.4%

2016年4月 1.76%  35.5%

2017年4月 1.33%  18.1%

2018年4月 0.32%  12.7%

2019年4月 0.76%  12.9%

2020年4月 0.53%  15.2%

2021年4月 0.54%  12.0%

2022年4月 0.68%  8.4%

2023年4月 1.11%  18.3%

2024年3月 0.86%

 

(引用:ヤーマン公式HP)

 

株主優待は、自社直販Webサイト(ヤーマンオンラインストア)で利用可能な株主優待割引券の贈呈です

権利確定月は4月末日です。

 

100株以上 保有期間 1年未満:5,000円 1年以上:7,000円 2年以上:10,000円 5年以上:13,000円

500株以上 保有期間 1年未満:14,000円 1年以上:17,000円 2年以上:20,000円 5年以上:23,000円

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ヤーマンは、4月と10月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/4/25(木)、2024/10/29(火)です。

権利落ち日は、2024/4/26(金)、2024/10/30(水)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年まで上昇して2,700円超えまでいきましたが、そこから下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、ほぼ横ばいが続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  14.05倍 (予 12.64倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.07倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 71.12 (予 79.06)

BPS(1株当たりの純資産) 483.07

 

ROE自己資本利益率) 15.43% (予 16.37%)

ROA(純資産利益率) 12.63% (予 13.16%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 84.4%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

マクセル(6810)

スミダコーポレーション(6817)

アクセル(6730)

 

まとめ

売上はコロナ禍を除くと年々伸びており、成長企業といえます。

しかし、利益はこの3年間横ばい状態で、利益を伸ばすことが今後の課題といえます。

2024年4月期の業績は増収増益予想ですが、大幅な下方修正により減収減益となっています。

美容関連については、今後も伸びていきそうなので、将来性はあると思います。

 

一方、株価は横ばい状態が続いています。

配当は少なく、業績は急速に悪くなっているので、長期投資は業績が上向くまで待った方が良いと思います。

 

小型の銘柄ですが、近ごろは値動きは小さそうなので、短期投資も避けた方が良いでしょう。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:✖

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):△

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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