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【株式銘柄分析】プレシジョン・システム・サイエンス PSS(7707)~遺伝子解析・免疫測定装置 独自DNA抽出技術 OEM~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、独自のDNA抽出技術を核に遺伝子解析、免疫測定などの装置のOEMをおこなうプレシジョン・システム・サイエンスについて調査をしました。

 

www.pss.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年5月15日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:プレシジョン・システム・サイエンス公式HP)

 

プレシジョン・システム・サイエンスは、独自のDNA抽出技術を核に遺伝子解析、免疫測定などの装置のOEMをおこなう会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

2001年の株式公開以降、磁性ビーズを担体とするイムノアッセイやDNA抽出の自動化機器開発をスタートして、現在は、DNA増幅、蛍光(化学発光)測定、及び各種の試薬、解析ソフト等幅広く、総合的な開発を行い、独自のバイオシステムコンセプトの構築に成功しています。

 

PSSのバイオシステムコンセプトは、シンプルながら高精度で、非常に応用性が広く、且つ安価、小型な製品を生み出すことが出来ます。

すでに、ウイルス、感染症遺伝子診断分野において幾つかの、製品の販売を開始し、性能は高く評価されています。

PSSは、さらに感染症、オンコロジー、SNP、ヒューマンID、動物・植物等様々な分野において、迅速な開発と製品化を進めていく所存です。

 

そのためには、ワールドワイドに技術提携出来るバイオシステムネットワークが必要と考えています。

お互いに技術を持ち寄り、世の中に貢献出来る事業を行うことが出来るなら大きな喜びです。

 

企業理念は「PSSイオシステムネットワークを通じた社会貢献」です。

 

(引用:プレシジョン・システム・サイエンス公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1985年7月 - 理化学機器(臨床検査機器)の保守メンテナンスを目的として、東京都板橋区に設立

1986年9月 - 本社所在地を東京都府中市に移転

1989年2月 - 自社製品として、分注装置、希釈装置、洗浄装置等の理化学機器の製造販売を開始

1991年2月 - 研究開発施設として、千葉県松戸市に松戸研究所を設置

1993年1月 - 本社所在地を東京都稲城市に移転

1995年6月 - 磁性体粒子法を利用した化学発光免疫測定装置(HiMICO)の製品化に成功。開発技術について、欧州等の世界各国に特許出願し、マグトレーション・テクノロジーと名付ける

1995年10月 - マグトレーション・テクノロジーを利用したDNA自動抽出装置等の製品化に成功

1996年8月 - 東洋紡績株式会社とDNA自動抽出装置等に関するOEM契約を締結

1997年11月 - スイスF.Hoffmann-La Roche LtdとDNA自動抽出装置等に関するOEM契約を締結

1998年12月 - ドイツBoehringer Mannheim GmbH(現在はRoche Diagnostics Ltd(スイス))とDNA自動抽出装置等に関するOEM契約を締結

1999年7月 - ノルウェーのGenoVision AS(現 Qiagen AS)とDNA自動抽出装置等に関するOEM契約を締結

2000年10月 - スウェーデンMagnetic Biosolution Sweden ABとDNA自動抽出装置等に関するOEM契約を締結

2001年2月 - 大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現 JASDAQ市場)に株式上場

2001年4月 - 稲城市の本社と松戸研究所を統合し、新本社社屋に集約。本社所在地を千葉県松戸市に移転

2001年7月 - 米国子会社PSS Bio Instruments, Inc.(現 Precision System Science USA,Inc.、米国カリフォルニア州)及び欧州子会社Precision System Science Europe GmbH(ドイツ マインツ市、現在はドイツ デュッセルドルフ市)を設立

2002年7月 - 子会社ユニバーサル・バイオ・リサーチ株式会社(千葉県松戸市)を設立

2002年8月 - ノルウェーQiagen ASとドイツQiagen GmbHとDNA自動抽出装置等に関するOEM契約を締結(現在はスイスQiagen Instrument AGと契約更新)

2004年8月 - 株式会社三菱ヤトロン(現 株式会社LSIメディエンス)と小型免疫化学発光測定装置に関するOEM契約を締結

2006年5月 - 米国Invitrogen Corporation(現 Life Technologies Corporation)とDNA自動抽出装置等に関するOEM契約を締結

2006年7月 - 投資会社として子会社PSSキャピタル株式会社を設立、同社によりバイオコンテンツ投資事業有限責任組合が設立・運営される

2006年8月 - 米国Bechman Coulter, Inc.とDNA自動抽出装置等に関するOEM契約を締結

2007年2月 - 米国Nano String Technologies,Inc.とサンプル精製・反応処理システムに関するOEM契約を締結

2007年7月 - GEヘルスケアバイオサイエンス株式会社と、タンパク質の自動精製装置及び試薬キット(Purelumnシステム)に関する国内独占販売契約を締結

     米国子会社PSS Bio Instrument,Inc.を、Precision System Science USA,Inc.に社名変更

2008年4月 - ベルギー Diagenode SA、株式会社ニッポンジーンとエピジェネティクス用自動化システムの開発で提携

2009年9月 - エヌピーエス株式会社株式の一部取得(持分法適用会社化)による日本パルスモーター株式会社との提携関係締結

     米国臨床検査センター、ARUPラボラトリーズと販売及び保守契約を締結

2010年10月 - JASDAQスタンダード市場に移行

2011年4月 - DiaSorin社とLAMP法による分子診断装置の開発契約を締結

2012年3月 - アボット社と自動最近検査システム向け全自動前処理装置の開発契約を締結

2013年4月 - フランスELITech社と全自動遺伝子解析装置「geneLEAD」に関して共同開発及び販売供給契約を締結

2013年7月 - 大阪証券取引所東京証券取引所の株式市場の統合により東京証券取引所JASDAQスタンダード市場に移行

2013年8月 - 韓国LGライフサイエンス社と全自動遺伝子解析装置「geneLEAD」に関して供給・販売契約を締結

2014年5月 - 米国Rokaと食品検査向け遺伝子検査システムについてOEM契約を締結

2014年10月 - アボット社向け検体前処理システムの製品供給契約を締結

2014年11月 - PSS大舘試薬センター稼働

2014年12月 - Elitechと全自動遺伝子診断装置「geneLEAD Ⅻ」に関してOEM供給契約を締結

2015年9月 - 東京証券取引所マザーズへの市場変更

2016年6月 - エヌピーエス(株)の株式を追加取得し、完全子会社とする

2017年5月 - (株)日立ハイテクノロジーズとの資本業務提携、第三者割当による新株式発行

2020年4月 - 全自動PCR検査システム供給に対して駐日フランス大使から礼状を受け取る

2020年7月 - 「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」採択

2020年8月 - 「COVID-19(SARS-CoV-2)」検査用全自動PCR検査装置とPCR試薬を日本国内販売開始

2021年10月 - PSS新宿ラボラトリー(東京都新宿区)を衛生検査所登録

2022年4月 - 東京証券取引所市場区分見直しに伴いグロース市場へ移行

2022年7月 - PSS大館試薬センター第二工場稼働

2022年12月 - (株)フェローテックホールディングスと合弁会社として(株)PF・BioLineを設立

 

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事業内容

プレシジョン・システム・サイエンスの製品は、以下の4つです。

 

【連結事業】 装置 37%、試薬・消耗品 46%、メンテナンス関連 8%、受託製造・検査 9%

【海外】59%

 

核酸抽出

(引用:プレシジョン・システム・サイエンス公式HP)

 

遺伝子解析

(引用:プレシジョン・システム・サイエンス公式HP)

 

試薬・消耗品

(引用:プレシジョン・システム・サイエンス公式HP)

 

受託解析

(引用:プレシジョン・システム・サイエンス公式HP)

 

 

時価総額

プレシジョン・システム・サイエンスの時価総額54.50億です。(2024年5月15日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 199名(臨時13名)

     単体 102名(臨時12名)

平均勤続年数:8.17年

平均年齢:44.10歳

平均年収:545万円

 

 

業績

2023年8月14日に発表された2023年6月期の決算短信は以下です。

連結売上高は29.0%減で、経常利益は赤字転落の-11億4,100万円となっています。

 

 

(引用:プレシジョン・システム・サイエンス公式HP)

 

2024年6月期の連結業績予想は増収で黒字転換になります。

 

 

2024年2月14日には、通期業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年5月15日に発表された2024年6月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は30.1%減で、経常利益は赤字幅拡大の-6億8,500万円となっています。

 

 

下方修正が出るほど、業績は厳しい状況です。

 

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適時開示情報

2024年5月15日 2024年6月期 第3四半期決算短信

2024年5月15日 補助金収入による特別利益及び特別損失の計上に関するお知らせ

2024年5月15日 特別損失(事業構造改善費用)の計上に関するお知らせ

2024年2月14日 2024年6月期 第2四半期決算短信

2023年8月14日 2023年6月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年配当は出していません。

 

2014年6月 1.10%  22.4%

2015年6月 0.00%  -%(赤字)

2016年6月 0.00%  -%(赤字)

2017年6月 0.00%  -%(赤字)

2018年6月 0.00%  -%(赤字)

2019年6月 0.00%  0.0%

2020年6月 0.00%  -%(赤字)

2021年6月 0.60%  17.1%

2022年6月 0.00%  0.0%

2023年6月 0.00%  -%(赤字)

2024年5月 0.00%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

プレシジョン・システム・サイエンスは、6月、(12月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年に3,100円超までいきましたが、それ以降は下落が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、2月までは下落が続いていましたが、それ以降は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.20倍

 

赤字のため、株価指標の算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 165.79

 

(引用:プレシジョン・システム・サイエンス公式HP)

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

(引用:プレシジョン・システム・サイエンス公式HP)

 

自己資本比率 67.8%

 

(引用:プレシジョン・システム・サイエンス公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

JMS(7702)

日本アビオニクス(6946)

 

まとめ

売上・利益は、2021年6月期に急速に伸びましたが、それ以降縮小が続いています。

赤字も続いており、2024年6月期も厳しい状況です。

 

一方、株価も2020年に3,100円超までいきましたが、それ以降下落が続いています。

現在の株価は、最高値から1/15程度になっています。

配当はないため、キャピタルゲイン狙い一択です。

 

業績は縮小しており、株価も下落を続けているので、長期投資はできません。

 

小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。

急騰することもありますが、頻度はそれほど高くないので、基本的に投資するのはおすすめできません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:✖

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:✖

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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