社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】ispace(9348)~宇宙ベンチャー 月面 超小型宇宙ロボティクス ペイロードサービス ランダー 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、宇宙ベンチャーで、月面へ顧客から預かる荷物を運ぶ事業や、月面からデータを提供する事業を柱とするispaceについて調査をしました。

 

ispace-inc.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月1日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ispace公式HP)

 

ispaceは、宇宙ベンチャーで、月面へ顧客から預かる荷物を運ぶ事業や、月面からデータを提供する事業を柱とする会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

ispaceは「人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界を目指す」宇宙スタートアップ企業。

 

超小型宇宙ロボティクスを軸に、月面の水資源開発を先導し、宇宙で経済が回る世界の実現を目指します。

水は水素と酸素に分解することで燃料になるため、月面における水資源のマッピングは、宇宙開発を加速度的に進めると考えます。

 

建設、エネルギー、鉄鋼、通信、運輸、農業、医療、そして月旅行…

20340年に、1000人が住み、年間10000人が月を訪れる。

ispaceは宇宙に構築したインフラを活用することで、地球に住む人間の生活を支えていきます。

 

ispaceは民間企業に月での新規ビジネスチャンスを提供し、月を生活圏にすることを目指しています。

Google Lunar XPRIZEのファイナリスト5チームに入ったHAKUTOを運営したispaceは、民間企業による月面探査プログラム「HAKUTO-R」に取り組みます。

 

Mission1は「日本初、民間主導のランダーでの月面着陸を目指しました。」、

Mission2は「月面着陸と搭載したローバーでの月面探査を目指します。

目的は、Mission1同様に、月の情報と地球-月輸送サービス構築に向けた技術検証です。」、

Mission3...は「目的は、水資源探査を中心とした、月の情報と地球-月輸送サービスプラットフォームの構築です。

高頻度でランダーの月面着陸とローバーでの月面探査を実現し、お客様の荷物を月へ輸送、そして要望に応じて月面のデータを取得する等のミッションを行います。」です。

 

(引用:ispace公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2010年9月 - 合同会社ホワイトレーベルスペース・ジャパン(現 株式会社ispace)を埼玉県入間市に設立

2013年5月 - 合同会社を株式会社に組織変更し、社名を株式会社ispaceに変更

2015年1月 - 米国デラウェア州にispace technologies, inc.を設立し、株式会社ispaceを子会社化する組織変更を実施

2016年10月 - インキュベイトファンド株式会社及び株式会社日ノ樹より婚バーティブル・エクイティで2億円を調達

2016年10月 - 日本での事業化加速のため、米国本社ispace technologies, inc.を解散の上、株式会社ispaceを本社に変更

     新規に子会社ispace technologies U.S., inc.(連結子会社)を米国デラウェア州に設立し、NASAAmes Research Park(米国カリフォルニア州)内にオフィスを設置

2017年3月 - ルクセンブルク大公国政府と月の資源開発に関する覚書を締結し、子会社ispace EUROPE S.A.(連結子会社)を設立

2017年12月 - 月面陸船(ランダー)開発のために101.5億円の資金調達(シリーズA)を実施

2018年2月 - シリーズAの追加ラウンドとして2億円(累計103.5億円)の資金調達を実施

2020年7月 - 月面陸船(ランダー)開発のために追加で30億円の資金調達(シリーズB)を実施

2020年12月 - シリーズBの追加ラウンドとして5億円(累計35億円)の資金調達を実施

2021年5月 - 国内大手銀行4行から、総額19.5億円の借入を実行

2021年7月 - 東京都中央区に株式会社ispace Japanを設立

2021年7~8月 - 月面陸船開発のために追加で53.1億円の資金調達(シリーズC)を実施

2021年10月 - シリーズCの追加ラウンドとして2.5億円(累計55.6億円)の資金調達を実施

2022年7月 - 金融機関各行より総額50億円の借入を実行

 

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事業内容

ispaceは、以下の2つのサービスからなります。

 

【連結事業】 月面開発 100%

【海外】67%

 

Payload Services

ペイロードとは、着陸船またはローバーに搭載可能な貨物。

協賛セールス(パートナーシッププログラム)とは別に、ペイロード(月への輸送サービス)の販売をしています。

 

(引用:ispace公式HP)

 

Data Services

ispaceでは、低コストで定期的な輸送プラットフォームを構築するために、小型・軽量で機動力の高いランダーとローバーを開発しています。

 

日本の高精度な加工技術の活用による大胆な軽量化、民生品の活用による小型・軽量化、コスト削減、開発リードタイム短縮、アジャイル開発の導入による開発スピード向上、品質向上を実現します。

 

それにより、お客様にとって負担を軽減し、より自由度の高い輸送サービスを提供できます。

 

 

時価総額

ispaceの時価総額744.00億です。(2024年4月1日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 216名(臨時12名)

     単体 138名(臨時12名)

平均勤続年数:2.20年

平均年齢:41.60歳

平均年収:860万円

 

 

業績

2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は46.7%増で、経常利益は赤字幅拡大の113億7,800万円となっています。

 

 

(引用:ispace公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収で赤字幅縮小になります。

 

 

2023年9月28日には、通期業績予想の修正が発表されています。

親会社の所有者に帰属する当期利益は上方修正、その他は下方修正です。

 

 

次に、2024年2月13日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は121.7%増、経常利益は赤字幅縮小の-45億9,000万円となっています。

 


同時に、通期業績予想の修正が発表されています。

売上高は下方修正、各種利益は上方修正です。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月10日 2024年3月期決算発表予定

2024年4月24日 資金の借入及び借入金の返済に関するお知らせ

2024年4月1日 チャールズ・スターク・ドレイパー研究所との着陸誘導制御システム開発契約の締結に関するお知らせ

2024年3月13日 海外募集による新株式発行に関するお知らせ

2024年3月13日 借入金の一部期限前弁済に関するお知らせ

2024年2月13日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月13日 通期業績予想の修正に関するお知らせ

2024年2月13日 営業外費用(為替差損)の計上に関するお知らせ 499百万円

2024年1月25日 資金の借入に関するお知らせ

2023年11月10日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年9月28日 通期業績予想の修正に関するお知らせ

2023年5月15日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2024年4月 0.00%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ispaceは、3月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場から間もないのでデータは少ないですが、下落傾向が強いです。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月に急落して横ばいでしたが、1月から上昇し始め、2月に急騰して以降下落傾向です。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  22.62倍

 

赤字のため、株価指標の算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 37.31

 

(引用:ispace公式HP)

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 19.0%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

アイネット(9600)

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

売上は年々伸びており、成長企業といえます。

利益面では、2023年3月期まで赤字幅が拡大してきましたが、2024年3月期は縮小する見通しです。

宇宙関連事業ということで、将来性はあるものの、どれだけ利益が取れるのかは疑問です。

 

一方、株価は上場直後に2,300円超えを記録しましたが、現在はその半値程度です。

配当はなく、キャピタルゲイン狙い一択になります。

 

赤字が大きい状況ですが、宇宙関連ビジネスが今後くると思うのであれば、長期的に投資するのが良いです。

 

小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなので、短期投資向けではないです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:△

成長・将来性:◎

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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