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【株式銘柄分析】Delta-Fly Pharma(4598)~創薬ベンチャー 抗がん剤 モジュール創薬 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、既存の抗がん物質を組み合わせて安全性と有効性を高めた抗がん剤を開発する創薬ベンチャーであるDelta-Fly Pharmaについて調査をしました。

 

www.delta-flypharma.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年1月17日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:Delta-Fly Pharma公式HP)

 

Delta-Fly Pharmaは、既存の抗がん物質を組み合わせて安全性と有効性を高めた抗がん剤を開発する創薬ベンチャー企業です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

2010年12月6日の創業以来、独自のモジュール創薬基盤に基づいて、既存の抗がん剤や抗がん活性物質を活用し、効果と安全性のバランスに優れ、経済性に優れた新薬をがん患者にお届けすべく努力を続けています。

 

抗がん剤開発に長年携わった経験者を結集し、「がん患者に優しい抗がん剤」をがん患者に一刻も早く提供すべく、国内外の製薬会社と連携しながら、がん対策先進国の米国や日本に於いて最大高率で開発展開していきます。

 

(引用:Delta-Fly Pharma公式HP)

 

「モジュール創薬」という独自のコンセプトで製品を開発しています。

「モジュール創薬」とは、医薬品を構成する有効成分などの一つ一つをモジュールとして捉え、それらをアセンブルして新たな薬剤を生み出す創薬手法で、今までの研究開発より期間が短くなり、有効性と安全性のバランスのとれた医薬品開発が可能となります。

 

モジュール創薬の中には、承認されていながら効果と毒性のバランスがとれていない抗がん剤に対し、投与量や投与方法などを変えたり、高分子技術やデリバリー技術などを応用して改善して、新たな抗がん剤にすることも可能となります。

 

経営理念は「「がん」だけを見ることなく、「がん患者」の全体を診ることにより、安心して家族のがん患者に勧められる治療法を提供すること」です。

 

(引用:Delta-Fly Pharma公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2010年12月 - 設立

2018年10月 - 東京証券取引所マザーズ市場へ上場

 

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事業内容

Delta-Fly Pharmaの事業は、「医薬品開発」になります。

 

【連結事業】 医薬品 100%

 

一般的な抗がん剤創薬では、基礎の探索研究からがんに作用する化合物を抽出し、可能性のある抗がん剤候補とする方法で約5~7年ほどの長い期間を要します。

 

モジュール創薬は、医薬品になっている抗がん剤の活性物質を利用して組み合わせる方法ですので、基礎の探索研究がほぼ不要であり、ヒトでの有効性と安全性の予測が可能となることから、1~2年後には臨床試験を開始することができます。

 

そのため、研究開発の効率が良く、期間も短縮でき、臨床試験で失敗するなどの開発リスクが低減できることが大きなメリットです。

また、抗がん剤治療で多くの患者が苦痛を伴う副作用の軽減に注目して、抗がん剤の知識と独自のノウハウを組み合わすことで、新規の抗がん剤としての特許化に成功しました。

 

すなわち、抗がん剤を用いた治療において、多くのがん患者がQOL向上を望む限り、新たな創薬手法の大きなイノベーションになり得ると確信しています。

 

開発パイプライン

(引用:Delta-Fly Pharma公式HP)

 

 

時価総額

Delta-Fly Pharmaの時価総額75.14億です。(2024年1月17日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 11名

平均勤続年数:7.30年

平均年齢:53.20歳

平均年収:663万円

 

 

業績

2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は100.0%減で、経常利益は赤字幅拡大の13億2,500万円となっています。

 

 

(引用:Delta-Fly Pharma公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は赤字幅縮小になります。

 

 

次に、2023年11月13日に発表された2024年3月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は0円、経常利益は赤字幅縮小の5億9,900万円となっています。

 

 

前期よりも赤字幅は縮小しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月13日 2024年3月期 第3四半期決算発表予定

2023年11月22日 DFP-10917のASH(米国血液学会)に関するお知らせ

2023年11月13日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月14日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月15日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2019年3月 0.00%  -%(赤字)

2020年3月 0.00%  -%(赤字)

2021年3月 0.00%  -%(赤字)

2022年3月 0.00%  -%(赤字)

2023年3月 0.00%  -%(赤字)

2024年1月 0.00%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

Delta-Fly Pharmaは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場時に最高値の5,000円超えを付けましたが、それ以降下落が続いています。

急騰は1年間で数回あります。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月下旬までゆるやかに下落傾向、その後急騰しましたが、現在はそこから下落して急騰前の株価程度になっています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  19.76倍

 

赤字のため株価指標の算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 48.78

 

(引用:Delta-Fly Pharma公式HP)

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 81.8%

 

(引用:Delta-Fly Pharma公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

オンコリスバイオファーマ(4588)

オンコセラピー・サイエンス(4564)

 

まとめ

売上は数億円あるときもあれば、0のときもあります。

2017年3月期を除き毎年赤字です。

安定して黒字を出せるようになることが今後の課題です。

 

一方、株価は上場以来、下落を続けています。

黒字を安定して出せないとキャピタルゲインを狙うのは厳しいので、長期投資はおすすめできません。

 

小型の銘柄で、毎年数回は急騰しており、短期投資でキャピタルゲインを狙うのが最良と思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:✖

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:◎

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:◎

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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