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【株式銘柄分析】Kudan(4425)~人工知覚技術 機械の眼 自己位置推定 環境地図作成 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、機械の眼に相当する人工知覚(AP)技術の研究開発をおこなうKudanについて調査をしました。

 

www.kudan.io

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月15日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:Kudan公式HP)

 

Kudanは、機械の眼に相当する人工知覚(AP)技術の研究開発をおこなう会社です

 

自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術であるSLAMを独自に開発してきました。

この技術は自動運転やロボティクス、AR/VR、スマートシティなど巨大な応用可能性を秘めており、私たちの生活の様々な局面での変革をもたらしていきます。

 

ビジョンは「未来の基幹技術に対する人工知覚アルゴリズムの提供」です。

 

(引用:Kudan公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

2011年 - ブリストルでKudan Limitedを設立

2014年 - Kudan株式会社を設立

2015年 - Kudan株式会社がKudan Limitedを子会社化

2018年 - 東京証券取引所マザーズに上場

 

株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー

 

事業内容

Kudanは、以下の2つのサービスからなります。

 

【連結事業】AP 94%、CVC 6%

 

AP事業

空間認識の能力を与える人工知覚(AP)アルゴリズムの研究開発によって、AR/VRや自動運転、ロボティクス、スマートシティ等の領域のイノベーションを加速させてきました。

 

技術の発達によって人工知能(AI)は機械の制御におけるバックボーンのテクノロジーとして成熟しましたが、人工知能が学習するためには何らかの意味をもつ情報を与える必要がありました。

これまでは、極度に簡素化した情報や仮想世界のシミュレーション情報を用いてきましたが、今後はリアルな世界の情報をリアルタイムに感知する”緒看的な空間理解=人工知覚(AP)”が必須となっていきます。

 

Kudanは、現在ミッシングパーツとなっている”人間の眼のような直感的な空間理解”を、あらゆる機械や機械知能に対して提供できるよう、さらなる研究開発に取り組んでいます。

人工知覚(AP)と人工知能(AI)を眼と脳のように連系させることで、機械はますます人間のように世界を感じ取り、インタラクションすることができるようになってゆくでしょう。

 

(引用:Kudan公式HP)

 

CVC事業

SLAMと呼ばれる技術領域をベースとして、これを商用グレードに高めた事故位置推定及び環境地図作成関連技術を提供します。

 

この技術によって、機械やデバイスが「どこにいて」「どのように動くべきか」「周囲の環境がどのようになっているか」を理解することが可能となります。

このような周辺環境を知覚する技術の品質は、自律化・自動化・無人化されてゆく機械にとって極めて重要です。

 

(引用:Kudan公式HP)

 

 

時価総額

Kudanの時価総額70.89億です。(2024年2月15日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 11名

    連結 36名

平均勤続年数:2.40年

平均年齢:40.20歳

平均年収:899万円

 

 

業績

2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比22.4%増、経常利益は赤字幅縮小の-3億9,400万円となっています。

 

 

(引用:Kudan公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収で赤字幅拡大になります。

 

 

2023年12月18日には、通期業績予想の修正(各種利益の上方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年2月15日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比49.8%減、経常利益は赤字幅拡大の-4億900万円となっています。

 

 

業績予想の赤字幅を3Q時点で超えており、赤字を圧縮できるのか疑問です。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年3月27日 Whale Dynamicへの製品ライセンス販売完了のお知らせ 2.4億円

2024年3月21日 Whale Dynamicへの出資完了のお知らせ

2024年3月21日 北米のドローンソリューションプロバイダー、Kudanの人工知覚技術を搭載したドローン製品の販売を決定

2024年3月5日 Kudan、NVIDIAのエッジAIプラットフォーム向けKudan Visual SLAMをリリース並びにAI技術カンファレンスNVIDIA GTC 2024へ出展

2024年2月16日 モバイルロボット開発キット発売のお知らせ

2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年1月31日 Whale Dynamicとの製品ライセンス販売契約及び出資契約締結のお知らせ

2024年1月30日 欧州の主要電力インフラのデジタル化案件の受注進捗に関するお知らせ

2024年1月23日 日本のドローンソリューションプロバイダー、Kudan Lidar SLAMを搭載したドローン製品の販売を決定

2024年1月15日 米国のマッピングソリューションプロバイダであるInertial Labs、Kudan Lidar SLAMを搭載したデジタル化向け次世代RESEPIスキャナーの販売を決定

2023年12月18日 通期業績予想の修正に関するお知らせ

2023年12月18日 欧州の主要電力インフラのデジタル化への取組並びに今後の計画見通しに関するお知らせ

2023年12月15日 インドのマッピングソリューションプロバイダであるDates Metron、Kudan Lidar SLAMを搭載したハンドヘルドマッピング製品の販売決定のお知らせ

2023年11月14日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月14日 営業外収益の計上に関するお知らせ 第2四半期累計:286百万円

2023年11月14日 Whale Dynamicとの製品ライセンス販売契約及び出資契約に関する合意のお知らせ

2023年11月14日 STSグループとの戦略的事業提携の締結のお知らせ

2023年8月14日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月15日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

ベンチャー企業なので配当は出していません。

 

2019年3月 0.00%  0.0%

2020年3月 0.00%  -%(赤字)

2021年3月 0.00%  -%(赤字)

2022年3月 0.00%  -%(赤字)

2023年3月 0.00%  -%(赤字)

2024年3月 0.00%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

Kudanは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場時には大きく株価を上昇させましたが、その後は常に下落傾向となっています。

一時は20,000円を超えて現在は1,000円程度なので、逆ダブルテンバガーですね。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、常に下落か横ばいで推移しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  15.42倍

 

赤字のため株価指標算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 54.68

 

(引用:Kudan公式HP)

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

(引用:Kudan公式HP)

 

自己資本比率 64.6%

 

(引用:Kudan公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

YEデジタル(2354)

tomokutchi.hatenablog.com

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まとめ

ここ3年間の売り上げは伸びており、成長企業といえます。

赤字幅も小さくなっており、利益が出せるまでもう少しかもしれません。

2024年3月期の業績予想は、前年に比べて赤字幅が縮小となっています。

 

一方、株価は下げ幅は一時期よりもなだらかになっていますが、下落傾向が続いています。

長期投資をするのは、赤字が解消できる目途が付いたころにした方がよいでしょう。

事業的には非常に将来性があると思いますが、それを売上に結び付けるのが難しいのではないでしょうか。

 

短期投資もこれだけ下落傾向が続くとしづらいです。

業務提携はいろいろとされているので、業務提携の大きなニュースを期待して、横ばいのときに短期投資するのはありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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