こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、米国セールスフォースやAWS等のクラウド導入・運用支援などを展開するテラスカイについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年10月15日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:テラスカイ公式HP)
テラスカイは、米国セールスフォースやAWS等のクラウド導入・運用支援などを展開する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
まだクラウドコンピューティングという言葉がうまれる前の2006年に、クラウドのテクノロジーが起こすであろうパラダイムシフトを予見し、クラウド専業のシステムインテグレータ”クラウドインテグレーター”として創業しました。
現在も、クラウド市場は年率30%を超える成長を続けています。
進化し続けるクラウドのテクノロジーを活用して、多くのお客様の成長をご支援してきたテラスカイは、市場の成長を上回るペースで成長してきました。
クラウドのリーディングカンパニーとして、お客様に最適なソリューションを提供します。
Missionは「先進のテクノロジーと最適な選択で成功を共有する」、
Visionは「Fly Ahead 一歩先ゆく確かな技術で、もっとも信頼されるパートナーに」です。
(引用:テラスカイ公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
2006年3月 - 株式会社テラスカイ設立
2008年7月 - 『SkyEditor』提供開始
2008年10月 - 『SkyOnDemand』提供開始
2010年9月 - NTTソフトウェア株式会社と資本業務提携
2010年10月 - 『SkyVisualEditor2.0』提供開始
2011年3月 - 『SkyOndemand 2.0』提供開始
2011年10月 - 『Force.comの全て -設計・開発 実践マニュアル-』を出版
2012年8月 - 米カリフォルニア州に現地法人TerraSky Inc(テラスカイインコーポレッド)設立
2013年3月 - 大阪事業所、名古屋事業所設立
2013年5月 - 『クラウドERPコンシェルジュサービス』提供開始
2013年9月 - 株式会社サーバーワークスと資本業務提携
2014年5月 - クラウドに特化したMSP事業の子会社、株式会社スカイ365を設立
2014年10月 - salesforce.com, inc(米国セールスフォース・ドットコム)と資本業務提携
2015年4月 - 東京証券取引所市場マザーズ市場に株式を上場
2016年1月 - エコモット株式会社と資本業務提携
2016年3月 - SAPとAWSに特化した子会社、株式会社BeeXを設立
2016年7月 - コミュニケーション・プラットフォーム『mitoco』提供開始
2016年8月 - 株式会社ウイン・コンサルと共同でクラウドインテグレーションの新会社、株式会社キットアライブを設立
2017年3月 - 株式会社Phone Appliと資本業務提携(2018年 資本業務提携を解消)
福岡事業所設立
2017年5月 - 株式会社イグアスと資本業務提携
2018年3月 - 東洋ビジネスエンジニアリング株式会社と資本業務提携
大阪・名古屋・福岡事業所を統括する西日本支社を開設
LINEとSalesforceを連携するコンタクトセンター向けソリューション『OMLINE-I(オムリン アイ)』提供開始
2018年11月 - 東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2019年3月 - コーポレートベンチャーキャピタル、株式会社テラスカイベンチャーズを設立
2019年5月 - 株式会社Cuonの株式を取得し子会社化
2019年6月 - 量子コンピューターを専門とする子会社、株式会社Quemixを設立
2019年8月 - SalesforceからLINEで配信するマーケティングソリューション『OMLINE-O(オムリン オー)』提供開始
2019年9月 - 日本システム技術株式会社と資本業務提携
2019年12月 - タイ王国に現地法人TerraSky(Thailand)Co.,Ltd.を設立
2021年1月 - ビッグデータとAIのコンサルティングをおこなう子会社、株式会社リベルスカイを設立
2021年2月 - AIプラットフォーム開発のアイフォーカス・ネットワーク株式会社を子会社化(2021年10月 株式会社エノキに社名変更)
事業内容
テラスカイは、以下の4つの製品・サービスからなります。
クラウド・インテグレーションとシステム連携をキーワードに、最先端のテクノロジーを活用したソリューションを提供しています。
【連結事業】ソリューション 91%、製品 9%
クラウド・インテグレーション
(引用:テラスカイ公式HP)
(引用:テラスカイ公式HP)
開発支援ツール
(引用:テラスカイ公式HP)
クラウドサービス
(引用:テラスカイ公式HP)
時価総額
テラスカイの時価総額は272.97億円です。(2024年10月15日現在)
社員の状況
従業員数:連結 1,193名
単体 581名
平均勤続年数:4.00年
平均年齢:35.80歳
平均年収:628万円
業績
2024年4月12日に発表された2024年2月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比23.9%増、経常利益は7.4%増の6億5,500万円となっています。
売上高営業利益率は前年の3.32%から2.73%と悪化しました。
(引用:テラスカイ公式HP)
2025年2月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年10月15日に発表された2025年2月期の2Q決算の結果です。
連結売上高は33.5%増で、経常利益は126.5%増の6億7,700万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の2.45%から5.11%と大幅に改善しました。
第2四半期時点の経常利益の進捗率は67.70%でした。
計画以上のペースで業績は進捗しており、どこかで上方修正があるかもしれません。
適時開示情報
2024年10月15日 2025年2月期 第2四半期決算短信
2024年7月12日 2025年2月期 第1四半期決算短信
2024年4月12日 2024年2月期決算短信
▼クリックで詳細表示
2024年1月15日 2024年2月期 第3四半期決算短信
2024年1月15日 2024年2月期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2023年10月16日 2024年2月期 第2四半期決算短信
2023年4月14日 2023年2月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
配当は出していません。
2016年2月 0.00% 0.0%
2017年2月 0.00% 0.0%
2018年2月 0.00% 0.0%
2019年2月 0.00% 0.0%
2020年2月 0.00% 0.0%
2021年2月 0.00% 0.0%
2022年2月 0.00% 0.0%
2023年2月 0.00% 0.0%
2024年2月 0.00% 0.0%
2024年10月 0.00%
株主優待は、100株以上で1,000円分のQUOカードの贈呈になります。
権利確定月は、2月末日です。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
テラスカイは、2月と8月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。
権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2020年に5,000円超もありましたが、基本的には2,000円前後で横ばいが多いです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、2,000円前後で横ばいが続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 90.83倍 (予 48.24倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.63倍
PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割高と言えます。
EPS(1株当たりの純利益) 23.26 (予 43.76)
BPS(1株当たりの純資産) 803.75
ROA(純資産利益率) 1.63% (予 3.15%)
(引用:テラスカイ公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 58.3%
(引用:テラスカイ公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 6.97倍(2024年10月18日現在)
比較される銘柄
まとめ
年々売上を伸ばしており、成長企業といえます。
しかし、利益は売上に連動せず、安定していません。
クラウドコンピューティング関連ということで将来性はあるとおもいますが、利益を安定して伸ばしていける状態が今後の課題でしょう。
一方、株価はこのところ下落が続いており、年初来安値を更新しています。
配当はないため、キャピタルゲイン一択になりますが、そろそろ利益を上げていくフェーズに移行しないと株価は上がらないでしょう。
そのため、長期投資はそのフェーズへの移行が見えてこないとできないと考えます。
小型の銘柄ですが、値動きはそれほどなく、下落する可能性の方が高そうなので短期投資もおすすめできません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:✖
安全性:◎
成長・将来性:◎
収益性:△
規模:✖
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:✖(優待)
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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