こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、回転ずし「スシロー」を全国展開し国内首位、海外は台湾、香港、タイ等に展開、傘下に京樽を持つFOOD & LIFE COMPANIESについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年8月2日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:FOOD & LIFE COMPANIES公式HP)
FOOD & LIFE COMPANIESは、回転ずし「スシロー」を全国展開し国内首位、海外は台湾、香港、タイ等に展開、傘下に京樽を持つ会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経400の構成銘柄の1つ
2021年4月1日、株式会社FOOD & LIFE COMPANIESは、株式会社スシローグローバルホールディングスより社名を変更しました。
日々の食を美味しくすることで、お客さまの生活や人生までゆたかにした。
その想いを共に実現する仲間が集う企業になろう、「FOOD & LIFE COMPANIES」という社名には、そんな想いが詰まっています。
私たちCOMPANIESは、1984年に大阪で創業した回転すし「スシロー」事業を中心に成長してきました。
現在では、日本のみならずアジアを中心に700店を超える「スシロー」、そして「京樽」「回転寿司みさき」「杉玉」などを展開しています。
日本の回転すし市場において10年連続で売上高第1位を維持しているほか、2017年に東証一部に上場し日本の外食企業としての企業価値を高め続けています。
そして、これからは、「食」に関われるより幅広い事業展開を通じて、「美味しいものを世界へ広げよう」と考えており、新たな成長に向けて、3つのテーマを軸に、挑戦を重ね、未来へ向かって走り続けます。
- 既存ブランドの進化と世界展開
- 新たなブランド、提供フォーマットの創造発掘、進化、拡大
- 世界に跨る食材開発、調達、SCM機能の競争力強化
また、事業の拡大にともない、SDGsの観点に立つことも、忘れてはならない大切な使命ととらえています。
私はこれまでの経験から日本の外食産業は世界的にも品質、コストパフォーマンス両面から競争力がとても高いと実感しています。
この価値を世界中の都市へ展開することで、日本発の外食ブランドが世界のどこでも目にする、そして楽しめるようにしていく事によって、日本の新たな基盤産業として社会に貢献できると考えています。
VISIONは「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」、
PROMISEは「期待以上のうまい!を提供します。想像以上のワクワクを実現します。価格以上の満足を追求します。」です。
(引用:FOOD & LIFE COMPANIES公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1975年7月 - 創業者が大阪市阿倍野区に「鯛すし」を開業
1984年6月 - 大阪府豊中市に1号店(屋号:すし太郎)を出店
1984年10月 - 大阪府豊中市に、株式会社すし太郎(屋号:すし太郎→その後の屋号:スシロー)を設立
1988年9月 - 大阪府吹田市に、株式会社すし太郎(屋号:すし太郎→その後の屋号:あきんど)を設立
1996年9月 - 1皿100円均一の店舗を兵庫県川西市に出店
1999年8月 - 株式会社すし太郎(豊中市)と株式会社すし太郎(吹田市)を合併
2000年12月 - 商号を株式会社あきんどスシロー(旧株式会社あきんどスシロー)に変更 大阪府摂津市鶴野 に本社を移転し、新加工場及び倉庫を本社内に統合併設
2003年9月 - 東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2004年2月 - 本社内の加工場を全面廃止
2007年8月 - 株式会社極洋及びユニゾン・キャピタル・グループと戦略的業務提携
2009年4月 - 東京証券取引所市場第二部の上場を廃止
2011年4月 - 韓国ソウル市に子会社、SUSHIRO KOREA,INC.(連結子会社)を設立
2015年1月 - 新業態ツマミグイ1号店を目黒区中目黒に開店(2015年10月閉店)
2015年3月 - 株式会社あきんどスシローホールディングスを株式移転により設立、持株会社体制へ移行
2015年10月 - 株式会社あきんどスシローホールディングスの商号を株式会社スシローグローバルホールディングスに変更
株式会社スシロークリエイティブダイニング(連結子会社)を新設分割により設立
2015年11月 - 新業態七海の幸1号店を目黒区中目黒に開店(2016年6月閉店)
2016年4月 - 米国で寿司関連の和食レストランを展開するCEI US Holdings Corporation(現Sushiro U.S. Holdings Inc.)の全株式を取得し、子会社化(連結子会社)
2016年9月 - 都市型店舗の1号店となるSUSHIRO南池袋店を開店
2017年3月 - 東京証券取引所市場第一部に上場
2017年8月 - 台湾台北市に子会社、Sushiro Taiwan Co., Ltd.を設立
新業態杉玉1号店を兵庫県西宮市に開店
2017年9月 - 株式会社神明、元気寿司株式会社と資本業務提携(2019年6月解消)
2018年10月 - シンガポールに子会社、SUSHIRO GH SINGAPORE PTE.LTD.を設立
2019年1月 - 香港に子会社、SUSHIRO HONGKONG LIMITEDを設立
2019年5月 - 欧州外食サービス産業への投資を行うプライベ ート・エクイティ・ファンドである、Capdesia Group Limitedが組成する共同投資 SPV(特別目的会社)を通じた、英国ロンドンを中心に寿司等のテイクアウト型チェーンストアを展開するWasabi Sushi Bento Limitedに対する13.5百万ポンドの出資と戦略的業務提携
2020年2月 - タイ王国に子会社、Sushiro GH(Thailand) Ltd.を設立
2020年5月 - 聯發國際餐飲事業股份有限公司との間で合弁会社、株式会社Sharetea Japanを設立
2021年1月 - 中国に孫会社、広州寿司郎餐飲有限公司を設立
2021年4月 - 株式会社スシローグローバルホールディングスから、株式会社FOOD & LIFE COMPANIESに社名変更
株式会社スシロークリエイティブダイニングから、株式会社FOOD & LIFE INNOVATIONSに社名変更
2022年4月 - 中国に孫会社、深圳寿司郎餐飲有限公司を設立
事業内容
FOOD & LIFE COMPANIESは、以下の4つのブランドからなります。
【連結事業】国内スシロー 68%、海外スシロー 22%、京樽 8%、他 2%
スシロー
うまいすしを、ひとりでも多くの人に腹一杯食べてもらいたい。
「この価格で、こんなうまいのか!」とお客様を驚かせたい。
一軒の立ちすしから回転すしをはじめたときのその想いこそ、スシローが創業以来、ずっと挑戦し続けていることです。
「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」
(引用:FOOD & LIFE COMPANIES公式HP)
お持ち帰りすし専門店です。
ネタやしゃり、調理工程まで「美味しさ」を追求するため、すべてを見直しました。
ぜひこの機会に伝統と革新が融合した『京樽』をお楽しみください。
(引用:FOOD & LIFE COMPANIES公式HP)
回転寿司みさき
海鮮三崎港は回転寿司みさきへと生まれ変わりました。
豊洲市場直送の旬ネタや自慢のまぐろに、職人のひと手間をくわえた絶品お寿司が手軽に楽しめます。
(引用:FOOD & LIFE COMPANIES公式HP)
杉玉
旨いお寿司やつまみを手軽に、今日も酒がうまい。
新酒ができると軒先に吊るされる杉玉は、酒の神様へと捧げる感謝の気持ち。
「鮨 酒 肴 杉玉」は、そんな酒の神様の心をいっぱいにする、旨い寿司やつまみをお値打ちにご提供します。
(引用:FOOD & LIFE COMPANIES公式HP)
時価総額
FOOD & LIFE COMPANIESの時価総額は2,697.45億円です。(2024年8月2日現在)
社員の状況
従業員数:連結 7,134名(臨時20,779名)
単体 247名(臨時12名)
平均勤続年数:3.10年
平均年齢:42.20歳
平均年収:774万円
業績
2023年11月10日に発表された2023年9月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は7.3%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は119.0%増の78億9,900万円となっています。
売上高営業利益率は前年の3.60%から3.65%と横ばいでした。
(引用:FOOD & LIFE COMPANIES公式HP)
2024年9月期の連結業績予想は増収減益になります。
2024年5月10日には、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
次に、2024年8月2日に発表された2024年9月期の3Q決算の結果です。
連結売上収益は20.9%増で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は82.8%増の103億7,100万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の3.62%から6.55%と改善しました。
第3四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は79.78%でした。
上方修正が出るほど業績は好調です。
適時開示情報
2024年8月2日 2024年9月期 第3四半期決算短信
2024年5月10日 2024年9月期 第2四半期決算短信
2024年5月10日 業績予想の修正に関するお知らせ
2023年11月10日 2023年9月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年1.0%前後の配当を出しています。
2017年9月 1.25% 17.8%
2018年9月 1.26% 30.7%
2019年9月 1.24% 26.2%
2020年9月 0.57% 27.0%
2021年9月 0.44% 19.8%
2022年9月 1.01% 72.2%
2023年9月 0.89% 33.0%
2024年8月 0.83%
(引用:FOOD & LIFE COMPANIES公式HP)
株主優待は、電子優待割引券の贈呈です。
権利確定月は、3月・9月末日です。
100株以上 3年未満:1,650円分(3枚) 3年以上:2,750円分(5枚)
200株以上 3年未満:2,200円分(4枚) 3年以上:3,300円分(6枚)
400株以上 3年未満:3,300円分(6枚) 3年以上:4,400円分(8枚)
800株以上 3年未満:6,600円分(12枚) 3年以上:7,700円分(14枚)
2,000株以上 3年未満:16,500円分(30枚) 3年以上:17,600円分(32枚)
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
FOOD & LIFE COMPANIESは、(3月)、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上場以降2021年夏までは上昇が続いていましたが、それ以降は下落して横ばいです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、4月までは横ばいでしたが、それ以降は下落傾向です。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 38.58倍 (予 23.44倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.93倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 68.28 (予 112.36)
BPS(1株当たりの純資産) 670.64
ROE(自己資本利益率) 10.93% (予 16.75%)
ROA(純資産利益率) 2.25% (予 3.59%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 20.2%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は悪いといえます。
信用倍率 11.13倍(2024年8月23日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は年々伸びており、成長企業といえます。
利益は波があり、売上ほど伸びていません。
2025年3月期も増収減益予想でしたが、上方修正をして増収増益予想となっています。
一方、株価は2023年から横ばいが続いています。
売上は伸びていますが、株価はそれほど伸びていないので、長期投資するのは難しいです。
大型の銘柄ですが、値動きはそこそこありそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのは良いでしょう。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:△
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:△
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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