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【株式銘柄分析】LINEヤフー(4689)~インターネットサービス 広告 EC ヤフー PayPay LINE ZOZO 成長企業 日経平均株価 TOPIX Large70 JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、ヤフー、PayPay、LINE、ZOZOなどを傘下に置きインターネットサービスをおこなうLINEヤフーについて調査をしました。

 

www.lycorp.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月11日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:LINEヤフー公式HP)

 

LINEヤフーは、ヤフー、PayPay、LINE、ZOZOなどを傘下に置きインターネットサービスをおこなう会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

ソフトバンクグループの連結子会社であり、日経平均株価およびTOPIX Large70、JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

1996年にヤフーとして設立された会社ですが、現在はヤフーの金融系を除くグループ経営管理事業のみを担っています。

 

(引用:LINEヤフー公式HP)

 

LINEヤフー株式会社の筆頭株主であるAホールディングス株式会社は、ソフトバンク株式会社とネイバーによる合弁会社であり、また、合弁契約によって、Aホールディングス株式会社はソフトバンク株式会社連結子会社と規定されています。

 

ミッションは「「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける」、

バリューは「ユーザーファースト」「やりぬく」「少数精鋭」です。

 

「WOW」はLINEが、「!(びっくり)」はヤフーが長年大切にしてきた価値観で、他の人に教えたくなるような、驚きを超える体験や感動を生み出すという意志が詰まっています。

そして、「ライフプラットフォーム」には、目覚めてから眠るまでずっと、ユーザーの毎日に寄り添う存在でありたいという想いを込めています。

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

2019年10月 - 持株会社体制に移行

      ヤフー株式会社(初代法人)事業のうち、グループ経営管理事業を除く事業(Yahoo!JAPAN事業)をヤフー株式会社(2代目法人)へ吸収分割による事業譲渡

      ヤフー株式会社(初代法人)事業のうち、金融系グループ会社の経営管理事業をZファイナンシャル株式会社に簡易分割により事業譲渡

      ヤフー株式会社(初代法人)は金融系を除くグループ経営管理事業のみを行うこととなり、Zホールディングスへ商号変更

2019年11月 - 株式会社ZOZOに対する株式公開買付けが成立、発行済株式の50.10%を取得し連結子会社

      LINE株式会社と経営統合で基本合意

2019年12月 - ソフトバンク株式会社保有する株式を完全子会社の汐留Zホールディングス株式会社に移管、同社の連結子会社になる

      ソフトバンク・ネイバー・LINEとの間で経営統合に関して最終合意

      コーポレートベンチャーキャピタル関連事業を完全子会社のヤフー株式会社へ吸収分割

2021年2月 - LINE株式会社が株式公開買付けなどにより汐留Zホールディングス合同会社保有する当社株式を取得するとともに、LINE株式会社が汐留Zホールディングス合同会社を吸収合併

      新たに親会社となったLINE株式会社はソフトバンクとネイバーの折半出資となり、ソフトバンクは引き続き親会社となる。

      親会社のLINE株式会社がLINE分割準備株式会社に事業を承継させ、Aホールディングス株式会社に商号変更

2021年3月 - 株式交換によりLINE株式会社(旧 LINE分割準備株式会社)を完全子会社化

     株式会社ZOZO、バリューコマース株式会社および株式会社一休の株式をZホールディングス中間合同会社に移管

2021年4月 - 完全子会社のYJキャピタル株式会社がLINE Ventures株式会社を吸収合併し、Z Venture Capital株式会社に商号を変更

2022年3月 - 株式会社イーブックイニシアティブジャパンが子会社ではなくなる

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分再編に伴い、上場区分をプライム市場に移行

2022年10月 - Zホールディングス中間株式会社の完全子会社のBホールディングス株式会社を通じ、PayPay株式会社を子会社化

2023年10月 - ヤフー株式会社、Z Entertainment株式会社およびZデータ株式会社を吸収合併し、LINEヤフー株式会社に商号を変更

      吸収分割により、LINE株式会社の海外子会社の経営管理事業を除く事業を承継し、同社はZ中間グルーバル株式会社に商号を変更

      完全子会社のLINE Marketing Partners株式会社が、LINEヤフーマーケティング株式会社に商号を変更

      完全子会社のLINE Fukuoka株式会社が、LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社に商号を変更

 

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事業内容

LINEヤフーは、主に以下の3つの事業からなります。

 

【連結事業】メディア 38%、コマース 50%、戦略 11%、他 1%

 

メディア事業

LINEやヤフーの検索広告、アカウント広告、ディスプレイ広告、ショッピング広告の広告に加え、LINEの有償アカウントにおける事業になります。

 

日常に欠かせない多様なメディアサービスを提供し、多くの利用者を集めるとともに、企業などからの広告を掲載することで収益を上げています。

事業拡大においては、大きく以下の4つの方針を掲げており、これらの実行を通じて事業成長を図ります。

  1. グループアセットの活用
  2. 相互配信の拡大・営業連携強化による広告出稿額の増加
  3. 1to1マーケティングソリューションの提供
  4. ID連携に伴うデータの利活用

 

(引用:LINEヤフー公式HP)

 

コマース事業

国内物販、国内サービス、国内デジタル、海外ECの運営になります。

 

事業拡大においては以下の3つの方針を掲げており、これらの実行を通じて事業成長を図ります。

  1. 国内最大級のユーザー基盤を生かし、3つの起点をつなげ、クロスユースの促進とグループ経済圏の拡大を図る
  2. Zホールディングスの強みを生かしたコマース事業の拡大
  3. 新規事業は、サービス開始から3-5年で継続/撤退を判断

 

(引用:LINEヤフー公式HP)

 

戦略事業

PayPayやPayPayカード、PayPay銀行の事業になります。

 

FinTech領域を中心に、将来メディア・コマースに次ぐ新たな収益の柱となることが期待される事業が含まれています。

事業拡大においては大きく以下3つの方針を掲げており、これらを実行することで事業成長を図ります。

  1. PayPayを起点とした決済・金融事業の拡大
  2. 新規事業の拡大
  3. 新規事業は、サービス開始から3-5年で継続/撤退を判断

 

(引用:LINEヤフー公式HP)

 

 

時価総額

LINEヤフーの時価総額2.8835兆です。(2024年3月11日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 28,385名(臨時12,780名)

     単体 339名

平均勤続年数:10.10年

平均年齢:43.50歳

平均年収:912万円

 

 

業績

2023年4月28日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上収益は前期比6.7%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は131.3%増の1,788億6,800万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の12.09%から18.81%と大幅に改善しました。

 

 

(引用:LINEヤフー公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収になります。

 

 

次に、2024年2月6日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上収益は前年同期比8.7%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は32.0%減の1,224億4,800万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の23.43%から12.94%と大幅に悪化しました。

 


同時に、通期連結業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月10日 当社連結子会社(バリューコマース株式会社)による自己株式の取得および自己株式の公開買付けの結果に関するお知らせ

2024年3月28日 当社の不正アクセスに対する個人情報保護委員会からの勧告および報告等の求めについて

2024年3月28日 当社のインターネットオークションサービスに対する個人情報保護委員会からの指導について

2024年3月11日 当社連結子会社(バリューコマース株式会社)による自己株式の取得および自己株式の公開買付けに関するお知らせ

2024年3月6日 役員報酬の一部自主返上に関するお知らせ

2024年3月5日 当社に対する総務省からの行政指導について

2024年2月27日 当社完全子会社であるネットラスト株式会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ

2024年2月6日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月6日 子会社の吸収合併および吸収分割に伴う特別損失(抱合せ株式会社消滅差損)の計上に関するお知らせ(個別決算) 719億円

2023年11月30日 当社完全子会社である有限会社松田酒店の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ

2023年11月7日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月3日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年4月28日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 0.88%  19.8%

2015年3月 1.79%  37.9%

2016年3月 1.85%  29.4%

2017年3月 1.72%  36.9%

2018年3月 1.79%  38.5%

2019年3月 3.27%  60.1%

2020年3月 2.55%  52.5%

2021年3月 1.01%  39.7%

2022年3月 1.08%  57.0%

2023年3月 1.49%  23.3%

2024年3月 1.47%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

LINEヤフーは、3月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年までは横ばいあるいは、下落傾向でしたが、2019年2020年は大きく上昇し、2022年は大きく下落しました。

短い期間で傾向が変わり、大きく動くので注意が必要そうです。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月までは下落傾向でしたが、それ以降12月まで上昇し、その後は再度下落です。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  16.23倍 (予 -倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.96倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はほぼ適正といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 23.85 (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 404.22

 

(引用:LINEヤフー公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 6.13% (予 -%)

ROA(純資産利益率) 2.08% (予 -%)

 

(引用:LINEヤフー公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 33.7%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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ディー・エヌ・エー(2432)

 

まとめ

売上は年々伸びており、成長企業といえます。

利益は伸び悩んでいましたが、赤字になるようなことはなさそうです。

 

一方、株価は直近は上昇していますが、過去10年で見ると低い位置にあります。

配当は少ないですがあるので、配当を貰いながら長期投資をするのが最良と思います。

 

大型の銘柄ですが、最近は値動きが大きそうなので、大きく下落したタイミングであれば短期投資してもよいかもしれません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:◎

割安度:△

値動き:〇

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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