こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、ビール類国内シェア首位の総合酒類・飲料メーカーであるアサヒグループホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:アサヒグループホールディングス公式HP)
アサヒグループホールディングスは、ビール類国内シェア首位の総合酒類・飲料メーカーです。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびTOPIX Large70、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
ビールを中心とした酒類、飲料、食品で多様なブランドを世界で展開するリーディングカンパニーです。
「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」をグループ理念のミッションとし、企業活動の根幹に据えています。
1889年に日本で創業して以来、数百年にわたる歴史と伝統をもった世界各地の醸造所やブランドをグループに統合し、絶え間ない革新に挑戦してきました。
Asahi Super Dry、Peroni Nastro Azzurro、Kozel、Pilsner、Urquell、Grolschといった独自価値をもつプレミアムビールをグローバルブランドとして展開しています。
アサヒグループは、コーポレートステートメント「Cheer the Future ~おいしさと楽しさで、未来を元気に~」のもと、商品やサービスを通じて、人と自然・コミュニティ・社会とのより良いつながりを支援し、”かけがえのない未来”を元気にしていくことを約束しています。
事業規模としては、年間100億リットルを超える酒類および飲料を世界中のお客さまに提供し、売上収益は2.5兆円を超えています。
日本、欧州、オセアニア、東南アジアを中心に、世界各地で事業を展開しています。
「Asahi Group Philosophy(AGP)」のOur Missionは「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」、
Our Visionは「高付加価値ブランドを核として成長する”グローカルな価値創造企業”を目指す」、
Our Valueは「挑戦と革新」「最高の品質」「感動の共有」です。
(引用:アサヒグループホールディングス公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
1889年11月 - 朝日麦酒株式会社(現 アサヒグループホールディングス株式会社)の前身である大阪麦酒会社設立
1891年10月 - 吹田村醸造所(現 アサヒビール吹田工場)竣工
1892年5月 - 「アサヒビール」発売
1893年2月 - 大阪麦酒株式会社に改組
1897年7月 - 本格的なビヤホール「アサヒ軒」の第1号店開業
1900年 - 日本初の熱処理を施さない瓶詰生ビール「アサヒ生ビール」発売
1906年3月 - 大阪麦酒株式会社、日本麦酒株式会社、札幌麦酒株式会社の3社合同により、大日本麦酒株式会社設立
1949年1月 - 過度経済力集中排除法により、大日本麦酒株式会社は、朝日麦酒株式会社と二言麦酒株式会社に分割
1949年9月 - 朝日麦酒株式会社設立
1958年9月 - 日本初の缶容器入りビール「アサヒゴールド」を発売
1965年3月 - 世界初の屋外発酵貯酒タンクを開発
1971年6月 - 日本初のアルミ缶入りビール発売
1972年3月 - 株式会社三ツ矢ベンディング設立(現 アサヒグループジャパン傘下、アサヒ飲料株式会社)
1984年11月 - 財団法人アサヒ生活文化研究振興財団設立(現 アサヒグループ学術振興財団)
1986年2月 - 新コーポレートロゴを関した初の商品「アサヒ生ビール」発売
1987年3月 - 世界初の辛口ビール「アサヒスーパードライ」発売
1989年1月 - 「朝日麦酒株式会社」から「アサヒビール株式会社」に社名変更
1989年3月 - 財団法人アサヒビール芸術文化財団設立(現 アサヒグループ芸術文化財団)
1992年3月 - アサヒビール食品株式会社設立(現 アサヒグループジャパン傘下、アサヒグループ食品株式会社)
1994年1月 - 現地ビール会社への資本参加を通じて中国への本格進出開始
1994年3月 - アサヒビール薬品株式会社(現 アサヒグループジャパン傘下、アサヒグループ食品株式会社)
1998年4月 - アサヒビールU.S.A.社設立(現 Asahi Europe & International傘下)
1998年11月 - 日本の全工場で廃棄物100%再資源化達成
2001年4月 - ニッカウヰスキー株式会社を完全子会社化(1954年から資本参加)
2002年7月 - アサヒビール食品株式会社とアサヒビール薬品株式会社を統合し、アサヒフードアンドヘルスケア株式会社を設立(現 アサヒグループジャパン傘下、アサヒグループ食品)
2002年9月 - 協和発酵工業株式会社、旭化成株式会社から焼酎・低アルコール飲料事業を譲受
2003年1月 - アサヒフードアンドヘルスケア株式会社、ポーラフーズ株式会社を統合(現 アサヒグループジャパン傘下、アサヒグループ食品)
2004年11月 - 韓国ロッテグループの酒類販売会社に出資し「株式会社ロッテアサヒ酒類」設立
2006年5月 - ベビーフード国内最大手の「和光堂株式会社」の株式取得(現 アサヒグループジャパン傘下、アサヒグループ食品)
2008年7月 - 「天野実業株式会社」の株式取得(現 アサヒグループジャパン傘下、アサヒグループ食品)
2009年4月 - 豪州飲料会社「Schweppes Australia」の全株式取得(現 Asahi Hodings(Australia)傘下)
2011年7月 - アサヒビール株式会社から純粋持株会社「アサヒグループホールディングス株式会社」へ商号変更
日本酒類事業を担うアサヒビール株式会社を新たに設立(現 アサヒグループジャパン傘下)
2011年9月 - ニュージーランド酒類大手「Flavoured Beverages Holdings Limited」の株式取得(現 Asahi Hodings(Australia)傘下)
ニュージーランド飲料会社「Charlie’s Group Limited」の株式取得(現 Asahi Hodings(Australia)傘下)
豪州飲料会社「P&N Beverages Australia」からミネラルウォーター類及び果汁飲料事業を取得(現 Asahi Hodings(Australia)傘下)
2011年11月 - マレーシア飲料会社「Permanis Sdn. Bhd.」の株式取得(現 Asahi Holdings Southeast Asia傘下)
2012年10月 - カルピス株式会社の株式取得(現 アサヒグループジャパン傘下、アサヒ飲料など)
2014年6月 - マレーシア食品会社「Etika International Holdings Limied」より「東南アジアにおける乳製品関連事業」の株式取得(現 Asahi Holdings Southeast Asia傘下)
2016年10月 - 旧SAB Miller社のイタリア、オランダ、英国事業取得(現 Asahi Europe & International傘下)
2017年3月 - 旧SAB Miller社の中東欧5か国のビール事業所得(現 Asahi Europe & International傘下)
アサヒバイオサイクル株式会社を設立
2019年4月 - アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社を設立
英国Fuller, Smith & Turner P.L.C.のプレミアムビール・サイダー事業取得(現 Asahi Europe & International傘下)
2020年6月 - AB InBev社の豪州事業(CUB事業)取得(現 Asahi Hodings(Australia)傘下)
2020年10月 - 日本の食品企業で初めてグリーンボンドを発行
2022年1月 - 日本を統括する地域統括会社としてアサヒグループジャパン株式会社を設立し、4 Regional Headquarters体制に移行
日本のサステナビリティ事業を展開するアサヒユウアス株式会社が事業開始
2023年1月 - スタートアップ投資ファンドAsahi Group Beverages & Innovation Fundを米国・サンフランシスコに設立し運営開始
事業内容
アサヒグループホールディングスは、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】日本 52%、欧州 23%、オセアニア 23%、東南アジア 2%、他 0%
【海外】49%
酒類事業
(引用:アサヒグループホールディングス公式HP)
飲料事業
(引用:アサヒグループホールディングス公式HP)
食品事業
(引用:アサヒグループホールディングス公式HP)
時価総額
アサヒグループホールディングスの時価総額は2.8565兆円です。(2024年2月13日現在)
社員の状況
従業員数:単体 164名(臨時4名)
連結 29,920名(臨時6,645名)
平均勤続年数:11.90年
平均年齢:41.30歳
平均年収:1229万円
業績
2024年2月13日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は10.3%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は8.3%増の1,640億7,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年の8.64%から8.85%と横ばいでした。
(引用:アサヒグループホールディングス公式HP)
2024年12月期の連結業績予想は増収増益になります。
適時開示情報
2024年2月13日 2023年12月期決算短信
2024年2月13日 剰余金の配当に関するお知らせ
]
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年2.5%前後の配当を出しています。
2013年12月 1.45% 31.7%
2014年12月 1.20% 30.2%
2015年12月 1.32% 30.3%
2016年12月 1.46% 27.7%
2017年12月 1.34% 24.4%
2018年12月 2.32% 30.0%
2019年12月 2.01% 32.2%
2020年12月 2.50% 53.9%
2021年12月 2.44% 36.0%
2022年12月 2.74% 37.8%
2024年2月 2.04%
(引用:アサヒグループホールディングス公式HP)
株主優待は、100株以上で「自社オリジナル製品やグループ会社製品など複数の選択肢の中からひとつ選択」を贈呈です。
権利確定月は12月末です。
100株以上 1,000円相当の優待品
500株以上 2,000円相当の優待品
1,000株以上 3,000円相当の優待品
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
アサヒグループホールディングスは、6月と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2017年までは上昇傾向でしたが、それ以降は横ばい状態が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、5,500円前後で横ばいが続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 18.56倍 (予 17.47倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.17倍
PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 299.11 (予 317.75)
BPS(1株当たりの純資産) 4,741.18
(引用:アサヒグループホールディングス公式HP)
ROA(純資産利益率) 3.14% (予 3.05%)
(引用:アサヒグループホールディングス公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 46.5%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
業績には波がありますが、海外の企業をM&Aすることで拡大傾向にあるといえます。
2023年12月期の業績予想は増収増益で、過去最高の業績になる見込みです。
一方、株価は比較的高めの位置にあり、最近は下落をしています。
配当はそこそこあり、株価は適正レベルなので、素直に長期投資をしてキャピタルゲインとインカムゲインを狙うのが最良と思います。
大型の銘柄ですが、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのも良いと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:〇
成長・将来性:◎
収益性:〇
規模:◎
割安度:△
値動き:〇
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):〇
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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