こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、消防車で国内シェア約6割、消化器・消火設備、衛生・塵芥車両も高シェアのモリタホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月28日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:モリタホールディングス公式HP)
モリタホールディングスは、消防車で国内シェア約6割、消化器・消火設備、衛生・塵芥車両も高シェアの会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
1907年に創業し、日本初のガソリン・エンジン付き消防ポンプを完成させて以来、消防技術の進化の道を切り拓き、火災や災害から人びとの生命、財産を守り続けてきました。
現在、私たちが守る対象は、リサイクル施設や環境車両の開発など、地球の自然環境にも拡大しています。
ー「安心」を支える技術と絶えざる挑戦で、人と地球のいのちを守るー
私たちは自らのパーパス(社会における存在意義)を、このように定義しています。
変化が激しく、また不確実性の高い時代だからこそ、私たちの存在理由や私たちが社会に提供できる価値を明確にし、変革への情熱を絶やさない人の力を結集することが、より一層重要であると考えています。
先進の技術力で世界に変わらない「安心」をお届けするため、私たち自身が生まれ変わり、持続可能な未来の創造に挑戦し続けていきます。
ビジョンは「安全で住みよい豊かな社会へ貢献し 感謝され、愛される企業」です。
(引用:モリタホールディングス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1907年4月 - 森田正作が大阪市南区北炭屋町に火防協会を設立し、消防ポンプ機及び消化器の製作を開始
1910年5月 - 日本初のガソリン・エンジン付き消防ポンプを完成
1912年10月 - 商号を火防協会から森田製作所に改称
1917年 - 日本初の国産消防ポンプ自動車を完成
1932年7月 - (株)森田ガソリン喞筒製作所(現 (株)モリタホールディングス)を設立
1939年9月 - 商号を森田喞筒工業(株)に改称
1944年6月 - 大阪市生野区に生野工場を開設し、各種消防ポンプの製作専門工場とした
1948年3月 - (株)森田ポンプサービス向上(現 (株)モリタエコノス)を設立
1960年9月 - 消化器等の防災事業分野に進出
1961年3月 - 商号を森田ポンプ(株)に改称
1973年5月 - 大阪証券取引所市場第二部に上場
1979年5月 - 東京証券取引所市場第二部に上場
1980年4月 - 東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定
1993年10月 - 兵庫県三田市テクノパークに三田工場(現 三田西工場)を開設
1994年4月 - リサイクル処理施設、ごみ処理施設等の産業機械事業分野に進出
1997年4月 - 商号を(株)モリタに改称
2001年7月 - 大阪・東京2本社制導入
2001年8月 - 宮田工業(株)と資本業務提携契約を締結
2002年4月 - オート電子(株)、(株)近畿モリタ及び(株)南関東モリタが合併し、(株)モリタテクノス(現 連結子会社)に社名変更
2008年4月 - 兵庫県三田市テクノパークに三田新工場(現 三田東工場)を開設し、本社工場(大阪市生野区)を移転
2008年10月 - 分社型新設分割により持株会社へ移行し、商号を(株)モリタホールディングスに改称
承継会社として、ポンプ事業部門は(株)モリタ、防災事業部門は(株)モリタ防災テック、環境事業部門は(株)モリタ環境テックを新設
2008年11月 - 公開買付けにより宮田工業(株)を連結子会社化
2009年8月 - 株式交換により宮田工業(株)を完全子会社化
2010年6月 - 宮田工業(株)の自転車販売事業を新設分割し、(株)ミヤタサイクルを設立
2013年5月 - 本店を大阪市中央区に移転
2014年7月 - 宮田工業(株)と(株)モリタ防災テックが合併し、モリタ宮田工業(株)に社名変更
2016年1月 - フィンランド共和国・BRONTO SKYLIFT OY ABの全株式を取得し、完全子会社化
2019年6月 - (株)ミヤタサイクルの当社保有の全株式を美利達工業股份有限公司へ譲渡
2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場へ移行
事業内容
モリタホールディングスは、以下の4つの事業からなります。
【連結事業】消防車輛 55%、防災 26%、産業機械 7%、環境車輛 12%
【海外】21%
消防車輛事業
ポンプ車からはしご車、コンビナート向けの消防車や空港用の消防車、救助工作車など、幅広い消防車の開発・製造・販売を行っている他、海外拠点より屈折はしご付消防車および高所作業車をグローバルに販売しています。
また、消防車専用のキャブやボディー、タンクの製造など特殊部品の製造も行っています。
さらに、万全の体制および高い専門技術でお応えするために、消防車の保守点検・オーバーホール専門の会社も有し、お客様の二ーズにより迅速にお応えできる体制を整えています。
(引用:モリタホールディングス公式HP)
防災事業
最も身近な防災用品である消化器や、グループホームや病院・診療所などで導入が進められている防災設備など、防災関連製品を開発・製造・販売しています。
また、使用されずに回収された消化器から、再利用消火薬剤の生成も進めています。
(引用:モリタホールディングス公式HP)
産業機械事業
金属スクラップ処理を行う各種大型環境機械やリサイクル(廃棄物の減容・選別など)の円滑化・効率化を推進する機器の開発・製造・販売・メンテナンス、またリサイクルプラザ・ごみ処理施設の設計・施工を積極的に展開。
『「安心」を支える技術と絶えざる挑戦で、人と地球のいのちを守る』というパーパスのもと、環境保全事業を推進しています。
(引用:モリタホールディングス公式HP)
環境車輛事業
毎日のゴミ収集に活躍している塵芥収集車「プレスマスター®」および「パックマスター®」
スマートな外観で従来のイメージを一新したエコパネル式バキュームカー「EP-2」のほか、高圧洗浄車、汚泥吸引車など
環境保護に不可欠な清掃、廃棄物の収集運搬、処理に関係する車両の開発・製造・販売を株式会社モリタエコノスが事業展開しています。
(引用:モリタホールディングス公式HP)
時価総額
モリタホールディングスの時価総額は845.94億円です。(2024年4月28日現在)
社員の状況
従業員数:連結 1,755名
単体 101名
平均勤続年数:12.02年
平均年齢:44.05歳
平均年収:731万円
業績
2024年4月26日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は17.0%増で、経常利益は62.8%増の96億2,700万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の6.25%から9.93%と大幅に改善しました。
(引用:モリタホールディングス公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
適時開示情報
2024年4月26日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年3.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 2.04% 22.8%
2015年3月 1.77% 19.6%
2016年3月 1.52% 20.0%
2017年3月 1.79% 21.7%
2018年3月 1.29% 20.5%
2019年3月 1.87% 24.1%
2020年3月 2.29% 24.7%
2021年3月 2.13% 27.7%
2022年3月 3.24% 33.9%
2023年3月 3.23% 47.3%
2024年3月 2.93% 35.0%
2024年4月 2.66%
(引用:モリタホールディングス公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
モリタホールディングスは、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2018年まで上昇が続いていましたが、それ以降2022年まで下落、直近は上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、1月からゆるやかな上昇傾向が続いています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 13.09倍 (予 11.24倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.87倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 137.08 (予 160.42)
BPS(1株当たりの純資産) 2,074.19
(引用:モリタホールディングス公式HP)
ROA(純資産利益率) 4.30% (予 5.01%)
(引用:モリタホールディングス公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 64.8%
(引用:モリタホールディングス公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は、波がありながらも拡大傾向です。
2025年3月期も増収増益予想と、好調は継続する見込みです。
一方、株価は2023年以降上昇しています。
競合が少なく、業績も伸びているので、素直に長期投資するのが最良です。
小型の銘柄ではないですが、値動きはそこそこありそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うもの良いです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:✖
割安度:〇
値動き:〇
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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