こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、ファイザー旧国内研究所が前身で、低分子創薬に強く、導出した消化器薬等を収益の柱とするラクオリア創薬について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月15日現在の情報になります。
目次
会社概要
ラクオリア創薬は、ファイザー旧国内研究所が前身で、低分子創薬に強く、導出した消化器薬等を収益の柱とするバイオベンチャー会社です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
これまで疼痛管理、消化器疾患を中心に創薬に取り組み、パートナー企業を通じて4剤を上市してきました。
また2021年12月期は当社創業以来、初の営業黒字を達成することができました。
今後は「領域の拡充・新技術の獲得に向けた取り組みを強化」により一層、注力する他、「プログラムの価値向上を目的とした取り組みの強化」、「導出活動・提携先との協業関係の維持・強化」も継続的に取り組んでいきます。
コーポレートスローガンは「innovators for life」、
ビジョンは「私たちは創薬を通じて健康と幸せに貢献し、人々の心の陽をもたらします」、
経営理念は「ラクオリア創薬で働く一人ひとりが、「Life(生命、生きるもの、人生)」の尊さを思い、創薬を通じて人々の健康に貢献します」です。
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沿革
▼クリックで詳細表示
2007年1月 - 米Pfizer Inc.が、ファイザー(株)の「ファイザー中央研究所」の閉鎖を決定
2008年7月 - Pfizer Inc.から人的・物的資産、研究開発ポートフォリオなどを継承して事業開始
2011年7月 - 大阪証券取引所JASDAQ市場(グロース)に上場
2013年1月 - 新設分割により、子会社「(株)AskAt」を設立
2014年2月 - 名古屋大学と産学共同研究部門「薬効解析部門」設置に関する契約を締結
2014年6月 - 武豊町から現在地に本社を移転
2014年9月 - 創薬研究部門の一部である生物研究部の機能を名古屋大学環境医学研究所および高等総合研究館に移転
2015年5月 - 子会社の株式会社AskAtが独立
2017年2月 - 簡易株式交換によりテムリック株式会社を完全子会社化
2018年12月 - 子会社のラクオリア イノベーションズ株式会社を設立
2021年1月 - 子会社のラクオリア イノベーションズ株式会社解散を決議
2021年4月 - 岐阜薬科大学との共同研究講座設置
2022年8月 - STAND Therapeutics株式会社と資本業務提携
事業内容
【連結事業】 医薬品の研究開発等 100%
【海外】75%
最先端の科学技術を活用し、医療分野においてニーズの高い疾患領域での新たな医薬品を生み出すことを目指す、研究開発型の創薬企業です。
独自のオープン・コラボレーションから革新的な新薬の種となる開発化合物を創り出し、製薬企業等へのライセンスアウトを通して、真に価値ある新たな治療薬を患者さんに届けます。
「顧客にとっての価値は、アカデミア企業の開かれたコラボレーションネットワークから生み出される」とラクオリア創薬は確信しています。
そして、多様な経験から得られる知識と私たち共通のマインドセット(意識)こそが、部門や会社、業界の壁を越えた横断的なコラボレーションネットワークの構築を可能にし、効果的かつ効率的な新薬の研究開発の原動力となります。
以下が、開発パイプラインです。
時価総額
ラクオリア創薬の時価総額は134.28億円です。(2024年2月15日現在)
社員の状況
従業員数:連結 65名(臨時7名)
単体 62名(臨時7名)
平均勤続年数:10.70年
平均年齢:47.50歳
平均年収:703万円
業績
2024年2月14日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上高は34.8%減で、経常利益は赤字転落の-2億9,300万円となっています。
2024年12月期の連結業績予想は増収で黒字転換になります。
適時開示情報
2024年4月23日 胃酸分泌抑制剤tegoprazanの中東・北アフリカ地域におけるサブライセンスのお知らせ
2024年4月10日 米国Syros社がタミバロテンについて急性骨髄性白血病(AML)を対象としたファストトラック指定を米国FDAから受けたことを発表
2024年4月3日 米Velovia Pharma, LLCとのペット用医薬品の開発に関する契約締結のお知らせ
2024年3月26日 ファイメクス株式会社の株式取得(子会社化)完了のお知らせ
2024年3月11日 新規TRPM8遮断薬の豪州における第Ⅰ相臨床試験の実施承認に関するお知らせ
2024年3月8日 資金の借入に関するお知らせ 35億円
2024年2月20日 胃食道逆流症治療薬tegoprazanのチリにおける販売承認に関するお知らせ
2024年2月14日 2023年12月期決算短信
2024年2月14日 ファイメクス株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2023年12月15日 胃酸分泌抑制剤tegoprazanの中国におけるヘリコバクター・ピロリ除菌療法の承認申請に関するお知らせ
2023年12月14日 株式会社Veritas In Silicoとの共同研究契約におけるマイルストン達成のお知らせ
2023年12月8日 2023年12月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2023年12月7日 米国シロス社がタミバロテンを用いて実施中の急性骨髄性白血病を対象とした臨床試験の進捗について発表
2023年11月22日 胃酸分泌抑制剤tegoprazanの中国における適応拡大に関するお知らせ
2023年10月16日 胃食道逆流症治療薬tegoprazanのペルーにおける製品発売に関するお知らせ
2023年9月27日 EP4拮抗薬のがん治療に関するライセンス契約の状況についてのお知らせ
2023年9月4日 胃食道逆流症治療薬tegoprazanのシンガポールにおける製品発売に関するお知らせ
2023年11月10日 2023年12月期 第3四半期決算短信
2023年2月14日 2022年12月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
配当は出していません。
2013年12月 0.00% -%(赤字)
2014年12月 0.00% -%(赤字)
2015年12月 0.00% -%(赤字)
2016年12月 0.00% -%(赤字)
2017年12月 0.00% -%(赤字)
2018年12月 0.00% -%(赤字)
2019年12月 0.00% 0.0%
2020年12月 0.00% -%(赤字)
2021年12月 0.00% 0.0%
2022年12月 0.00% 0.0%
2023年12月 0.00% -%(赤字)
2024年4月 0.00%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2017年から2018年にかけて急騰して3,300円超えまで上昇しましたが、それ以降は下落傾向が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、11月は上昇していましたが、それ以外は下落傾向が続いていました。
2023年12月期の業績下方修正により急落しています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 56.81倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.20倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) - (予 10.91)
BPS(1株当たりの純資産) 281.87
ROA(純資産利益率) -% (予 3.43%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 88.7%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は2021年に大きく拡大し、黒字を達成しました。
しかし、2023年12月期は売上が落ちて、再度赤字に転落する予想となっています。
一方、株価は下落が続いており、安い状態にあります。
配当はないため、キャピタルゲイン狙い一択です。
バイオベンチャーは業績の先行きを予想するのは困難なため、長期投資はおすすめしません。
小型の銘柄で、ポジティブなニュースで急騰する可能性が高いため、今のように安値のときに短期的に購入するのが最良です。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:✖
安全性:◎
成長・将来性:△
収益性:✖
規模:✖
割安度:△
値動き:◎
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:◎
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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