こんにちは、ToMO（@tomo2011_08）です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は？、業績はどうか？、配当はいくらなのか？、現在の株価はいくらか？などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、スターアジア傘下で再建中である都市型ビジネスホテルや東北での中長期滞在型施設を運営するポラリス・ホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月14日現在の情報になります。
目次
会社概要
（引用：ポラリス・ホールディングス公式HP）
ポラリス・ホールディングスは、スターアジア傘下で再建中である都市型ビジネスホテルや東北での中長期滞在型施設を運営する企業です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
優れた不動産投資実績を誇るスターアジアと、ホテルオペレーションに定評のあるポラリス。
この二社が融合して生まれたのがポラリス・ホールディングス株式会社。
ファンドマネジメントの視点をホテルオペレーションに生かした収益性の高い事業で、投資価値を最大化します。
創業以来100年以上を有する歴史の中で培ってきたホテルオペレーションの基盤に、不動産投資運用に関して豊富な実績を持ち高い収益性にコミットするスターアジアのノウハウを融合し、今後も当社の強みである機動的、弾力的、並びに迅速な戦略実行を推進していきます。
新たな発展期を迎えた今、積極的な店舗展開、運営ブランドの強化、海外ホテルとのシナジー創出、サステナビリティの更なる対応強化等、マーケットやトレンドの変動を的確に捉えた様々な挑戦に取り組んでいきます。
企業・経営理念は「Public companyの自覚と責任」です。
（引用：ポラリス・ホールディングス公式HP）
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沿革
▼クリックで詳細表示
1912年 - 上毛撚糸株式会社として創業
1961年 - 東京証券取引所第二部に上場
2001年 - 株式会社上毛へ社名変更
2008年 - 価値開発株式会社へ社名変更
2009年 - 株式会社衣浦グランドホテルを設立
当社子会社である株式会社フィーノホテルズが、同じく当社子会社である株式会社ジェイ・エイチ・エムを吸収合併
2011年 - 東日本大震災復興支援第１号プロジェクト始動
株式会社北海道上毛から株式会社バリュー・ザ・ホテルへ商号変更
2012年 - 株式会社バリュー・ザ・ホテル宮城設立
株式会社バリュー・ザ・ホテル福島設立
『バリュー・ザ・ホテル名取』開業
東日本大震災復興支援第２号プロジェクト始動
2013年 - 『バリュー・ザ・ホテル矢本』開業
『バリュー・ザ・ホテル三本木』開業
『バリュー・ザ・ホテル広野』開業
『バリュー・ザ・ホテル石巻』開業
2014年 - 株式会社プレミアリゾートオペレーションズを子会社化
2015年 - 東京証券取引所の所属業種を「不動産業」から「サービス業」に変更
当社子会社である株式会社バリュー・ザ・ホテルが、同じく当社子会社である株式会社バリュー・ザ・ホテル福島を吸収合併
2016年 - 当社子会社である株式会社フィーノホテルズが、同じく当社子会社である株式会社快適計画を吸収合併
2018年 - スターアジアグループと資本業務提携
2019年 - 第三者割当増資に伴う新株発行によりスターアジアグループ企業が親会社となる
2020年 - スターアジアグループとの協同 新ブランド「KOKO HOTEL」の運営開始（全国５店舗を開業）
株式会社ココホテルズ設立
新ブランド「フィーノホテル」の１号店として『フィーノホテル札幌大通り』を開業
2021年 - ポラリス・ホールディングス株式会社へ社名変更
2022年 - 市場第２部からスタンダード市場に移行
2023年 - Red Planet Holdings (Philippines) Limitedの株式を取得し、同社及び同社の子会社12社を子会社化
事業内容
ポラリス・ホールディングスは、以下の2つの事業からなります。
【連結事業】 ホテル 100%、不動産 0%
ホテル事業
「ココホテルズ」、「ベストウェスタンホテル」、「バリュー・ザ・ホテル」のブランドでホテルを展開しています。
（引用：ポラリス・ホールディングス公式HP）
不動産事業
マネジメントソリューションとして、以下を実施しています。
- 自社運営ホテル物件の調達
- 自社運営ホテル物件の維持・管理
- 不動産投資の相談・提案（主にホテル物件。証券化スキームを含む。）
- テナント管理
時価総額
ポラリス・ホールディングスの時価総額は282.97億円です。（2024年2月14日現在）
社員の状況
従業員数：単体 32名（臨時5名）
連結 358名（臨時163名）
平均勤続年数：3.90年
平均年齢：41.80歳
平均年収：495万円
業績
2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は89.0%増で、経常利益は赤字幅縮小の-2億1,500万円となっています。
売上高営業利益率は0.04%でした。
（引用：ポラリス・ホールディングス公式HP）
2024年3月期の連結業績予想は増収で黒字転換になります。
2023年8月10日に発表された2023年3月期の1Q決算決算と同時に、2024年3月期の業績予想の修正がありました。
経常利益は下方修正、他の項目は上方修正です。
2023年11月14日には、2024年3月期の連結業績予想の修正（上方修正）が発表されています。
次に、2024年2月13日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は前年同期比266.6%増、経常利益は黒字転換の23億8,400万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の1.39%から16.55%と大幅に改善しました。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は101.88%となりました。
上方修正が出るほど、業績は好調に進捗しているようです。
それでも、進捗率は100%超と、さらなる上方修正が期待できます。
適時開示情報
2024年3月27日 那覇市の新規ホテル物件に係る定期建物賃貸借契約締結に関するお知らせ
2024年3月25日 社債の繰上償還及び資金の借入れとこれによる支払利息削減に関するお知らせ
2024年2月13日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2024年1月9日 令和6年能登半島地震による当社グループホテルへの影響に関するお知らせ
2023年12月20日 子会社の吸収合併並びに臨時株主総会招集のための基準日設定及び臨時株主総会の開催に関するお知らせ
2023年11月14日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年11月14日 2024年3月期業績予想の上方修正及び特別利益の計上に関するお知らせ 366百万円
2023年8月10日 2024年3月期業績予想の修正に関するお知らせ
2023年5月15日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
配当は出していません。
2014年3月 0.00% 0.0%
2015年3月 0.00% 0.0%
2016年3月 0.00% 0.0%
2017年3月 0.00% 0.0%
2018年3月 0.00% -%（赤字）
2019年3月 0.00% -%（赤字）
2020年3月 0.00% -%（赤字）
2021年3月 0.00% -%（赤字）
2022年3月 0.00% -%（赤字）
2023年3月 0.00% 0.0%
2024年2月 0.00%
権利確定月は9月末日です。
株主様限定の特設ウェブサイト「ポラリス・ホールディングス・プレミアム優待倶楽部」において、お米やブランド牛などのこだわりグルメ、スイーツや飲料類、銘酒、家電製品、選べる体験ギフトなど2,000点以上の商品からお好みの商品を選択可能。
また、社会貢献活動への寄付も可能。
なお、進呈する株主優待ポイントは、「Wills Coin」（株主優待共通コイン）を媒介として、「プレミアム優待倶楽部」を導入する他の上場企業の株主優待ポイントと合算可能
3,000株以上 継続保有 1年未満：3,000ポイント 1年以上：3,000ポイント
4,000株以上 継続保有 1年未満：5,000ポイント 1年以上：5,500ポイント
5,000株以上 継続保有 1年未満：20,000ポイント 1年以上：23,000ポイント
10,000株以上 継続保有 1年未満：60,000ポイント 1年以上：70,000ポイント
50,000株以上 継続保有 1年未満：80,000ポイント 1年以上：95,000ポイント
100,000株以上 継続保有 1年未満：100,000ポイント 1年以上：120,000ポイント
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ポラリス・ホールディングスは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2015年中旬までは上昇傾向でしたが、それ以降は下落傾向が続いて横ばいです。
直近は上昇傾向です。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、12月まで横ばいでしたが、それ以降は上昇傾向です。
過去6か月チャート
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株価指標
PER（株価収益率＝株価が純利益に対して何倍か） 59.48倍 （予 11.90倍）
PBR（株価純資産倍率＝株価が1株当たりの純資産の何倍か） 4.85倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS（1株当たりの純利益） 4.37 （予 21.51）
BPS（1株当たりの純資産） 52.78
ROE（自己資本利益率） 18.39% （予 40.76%）
ROA（純資産利益率） 2.17% （予 11.01%）
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 27.0%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性はやや悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は2028年3月期から激減し、2023年3月期まで低迷していましたが、2024年3月期は大きく伸びそうです。
過去10年で赤字が5回と低迷していましたが、2024年3月期は大幅に黒字になりそうです。
この黒字の状態を安定して続けられるかが今後の課題です。
一方、株価も低迷を続けていましたが、2023年に入って上昇傾向となっています。
配当はないため、キャピタルゲイン一択です。
低迷が続いていただけに、業績が回復しても、長期投資するのは厳しいです。
ある程度、良い業績が続けていけることが分かった時点であれば、長期投資はありです。
小型の銘柄ですが、通常時はそれほど値動きはないため、短期投資で利益を得るのは難しいです。
現在のように注目が集まっているときであれば、短期投資で利益を狙えます。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績：◎
安全性：△
成長・将来性：△
収益性：✖
規模：✖
割安度：◎
値動き：△
高配当投資：✖（優待）
長期投資（値上がり益）：△
短期投資：○
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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