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【株式銘柄分析】セブン銀行(8410)~金融サービス ATM手数料 セブンイレブン 高配当 JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、セブン-イレブン店舗を中心にATMを設置、金融機関からのATM手数料が柱のセブン銀行について調査をしました。

 

www.sevenbank.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月11日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:セブン銀行公式HP)

 

セブン銀行は、セブン-イレブン店舗を中心にATMを設置、金融機関からのATM手数料が柱の会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

セブン&アイ・ホールディングス傘下

 

創業以来22年あまり、お客さまの「あったらいいな」の想いに応え、常識に捉われることなく常に挑戦を繰り返し、新しいサービスを生み出し続けてきました。

しかし、時代は加速度的に変化しています。

 

我々が、お客さまの期待を超えるサービスを生み出し続けるためには、より一層イノベーションが必要です。

そのためには、「金融という枠を超えて、身近にある多様な社会課題に向き合い、その課題解決に貢献したい」という強い想いを持つこととても大切だと考えています。

 

社是は「私たちは、お客さまに信頼される誠実な企業でありたい。」

「私たちは、株主、お取引先、地域社会に信頼される誠実な企業でありたい。」

「私たちは、社員に信頼される誠実な企業でありたい。」、

経営理念は「お客さまのニーズに的確に応え、信頼される銀行を目指します。」

「社員一人一人が、技術革新の成果をスピーディーに取り入れ、自己変革に取組んでいきます。」

「安全かつ効率的な決済インフラの提供を通じて、我が国の金融システムの安定と発展に貢献します。」、

パーパスは「お客さまの「あったらいいな」を超えて、日常の未来を生み出し続ける。」です。

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2001年4月 - 予備免許取得

     「株式会社アイワイバンク銀行」設立(資本金202億500万円)

     銀行営業免許取得

2001年5月 - 営業開始(新規口座開設の受付開始)

     ATMサービス開始

     全国銀行協会入会(正会員)

2001年6月 - 全銀システム接続

     BANCS接続

     振込サービス開始

2001年8月 - 第1回第三者割当増資(資本金308億500万円)

2001年12月 - インターネット・モバイル・テレホンバンキングサービス開始

2002年3月 - 第2回第三者割当増資(資本金610億円)

2004年7月 - お客さまサービス部新設

2005年4月 - ATMコールセンター(大阪)稼働開始

     確定拠出年金専用定期預金の取扱い開始

     イトーヨーカドー蘇我店に初の有人店舗開設

2005年7月 - 第2世代ATM導入開始

2005年10月 - 「株式会社セブン銀行」に社名変更

2006年1月 - 新勘定系システム稼働開始

2006年3月 - イトーヨーカドー川口店出張所にて初の銀行代理業務開始

     定期預金開始

2006年4月 - ICキャッシュカード対応開始

2006年9月 - 減資(資本金610億円のうち305億円減資し、同額を資本準備金に振替)

2007年6月 - 創業以来初の配当を実施

     ATMの運営・管理一括受託開始

2007年7月 - 海外発行カード対応開始

2007年9月 - ATMで電子マネーnanaco(ナナコ)』のチャージ開始

     セブン-イレブンイトーヨーカドー出店エリア(当時36都道府県)でのATM展開完了

2007年11月 - 視覚障がいのあるお客さま向けサービス開始(音声ガイダンスによる取引実現)

2007年12月 - 47都道府県へのATM展開完了

2008年2月 - ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に上場

2009年4月 - 金融犯罪対策室新設

2010年1月 - 個人向けローンサービス開始

2010年7月 - 直営ATMコーナーを開設

2010年11月 - 第3世代ATM導入開始

2011年3月 - 海外送金サービス開始(インターネット・モバイルバンキングでのサービス開始)

2011年7月 - 海外送金サービス開始(ATMでのサービス開始)

2011年12月 - 株式分割(1株につき1,000株の割合をもって分割)

     単元株式数を100株とする単元株制度を採用

     東京証券取引所市場第一部に上場

2012年6月 - セブン銀行口座が100万口座を突破

2012年10月 - Financial Consulting &Trading International, Inc.の全発行済株式取得(子会社化)

2013年2月 - 海外送金カスタマーセンター(現 コンタクトセンター)稼働開始

2013年9月 - 米国完全子会社Financial Consulting & Trading International, Inc.がGlobal Axcess Corp.のATM事業を買収

2014年1月 - セブン銀行口座のATM取引画面の9言語表示開始

2014年6月 - インドネシアにATM運営事業を行う合弁会社PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALを設立

2014年7月 - 事務受託事業を行う完全子会社株式会社バンク・ビジネスファクトリーを設立

2015年10月 - 米国完全子会社Financial Consulting & Trading International, Inc.の社名を「FCTI, Inc.」に変更

2015年12月 - 海外発行カードのATM画面、明細表などを12言語対応に拡充

2016年10月 - デビット付きキャッシュカードを発行開始

2017年3月 - スマートフォンによるATM入出金サービスを提供開始

2018年1月 - 送金・決済サービスを行う完全子会社 株式会社セブン・ペイメントサービスを設立

2018年5月 - 株式会社セブン・ペイメントサービスが「ATM受取」のサービスを開始

2018年10月 - ATMで交通系電子マネー等のチャージ開始

2019年4月 - フィリピンにATM運営事業を行う完全子会社 Pito AxM Platform, Inc.を設立

2019年6月 - 在日外国人向け金融サービスを行う完全子会社 株式会社セブン・グローバルレミットを設立

2019年7月 - セキュリティサービスを行う合弁会社 株式会社ACSiONを設立

2019年9月 - 第4世代ATM導入開始

2020年1月 - 在日外国人向け与信関連サービスを行う合弁会社 株式会社Credd Financeを設立

2020年4月 - 即時口座開設が可能なスマホアプリ「Myセブン銀行」開始

2020年8月 - 株式会社Credd Financeが外国人居住者向け与信関連サービス「Sendy Credit Card」開始

     ATMでマイナンバーカードでの手続き開始(マイナポイント申込み)

2020年10月 - 株式会社ACSiONが不正検知プラットフォーム「Detecker」提供開始

     株式会社Credd Financeが外国人居住者向け目的別ローン「Sendy Personal Loan」開始

2020年12月 - 株式会社ACSiONがオンライン本人認証「proost」提供開始

2021年2月 - Pito AxM Platform, Inc.がフィリピン国内でのATM運営事業開始

2021年3月 - ATMでマイナンバーカードでの健康保険証利用の申込開始

     株式会社セブン・グローバルレミットがスマホアプリによる海外送金サービス「Sendy」開始

2021年4月 - セブン銀行グループのパーパス(存在意義)を策定

2021年9月 - 「セブン銀行後払いサービス」開始

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

     株式会社セブン・ペイメントサービスが「ATM集金」開始

2022年7月 - 海外発行カードにおける多通貨決済(DCC)サービスを開始

2022年10月 - 新型ATMがグッドデザイン賞を受賞

2022年11月 - 株式会社ビバビーダメディカルライフを子会社化

     金融商品仲介サービス「お買い物投資コレカブ」を提供開始

     ATMで「マイナポータル情報連携サービス」を提供開始

2023年2月 - 「ATM認証コード発行サービス」を提供開始

2023年7月 - 株式会社セブン・カードサービスの株式を取得し連結子会社

 

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事業内容

セブン銀行は、以下の4つの事業からなります。

 

セブン銀行は、「近くて便利」「信頼と安心」を実現する独自金融サービスを提供しています。

日本全国を網羅する26,000台のATMは、セブン-イレブンをはじめとするセブン&アイグループの各店舗に加え、商業施設や観光地、空港や駅などにも展開し、お客さまの多様なニーズにお応えしています。

 

また、個人のお客さまの日々の暮らしを支える利便性の高い口座事業や、ATMをはじめとするセブン銀行の強みを活かした便利で安全な法人向け事業など、DXを活かしたユニークな金融サービスを提供しています。

一方、これまでのATM運営のノウハウを活かし、米国、インドネシア、フィリピンの3か国でATMサービスを展開しています。

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

【資金】定期 27%、普通 72%、他 0%

【資産】現・預け金 72%、有価証券 9%、貸出金 3%、他 16%

【融資】中小企業等向け 0%、住宅・消費者向け 100%

 

ATMプラットフォーム戦略

当社の中核となるATMプラットフォーム事業では、従来の現金入出金取引に加え、多様化する決済ニーズに対応した現金チャージ取引など、キャッシュレス化が加速する中でも、リアルとバーチャルの貴重な接点として、多くのお客さまの生活で当社のATMをご利用いただいています。

また、2019年から首都圏を中心に導入されている新型ATMでは、あらゆる手続き・認証の窓口となる世界を実現するため、金融機関、行政、事業会社等連携し、ATMの新しい価値創造に取り組んでいます。

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

リテール戦略

総合流通業のDNAをもつセブン銀行ならではのユニークな商品性を追求し、普通預金や定期預金、ローンサービス、海外送金サービス、デビットサービス、クレジットカードサービス、電子マネーサービス等の身近で便利なサービスを提供しています。

また、居住外国人向けの金融サービスも拡充しており、誰もが暮らしやすい社会の実現を目指しています。

 

法人戦略

当社の強みであるATMネットワークやこれまで培ってきた銀行事務やセキュリティに関するノウハウを活かし、金融機関や事業会社へのサービス提供も拡大しています。

全国のセブン銀行ATMで原則24時間365日利用可能な企業からの送金受取りサービス(ATM受取)や集金サービス(ATM集金)、銀行品質の事務運営やアンチ・マネロン対策の受託サービス、不正検知サービスとオンライン本人認証サービスのプラットフォームの展開など、最先端のデジタル技術を駆使し、さまざまな業務効率を最適化する便利で安全なサービスの開発にも挑戦していきます。

 

海外戦略

これまでの国内でのATM運営のノウハウを活かし、米国、インドネシア、フィリピンでATMサービスを展開しています。

ATMサービスの安定稼働を実現するため、ATM設置台数と提携先の拡大を着実に進め、各地域における決済ニーズに即したATMネットワークの構築を図っています。

今後は、ATMサービスを入口として多層的な金融サービスを展開していきます。

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

 

時価総額

セブン銀行時価総額3,508.44億です。(2024年3月11日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 1,016名(臨時392名)

     単体 549名(臨時51名)

平均勤続年数:7.60年

平均年齢:41.40歳

平均年収:699万円

 

 

業績

2023年5月12日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結経常収益は13.4%増で、経常利益は2.3%増の289億2,400万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の20.67%から18.66%と悪化しました。

 

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収減益になります。

 


2023年8月4日には、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年2月9日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結経常収益は26.7%増、経常利益は0.3%増の229億5,000万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の20.02%から15.85%と悪化しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は90.00%でした。

 

 

計画以上のペースで、業績は進捗しています。

 

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適時開示情報

2024年2月9日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年8月4日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年8月4日 特別利益(負ののれん発生益)の計上並びに業績予想の修正に関するお知らせ

2023年5月12日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 1.85%  42.0%

2015年3月 1.35%  41.0%

2016年3月 1.77%  40.9%

2017年3月 2.47%  42.6%

2018年3月 2.95%  47.0%

2019年3月 3.36%  99.0%

2020年3月 3.94%  49.6%

2021年3月 4.35%  49.9%

2022年3月 4.60%  62.0%

2023年3月 4.15%  68.6%

2024年3月 3.70%

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

セブン銀行は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2024年までは上昇していましたが、それから下落を続け、現在は横ばいです。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月までは下落傾向でしたが、それ以降は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  18.86倍 (予 9.29倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.29倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 16.06 (予 32.74)

BPS(1株当たりの純資産) 235.87

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 7.76% (予 13.88%)

ROA(純資産利益率) 1.44% (予 2.03%)

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 14.6%

 

(引用:セブン銀行公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

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まとめ

売上は波がありながらも、拡大傾向です。

しかし、利益は売上ほど伸びていません。

2024年3月期も増収減益予想と、利益率の悪化が懸念点です。

 

一方、株価は2021年からゆるやかな上昇傾向でしたが、直近は横ばいです。

高配当であり、売り上げは拡大傾向なので、長期投資をしてキャピタルゲインインカムゲインの両方を狙うのが最良です。

 

小型の銘柄ではないですが、値動きはそこそこありそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのも良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:✖

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:△

割安度:◎

値動き:〇

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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