こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、東名阪中心に全品均一価格の焼き鳥店「鳥貴族」を展開する鳥貴族ホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年3月8日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:鳥貴族ホールディングス公式HP)
鳥貴族ホールディングスは、東名阪中心に全品均一価格の焼き鳥店「鳥貴族」を展開する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
1985年に焼鳥屋「鳥貴族」を創業し、企業理念である「焼鳥屋で世の中を明るくしていきたい」という想いのもと、焼鳥屋「鳥貴族」単一業態でのチェーン展開を経営方針として事業活動を行ってきました。
そして2021年2月、焼鳥屋「鳥貴族」での事業展開だけでなく、第二、第三の事業創出を実現させていくため、持株会社体制に移行しました。
社名は株式会社鳥貴族ホールディングスへと変更し、持株会社にするとともに、株式会社鳥貴族という社名は鳥貴族事業を担う新たな事業会社に引き継ぎました。
これからは新しいグループ体制のもと、既存事業の持続的な成長と新事業の創出によってさらなる価値の創造を目指していきます。
企業理念の永遠の理念は「うぬぼれ」、
企業理念の永遠の使命は「外食産業の社会的地位向上」、
企業理念の永遠の目的は「永遠の会社」、
ビジョンは「グローバルチキンフードカンパニー」、
バリューは「TORIKIWAY」です。
(引用:鳥貴族ホールディングス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1986年 - 全品均一価格制を導入し、全品250円均一となる
株式会社イターナルサービス設立、居酒屋「えんにち」の開店
1995年 - 居酒屋業態より撤退
焼鳥屋「鳥貴族」単一業態に集中
1997年 - 大阪市東成区に事務所を開設
FC加盟店の募集を本格的に開始
2000年 - 年間2店舗出店にペースアップ
2003年 - 初めての空中階店舗となる「鳥貴族 道頓堀店」を出店
2004年 - 「道頓堀店」の成功を機に、大阪府下繁華街への出店を加速
2005年 - 関東第1号店となる「鳥貴族 中野北口店」を開店
2007年 - 焼鳥屋「鳥貴族」100号店を達成
2009年 - 東海第1号店となる「鳥貴族 錦三袋町通店」を開店
株式会社鳥貴族へと社名変更
株式上場プロジェクトを社内に設置し、株式上場準備を開始
2010年 - 本社事務所、タレ工場を移転
今後の店舗展開を見据えタレ生産規模を拡大する
焼鳥屋「鳥貴族」200号店を達成
2012年 - 焼鳥屋「鳥貴族」300号店を達成
焼鳥専門店市場シェア第1位を獲得
2014年 - 使用食材の国産比率を高める「国産国消の取り組み」を開始
2015年 - 東証市場第二部へと市場変更
2016年 - 東証市場第一部に指定
鳥貴族の全フードメニューにおいて国産基準を満たす
焼鳥屋「鳥貴族」500号店を達成
2019年 - 京セラ「アメーバ経営」を導入し、採算管理体制を強化
2020年 - パートナーズ事業検証店舗「鳥貴族 大倉家」を出店
2021年 - 持株会社体制へ移行
(株)鳥貴族ホールディングスに社名変更
株式会社TORIKI BURGERを設立
チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」を出店
事業内容
鳥貴族ホールディングスは、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】 飲食 100%
鳥貴族
焼鳥屋「鳥貴族」の営業とFC事業を行っています。
(引用:鳥貴族ホールディングス公式HP)
TORIKI BURGER
国産チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」の営業を行っています。
(引用:鳥貴族ホールディングス公式HP)
やきとり大吉
「焼き鳥大吉」のフランチャイズ展開を行っています。
(引用:鳥貴族ホールディングス公式HP)
時価総額
鳥貴族ホールディングスの時価総額は524.17億円です。(2024年3月8日現在)
社員の状況
従業員数:連結 890名(臨時3,087名)
単体 59名
平均勤続年数:8.80年
平均年齢:39.50歳
平均年収:569万円
業績
2023年9月13日に発表された2023年7月期の決算短信は以下です。
連結売上高は64.9%増で、経常利益は27.4%減の14億2,900万円となっています。
売上高営業利益率は4.24%です。
(引用:鳥貴族ホールディングス公式HP)
2024年7月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年3月8日に発表された2024年7月期の2Q決算の結果です。
連結売上高は前年同期比31.3%増、経常利益は361.8%増の16億7,600万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の2.37%から8.29%で大幅に改善しました。
第2四半期時点の経常利益の進捗率は55.68%となりました。
同時に、通期連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。
適時開示情報
2024年4月26日 韓国子会社の設立に関するお知らせ
2024年3月8日 2024年7月期 第2四半期決算短信
2024年3月8日 第2四半期業績予想と実績値の差異及び通期連結業績予想の修正並びに剰余金の配当(中間配当・増配)に関するお知らせ
2024年2月26日 台湾における合弁会社設立に関するお知らせ
2024年2月26日 香港におけるフランチャイズ契約締結に関するお知らせ
2023年12月8日 2024年7月期 第1四半期決算短信
2023年9月13日 2023年7月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
直近は0.3%前後の配当を出しています。
2014年7月 0.16% 3.2%
2015年7月 0.20% 5.9%
2016年7月 0.31% 7.0%
2017年7月 0.31% 9.6%
2018年7月 0.33% 14.0%
2019年7月 0.38% -%(赤字)
2020年7月 0.32% -%(赤字)
2021年7月 0.00% -%(赤字)
2022年7月 0.17% 4.1%
2023年7月 0.37% 18.9%
2024年3月 0.22%
株主優待は、お食事ご優待券の贈呈です。
権利確定月は、1月・7月末日です。
100株以上 1,000円相当
300株以上 3,000円相当
500株以上 5,000円相当
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
鳥貴族ホールディングスは、1月と7月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/1/29(月)、2024/7/29(月)です。
権利落ち日は、2024/1/30(火)、2024/7/30(火)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上場から2017年までは上昇傾向、それ以降から2020年中旬までは下落、それ以降は上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、11月までは横ばいでしたが、それ以降は上昇傾向です。
直近は、2024年7月期1Q決算の好決算により急騰しています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 85.00倍 (予 30.10倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 6.66倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 53.18 (予 150.15)
BPS(1株当たりの純資産) 679.06
ROA(純資産利益率) 3.19% (予 8.59%)
(引用:鳥貴族ホールディングス公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 38.8%
(引用:鳥貴族ホールディングス公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は2019年までは拡大していましたが、コロナの営業で急速に縮小しました。
2021年を底として、2023年にほぼコロナ前の売上まで回復しました。
利益はコロナ時に赤字にまで落ち込みましたが、2024年7月期は過去最高売上・利益を達成する計画です。
一方、株価は2020年中旬から上昇傾向が続いています。
配当はほとんどないため、キャピタルゲイン狙い一択です。
今後も鳥貴族の店舗は拡大することが期待できるので、素直に長期投資するのが最良です。
小型の銘柄ですが、大きく値動きするような銘柄ではないので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:✖
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:△
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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