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【株式銘柄分析】ペルセウスプロテオミクス PERSEUS PROTEOMICS(4882)~東京大学発の創薬ベンチャー 抗体医薬品 バイオ 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、東京大学発の創薬ベンチャーで、主にがん領域の抗体医薬品の開発をおこなうペルセウスプロテオミクスについて調査をしました。

 

www.ppmx.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月15日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ペルセウスプロテオミクス公式HP)

 

ペルセウスプロテオミクスは、東京大学発の創薬ベンチャーで、主にがん領域の抗体医薬品の開発をおこなう会社です。

東京証券取引所グロース市場銘柄

 

東京大学先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)で開発された蛋白質発現・抗体作製技術を基盤として、抗体の医療への活用を目指して2001年に設立されました。

 

東京大学先端科学技術研究センターの先端技術と、多彩な研究ネットワークを基盤として2001年に設立されて以来、抗体医薬品の創薬に注力してきました。

 

抗体は、ウィルスや細菌などの異物と戦う、私たちの体に本来備わった生体防御機能です。

当社は、20年以上にわたる抗体研究を通じて、従来のハイブリドーマ法を研鑽するとともに、多様性の高いファージライブラリと、これを効率的に活用するスクリーニング技術など、独自の抗体技術を培い、がんをはじめとしたアンメット・メディカル・ニーズに対応する画期的な抗体医薬品の開発に取り組んでいます。

 

これまでに放射性同位体標識抗体(RIT)や薬剤複合抗体(ADC)を含む3つの抗体を製薬企業に導出した実績を有しています。

現在は、急性骨髄性白血病悪性リンパ腫などの血液がんに広く適用が期待される画期的な抗体の作製に成功し、真性多血症患者さんを対象とした自社では初となる第1相試験を進めています。

 

(引用:ペルセウスプロテオミクス公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2001年2月 - 当社設立

2002年10月 - 抗核内受容体抗体を研究用試薬として販売開始

2003年4月 - 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)「タンパク質相互作用解析ナノバイオチッププロジェクト」に参加

2004年8月 - 研究用試薬の米国での販売に関し、R&D Systems Inc.と販売代理店契約を締結し、全世界で販売開始

2005年9月 - 核内受容体 全48種類に対する抗体フル・ラインナップ

2006年9月 - 中外製薬株式会社と抗グリピカン3抗体「抗肝がん抗体(PPMX-T001)」の特許を受ける権利等の譲渡に関する契約を締結

2008年9月 - 研究用試薬「PTX3 ELISAキット」を販売開始

2008年11月 - 抗グリピカン3抗体「肝がん治療薬」の第1相試験が米国で開始(PPMX-T001)

2009年1月 - 富士フィルム株式会社が、株主割当増資により、当社株式の76.68%を保有し当社の親会社となる

2011年1月 - 放射性同位体(RI)標識抗体医薬の抗がん剤(PPMX-T002)を富士フィルム株式会社に導出

2014年12月 - 抗トランスフェリン受容体抗体(PPMX-T003)を用いた成人T細胞白血病治療薬が、国立研究開発法人化学技術振興機構(JST)の研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実用化挑戦タイプ(創薬開発)の課題として採択される

2015年9月 - 「抗体薬剤複合体(PPMX-T004)」を富士フィルム株式会社に導出

2016年1月 - 放射性同位体(RI)標識抗体医薬の抗がん剤(PPMX-T002)の第1相試験が米国で開始

2018年3月 - 富士フィルム株式会社は、第三者割当増資により、当社株式の保有割合が48.62%となり、当社の「その他の関係会社」となる

2019年1月 - ファージディスプレイ技術の維持発展と抗体医薬品の研究開発促進を目的として名古屋ラボを開設

2019年11月 - 当社にて抗トランスフェリン受容体抗体(PPMX-T003)を用いた抗がん剤の第1相試験を日本で開始

2020年4月 - 放射性同位体(RI)標識抗体医薬の抗がん剤(PPMX-T002)の第1相試験が日本で開始

2021年6月 - 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2022年3月 - アグレッシブNK細胞白血病を対象とした研究開発(PPMX-T003)が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の創薬支援推進事業・希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業プログラムの課題として採択される

     PPMX-T002及びPPMX-T004の富士フィルム株式会社の実施許諾契約を解除

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しによりグロース市場に移行

2022年9月 - 富士フィルム株式会社は、当社株式の保有割合が16.48%となり、当社の「その他の関係会社」でなくなる

2023年3月 - アグレッシブNK細胞白血病(ANKL)を対象とした医師主導第1/2相試験の治験計画届を提出し承認される(PPMX-T003)

 

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事業内容

ペルセウスプロテオミクスは、創薬を中心に、抗体作製や配列解析を含めた抗体研究支援と、抗体・試薬販売の3つの事業を展開しています。

 

(引用:ペルセウスプロテオミクス公式HP)

 

【連結事業】医薬品 100%

【海外】54%

 

創薬

共同研究や研究支援事業によるアカデミアとの強固なネットワークを通じて研究開発シーズを把握し、当社独自の抗体技術を活かして、新たな医薬品の開発を目指します。

 

通常、抗体取得・最適化などの探索研究から第Ⅱ相前期臨床試験(P2a)までのいずれかの段階まで当社が行った後、製薬企業に導出し、以降の治験は導出先企業で実施いただきます。

 

導出時には契約一時金、その後は開発ステージに応じたマイルストーンを、上市後は売上に応じたロイヤリティを受け取り、次の医薬品候補抗体の開発につなげていきます。

 

(引用:ペルセウスプロテオミクス公式HP)

 

開発パイプラインは以下になっています。

 

(引用:ペルセウスプロテオミクス公式HP)

 

抗体研究支援

創薬企業ならではの知見を活かして、抗体作製や配列解析を含む抗体研究を強力にサポートします。

 

(引用:ペルセウスプロテオミクス公式HP)

 

抗体・試薬販売

ヒトの核内受容体抗体全48種類をはじめとした各種の研究用抗体・試薬を販売しています。

 

 

時価総額

ペルセウスプロテオミクスの時価総額65.66億です。(2024年2月15日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 24名(臨時1名)

平均勤続年数:8.20年

平均年齢:45.50歳

平均年収:649万円

 

 

業績

2023年5月12日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

個別売上高は前期比31.0%増、経常利益は赤字拡大の-6億8,900万円となっています。

 

 

(引用:ペルセウスプロテオミクス公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収で赤字拡大になります。

 

 

次に、2024年2月14日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

個別売上高は前年同期比2.9%増、経常利益は赤字幅拡大の-6億8,200万円となっています。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年3月22日 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)令和6年度「革新的がん医療実用化研究事業」への採択のお知らせ

2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月14日 営業外収益及び特別損失の計上に関するお知らせ 収益:7,457千円 損失:146,970千円

2024年2月2日 PPMX-T003:真性多血症(PV)第Ⅰ相試験終了時期変更のお知らせ

2023年12月26日 PPMX-T003:日本における特許登録のお知らせ

2023年11月13日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月13日 営業外収益及び特別損失の計上に関するお知らせ 収益:15,154千円 損失:203,485千円

2023年8月14日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月12日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2022年3月 0.00%  -%(赤字)

2023年3月 0.00%  -%(赤字)

2024年2月 0.00%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ペルセウスプロテオミクスは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場時を最高値として下落の一途でしたが、直近急騰して下落中です。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月中旬まではゆるやかに下落傾向でしたが、その後急騰をして、11月にさらに急騰しました。

9月14日に、開発中の抗トランスフェリン受容体抗体「PPMX-T003」について、PV(真性多血症)患者に対する第1相試験を開始するとは発表したのを受けて急騰しています。

さらに、11月13日に2024年3月期の第2四半期決算の発表を受けて急騰しました。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  3.35倍

 

赤字のため株価指標は算出不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 146.38

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 83.1%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

レナサイエンス(4889)

カイオム・バイオサイエンス(4583)

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

赤字のバイオ企業で、赤字は年々拡大しています。

 

一方、株価は9月と11月に急騰しており、買いにくい状況です。

配当はなし、赤字も拡大を続けている状況のため、長期投資は避けるべきでしょう。

 

小型の銘柄で、ポジティブなニュースで急騰をする可能性が高い銘柄なので、短期投資はありです。

現在のように株価が高い状態の時には、株価の下落に巻き込まれるリスクがあるので触らないのが良いでしょう。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:◎

成長・将来性:✖

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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