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【株式銘柄分析】SMC(6273)~空気圧制御機器世界首位 電動機器 センサ 温調機器 高利益率 1株当たり当期利益1位 日経平均株価 TOPIX Core30 JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、空気圧制御機器で世界首位のSMCについて調査をしました。

 

www.smcworld.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:SMC公式HP)

 

SMCは、空気圧制御機器で世界首位(国内シェア6割、世界シェア3割)のメーカーです。

ドイツのフェスト社(Festo)との世界2強を構成しています。

日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経400、JPXプライム150構成銘柄の1つ

 

SMCの主力製品である「空気圧機器」は、ロボットをはじめ工場ラインにおける加工、組付けなどのファクトリーオートメーションや、医療機器、半導体製造装置における自動検査装置など、あらゆる産業機器の自動化に欠かせない機械要素部品となっています。

 

急速なIT化、ロボット化、AIの活用が進み、グローバル化も相まった激動の時代である今、お客様の視線が何処に向き、何を見ているのかを把握しなければ、真の顧客満足を得ることはできません。

 

SMCは、お客様一人ひとりの声に耳を傾け、迅速かつ的確に対応することが大切であると考えます。

網の目のようなグローバルネットワークでより緊密なコミュニケーション、高度な技術サービス、製品の安定供給を行い、お客様のご要望、ご期待にお応えしています。

 

(引用:SMC公式HP)

 

SMCは、粉末治金法による焼結金属濾過法で工業用フィルタのエレメントを製造したところからスタートしており、旧社名は「焼結金属工業株式会社」でした。

しかし、焼結濾過体の売上比率の減少、株式上場の一環で企業イメージの一新を図ることを目的として、海外でのブランド名で使用していた「SMC」を国内・海外統一社名に採用、1986年4月1日に社名変更しました。

 

SMCは、「焼結金属」の英文名「Sintered Metal」に「Company」の頭文字です。

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1959年 - 焼結濾過体(フィルタ用焼結金属)の製造および販売を目的に焼結金属工業株式会社を設立

1961年 - 空気圧補助装置(エア3点セット)の製造・販売開始

1964年 - 自動制御機器製品の製造加工および販売を事業目的に追加

1970年 - 駆動機器(エアシリンダ)の製造・販売開始

1971年 - 方向制御機器(直動形電磁弁)の製造・販売開始

1986年 - SMC株式会社に社名変更

1987年 - 東京証券取引所市場第二部に株式上場

1989年 - 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

 

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事業内容

SMCの事業は、空気圧機器をはじめとする自動制御機器の製造販売です。

 

【連結事業】自動逝去機器 100%

【海外】78%

 

(引用:SMC公式HP)

 

 

時価総額

SMCの時価総額5.6065兆です。(2024年2月13日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 6,035名(臨時2,703名)

    連結 22,988名(臨時6,243名)

平均勤続年数:20.50年

平均年齢:41.90歳

平均年収:864万円

 

 

業績

2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比13.4%増、経常利益は12.1%増の3,059億8,000万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の31.32%から31.31%と横ばいでした。

 

 

(引用:SMC公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は減収減益になります。

 

 

次に、2024年2月13日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比7.1%減、経常利益は20.8%減の1,855億9,400万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の31.52%から26.64%と悪化しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は73.36%でした。

 

 

計画通りのペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月13日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年11月24日 連結子会社からの配当金受領に関するお知らせ 525億円

2023年11月14日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月14日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 0.7%

2023年8月9日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月15日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 0.62%  13.3%

2015年3月 0.53%  11.7%

2016年3月 0.77%  14.6%

2017年3月 0.91%  17.8%

2018年3月 0.93%  19.6%

2019年3月 0.96%  20.6%

2020年3月 0.87%  24.1%

2021年3月 0.78%  27.3%

2022年3月 1.09%  25.7%

2023年3月 1.29%  26.1%

2024年2月 1.08%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

SMCは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上昇傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、ゆるやかな上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  23.33倍 (予 30.82倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.88倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 3,482.70 (予 2,637.76)

BPS(1株当たりの純資産) 28,191.51

 

(引用:SMC公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 14.34% (予 9.36%)

ROA(純資産利益率) 11.65% (予 8.39%)

 

(引用:SMC公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 89.7%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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まとめ

売上利益は、波はありますが伸びています。

売上高営業利益率は30%超と高水準で、1株当たり当期利益(会社予想)は日本1位です。

 

一方、株価は過去10年では高い位置にありますが、横ばいが続いています。

2024年3月期の業績予想が減収減益のためでしょう。

 

配当は小さく、キャピタルゲイン一択の銘柄になります。

大型の銘柄なので、短期投資向きではありません。

 

長期投資するのが最良ですが、できるだけ安く購入したいところです。

業績の動向をチェックしつつ、業績が上向いたときに購入できれば最高です。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:◎

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):○

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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