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【株式銘柄徹底分析】メドレー MEDLEY(4480)~ヘルスケア領域向け成果報酬型人材紹介 オンライン診療システム 電子カルテ 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、ヘルスケア領域向け成果報酬型人材紹介が主力で、オンライン診療システムと電子カルテも展開するメドレーについて調査をしました。

 

www.medley.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2025年8月14日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:メドレー公式HP)

 

メドレーは、ヘルスケア領域向け成果報酬型人材紹介が主力で、オンライン診療システムと電子カルテも展開する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

医療ヘルスケア領域に特化したインターネット企業として2009年6月に設立されました。

創業から時が経ち、見渡してみれば社会環境は大きく変化しているものの、医療ヘルスケア領域の課題は山積したままとなっています。

産業としてインターネットを上手に活用できれば、もっと患者や生活者にとって優しい医療が実現できると確信しています。

このような考えのもと、設立以来、私たちは医療ヘルスケア領域でインターネットサービスを生み出すことに重点をおいて企業作りをおこなっています。

 

当領域の課題というものは、時に命や人生に係わるような、重要かつ取返しのつかないターニングポイントに大きく関与するため、当社は早く大きな価値を提供できる会社になることを目指しています。

他方で等領域では様々な業界団体や様々な省庁が、それぞれ違う立場で生活者のことを考えているため、結果として足並みが揃うまでに時間がかかりやすいのが特徴です。

私たちは、カスタマーファーストの視点に立った各種インターネットサービスの開発及び普及を積み重ねながら、各ステークホルダーの皆様とも連携して大きな価値作りに貢献したいと考えています。

 

こうした中で、当社の成功指標は「長期的に生み出される株主価値」にあります。

長期に焦点を当てることで、患者や生活者にとってもそれに向き合う事業者や従事者にとっても、社会にとっても、そして株主・投資家の皆様にとっても共通の良い未来を描くことができます。

 

(引用:メドレー公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2009年6月 - 東京都港区に株式会社メドレーを設立

2009年11月 - 人材採用システム「ジョブメドレー」提供開始

2015年2月 - オンライン医療辞典「MEDLEY」提供開始

2015年4月 - プラチナファクトリー株式会社をグループ会社化

     介護施設の検索サイト「介護のほんね」を運営開始

2015年7月 - プラチナファクトリー株式会社を吸収合併

2016年2月 - オンライン診療システム「CLINICSオンライン診療」提供開始

2016年6月 - 「日経メディカルワークス」開始(日経BP社と共同運営)

2018年3月 - 個人情報保護認証「TRUSTeマーク」を取得

2018年4月 - クラウド電子カルテ「CLINICSカルテ」提供開始

2018年12月 - 国際規格に基づくISMSクラウドセキュリティ認証を取得

2019年4月 - 厚生労働省からの受託事業である「電子処方箋の本格運用に向けた実証事業」を完了

2019年6月 - 当社グループのミッションを「医療ヘルスケア分野の課題を解決する」から「医療ヘルスケアの未来をつくる」に変更

2019年12月 - 東京証券取引所マザーズに株式を上場

2020年9月 - かかりつけ薬局支援システム「Pharms」提供開始

2021年1月 - 株式会社パスフィックシステム(現 パシフィックメディカル)をグループ会社化

2021年2月 - 株式会社メディパスをグループ会社化

2021年4月 - 株式会社NTTドコモと資本業務提携契約を締結し、協業を開始

2021年10月 - 株式会社NTTドコモとの患者ユーザー向け新サービスの早期開始を目的に、株式会社ミナカラの株式を共同取得

2021年12月 - 株式会社NTTドコモとオンライン診療・服薬指導アプリ「CLINICS」の共同運営開始

2022年1月 - オンライン動画研修サービス「メディパスアカデミー介護」を運営開始

     クラウド歯科業務支援システム「Dentis」提供開始

2022年4月 - 「ジョブメドレー」、今後の事業領域拡大を見据えてサービスロゴをリニューアル

2022年5月 - 「メディパスアカデミー介護」、今後の事業展開を見据えて「ジョブメドレーアカデミー」に名称変更

2022年9月 - オンライン診療・服薬指導アプリ「CLINICS」に、株式会社NTTドコモお薬手帳サービス「おくすり手帳Link」を統合開始

     株式会社Tenxiaをグループ会社化

2022年11月 - 東京証券取引所グロース市場から東京証券取引所プライム市場へ上場市場区分を変更

2023年2月 - 株式会社Tenxiaを吸収合併

2023年9月 - 株式会社GCMをグループ会社化

 

事業内容

メドレーは、以下の3つの事業からなります。

 

私たちは、社会課題を解決する会社です。

そのためになるべく多くの、本質的な実需に向き合っていきたいと考えています。

 

会社の売上は、顧客に提供した価値の総和です。

そして会社の利益は、それを生み出す過程における工夫の総和です。

常に顧客に向き合い、工夫し続けることで好循環を創造し、成し遂げられることを増やしていく。

私たちは展開する事業を通じて、より大きな社会課題の解決を目指し続けています。

 

同時に、私たちが事業を展開できているのは今の社会があるからであり、それを継続していくことができるのは未来の社会があるからということを忘れてはなりません。

だからこそ、事業だけでなくプロジェクトや官民連携、CSR活動、環境への配慮など、様々な形で社会への貢献を模索し続けています。

特に私たちの特長であるテクノロジーカンパニーとしての課題解決力を活用し、様々なステークホルダーと緊密に協力しながら、その効果を高めるよう努めています。

 

【連結事業】 人材プラットフォーム 71%、医療プラットフォーム 26%、新規開発サービス 2%

 

人材プラットフォーム事業

医療ヘルスケア分野における日本最大級の人材採用システム「ジョブメドレー」とその周辺事業を運営しています。

求職者と事業所のよりよいマッチングはもちろんのこと、医療ヘルスケア分野の人材不足の解決にむけて、就業していない有資格者の復職と、地域偏在課題に貢献することを目指しています。

 

(引用:メドレー公式HP)

 

医療プラットフォーム事業

日本最大級のオンライン診療システムである「CLINICSオンライン診療」を中核として、患者と医療機関双方にとって、テクノロジーの恩恵を受けることのできるプラットフォームづくりに注力しています。

患者のための医療情報サービス「MEDLEY」など、生活者に向けた適切な情報提供の領域にも取り組んでいます。

 

(引用:メドレー公式HP)

 

新規開発サービス

介護領域のIT活用や、周辺領域のIT活用の推進のために、継続的に事業開発を行っています。

 

(引用:メドレー公式HP)

 

時価総額

メドレーの時価総額1,064.00億です。(2025年8月14日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 1,487名(臨時134名)

     単体 1,042名(臨時43名)

平均勤続年数:2.8年

平均年齢:32.1歳

平均年収:569万円

 

 

業績

2025年2月14日に発表された2024年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は42.7%増で、経常利益は8.6%増の40億7,800万円となっています。

売上高営業利益率は前年の12.96%から7.94%と悪化しました。

 

 

2025年12月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2025年8月14日に発表された2025年12月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は25.6%増で、経常利益は50.2%減の15億7,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の15.37%から7.91%と大幅に悪化しました。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は36.67%でした。

 

 

計画に対して、業績の進捗は遅れています。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2025年8月15日 自己株式取得の取得枠拡大及び取得期間延長に関するお知らせ 3.3%

2025年8月14日 2025年12月期 第2四半期決算短信

2025年8月14日 完全子会社の吸収合併に伴う特別損失の計上に関するお知らせ

2025年5月14日 2025年12月期 第1四半期決算短信

2025年3月10日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 1.1%

2025年2月20日 子会社2社及び孫会社2社の吸収合併並びに特別損失(抱合せ株式消滅差損)の計上に関するお知らせ

2025年2月14日 2024年12月期決算短信

2025年2月14日 完全子会社2社の吸収合併及び特別損失(抱合せ株式消滅差損)の計上に関するお知らせ

2025年2月14日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 1.2%

▼クリックで詳細表示

2025年1月23日 アクシスルートホールディングス株式会社の株式取得(子会社化)及び簡易株式交換による完全子会社化並びにアルフレッサ株式会社との業務資本提携契約の締結

2025年1月23日 電子薬歴システム等の取得及びアルフレッサ社との提携について

2024年11月20日 連結子会社の異動(株式譲渡)のお知らせ

2024年11月14日 2024年12月期 第3四半期決算短信

2024年11月14日 株式会社ASFON TRUST NETWORKの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2024年9月30日 株式会社オフショアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2024年9月30日 有床病院・診療所向け予約システムの取得について

2024年8月14日 2024年12月期 第2四半期決算短信

2024年5月14日 2024年12月期 第1四半期決算短信

2024年5月14日 2024年12月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2024年3月19日 資金の借入に関するお知らせ 118億円

2024年2月14日 2023年12月期決算発表予定

2024年11月14日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年8月14日 2023年12月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年2月14日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2019年12月 0.00%  -%(赤字)

2020年12月 0.00%  0.0%

2021年12月 0.00%  0.0%

2022年12月 0.00%  0.0%

2023年12月 0.00%  0.0%

2024年12月 0.00%  0.0%

2025年8月 0.00%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

メドレーは、6月、12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2025/6/26(木)、2025/12/26(金)です。

権利落ち日は、2025/6/27(金)、2025/12/29(月)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場以降2020年まで上昇しましたが、2021年まで下落、それ以降は2023年まで上昇、それ以降は下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、5月は急落していましたが、それ以降は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  36.56倍 (予 32.99倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  5.66倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 86.60 (予 96.23)

BPS(1株当たりの純資産) 560.76

 

ROE自己資本利益率) 13.84% (予 17.16%)

ROA(純資産利益率) 6.19% (予 6.54%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 38.1%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

信用倍率 5.51倍(2025年8月8日現在)

 

比較される銘柄

メドピア(6095)

MRT(6034)

ケアネット(2150)

 

まとめ

売上は年々伸びており、成長企業といえます。

利益も売上に連動して伸びています。

2025年12月期の業績予想も増収増益です。

 

一方、株価は2022年以降上昇が続いています。

配当はないので、キャピタルゲイン一択です。

 

業績は良く、将来性もある事業なので、長期投資するのが最良です。

 

小型の銘柄ではないですが、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うものありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:〇

規模:〇

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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