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【株式銘柄分析】三井住友フィナンシャルグループ 三井住友FG(8316)~3大金融グループ 銀行 証券 カード リース コンシューマーファイナンス 時価総額国内上位 高配当 日経平均株価 TOPIX Core30 JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、3大金融グループの一角で三井住友銀行SMBC日興証券などを傘下に置く金融持ち株会社である三井住友フィナンシャルグループについて調査をしました。

 

www.smfg.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月1日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:三井住友フィナンシャルグループ公式HP)

 

三井住友フィナンシャルグループは、3大金融グループの一角で三井住友銀行SMBC日興証券などを傘下に置く金融持ち株会社です

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

銀行、証券、クレジットカード、コンシューマーファイナンス、リース等、幅広い事業を展開する「複合金融グループ」です。

 

(引用:三井住友フィナンシャルグループ公式HP)

 

経営理念は「お客さまに、より一層価値あるサービスを提供し、お客さまと共に発展する」、

「事業の発展を通じて、株主価値の永続的な増大を図る」、

「勤勉で意欲的な社員が、思う存分にその能力を発揮できる職場を作る」、

「社会課題の解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献する」、

ビジョンは「最高の信頼を通じて、お客さま・社会とともに発展するグローバルソリューションプロバイダー」です。

 

(引用:三井住友フィナンシャルグループ公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1967年 - 住友クレジットサービス(現 三井住友カード)設立

1968年 - 総合リース(現 三井住友ファイナンス&リース)設立

1969年 - 日本情報サービス(現 日本総合研究所)設立

1985年 - 住銀バンカース投資顧問(現 三井住友DSアセットマネジメント)設立

    三井銀投資顧問(現 三井住友DSアセットマネジメント)設立

1990年 - 太陽神戸三井銀行発足(1992年にさくら銀行に改称)

1999年 - さくらリース(現 三井住友ファイナンス&リース)設立

2001年 - 三井住友銀行発足

2002年 - 三井住友フィナンシャルグループ設立

2003年 - 三井住友カード、三井住友銀リース(現 三井住友ファイナンス&リース)、日本総合研究所を銀行から持株会社傘下に再編

2004年 - プロミス(現 SMBCコンシューマーファイナンス)持分法適用関連会社化

2009年 - 日興コーディアル証券(現 SMBC日興証券)子会社化

2012年 - プロミス子会社化、SMBC Aviation Capital子会社化

2013年 - Bank BTPN持分法適用関連会社化、ソシエテジェネラル信託銀行(現 SMBC信託銀行)子会社化

2015年 - 東亜銀行持分法適用関連会社化

2016年 - 三井住友アセットマネジメント子会社化

2018年 - 三井住友ファイナンス&リース非連結・持分法適用関連会社化

2019- Bank BTPN子会社化、三井住友DSアセットマネジメント発足

2021年 - ARA Asset Management出資、RCBC出資、Jefferies出資、FE Credit持分法適用関連会社化、Fullerton India(現 SMBC India Credit Company)子会社化

2022年 - SBIホールディングス出資

2023年 - CCMKホールディングス持分法適用関連会社化

 

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事業内容

三井住友フィナンシャルグループは、以下の4つの事業からなります。

 

(引用:三井住友フィナンシャルグループ公式HP)

 

【資金】預金 92%、譲渡性預金 8%

【資産】現・預け金 30%、有価証券 14%、貸出金 40%、他 16%

【融資】中小企業等向け 58%、住宅・消費者向け 19%

 

ホールセール事業は、国内の大企業及び中堅企業の顧客に対応した業務です。

リテール事業は、国内の個人及び中小企業の顧客に対応した業務です。

グローバル事業は、海外の日系・非日系企業の顧客に対応した業務です。

市場事業は、金融マーケットに対応した業務です。

 

それぞれの事業部門を、以下のグループ会社が対応しています。

 

(引用:三井住友フィナンシャルグループ公式HP)

 

 

時価総額

三井住友フィナンシャルグループ時価総額10.2174兆です。(2024年1月31日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 1,290名

    連結 105,955名(臨時9,793名)

平均勤続年数:15.42年

平均年齢:39.42歳

平均年収:1086万円

 

 

業績

2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結経常収益は前期比49.4%増、経常利益は11.6%増の1兆1,609億円となっています。

売上高経常利益率は前年の25.31%から18.90%と大幅に悪化しました。

 

 

(引用:三井住友フィナンシャルグループ公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増益になります。

 

 

2023年11月14日には、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年1月31日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結経常収益は前期同期比52.8%増、経常利益は15.9%増の11,966億7,900万円となっています。

売上高経常利益率は前年の23.57%から17.88%と大幅に悪化しました。

第3四半期時点の親会社株主に帰属する当期純利益の進捗率は86.18%でした。

 

 

計画以上のペースで業績は進捗しています。

 

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適時開示情報

2024年2月1日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年11月14日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月14日 剰余金の配当(中間配当)および配当予想の修正に関するお知らせ

2023年11月14日 自己株式取得に係る事項の決定および自己株式消却に係る事項の決定に関するお知らせ 1.9%

2023年7月31日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月15日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

ばらつきが大きいですが、近年5.0%前後の配当を出していますので、高配当といえます。

 

2014年6月 2.72%  20.3%

2015年6月 3.04%  26.2%

2016年6月 4.40%  32.7%

2017年6月 3.71%  29.9%

2018年6月 3.81%  32.7%

2019年6月 4.64%  34.6%

2020年6月 7.24%  37.0%

2021年6月 4.74%  50.8%

2022年6月 5.37%  40.7%

2023年6月 4.53%  40.4%

2024年2月 3.53%

 

(引用:三井住友フィナンシャルグループ公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

三井住友フィナンシャルグループは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2022年までは4,000円を中心に上がったり下がったりでしたが、2023年に入り一気に急騰しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、きれいに上昇傾向が続いていましたが、9月下旬からは横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  12.75倍 (予 11.17倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.75倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 603.70 (予 689.62)

BPS(1株当たりの純資産) 10,265.31

 

ROE自己資本利益率) 7.82% (予 6.72%)

ROA(純資産利益率) 0.30% (予 0.31%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 4.8%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

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まとめ

収益は2023年3月期大幅に上がりましたが、利益についてはそこまで上がっていない(利益率の悪化)のが気になります。

今後、利益を伸ばしていけるかが課題になります。

2024年3月期の2Q決算を見ても、利益率の悪化は改善されていません。

 

一方、株価は2023年に入って絶好調で、過去10年間で最高値圏にあります。

急激に株価が上がった分、ここから入るのは覚悟がいると思います。

高配当銘柄でもあるので、長期で積み立て投資されるのが最良と思います。

 

非常に大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:✖

成長・将来性:△

収益性:◎

規模:◎

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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