こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、AIを活用したグローバルでの小売店販促支援事業が主力で、受託開発事業とSNS分析もおこなうデータセクションについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月16日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:データセクション公式HP)
データセクションは、AIを活用したグローバルでの小売店販促支援事業が主力で、受託開発事業とSNS分析もおこなう会社です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
2000年に創業して以来、私たちデータセクションがこれまで大切にしてきた思い。
それは「技術と実社会の融合」です。
私たちが主力事業の一つとしているビッグデータ解析やAI/深層学習(ディープラーニング)の領域は、ともすれば一つの流行のように語られてしまう側面もあります。
しかし私たちは、目新しさばかりを追いかけることはありません。
新しい技術が本当に人々のために役立つのかその追求を繰り返し、さらに実際に活用できる形までスピード感をもって開発・提供していくことにこそ、私たちの存在価値があると信じているからです。
少子高齢化、労働人口の減少、食糧問題、セキュリティなど、既存の社会構造と技術では解決への選択肢がわずかしかありません。
しかしこれからは、ビッグデータの解析と新しいテクノロジーの活用によりさまざまな変革がもたらされ、いくつもの解決策からよりよいものを選ぶことが可能になります。
私たちはこの新しい時代の先頭に立ち、実社会の課題解決と変革のためにデータとテクノロジーを活かすことにこだわり続けて、社会にインパクトを与える事業を展開していきます。
ミッションは「Change the Frame(テクノロジーで実社会に変革をもたらし、新しい暮らしをつくりあげる。)」、
ビジョンは「人々の暮らしを世界中でバージョンアップし続ける」です。
(引用:データセクション公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
2000年7月 - 東京都渋谷区神宮前にてデータセクション株式会社設立
2008年6月 - 「ウェブクローリングサービス」をリリース
2009年2月 - インターネット上のリスク監視・危機対応サービスをリリース
2009年6月 - 「インターネット上の風評リスク監視・危機対応サービス」が公益財団法人日本デザイン振興会主催の2009年度グッドデザイン賞を受賞
2009年10月 - 「ブログデータ収集ASP」をリリース
2010年1月 - SaaS型CGMダッシュボードサービス「Insight Intelligence for Marketing(現 Insight Intelligence)」をリリース
2011年8月 - データセクション、アジア圏ソーシャルメディアを分析するSaaSサービス「Insight Intelligence for Asia」をリリース
2012年5月 - 東京都渋谷区渋谷に本社を移転
2012年7月 - 株式会社博報堂と資本業務提携し、ソーシャルメディア情報を活用したマーケティングソリューションの共同開発体制を構築
2012年11月 - 生活者の購買決定をお手伝いするクチコミ比較コンテンツ「Brand Watcher」をリリース
2013年4月 - 子会社であるソリッドインテリジェンス株式会社を設立
2013年5月 - 選挙コンサルに活用できるコンテンツ「選挙ウォッチャー」をリリース
2013年6月 - DATASECTION VIETNAM CO.,LTDを設立
2013年7月 - ソーシャルメディアデータ供給企業である株式会社エヌ・ティ・ティ・データから「Twitterデータの商用利用許諾」を取得
2014年3月 - データエクスチェンジコンソーシアム有限責任事業組合を設立
TBSグループとの資本業務提携を目的とし、株式会社東京放送ホールディングスの子会社である、TBSイノベーション・パートナーズ合同会社を引き受け先とし、第三者割当増資を実施
2014年4月 - デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社と資本業務提携し、ビッグデータ分析を活用した広告・マーケティングプラットフォームの共同研究開発体制を構築
2015年4月 - 子会社であるWeavers株式会社を設立
2015年7月 - 風評リスクモニタリングツール「Social Monitor」をリリース
2016年2月 - 株式会社日本データ取引所を設立
2018年1月 - KAGネットワークソリューションズ株式会社(現 株式会社ディーエスエス)を連結子会社化
2018年7月 - 店舗分析ツール「FollowUP」の提供を開始
2019年7月 - ソーシャルリスニングツール「Insight Intelligence Q」をリリース
2023年9月 - The ROOM4D株式会社から「データ分析に関するコンサルティング及び関連システムの受託開発事業」を譲受
同時に、The ROOM Door株式会社から子会社である株式会社ディーエスエスが「SES事業(システム開発、データ分析、データ活用支援等)」を譲受
事業内容
データセクションは、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】 リテールマーケティング 49%、データ分析ソリューション 51%
【海外】36%
ソーシャルメディアは、消費者の「生の声」の宝庫。
それらは企業のマーケティングにおいて重要なデータです。
わたしたちは、ソーシャルメディアの膨大なデータの中から消費者の隠れた本音を発見し、貴社のマーケティングを加速させます。
(引用:データセクション公式HP)
リテールマーケティング
わたしたちは、これからの店舗の運営に必要なのは、顧客理解と顧客体験の最適化であると考えています。
データセクションでは、顧客行動をベースとした店舗の改善サイクルを生み出し、お客様の店舗売上の継続的な向上で実現できるよう支援します。
(引用:データセクション公式HP)
AI・システム開発
データセクションでは、ソーシャルメディア事業で培ってきた自然言語処理技術やビッグデータ収集・分析・活用技術に加え、画像解析技術を駆使することで、様々な分野の課題を解決するAI・システムサービスを提供しています。
またお客様のご要望に応じて、課題整理から、オーダーメイド開発・運用・改善まで、ワンストップで対応することも可能です。
これまでの数多くのAI開発・システム運用の実績と経験から、”実業務で買うようできるAI”を提供します。
(引用:データセクション公式HP)
時価総額
データセクションの時価総額は93.04億円です。(2024年2月16日現在)
社員の状況
従業員数:連結 177名(臨時29名)
単体 38名(臨時19名)
平均勤続年数:3.60年
平均年齢:35.70歳
平均年収:585万円
業績
2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は13.8%増で、経常利益は75.0%減の4,100万円となっています。
(引用:データセクション公式HP)
2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年2月14日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は16.3%増、経常利益は赤字幅拡大の-2億1,700万円となっています。
同時に、通期連結業績予想の修正が発表されています。
売上高は上方修正、各種利益は下方修正です。
下方修正が出るほど、業績は厳しい状況です。
適時開示情報
2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2024年2月14日 (開示事項の経過)連結子会社における損失発生について
2024年2月14日 繰延税金資産の取崩し及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2024年2月14日 株式会社バルクホールディングスとの包括的業務提携に関する基本合意のお知らせ
2023年12月14日 連結子会社における損失発生について 最大 USD3,299,158
2023年11月14日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年5月15日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
配当は出していません。
2015年3月 0.00% 0.0%
2016年3月 0.00% 0.0%
2017年3月 0.00% 0.0%
2018年3月 0.00% 0.0%
2019年3月 0.00% 0.0%
2020年3月 0.00% -%(赤字)
2021年3月 0.00% -%(赤字)
2022年3月 0.00% 0.0%
2023年3月 0.00% -%(赤字)
2024年2月 0.00%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
データセクションは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、ところどころで急騰していますが、いずれもその後下落しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、12月までは横ばいでしたが、その後は急騰して、現在は横ばいです。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 5.65倍
赤字のため、株価指標の算出は不可能です。
EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)
BPS(1株当たりの純資産) 110.13
(引用:データセクション公式HP)
ROA(純資産利益率) -% (予 -%)
(引用:データセクション公式HP)
自己資本比率 46.9%
(引用:データセクション公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は年々伸びており、成長企業といえます。
利益は不安定で、過去5年で4回の赤字があります。
2024年3月期は増収で黒字転換予想ですが、2Q時点の決算では昨年度に比べ赤字幅は拡大しており、厳しい状況です。
利益を安定して出せることが今後の課題でしょう。
一方、株価は12月までは300円近辺を横ばいでしたが、1月に急騰して750円超えまで上昇しました。
配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択となります。
直近の業績は悪く、利益が安定していないので、長期投資をするのは難しいと思います。
小型の銘柄で、急騰することがあるので、短期投資向けですが、急騰後の今の状況での投資は避けるべきと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:〇
成長・将来性:◎
収益性:✖
規模:✖
割安度:✖
値動き:◎
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:△
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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