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【株式銘柄分析】SGホールディングス SGHD(9143)~佐川急便 宅配便2位 国内シェア3割 チャーター輸送 国際物流 3PL JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、中核の佐川急便は宅配便2位で、国内シェア3割、チャーター輸送や国際物流、3PLなどを展開するSGホールディングスについて調査をしました。

 

www.sg-hldgs.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年1月18日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

SGホールディングスは、中核の佐川急便は宅配便2位で、国内シェア3割、チャーター輸送や国際物流、3PLなどを展開する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

私たちSGホールディングスグループは、川上から川下まで、お客様のあらゆる物流ニーズにお応えする総合物流企業グループです。

1957年の創業以来、お客さまのために何ができるかを常に考え、誠心誠意尽くすという「飛脚の精神(こころ)」を受け継ぎながら物流ビジネスを展開してきました。

そして、「信頼・創造・挑戦」を企業理念として掲げ、お客さまへ新しい物流の価値を提供するために、日々、挑戦を続けています。

 

私たちSGホールディングスグループの強みは、お客さまとの接点の中信であるセールスドライバー®の情報収集力。

そして、デリバリー、ロジスティクス、不動産、IT、車両整備などさまざまなリソースを活用し、お客さまのあらゆるニーズに対応する総合力です。

この強みを最大限活用して社会にもお客さまにも価値のある物流サービスを提供し、皆さまと共に成長し続けていくために、これからも事業活動に真摯に取り組んでいきます。

 

今後も「飛脚の精神(こころ)」を源泉に、時代に適応する最適なソリューションを提供することで、ステークホルダーの皆さまに信頼される企業グループを目指していきます。

 

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1965年11月 - 佐川急便株式会社を設立

1975年7月 - 京都自動車興業株式会社(現 佐川アドバンス株式会社)を設立

1980年5月 - 佐川自動車工業株式会社(現 SGモータース株式会社)を設立

1980年9月 - 佐川航空株式会社(現 SGHグローバル・ジャパン株式会社)を設立

1983年2月 - 佐川コンピューター・システム株式会社(現 SGシステム株式会社)を設立

1988年10月 - 翼運輸株式会社(現 SGムービング株式会社)を子会社化

1990年8月 - 佐川急便(香港)有限公司を子会社化

1997年6月 - SAGAWA EXPRESS VIETNAM CO., LTD.を設立

2003年9月 - 保利佐川物流有限公司(現 佐川急便国際物流(深圳)有限公司)を設立

2005年3月 - 佐川フィナンシャル株式会社を設立

2006年3月 - 純粋持株会社体制へ移行、SGホールディングス株式会社を設立

2006年6月 - SGホールディングス株式会社が、佐川急便株式会社から佐川グローバルロジスティクス株式会社(現 SGHグローバル・ジャパン株式会社)他子会社10社の株式を譲受

2007年8月 - SGリアルティ株式会社を設立

2008年11月 - 佐川ロジスティクスパートナーズ株式会社(2019年4月に佐川グローバルロジスティクス株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅)を設立

2009年2月 - ワールド・ロジ株式会社が保有する株式会社ワールドサプライの全株式を譲受け、同社を子会社化

2011年4月 - SGエキスパート株式会社を設立

     SGフィルダー株式会社を設立

2012年6月 - SG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD.を設立

2013年5月 - 佐川グローバルロジスティクス株式会社において、SGHグローバル・ジャパン株式会社に商号を変更するとともに、会社分割により佐川グローバルロジスティクス株式会社を新設し、国内ロジスティクス事業を承継

     シンガポール国内の物流事業強化のため、AMEROID LOGISTICS (S) PTE. LTD.(現 SG SAGAWA AMEROID PTE. LTD.)を買収

2013年11月 - 当社グループの国内ネットワークを活かした高品質な一貫物流サービスの提供を目的とし、SG SAGAWA USA, INC.を設立

2014年6月 - 国際貨物事業の拡大を目的とし、スリランカの物流企業であるEXPOLANKA HOLDINGS PLCを買収

2015年3月 - ベトナム国内で貨物・物流サービスを行うための事業会社として、SG SAGAWA VIETNAM CO., LTD.を設立

2016年3月 - 株式会社日立物流(現 ロジスティード株式会社)と資本業務提携契約を締結

2016年11月 - ベトナムにおけるデリバリー事業の拡大・強化と顧客基盤拡大を目的とし、Phat Loc Express and Trading Joint Stock Company.(2017年3月にSG SAGAWA EXPRESS VIETNAM., LLCへ商号変更、2019年4月にSG SAGAWA VIETNAM CO., LTD.を存続会社とする吸収合併により消滅)を買収

2016年12月 - 電報類似サービス事業の拡大を目的とし、株式会社VST(現 佐川ヒューモニー株式会社)を設立

2017年12月 - 東京証券取引所市場第一部に株式を上場

2019年5月 - ベトナムにおける車載冷凍冷蔵設備の供給事業を目的として、SG Motors Vietnam Co., Ltdを設立

2020年3月 - 東アジア及び中国におけるロジスティクス事業の拡大を目的として、上海虹迪物流科技有限公司を買収

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

 

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事業内容

SGホールディングスは、以下の4つの事業からなります。

 

【連結事業】 デリバリー 73%、ロジスティクス 22%、不動産 1%、他 4%

【海外】17%

 

デリバリー事業

当事業は、佐川急便の飛脚宅配便を中心に、大型家具や家電等の組み立て・設置、大型特殊物の移動など、輸送に関わるさまざまなサービスを展開しています。

全国をくまなく網羅する物流施設や輸送ネットワークと、20,000人を超えるセールスドライバーによって、お客さまの多種多様な物流ニーズに対し、最適なソリューションをご提案します。

 

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

ロジスティクス事業

当事業は、国内外の倉庫における保管・検針検品・流通加工から、船舶・航空機・車両などによる国際輸送・通関を始め、域内における輸送手配まで、包括的な物流ソリューションを提供しています。

当社グループのグローバルネットワークは中国・東南アジアからスタートし、現在では南アジア・欧州・中東・北米・中南米など36の国と地域にまで拡大しました。

 

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

不動産事業

当事業では、主に物流施設の開発・賃貸・管理を通じ、グループの物流事業を支えています。

また、既存施設及び物流効率の低い施設の大規模修繕や再開発により、全国の配送インフラの最適化を実現しています。

保有する物流施設を信託受益権化し売却しており、資産効率及び資産効率を高めるとともに、開発に投じた資金の回収を図り、投資残高を増加させずに新規物件の開発を継続しています。

 

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

その他の事業

当事業は、お客さまに提供する提案やサービスの品質を向上させるために、物流に附帯する各機能を担うほか、トータルロジスティクスを支える付加価値を創出・提案・提供しています。

また、グループ内の業務効率の向上に寄与する機能も担っています。

これら当社グループの物流と連携した新たな機能、サービスを開発することで、お客さまに幅広い価値提案を行っていきます。

 

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

 

時価総額

SGホールディングス時価総額1.2971兆です。(2024年1月18日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 52,268名(臨時41,819名)

     単体 294名(臨時8名)

平均勤続年数:8.40年

平均年齢:36.30歳

平均年収:762万円

 

 

業績

2023年4月28日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結営業収益は9.7%減で、経常利益は13.9%減の1,379億4,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年の9.80%から9.43%と横ばいでした。

 

 

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は減収減益になります。

 

 

2023年7月28日には、連結業績予想の修正(各種利益の下方修正)が発表されています。

 

 

2023年10月27日には、通期連結業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年1月26日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結営業収益は10.8%減、経常利益は33.0%減の738億2,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の9.55%から7.20%と悪化しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は82.48%となりました。

 


同時に、通期連結業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 

 

下方修正が出るほど、業績は厳しい状況です。

 

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適時開示情報

2024年1月26日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年1月26日 業績予想の修正に関するお知らせ

2023年10月27日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年10月27日 業績予想の修正に関するお知らせ

2023年7月28日 業績予想の修正に関するお知らせ

2023年4月28日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2018年3月 1.42%  28.6%

2019年3月 1.27%  30.0%

2020年3月 1.71%  29.5%

2021年3月 1.38%  29.9%

2022年3月 2.16%  29.8%

2023年3月 2.60%  25.6%

2024年1月 2.57%

 

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

SGホールディングスは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年は上昇しましたが、2021年から2022年にかけて下落して、現在は横ばいが続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、上昇・下落はありますが、2,000円前後で横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  10.13倍 (予 20.83倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.29倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 201.42 (予 98.33)

BPS(1株当たりの純資産) 894.75

 

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 23.28% (予 10.99%)

ROA(純資産利益率) 13.98% (予 6.97%)

 

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に良いといえます。

 

自己資本比率 63.4%

 

(引用:SGホールディングス公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

ヤマトホールディングス(9064)

NIPPON EXPRESSホールディングス(9147)

山九(9065)

 

まとめ

売上・利益は2022年3月期までは伸びていましたが、その後は縮小傾向です。

2024年3月期も減収減益予想で、2度の下方修正をしており、厳しい状況です。

 

一方、株価は2023年からは横ばいが続いています。

 

直近業績は厳しく、今後の業績も怪しいため、長期投資は避けた方が無難と思います。

大型の銘柄で、値動きに小さそうなので、短期投資向けではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:〇

規模:◎

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):△

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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