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【株式銘柄分析】サスメド SUSMED(9348)~治療用アプリ 臨床試験効率化 不眠障害 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、塩野義製薬と販売提携契約を締結している、疾病について運動療法やリハビリのアプリ等の開発をおこなうサスメドについて調査をしました。

 

www.susmed.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月15日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:サスメド公式HP)

 

サスメドは、塩野義製薬と販売提携契約を締結している、疾病について運動療法やリハビリのアプリ等の開発をおこなう会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

サスメドの目指すものは持続可能な医療(Sustainable Medicne)です。

 

高齢化が進む社会で、医療の高度化とともに医療コストが高騰し、社会保障システムの存続が危ぶまれています。

必要な時に医療介護を提供してくれる社会保障は、誰もが安心して暮らすために欠かせないものです。

 

医学・医療は社会を支えるインフラであるとともに、次世代のイノベーションを生み出す源泉でもあります。

医療現場や医学研究におけるニーズとIT技術有機的に組み合わせることにより、社会と個人、現在と未来にとっての最適を矛盾しない形で実現することができると信じています。

 

一人ひとりが社会で活躍・挑戦するためにかかせない社会保障を守るために、私たちは様々な分野のプロフェッショナルが協力し、より良い医療を実現したいと考えています。

 

(引用:サスメド公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2015年7月 - 東京都文京区においてサスメド合同会社を設立

2015年10月 - 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」)Technology Commercialization Program(TCP)に採択

2016年2月 - 株式会社に組織変更

2016年3月 - NEDO起業家候補(SUI)プログラムに採択

2016年9月 - 不眠障害治療用アプリの臨床試験を国内2施設で開始

2016年12月 - Beyond Next Ventures株式会社を引受先とする約7,000万円の第三者割当増資を実施

2017年4月 - NEDO研究開発型ベンチャー支援事業(STS)プログラムに採択

2017年8月 - 本社移転(東京都中央区日本橋本町三丁目11番5号日本橋ライフサイエンスビル2)

2018年3月 - 複数社を引受先とする約5.8億円の第三者割当増資を実施

2018年6月 - 複数社を引受先とする約1,4億円の第三者割当増資を実施

     ブロックチェーン技術を用いた臨床開発支援システムの実証実験を開始

2018年11月 - NEDO企業間連携スタートアップに対する事業化支援(SCA)プログラムに採択

2019年7月 - 経済産業省日本貿易振興機構NEDOによるスタートアップ支援プログラム「J-Startup」に選定

     「臨床現場での意思決定を支援する人工知能基盤の開発」がNEDOのAIに関する技術開発事業に採択

2019年12月 - 本社移転(東京都中央区日本橋本町三丁目8番5号日本橋本町三丁目ビル5階)

2020年4月 - 国立研究開発法人国立がん研究センターとの共同研究が厚生労働科学研究費(がん対策推進総合研究事業)に採択

2020年7月 - 「Patient Journeyを理解し、臨床開発での意思決定を支援する人工知能基盤の開発」が2年連続でNEDOのAIに関する技術開発事業に採択

2020年8月 - 複数社を引受先とする約5.6億円の第三者割当増資を実施

2020年9月 - 複数社を引受先とする約2.6億円の第三者割当増資を実施

2020年10月 - 複数社を引受先とする約6億円の第三者割当増資を実施

2020年12月 - ヘルスケア・イノベーション投資事業有限責任組合を引受先とする約8,000万円の第三者割当増資を実施

2021年10月 - 本社移転(東京都中央区日本橋本町三丁目7番2号MFPR日本橋本町ビル10階)

2021年12月 - 東京証券取引所市場マザーズ市場に上場

      塩野義製薬株式会社と不眠障害治療用アプリの販売提携契約を締結

2022年2月 - 不眠障害治療用アプリケーションの製造販売承認を申請

2022年3月 - 株式会社コラボクリエイトへ出資

     国立大学法人九州大学との人工知能モデルの共同研究を開始

2022年4月 - 公立大学法人名古屋市立大学との治療用アプリの共同開発を開始

2022年5月 - 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターとのブロックチェーン技術を活用したレジストリデータの信頼性向上に関する共同研究を開始

2022年6月 - アキュリスファーマ株式会社とブロックチェーン技術を活用した治験の実施に関する契約を締結

     公益財団法人がん研究会有明病院との症例データベースの構築およびデータ解析に関する共同研究を開始

2022年7月 - 不眠障害治療用アプリケーションの国内第Ⅲ相試験結果を日本睡眠学会第47回定期学術集会にて発表

2022年9月 - 国立大学法人滋賀大学との因果探索基盤技術に関する共同研究を開始

2022年11月 - 杏林製薬株式会社と耳鼻科領域における治療用アプリの共同研究開発及び販売に関する契約を締結

2022年11月 - 資本金を1000万円に減資

     不眠障害治療用アプリケーションの国内第Ⅲ相試験結果の論文がSLEEP誌に掲載

2022年12月 - 不眠障害治療用アプリケーションの製造販売承認がプログラム医療機器調査会で了承

2023年2月 - 不眠障害用アプリケーションの製造販売承認を取得

 

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事業内容

サスメドは、以下の2つの事業からなります。

 

【単独事業】 DX x プロダクト 75%、DX x プラットフォーム 25%

 

治療用アプリ開発

治療用アプリは、薬など依存の治療法に対して新たな選択肢となる可能性のある治療法です。

従来、たとえば不眠障害治療では薬物療法が中心でしたが、患者さんからは薬物療法に対して根強い不安の声があることも事実です。

一方、認知行動療法をベースとした治療用アプリは、不眠につながる患者さんの考え方や生活習慣を根本的に変えることを目的としています。

 

このような、従来用いられてきた治療法以外に開発余地のある、アンメットニーズが存在する疾患において、治療用アプリの自社開発を行っています。

 

 

(引用:サスメド公式HP)

 

臨床試験効率化のためのシステム開発

「サスメドシステム」は、臨床試験の効率化のためのデジタルソリューションの総称です。

医薬品開発においては、臨床試験で得られた治験データと、医療機関の記録とを照合して、データが正しい記録されたものであるかを検証する必要があります。

このデータ照合作業に必要となる膨大な時間と労力が、医薬品開発のコストを押し上げる要因のひとつとなっています。

また、通常この照合作業は医療機関に出向いて行う必要があるため、コロナ禍で医療機関への訪問が制限される状況下では医薬品開発に遅れが生じる懸念もあります。

 

一方で、サスメドシステムのブロックチェーン技術を活用したモニタリングシステムを活用すれば、今までのように医療機関に出向いてデータの照合作業を行う必要がなくなります。

私たちは、サスメドのモニタリングシステムが適切に運用されれば、医療機関に出向いてのデータの照合作業は不要であることを、グレーゾーン解消制度を利用して所轄省庁である厚生労働省に確認しました。

 

このように、従来はデジタル化が難しいと思われてきた医療の世界において、私たちは技術力と機動力を活かし、果敢にチャレンジを続けていきます。

 

(引用:サスメド公式HP)

 

 

時価総額

サスメドの時価総額106.29億です。(2024年2月15日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 33名(臨時1名)

平均勤続年数:1.90年

平均年齢:38.00歳

平均年収:824万円

 

 

業績

2023年8月10日に発表された2023年6月期の決算短信は以下です。

個別事業収益は67.5%増で、経常利益は赤字幅縮小の-4,400万円となっています。

 

 

2024年6月期の連結業績予想は非公表になります。

 

 

次に、2024年2月14日に発表された2024年6月期の2Q決算の結果です。

個別事業収益は319.8%増、経常利益は赤字幅縮小の-9,000万円となっています。

 

 

同時に、通期業績予想の公表がされています。

 

 

2Q時点で前年同期比で赤字幅縮小していますが、業績予想では下期は赤字幅が拡大する予想になっています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月14日 2024年6月期 第2四半期決算短信

2024年2月14日 通期業績予想の修正に関するお知らせ

2023年11月10日 2024年6月期 第1四半期決算短信

2023年8月10日 2023年6月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2022年6月 0.00%  -%(赤字)

2023年6月 0.00%  -%(赤字)

2024年2月 0.00%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

サスメドは、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場から下落して、そこから少しづつ上昇していましたが、2024年に急落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、12月まではゆるやかな下落傾向でしたが、その後急落しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.09倍

 

赤字のため株価指標算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 289.33

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 93.3%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

アジアクエスト(4261)

Fusic(5256)

TDSE(7046)

 

まとめ

売上は年々伸びており、成長企業といえます。

利益は赤字が続いていますが、縮小傾向です。

2024年6月期は、1Q決算を見る限り赤字幅が拡大しており、ここからの巻き返し期待です。

 

一方、株価は2023年中旬から下落が続いています。

配当はないので、キャピタルゲイン一択です。

 

2023年度の業績は黒字化間近という状況でしたが、2024年度1Qは赤字幅が拡大しており、長期投資するのは早計と思います。

 

小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなので、短期投資も難しいと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:〇

規模:△

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):△

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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