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【株式銘柄分析】フュートレック FUETREK(2468)~音声認識技術 デジタルマーケティング 顧客関係管理 CRM 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、音声認識技術が中核で、顧客関係管理CRMシステムも扱うフュートレックについて調査をしました。

 

www.fuetrek.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月11日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:フュートレック公式HP)

 

フュートレックは、音声認識技術が中核で、顧客関係管理CRMシステムも扱う会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

経営理念は「社会の変化に柔軟に対応して、その時代に求められる商品を追求し、継続的に発展する会社を目指す」です。

 

(引用:ヒュートレック公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

2000年9月 - 本社を移転し、本格営業開始

2001年3月 - 携帯電話用音源IP販売開始/ライセンス・ロイヤルティ契約の締結

2002年5月 - メモリースティックROM製造権・販売権獲得、販売開始

2005年1月 - 株式会社NTTドコモと音源の利用許諾契約を締結

     大手予備校が実施する模試向けコンテンツをメモリーカードへ書込む業務を受託し、メモリーカードを販売するビジネスに参入

2005年12月 - 東京証券取引所マザーズ市場上場

2006年5月 - 株式会社NTTドコモと資本業務提携契約を締結

2006年12月 - 株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)と業務提携契約を締結

2007年5月 - 株式会社ATR-Langに資本参加

     株式会社ATR-Langの商号を株式会社ATR-Trekに変更し、子会社化

2009年11月 - 業容拡大のため、大阪市淀川区西中島6丁目1番1号 新大阪プライムタワーに本社を移転

2011年4月 - イズ株式会社(後に株式会社ライトポケットに商号変更)および株式会社スーパーワンを子会社化

2014年10月 - 株式会社メディア総合研究所を子会社化

     株式会社みらい翻訳に資本参加

2015年4月 - 連結子会社である株式会社ライトポケットを吸収合併

2016年8月 - 会社分割(簡易吸収分割)により株式会社アドホックの事業を承継

     マザーズ上場10年を経過した会社の市場選択により、東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2017年7月 - メディアジャパン株式会社およびメディアジャパンエージェンシー株式会社を子会社化

2017年10月 - 株式会社みらい翻訳の全株式を譲渡

2017年11月 - 株式会社メディア総合研究所を株式譲渡により非子会社化

2018年9月 - グローリー株式会社と資本業務提携契約を締結

2019年7月 - プロモーション事業を事業譲渡

2021年8月 - 連結子会社であるメディアジャパン株式会社が、その子会社であるメディアジャパンエージェンシー株式会社を株式譲渡により非子会社化

2023年5月 - 株式会社エーアイと資本業務提携を締結

 

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事業内容

フュートレックは、以下の5つのサービスからなります。

 

【連結事業】 音声認識 50%、デジタルマーケティング 31%、映像制作 11%、他 8%

 

音声認識事業

人が話す自然な言葉を機器に認識させることで、操作や入力をサポートします。

セキュリティ性の高いローカル型大語彙連続音声認識エンジンなど、安心して使える音声言語関連技術を取り扱っています。

 

(引用:フュートレック公式HP)

 

デジタルマーケティング事業

企業とお客様の関係維持に有効な統合CRMシステム(製品名:Visionary)を中心にさまざまなご提案でお客様のビジネスをサポートしています。

 

(引用:フュートレック公式HP)

 

映像制作事業

主にメディアジャパン株式会社において、事業展開しています。

テレビ番組やその他の映像制作業務を行っています。

 

(引用:フュートレック公式HP)

 

その他事業

株式会社スーパーワンでは、システム開発業務を行っています。

教育関連のWebアプリ開発に力を入れており、教科書や教材のデジタル化には豊富な実績があります。

 

(引用:フュートレック公式HP)

 

 

時価総額

フュートレックの時価総額26.14億です。(2024年4月11日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 97名(臨時10名)

     単体 74名(臨時5名)

平均勤続年数:9.20年

平均年齢:45.90歳

平均年収:632万円

 

 

業績

2023年5月11日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は4.5%増で、経常利益は赤字転落の-2億3,500万円となっています。

 

 

(引用:フュートレック公式HP)

 

2024年5月期の連結業績予想は非開示になります。

 


2023年8月3日には、連結業績予想の修正が発表されています。

減収で、赤字幅縮小です。

 

 

2023年12月22日には、通期連結業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年2月5日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は11.6%減、経常利益は赤字幅縮小の-2億2,800万円となっています。

 

 

2024年4月26日には、通期業績予想の修正が発表されています。

売上高は上方修正、各種利益は下方修正です。

 

 

下方修正が出るほど、業績は厳しい状況です。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月26日 2024年3月期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2024年4月11日 不正アクセス発生による社内システム障害に関する調査報告のお知らせ(開示事項の経過)

2024年2月5日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年1月16日 株式会社エーアイと株式会社フュートレックの経営統合に関する基本合意書締結のお知らせ

2024年1月9日 特別損失(投資有価証券評価損)の計上に関するお知らせ 24百万円

2023年12月22日 通期連結業績予想の修正並びに役員報酬の減額に関するお知らせ
2023年11月6日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月3日 連結業績予想及び配当予想に関するお知らせ

2023年5月11日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.76%  35.8%

2015年3月 0.00%  -%(赤字)

2016年3月 0.00%  0.0%

2017年3月 0.00%  0.0%

2018年3月 0.00%  -%(赤字)

2019年3月 0.00%  -%(赤字)

2020年3月 0.97%  -%(赤字)

2021年3月 0.00%  -%(赤字)

2022年3月 1.33%  28.1%

2023年3月 1.15%  -%(赤字)

2024年4月 0.00%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

フュートレックは、3月と(9月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年までは上昇傾向でしたが、その後は下落傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、1月・2月に急騰しましたが、その後ゆるやかな上昇傾向です。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.54倍

 

赤字のため株価指標算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 166.12

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

(引用:フュートレック公式HP)

 

自己資本比率 66.9%

 

(引用:フュートレック公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

アドバンスト・メディア(3773)

オプティム(3694)

テックファームホールディングス(3625)

 

まとめ

売上は年々縮小しており、利益は赤字の年が増えています。

2024年3月期も2Q時点で赤字で、下方修正も出て、厳しい状況が続きそうです。

まずは売り上げを上げていくことが課題になってくるでしょう。

 

一方、株価はところどころで急騰しているものの、大きく見ると下落が続いています。

配当は小さいため、キャピタルゲイン狙い一択です。

 

業績は厳しく、上向くような気配はないので、長期投資は避けるべきです。

小型の銘柄で、急騰しやすい銘柄のため、短期投資をして急騰を待つのは良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:✖

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:◎

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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