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【株式銘柄分析】Ridge-i(5572)~カスタムAIソリューション 環境・安全保障 人工衛星データ解析~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、顧客企業向けカスタムAIソリューションが主力で、環境・安全保障関連の人工衛星データ解析もおこなうRidge-iについて調査をしました。

 

ridge-i.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月8日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:Ridge-i公式HP)

 

Ridge-iは、顧客企業向けカスタムAIソリューションが主力で、環境・安全保障関連の人工衛星データ解析もおこなう会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

最先端技術とビジネスが融合した最高のソリューションを提供することで、新しい未来を切り開く、エンジニアとしての技術追求と社会インパクト創出の両立を目指す、様々なプロフェッショナルが同僚同士に限らずクライアントとともに研鑽しあう、Ridge-iはそのような想いのもとに立ち上げられた会社です。

 

ビジネスニーズや課題と先端技術がぶつかりながら高みに登ることで、そこから新しい未来の展望へとつながっていく、まるで山の稜線「Ridge」に立つことで、次に登るべき山々がみえてくる、そのようなイメージから社名に「Ridge」をつけました。

 

技術の可能性を共に考え、プロフェッショナル同士で切磋琢磨しながら、社会にインパクトとして届けていきます。

 

CONCEPT”Ridge”は「異なる専門性を認め、知見をぶつけ、双方の高みを追求した最高峰のソリューションを提供し続ける」、

Missionは「データ・AIを駆使した最先端技術とビジネス知見を用いて、未解決の課題に挑み、新しい社会を実現する」です。

 

(引用:Ridge-i公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

2016年7月 - 株式会社Ridge-i設立

2016年12月 -Preferred Networks 「DIMo」V2の提供及び導入支援開始

2017年2月 - 大手町ビルにオフィスを移転

2017年5月 - 「AIを活用したモノクロ映像のカラー化」技術を株式会社NHKアートと共同開発。NHK大相撲中継内にて放映

2017年6月 - 大手町ビルにてオフィス拡張

2017年7月 - 人工知能・深層学習の実社会での活用推進に向けて日本マイクロソフト株式会社との連携を開始

2018年3月 - 映像加工AIツール「Ridge-i AI Video Editing Assistant」を提供開始

2018年5月 - AIを活用した衛星データの利用を開始

     株式会社スペースシフトと共同でレーダー衛星画像解析AIによる海面のオイルスリック(油膜)検出に成功

2018年9月 - GTC Japan 2018に出展。GTC Inception Awardにてファイナリストに選出

2018年10月 - 衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の開発・利用促進を行うアライアンス「xData Alliance」に参画

2019年2月 - 「ごみ識別AIを搭載した自動クレーンシステム」を荏原環境プラント株式会社と共同開発。船橋市の焼却施設で運用を開始

     東京都中小企業振興公社の「次世代イノベーション創出プロジェクト2020助成事業」に採択

2019年4月 - 総額7.5億円の第三者割当増資を、INCJ、GB、荏原製作所、リコーへ実施。荏原製作所及びリコーと業務提携を開始

     Mizuho Innovation Award 2019 Q1を受賞

2019年7月 - グローバル・ブレイン株式会社からの第三者割当増資を完了(2019年4月の総額7.5億円出資の一部)

2019年9月 - 株式会社リコーとAI外観検査サービスで共同実証を開始

     大手町ビル内でオフィス拡充のため移転

2020年2月 - JSIと高解像度衛星画像使用事業における協業開始

2020年4月 - 内閣府主催 第4回「宇宙開発利用大賞」経済産業大臣賞を受賞

2020年5月 - CIVID-19対策ソリューションとして、3サービス同時リリース

     映像解析AIソリューション ①群衆カウンティング②距離推定・密検出AI

     Ridge-i Youtubeチャンネル ③AI基礎無料講座

     時系列で複雑に遷移する状態を映像から高精度解析、映像監視AI「DeepFire」β版提供開始

2020年6月 - ISO27001を取得

2020年7月 - 海ごみ削減プロジェクトへ参画

     産学連携海ごみ削減プロジェクト「Debris Watchers」のドローンチームの一員として、AIを活用したドローンによる空撮画像を解析、ごみ種別と分布場所を識別する技術を提供

2020年8月 - 衛星データとAI画像認証を活用し、駐車場用のスペースを自動検出するための初期プログラムをさくらインターネット株式会社、akippa株式会社と共同で研究開発

2020年12月 - 総額7.8億円の第三者割当増資を、ORIX、スパークス・グループ、グローバル・ブレインへ実施

2021年1月 - ORIXと業務提携を開始

2021年3月 - Ridge-ih販売・プラットフォームなどで協業・パートナーシップを13社と合意

     SAS衛星画像による全地球変化検出システム『GRASP EARTH』を無料公開

     物流施設平面自動設計ツール「ALPS」開発完了

2021年4月 - 日本ディープラーニング協会(JDLA)に正会員企業として参画

2021年7月 - 夜間・屋外で人数測定ができる『Ridge Count』販売開始

2021年8月 - Tellusに衛星データとAI画像認識技術による駐車場検知ツール「Tellus VPL」のα版を無料提供

2021年10月 - 住友ゴム社が実施する「DUNLOP全国タイヤ安全点検」向けに、Ridge-iがAIタイヤ点検ツールを提供

     産学連携海洋ごみ削減プロジェクト「Debris Watchers」がドローンによる海洋ごみ解析サービスの開発進捗を公開

2021年11月 - NVIDIA「DXアクセラレーションプログラム」のパートナーとして登録

     小笠原諸島の海底噴火による軽石漂流被害の把握のため、衛星データで可視化できるアプリケーション「軽石ビューア」を無料公開。テレビ東京ワールドビジネスサテライト」やNHK沖縄などで紹介される

     森林違法伐採を衛星データで監視するサービス『GRASP EARTH Forests』をリリース

     株式会社バルカーと資本業務提携を開始

2022年2月 - 衛星データを用いたSDGs課題/ESG向け定期レポート『GRASP EARTH Report』の提供開始

2022年3月 - 3次元点群モデリング事業でRidge-iとクモノスコーポレーションが業務提携開始。点群データ取得・3Dモデリングサービス『Virtual Visit』を開始

     内閣府 第5回宇宙開発利用大賞『環境大臣賞』を受賞

     デジタルリテラシー協議会が定義した「Di-Lite」におけるデジタル人材育成への取り組みに対して賛同

2022年5月 - セーフィー社とカメラプラットフォームへのAI技術提供で業務提携開始

2022年9月 - 衛星地球環境コンソーシアム『CONSEO』に入会

2023年4月 - 東京証券取引所グロース市場に上場

2023年7月 - 一般社団法人 日本経済団体連合会経団連)に入会

 

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事業内容

Ridge-iは、以下の4つのサービスからなります。

 

【単独事業】 AI活用コンサルティング・AI開発 78%、人工衛星AI解析 13%、AIライセンス提供 9%

 

AI活用コンサルティング・AI開発サービス

リッジアイでは、お客様の課題解決にとどまらないDX戦略のコンサルテーションと、画像・センサー・点群など多様なデータに適用可能な最先端技術の研究開発により、技術とビジネスのバランスが取れた最適なソリューションを提案します。

お客様が定性的・定量的に効果を体感できるまで、一気通貫でサービスを提供しています。

 

(引用:Ridge-i公式HP)

 

AIライセンス提供サービス

AI活用コンサルティング・AI開発で蓄積した知見やアルゴリズムを活用し、業界内で同じ課題を抱える企業やパートナー企業、SaaS企業などに対して、リッジアイが開発したAIプログラムや利用ライセンスを提供します。

 

人工衛星データAI解析サービス

人工衛星データとAI解析によって、自然災害・社会活動などの環境リスクを可視化し、新しい私たちの暮らしの実現を目指しています。

人工衛星データの収集やAI開発、お客様のシステムとの連携など、人工衛星データ解析に関するさまざまなお悩みをワンストップで解決します。

 

INDUSTRY

屋用な業種・業態のビジネス課題を対象に、お客様の課題解決に直結する最先端技術を実装することで、産業のDX推進を支援します。

 

(引用:Ridge-i公式HP)

 

 

時価総額

Ridge-iの時価総額84.57億です。(2024年4月8日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 29名(臨時7名)

平均勤続年数:2.70年

平均年齢:35.20歳

平均年収:840万円

 

 

業績

2023年9月12日に発表された2023年7月期の決算短信は以下です。

個別売上高は18.4%減で、経常利益は44.4%減の6,000万円となっています。

売上高営業利益率は前年の5.79%から8.86%と改善しました。

 

 

(引用:Ridge-i公式HP)

 

2024年7月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

2024年3月8日には、第2四半期累計業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年3月12日に発表された2024年7月期の2Q決算の結果です。

個別売上高は12.5%増、経常利益は41.7%減の4,800万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の19.04%から9.78%と悪化しました。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は47.06%となりました。

 


計画通りのペースで、業績は進捗しています。

 

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適時開示情報

2024年3月12日 2024年7月期 第2四半期決算短信

2023年3月8日 第2四半期業績予想の修正に関するお知らせ

2023年9月12日 2023年7月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2023年7月 0.00%  0.0%

2024年4月 0.00%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

Ridge-iは、1月、7月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/1/29(月)、2024/7/29(月)です。

権利落ち日は、2024/1/30(火)、2024/7/30(火)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場後、下落が続き、少し上昇しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、3月初旬までは上昇していましたが、それ以降下落しています。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  187.31倍 (予 117.56倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  4.13倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は非常に割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 11.75 (予 18.71)

BPS(1株当たりの純資産) 533.03

 

(引用:Ridge-i公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 2.24% (予 3.51%)

ROA(純資産利益率) 2.16% (予 3.30%)

 

(引用:Ridge-i公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 94.0%

 

(引用:Ridge-i公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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Fusic(5256)

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まとめ

売上・利益は波はありますが、拡大傾向が続いています。

2024年7月期も増収増益の見込みです。

 

一方、株価は2024年以降上昇傾向でしたが、直近は下落しています。

業績は伸びており、今後も伸びていく事業なので、素直に長期投資するのが良いでしょう。

 

小型の銘柄で、値動きはそこそこありそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:✖

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:〇

割安度:〇

値動き:〇

 

高配当投資:✖(優待)

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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