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【株式銘柄分析】三菱重工業(7011)~総合重機メーカー エナジー インフラ 防衛 安定企業 日経平均株価 TOPIX Large70 JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、エネルギー、タービン、航空、防衛、造船を手がける総合重機メーカーである三菱重工業について調査をしました。

 

www.mhi.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月6日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:三菱重工業公式HP)

 

三菱重工業は、エネルギー、タービン、航空、防衛、造船を手がける総合重機メーカーです

三菱UFJ銀行三菱商事とともに三菱グループの「御三家」と呼ばれます。

また、川崎重工業IHIとともに日本の三大重工業の一角を成しています。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびTOPIX Large70、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

社是は、以下の3つです。

  • 顧客第一の信念に徹し、社業を通じて社会の進歩に貢献する
  • 誠実を旨とし、和を重んじて公私の別を明らかにする
  • 世界的視野に立ち、経営の革新と技術の開発に努める

 

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、1884年の創立以来、社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。

 

長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現に向けたエナジートランジション、社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野の発展に取り組み、人々の豊かな暮らしを実現します。

 

(引用:三菱重工業公式HP)

 

通常動力型で世界最大級の、そうりゅう型潜水艦をはじめ、優れた推進性能や環境性能などつねに時代にお応えした船舶、先進の空力設計とエンジンを投入した次世代民間旅客機、有数の打ち上げ成功率を誇るH-ⅡA/H-ⅡBロケットなど。

 

これらは三菱重工グループが培ってきた幅広い知識と経験により、製造を可能にしました。

私たちはパートナーとともに、さまざまな取り組みを通して世界の躍進のために貢献していきます。

 

(引用:三菱重工業公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1884年 - 三菱財閥の創業者岩崎弥太郎が長崎造船局を国から借り受け、長崎造船所と改称して造船事業を開始

1917年 - 三菱合資会社から造船業の一切を引き継いだ三菱造船を設立

1923年 -長崎造船所の電機製作所が分離独立し、三菱電機長崎製作所となる

1934年 - 三菱造船が社名を変更し、三菱重工業となる

    三菱重工業三菱航空機が吸収合併

1935年 - 横浜船渠株式会社を吸収合併(後の横浜造船所、現 横浜製作所)

1950年 - 東日本重工業・西日本重工業・中日本重工業へ分割

1952年 - 3社がそれぞれ三菱日本重工業・三菱造船・新三菱重工業へ改称

1964年 - 新三菱重工業を存続会社として3社が合併し、三菱重工業株式会社が誕生

1970年 - 自動車部門が三菱自動車株式会社として独立

1995年 - 三菱原子力工業株式会社を合併

2003年 - 三菱自動車工業から分離独立し、三菱ふそうトラック・バスが発足

2005年 - 三菱自動車工業を持分法適用会社とした

2007年 - H-ⅡAロケットの打ち上げ業務、商業打ち上げ受注業務をJAXAから移管

2008年 - 製紙機械事業をメッツォへ譲渡

    アンカードリル事業をMCDプロダクトへ譲渡

    YS-11以来の国産旅客機となるMitsubishi Reasional Jet(MRJ。現 Mitsubishi SpaceJet)の事業化を決定。事業会社として三菱航空機を設立

2009年 - 井関農機とのディーゼルエンジン事業における協業で合意

2010年 - 日立製作所との海外向け鉄道システム事業における協業で基本合意

2012年 - 建設機械事業(道路建機除く)をキャタピラージャパンへ譲渡

2013年 - フォークリフト事業をニチユ三菱フォークリフト株式会社に継承

    モーターグレーダー事業をヒドロメックへ譲渡

2014年 - 日立製作所と火力発電事業の統合会社、三菱日立パワーシステムズ株式会社(現 三菱パワー)が発足

2015年 - 三菱重工鉄構エンジニアリングの株式51%を宮地エンジニアリンググループに譲渡し、エム・エムブリッジに改称

    工作機械部門を三菱重工工作機械として分社化

2017年 - ニチユ三菱フォークリフトユニキャリア株式会社(現 ロジスネクストユニキャリア)と経営統合

    三菱重工メカトロシステムズが、三菱重工印刷紙工機械を吸収合併した上で、三菱重工マシナリーテクノロジーのゴム・タイヤ機械事業、及び三菱重工業の関連する製造・調達・品質保証機能を継承し、三菱重工機械システムに社名変更

2018年 - 船舶事業を再編し、船舶・海洋事業本日を三菱造船へ分社

2020年 - ボンバルディアからCRJ事業を継承し、同事業を行う「MHI RJ アビエーショングループ」が発足

    三井E&Sホールディングスから船艇事業の譲渡を受けることで基本合意

2021年 - 工作機械事業を、日本電産(現 ニデック)へ譲渡

    三菱パワーの火力発電システム事業を分割継承

    三井E&S造船の船艇・官公庁船事業を継承し、「三菱重工マリタイムシステムズ」を発足

 

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事業内容

三菱重工業は、以下の4つの事業セグメントからなります。

 

(引用:三菱重工業公式HP)

 

【連結事業】エナジー 41%。プライン・インフラ 15%、物流・冷熱・ドライブシステム 29%、航空・防衛・宇宙 15%

【海外】57%

 

エナジー

エナジセグメントには、火力発電システム、原子力発電システム、コンプレッサ、航空エンジン、舶用機械があります。

 

(引用:三菱重工業公式HP)

 

プラント・インフラ

プラント・インフラセグメントには、商船、エンジニアリング、環境設備、製鉄機械、機械システムがあります。

 

(引用:三菱重工業公式HP)

 

物流・冷熱・ドライブシステム

物流・冷熱・ドライブシステムドメインには、物流機器、エンジン、ターボチャージャ、冷熱製品、カーエアコンがあります。

 

(引用:三菱重工業公式HP)

 

航空・防衛・宇宙

航空・防衛・宇宙ドメインには、民間航空機、防衛航空機、飛翔体、艦艇、特殊車両、特殊機械(魚雷)、宇宙機器があります。

 

(引用:三菱重工業公式HP)

 

 

時価総額

三菱重工業時価総額3.6284兆です。(2024年2月6日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 21,634名(臨時1,926名)

    連結 76,859名(臨時7,458名)

平均勤続年数:18.8年

平均年齢:42.1歳

平均年収:918万円

 

 

業績

2023年5月10日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上収益は前期比8.9%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は14.9%増の1,304億5,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年の4.15%から4.60%と横ばいでした。

 

 

(引用:三菱重工業公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年2月6日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上収益は前年同期比11.0%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は107.8%増の1,380億5,000万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の3.58%から5.88%と改善しました。

第3四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は72.66%となりました。

 


同時に、連結業績予想の修正(売上高の上方修正)が発表されています。

 

 

業績予想から、業績の進捗は遅れ気味です。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月28日 固定資産の譲渡に関するお知らせ 500億円

2024年2月6日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年12月11日 (開示事項の経過)三菱電機と三菱重工の会社分割(簡易吸収分割)による発電機分野での事業統合に関わる吸収分割契約締結に関するお知らせ

2023年11月6日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月4日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月10日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.34%  16.7%

2015年3月 1.66%  33.4%

2016年3月 2.87%  63.1%

2017年3月 2.68%  45.9%

2018年3月 2.95%  57.2%(赤字)

2019年3月 2.83%  39.6%

2020年3月 5.49%  57.8%

2021年3月 2.17%  62.0%

2022年3月 2.49%  29.6%

2023年3月 2.67%  33.5%

2024年2月 1.49%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

三菱重工業は、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)と2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)と2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年から2021年まで低迷していましたが、2022年から急速に上昇して、現在は過去10年で最高値圏まで上昇しました。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、9月中旬までは右肩上がりで推移していましたが、その後は横ばいが続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  26.03倍 (予 17.87倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.77倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 388.22 (予 565.36)

BPS(1株当たりの純資産) 5,707.35

 

(引用:三菱重工業公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 7.49% (予 9.91%)

ROA(純資産利益率) 2.38% (予 3.16%)

 

(引用:三菱重工業公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 31.9%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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日立造船(7004)

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まとめ

毎年安定した売上を上げており、安定した企業になります

売上利益ともに伸びてはおらず、横ばいを続けているという状況です。

今期は増収増益予想で、3Q決算の結果を見る限り、少し遅れ気味ですが順調に進捗しています。

 

一方、株価は上がり続けており、年初来高値圏で推移しています。

将来的にも重要なテーマ銘柄なので、投資するなら長期投資するのが最良と思います。

配当もそこそこあるので、積立投資すればなお良しです。

 

非常に大型の銘柄のため、短期投資向けではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:◎

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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