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【株式銘柄分析】ビューティカダンホールディングス BEAUTY KADAN HD(3041)~生花祭壇 生花卸売 ブライダル装花 就労継続支援 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、生花祭壇の企画提案・制作・設営と生花卸・物流の2本柱のビューティカダンホールディングスについて調査をしました。

 

www.beauty-kadan.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月19日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

 

ビューティカダンホールディングスは、生花祭壇の企画提案・制作・設営と生花卸・物流の2本柱の会社です

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

1974年の創業以来、『花を通して儀礼文化の継承に役立ちたい』という想いのもと、ご葬儀で使用する祭壇を生花で装飾する「生花祭壇事業」を主力に、生花卸売事業、ブライダル装花事業とともに成長を遂げ、2006年には業界ではじめて株式を上場しました。

 

企業理念は「花をより身近なものとし、美しく豊かな世界を創造する。」、

経営理念は「従業員とその家族、当社に関わる人々の幸福と理念の実現により社会への貢献を目指す」です。

 

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1974年5月 - 生花祭壇の販売、生花の卸売を目的に、ビューティ花壇を個人商店として創業

1997年1月 - 企業としての信用力をあげるため、有限会社ビューティ花壇に法人化

2000年6月 - 事業の拡大に備え、株式会社ビューティ花壇に組織変更

2003年4月 - 中国最大の生花栽培拠点である中国雲南省昆明市に日本向け生花の調達、輸出及び国内マーケティング拠点として昆明美花花卉有限公司を100%出資にて設立

      中国山東省青島市に輪菊の生産拠点として、出資比率25%にて青島麗人花園芸有限公司合弁会社にて設立

2006年4月 - 昆明美花花卉有限公司清算

2006年6月 - 東京証券取引所マザーズに株式を上場

2006年10月 - 台湾に美麗花壇股份有限公司を出資比率50%で合弁会社を設立

2007年4月 - 華道家 假屋崎省吾氏と業務委託契約を締結

2007年5月 - 株式会社クラウンガーデネックス(現 株式会社One Flower)を100%出資の子会社として設立

2009年9月 - 青島麗人花園芸有限公司解散

2012年2月 - 昇建設株式会社を株式取得により子会社化

2012年4月 - 株式会社システムハウス福知山(現 株式会社SHF)を株式取得により子会社化

2012年6月 - 株式会社ビンクを株式取得により子会社化

2012年12月 - 株式会社ビイケイエステートを100%出資の子会社として設立

      株式会社セレモニーサービスを100%出資の子会社として設立

2013年4月 - 株式会社花時を株式交換により子会社化

2013年6月 - 株式会社キャリアライフサポートを100%出資の子会社として設立

2013年10月 - マイ・サクセス株式会社を株式取得により子会社化

2015年5月 - 昇建設株式会社の株式を譲渡

2016年2月 - 株式会社アグリフラワーを25%出資の子会社として設立

2016年5月 - 美麗花壇股份有限公司清算

2016年11月 - 東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2017年1月 - 株式会社ビンクの株式を譲渡

2019年5月 - 株式会社ビイケイエステートの株式を譲渡

2020年3月 - 株式会社クレアを株式取得により子会社化

2021年8月 - 高松支店の事業の全部を株式会社クレアへ譲渡

2022年4月 - 東京証券取引所スタンダード市場へ移行

 

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事業内容

ビューティカダンホールディングスは、以下の4つの事業からなります。

 

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

 

【連結事業】生花祭壇 54%、生花卸売 32%、ブライダル装花 6%、他 8%

 

生花祭壇事業

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

 

生花卸売事業

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

 

ブライダル装花事業

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

その他の事業

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

 

 

時価総額

ビューティカダンホールディングスの時価総額47.21億です。(2024年2月19日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 109名(臨時138名)

    連結 222名(臨時210名)

平均勤続年数:9.10年

平均年齢:37.0歳

平均年収:466万円

 

 

業績

2023年8月14日に発表された2023年6月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比9.5%増、経常利益は5.2%増の1億3,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年の1.77%から1.94%と横ばいでした。

 

 

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

 

2024年6月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年2月14日に発表された2023年6月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は前期比10.5%増、経常利益は42.0%減の1,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の0.38%から0.31%と悪化しました。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は11.33%でした。

 


2Q時点で利益率が悪化しており、業績予想の達成は厳しい状況です。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月14日 2024年6月期 第2四半期決算短信

2024年11月14日 2024年6月期 第1四半期決算短信

2023年8月14日 2023年6月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

ばらつきが大きいですが、近年0.7%前後の配当を出しています。

 

2014年6月 1.12%  30.1%

2015年6月 1.25%  27.7%(赤字)

2016年6月 2.02%  30.8%

2017年6月 0.00%  -%(赤字)

2018年6月 2.11%  37.3%

2019年6月 1.00%  2142.9%(赤字)

2020年6月 0.00%  -%(赤字)

2021年6月 0.00%  0.0%

2022年6月 3.09%  40.0%

2023年6月 0.66%  41.0%

2024年2月 1.46%

 

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

 

株主優待は、以下の贈呈です。

権利確定月は6月末日です。

 

自社グループ運営サイト及び店舗での商品割引または無料(割引上限は定価22,000円(税込み))

100株以上 30%割引

1,000株以上 50%割引

10,000株以上 80%割引

20,000株以上 商品無料

 

②長期保有優待制度(3年以上継続保有) 熊本特産品贈呈

1,000株以上 3,000円(送料込み)相当

5,000株以上 5,500円(送料込み)相当

 

③フラワーレッスンご招待

100株以上 オンラインにて開催のフラワーレッスン(1回)へ抽選でご招待

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ビューティカダンホールディングスは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2023年に一気に急騰しています。

特に材料もなく上がっているようなので、大口が入ったのかもしれません。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月に急騰しましたが、そこから下落を続けて横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  41.34倍 (予 33.38倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  7.07倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は非常に割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 21.92 (予 27.11)

BPS(1株当たりの純資産) 127.97

 

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 16.28% (予 21.19%)

ROA(純資産利益率) 3.61% (予 4.20%)

 

(引用:ビューティカダンホールディングス公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 19.8%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

大田花き(7555)

アートグリーン(3419)

TOKAI(3167)

 

まとめ

売上は安定はしていますが、固定費が高いのか少し売上が下がると赤字になります。

この3年間は黒字をキープしていますが、少し売上が落ちれば赤字までいくかもしれません。

 

一方、株価は5月の急騰から高値を保っており、9月もさらに急騰しています。

特に材料を見つけられなかったので、仕手株と化したのかもしれません。

 

養分になりたくなければ、近づかないことが賢明と思います。

一度捕まったら、損切りする他はなくなります。

長期投資も短期投資もおすすめはできません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:△

成長・将来性:〇

収益性:△

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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