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【株式銘柄分析】アンジェス Anjes(4563)~創薬ベンチャー 遺伝子医薬 ゲノム編集 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、遺伝子医薬開発を行う創薬ベンチャーであるアンジェスについて調査をしました。

 

www.anges.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月17日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:アンジェス公式HP)

 

アンジェスは、遺伝子医薬開発を行う創薬ベンチャー企業です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

血管新生という治療の概念は当時「これまでにない」治療法でした。

そして様々な挑戦と苦労を経て、20年という歳月をかけて2019年9月、世界初の血管を新生する遺伝子治療用製品、そして世界初となるプラスミドDNA技術を用いた遺伝子治療用製品として、承認・薬価収載され、販売に至りました。

 

企業理念は「生命が長い時間かけて獲得した遺伝子の力を借りて画期的な遺伝子医薬を開発・実用化し、人々の健康と希望にあふれた暮らしの実現に貢献します」です。

 

(引用:アンジェス公式HP)

 

「遺伝子医薬」とは、遺伝子の働きを利用した新しいタイプのバイオ医薬品です。

遺伝子医薬には、既存の治療法では得られない画期的な治療効果が期待できる「遺伝子治療用製品」や、デコイオリゴやRNAiなど治療標的に高い特異性を発揮する「核酸医薬」などが含まれます。

また、プラスミドDNAを用いた次世代のバイオ技術として、治療ワクチンの開発にも取り組んでいます。

 

このように当社は、遺伝子医薬や治療ワクチンといった次世代バイオ医薬を創製する先端技術を基盤に、治療法のない疾病分野や難病、希少疾患などを対象にした革新的な医薬品の開発を通じて、国民生活や医療水準の向上に貢献することを目標としており、そのためにも国際的に通用する革新的な医薬品を少しでも早く患者様にお届けすることを目指しています。

 

アンジェスの事業領域は、以下の2つになります。

 

(引用:アンジェス公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1999年12月 - 遺伝子治療用製品、核酸医薬及び遺伝子の機能解析を行う研究用試薬の研究開発を目的として、株式会社メドジーンを設立

2000年6月 - 商号をメドジーン バイオサイエンス株式会社に変更

2001年10月 - 商号をアンジェス エムジー株式会社に変更

     米国での臨床開発を目的として、米国メリーランド州アンジェス インク(連結子会社)を設立

2002年6月 - 欧州での臨床開発を目的として、英国サセックス州にアンジェス ユーロ リミテッド(連結子会社)を設立

2002年7月 - 治療用及び診断用遺伝子の発見・創薬を目的として、ジェノミディア株式会社(連結子会社)を設立

2002年9月 - 東京証券取引所マザーズに上場

2003年9月 - 会社分割制度を用いてグループ内の組織再編を行い、グループ内(当社及び連結子会社のジェノミディア株式会社)に分散するHVJ-E非ウィルス性ベクター事業に関する人材、資産、知的財産権をジェノミディア株式会社に集約化

2004年3月 - 商号をアンジェス MG株式会社に変更

2006年12月 - ムコ多糖症Ⅵ型治療薬(Naglazyme®)の国内での販売に関し、バイオマリン ファーマシューティカル インク(米国)と提携

2008年3月 - HGF遺伝子治療薬を、重症虚血肢を有する閉塞性動脈硬化症及びバージャー病を適応症として、国内において承認申請

2008年4月 - ムコ多糖症Ⅵ型治療薬(Naglazyme®)の国内での販売開始

2010年9月 - 国内におけるHGF遺伝子治療薬の製造販売申請を取り下げ

2010年12月 - NF-kBデコイオリゴDNAのアトピー性皮膚炎分野において、塩野義製薬株式会社と共同開発するライセンス契約を締結

2012年10月 - 田辺三菱製薬株式会社との間でHGF遺伝子治療用製品の米国における末梢性血管疾患を対象とした独占的販売権許諾契約を締結

2013年1月 - ジェノミディア株式会社の株式を石原産業株式会社に譲渡

2015年6月 - 田辺三菱製薬株式会社との間でHGF遺伝子治療用製品の日本国内における末梢性血管疾患を対象とした独占的販売権許諾契約を締結

2017年7月 - 商号をアンジェス株式会社に変更

2018年1月 - 慢性動脈閉塞症を対象疾患としたHGF遺伝子治療用製品について条件及び期限付承認制度を活用し厚生労働省に対し再生医療等製品の製造販売承認申請を行う

2019年3月 - HGF遺伝子治療用製品 条件及び期限付製造販売承認を取得

2019年9月 - HGF遺伝子治療用製品 国内で販売開始

2020年3月 - 大阪大学と共同で新型コロナウィルス感染症予防DNAワクチンの開発開始

2020年12月 - Vasomune社と共同開発のAV-001を新型コロナウィルス感染症治療薬として臨床試験の開始

     新規ゲノム編集技術を保有するEmendoBio Inc.を子会社化

2021年4月 - 稀少遺伝性疾患検査を主目的とした衛生検査所(現 アンジェスクリニカルリサーチラボトリー)開設

2022年5月 - Eiger BioPharmaceuticals Inc.との希少疾患治療薬ゾキンヴィ(ロナファルニブ)に関する日本における販売契約締結

 

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事業内容

以下は、開発パイプラインの状況です。

 

【連結事業】医薬品 100%、他 0%

 

現在アンジェスでは、核酸医薬事業いわゆるゲノム創薬事業では、慢性動脈閉塞症を対象としたHGF遺伝子治療用製品、椎間板性腰痛症向けのNF-kBデコイオリゴ(エヌ・エフ・カッパ・ビー デコイオリゴ)DNA、DNAワクチンの開発の3プロジェクトを推進しています。

 

(引用:アンジェス公式HP)

 

また、事業基盤を拡大し将来の成長を実現するために、さらなるパイプラインの拡充に向けた新規事業への展開に取り組んでいます。

ゲノム編集技術を用いた遺伝子治療の開発やマイクロバイオーム事業などの領域において資本提携先との協業を進めながら、事業化を進めています。

 

 

時価総額

アンジェス時価総額102.63億円です。(2024年4月17日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 145名(臨時9名)

     単体 40名(臨時8名)

平均勤続年数:7.4年

平均年齢:53.8歳

平均年収:1093万円

 

 

業績

2024年2月9日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比128.1%増、経常利益は赤字幅縮小の-56億5,100万円となっています。

 

 

2024年12月期の連結業績予想は増収で赤字幅拡大になります。

 

 

2024年3月14日には、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月10日 2024年12月期 第1四半期決算発表予定

2024年4月17日 早老症治療薬「ゾキンヴィ」の薬価基準収載並びに発売予定について

2024年4月12日 Eiger BioPharmaceuticals, Inc.に関するお知らせ

2024年3月15日 連結子会社における事業再編成について

2024年3月14日 当社子会社によるライセンス契約締結並びに2024年12月期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2024年2月9日 2023年12月期決算短信

2024年2月9日 2023年12月期通期業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

2024年2月9日 営業外収益、営業外費用、特別損失及び法人税等調整額の計上に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2024年1月29日 連結子会社における事業再編成に関するお知らせ

2024年1月29日 特別損失の計上に関するお知らせ 849,411千円

2024年1月18日 早老症治療剤「ゾキンヴィ」の製造販売承認所得に関するお知らせ

2023年12月20日 営業外収益(補助金収入)計上に関するお知らせ 2,587百万円

2023年11月29日 慢性椎間板性腰痛症治療用NF-κBデコイオリゴDNAの国内第Ⅱ相臨床試験の経過に関するお知らせ

2023年11月8日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年11月8日 営業外収益及び営業外費用並びに特別損失の計上に関するお知らせ

2023年8月24日 営業外収益(補助金収入)計上に関するお知らせ 2,815百万円

2023年8月9日 2023年12月期 第2四半期決算短信

2023年8月9日 2023年12月期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年2月10日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

配当を出していません。

 

2013年12月 0.00%  -%(赤字)

2014年12月 0.00%  -%(赤字)

2015年12月 0.00%  -%(赤字)

2016年12月 0.00%  -%(赤字)

2017年12月 0.00%  -%(赤字)

2018年12月 0.00%  -%(赤字)

2019年12月 0.00%  -%(赤字)

2020年12月 0.00%  -%(赤字)

2021年12月 0.00%  -%(赤字)

2022年12月 0.00%  -%(赤字)

2024年4月 0.00%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

アンジェスは、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)・2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)・2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年、2017年、2019年、2020年と急騰を繰り返しています。

2020年の急騰は2,500円に迫りましたが、そこから下落を続けています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、1月・2月は横ばいでしたが、それ以外の期間は下落が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.39倍

 

赤字のため株価指標算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 129.025

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 90.9%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

タカラバイオ(4974)

オンコセラピーサイエンス(4564)

JCRファーマー(4552)

 

まとめ

売上は少なく毎年巨額赤字の企業です。

株価は100円を切って、年初来安値を更新しています

 

黒字になる目途も立たず、企業の安全性についても疑問ですので、長期投資は避けるべきです。

パイプラインの進展や、新規パイプラインなどの良いニュースがあれば株価は大きく跳ねる可能性が高いです。

今のような株価であれば、安いうちに拾っておいて跳ねたタイミングで売ることで利益を得ることが最良です。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:✖

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:◎

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:◎

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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