こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、茨城と栃木でシェア首位、傘下に地銀大手の常陽銀行と足利銀行を持つめぶきフィナンシャルグループについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2025年8月6日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:めぶきフィナンシャルグループ公式HP)
めぶきフィナンシャルグループは、茨城と栃木でシェア首位、傘下に地銀大手の常陽銀行と足利銀行を持つ会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経400の構成銘柄の1つ
少子高齢化、産業・就労構造の変化、地政学リスクの高まりといった社会・経済環境の変化に加え、他業態を含めた競争の激化など、地域金融機関を取り巻く経営環境は厳しい状況が続いております。
他方、脱炭素・循環型社会への移行などの大きな潮流に加え、ライフスタイルや社会行動の変化などによって、総合金融サービス分野や非金融サービス分野の広がりが期待されます。
また、長期に及んだマイナス金利の解除など、金融政策の枠組みが見直されつつあり、預金や貸出金、有価証券運用といった伝統的な金融サービス分野におきましても、潮目が変わる様相を呈しております。
こうした中、当社グループは、2030年に目指す姿として掲げた「地域とともにあゆむ価値創造グループ」を実現すべく、第3次グループ中期経営計画の達成に向けた取り組みを進めております。
伝統的銀行領域の革新と総合金融サービス領域の深化に向けた取り組みの継続により、経営体質を一層強化するとともに、新事業領域やサステナビリティへの取り組みを加速させることにより、経済的価値、社会的価値の両面から当社グループの企業価値向上につなげてまいります。
経営理念は「質の高い総合金融サービスの提供を通じ、地域とともに、ゆたかな未来を創り続けます。」、
ミッションは「地域と共に発展・成長し、地域に貢献する」、
ビジョンは「「開かれた」金融グループとして、事業エリア・領域・規模の拡大を進めていく」、
バリューは「リース・証券・シンクタンク・ITサービスを含んだワンストップ総合金融サービス」です。
(引用:めぶきフィナンシャルグループ公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
2008年4月 - 当社(旧商号株式会社足利ホールディングス)設立
2008年7月 - 預金保険機構より株式会社足利銀行の全株式を取得し、同行を完全子会社化
2013年12月 - 東京証券取引所市場第一部に株式を上場
2015年11月 - 株式会社常陽銀行との間で経営統合に関する「基本合意書」を締結
2016年4月 - 株式会社常陽銀行との間で「株式交換契約書」を、株式会社常陽銀行及び株式会社足利銀行との間で「経営統合契約書」をそれぞれ締結
2016年10月 - 株式交換により株式会社常陽銀行と経営統合し、「株式会社めぶきフィナンシャルグループ」発足
2017年4月 - 株式会社常陽銀行より株式会社めぶきリース(旧商号株式会社常陽リース)の全株式を取得し、同社を完全子会社化
2017年10月 - 株式会社常陽銀行よりめぶき証券株式会社(旧商号常陽証券株式会社)の全株式を取得し、同社を完全子会社化
2020年10月 - 株式会社足利銀行よりめぶき信用保証株式会社(旧商号足利信用保証株式会社)の全株式を取得し、同社を完全子会社化
2021年4月 - 株式会社常陽銀行より株式会社常陽クレジットの全株式、株式会社足利銀行より株式会社あしぎんカードの全株式を取得し、両社を完全子会社化
株式会社常陽クレジットが株式会社あしぎんカードを合併し、商号を「株式会社めぶきカード」に変更
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行
2023年4月 - 株式会社常陽銀行より常陽信用保証株式会社の全株式を取得し、めぶき信用保証株式会社を完全親会社、同社を完全子会社化とする株式交換を実施
事業内容
めぶきフィナンシャルグループの事業は、銀行業です。
【資金】定期21、普通73、当座3、通知0、他3
【資産】現・預け金20、有価証券19、貸出金59、他2
【融資】中小企業等向け70、住宅・消費者向け40
時価総額
めぶきフィナンシャルグループの時価総額は8,651.35億円です。(2025年10月6日現在)
社員の状況
従業員数:連結 5,828名(臨時2,954名)
単体 13名(臨時1名)
平均勤続年数:24.8年
平均年齢:47.8歳
平均年収:1203万円
業績
2025年5月12日に発表された2025年3月期の決算短信は以下です。
連結経常収益は16.1%増で、経常利益は31.3%増の828億100万円となっています。
売上高営業利益率は前年の20.33%から22.99%と改善しました。
(引用:めぶきフィナンシャルグループ公式HP)
2026年3月期の連結業績予想は増益になります。
次に、2025年8月6日に発表された2026年3月期の1Q決算の結果です。
連結経常収益は21.0%増で、経常利益は21.1%増の316億9,000万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の31.96%から32.01%と横ばいでした。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は31.69%でした。
計画以上のペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2025年11月10日 2026年3月期 第2四半期決算発表予定
2025年10月6日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 0.95%
2025年8月6日 2026年3月期 第1四半期決算短信
2025年7月28日 自己株式の消却に関するお知らせ 4.05%
2025年5月12日 2025年3月期決算短信
2025年5月12日 2025年3月期 通期連結業績と前期実績との差異に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2025年4月7日 自己株式立会外買付取引による自己株式の公開買付けに関するお知らせ 4.57%
2025年3月17日 当社および子会社の役員異動に関するお知らせ
2025年3月17日 「第4次グループ中期経営計画」の策定について
2025年3月17日 株主還元方針の変更に関するお知らせ
2025年2月7日 2025年3月期 第3四半期決算短信
2025年1月30日 自己株式の消却に関するお知らせ 2.94%
2024年11月11日 2025年3月期 第2四半期決算短信
2024年11月11日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 2.0%
2024年11月11日 通期業績予想の修正および期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2024年8月5日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年5月10日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年3.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 0.87% 5.7%
2015年3月 1.78% 17.5%
2016年3月 3.11% 14.8%
2017年3月 2.70% 7.6%
2018年3月 2.69% 30.0%
2019年3月 3.89% 27.8%
2020年3月 5.00% 35.3%
2021年3月 4.21% 34.9%
2022年3月 4.30% 28.2%
2023年3月 3.40% 36.7%
2024年3月 2.34% 28.7%
2025年10月 2.63%
(引用:めぶきフィナンシャルグループ公式HP)
権利確定月は3月末日です。
地元特産品等を掲載した専用カタログから、お好みの特産品または地元プロスポーツチーム応援コース(オフィシャルグッズや観戦チケット)または寄付コースより選択
100株以上 2,500円相当
5,000株以上 4,000円相当
10,000株以上 6,000円相当
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
めぶきフィナンシャルグループは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2025/3/27(木)、2025/9/26(金)です。
権利落ち日は、2025/3/28(金)、2025/9/29(月)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2020年までは下落が続いていましたが、それ以降は上昇傾向です。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、3月に急落しましたが、それ以降は上昇しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 13.20倍 (予 10.98倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.79倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 60.93 (予 74.03)
BPS(1株当たりの純資産) 1028.15
ROA(純資産利益率) 0.27% (予 0.32%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 4.4%
(引用:めぶきフィナンシャルグループ公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。
信用倍率 1.33倍(2025年9月26日現在)
比較される銘柄
まとめ
収益・利益は横ばいが続いています。
2026年3月期は増益予想です。
一方、株価は2021年から上昇が続いています。
業績は安定しており、株価も上昇が続いているので、長期投資するのが良いでしょう。
配当も大きいので、配当権利を意識した投資が良いです。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:✖
成長・将来性:〇
収益性:◎
規模:〇
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:〇(配当+優待)
長期投資(値上がり益):〇
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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