社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】TOTO(5332)~衛生陶器シェア6割 温水洗浄便座 ウォシュレット 成長企業 日経平均株価 JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、衛生陶器シェア6割で、温水洗浄便座「ウォシュレット」で存在感を示すTOTOについて調査をしました。

 

jp.toto.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月26日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:TOTO公式HP)

 

TOTOは、衛生陶器シェア6割で、温水洗浄便座「ウォシュレット」で存在感を示す会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびJPX日経400の構成銘柄の1つ

 

TOTOグループは、初代社長が二代目社長に送った書簡の中に記された言葉を「先人の言葉」として大切にしてきました。

「どうしても新設が第一、良品の供給、需要家の満足が掴むべき実体で、その実態を握り得れば、結果として報酬という影が映る」という考え方です。

「親切である」「誠実である」というのは私たちの普遍的な価値観です。

「利益は影」と言い切っています。

 

TOTOらしさとは親切で誠実で、お客様想いであること、その前提で事業を行えば、さまざまな課題も解決していけるはずです。

社会課題に誠実に向き合う、環境課題に対して丁寧に取り組むことを続けていれば必ず利益はついてきます。

ここは絶対に変えてはいけないことです。

 

「先人の言葉」の精神に基づく社是や企業理念、企業行動憲章は将来にわたって引き継いでいくもの、つまり「心」の部分は不変のものです。

一方、その時々の環境変化に応じ、体の動かし方は変えていきます。

「心」の部分は社員一人ひとりの行動の前提としてしっかりと根付いており、それがTOTOグループの強みとなっています。

 

社是は「愛業至誠」、

ビジョンは「”強く・明るく・美しい会社”を目指して」です。

 

(引用:TOTO公式HP)

 

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沿革

「健康で文化的な生活を提供したい」

創立以来の想いを胸に、私たちはいつの時代も絶え間ない革新と挑戦で新たな生活文化を創造してきました。

これからも、未来へとつながる「あした」に向かい、期待を超える、かつてない「まいにち」を提案していきます。

 

▼クリックで詳細表示

1917年5月 - 日本陶器合名会社(現在の(株)ノリタケカンパニーリミテド)内にあった製陶研究所の技術をもって、資本金100万円で東洋陶器株式会社を設立し、衛生陶器の製造販売を開始

1920年1月 - 日本で最初の連続焼成窯(ドレスラー式トンネル窯)による焼成を開始

1937年10月 - 衛生陶器工場竣工(茅ヶ崎工場)

1946年11月 - 水栓金具の生産開始(小倉第一金具工場竣工)

1949年5月 - 株式上場(東京・名古屋・大阪・福岡各証券取引所

1958年9月 - プラスチック製品生産開始(茅ヶ崎工場)

1962年6月 - 衛生陶器工場竣工(滋賀工場)

1967年4月 - 水栓金具工場竣工(小倉第二工場)

1968年4月 - 衛生陶器工場竣工(中津工場)

1970年2月 - ホーロー浴槽の生産開始(小倉第二工場)

1970年3月 - 東陶機器株式会社に社名変更

1971年5月 - 水栓金具工場竣工(大分工場)

1972年1月 - 洗面化粧台の生産開始(行橋工場竣工)

1980年10月 - 給湯器の生産開始(滋賀工場)

1980年12月 - アフターサービス業務会社を設立(東陶メンテナンス(株)(現 TOTOメンテナンス(株)))

1985年3月 - 施工・管理業務会社を設立(東陶エンジニアリング(株)(現 TOTOアクアエンジ(株)))

1986年3月 - ユニットバスルーム製造会社を設立(千葉東陶(株)(現 TOTOバスクリエイト(株)))

1989年3月 - 決算期を11月30日から3月31日に変更

1989年7月 - システムキッチン製造会社を設立(東陶ハイリビング(株)(現 TOTOハイリビング(株)))

1989年11月 - 米国に販売会社を設立(TOTO Kiki U.S.A. Inc.(現 TOTO U.S.A., INC.))

1991年9月 - 米国に衛生陶器製造会社を設立(TOTO Industries(Atlanta),Inc.(現 TOTO U.S.A.,INC.))

1991年11月 - ウォシュレット工場竣工(小倉第三工場)

1992年4月 - ニューセラミック工場竣工(中津第二工場)

1994年6月 - ニューセラミック製造会社を設立(東陶オプトロニクス(株)(現 TOTOファインセラミックス(株)))

1995年3月 - 中国に衛生陶器製造会社を設立(東陶機器(北京)有限公司

1995年9月 - マレーシアにウォシュレット製造会社を設立(TOTO KIKI(MALAYSIA)SDN.BHD.(現 TOTO MALAYSIA SDN.BHD.))

1995年11月 - 中国に販売・持株会社を設立(東陶機器(中国)有限公司(現 東陶(中国)有限公司))

1996年10月 - 米国に持株会社を設立(TOTO U.S.A.,INC.)

2001年1月 - 米国の販売会社(TOTO Kiki U.S.A. Inc.)と製造会社(TOTO Industries(Atlanta),Inc.)を統合し、TOTO U.S.A.,Inc.に社名変更

2001年10月 - TOTO愛知電機(株)・小糸工業(株)(現 KIホールディングス(株))の3社共同で、会社分割制度を用い、ウォシュレット製造会社を設立((株)パンウォッシュレット(現 TOTOウォシュレットテクノ(株)))

2002年3月 - ベトナムに衛生陶器製造会社を設立(TOTO VIETNAM CO.,LTD.)

2006年3月 - メキシコに衛生陶器製造会社を設立(TOTO SANITARIOS DE MEXICO S.A.DE C.V.(現 TOTO MEXICO,S.A.DE C.V.))

2007年3月 - 愛知電機(株)・小糸工業(株)(現 KIホールディングス(株))よりTOTOウォシュレットテクノ(株)の株式をすべて取得し、100%子会社化

2007年5月 - TOTO株式会社に社名変更

2007年12月 - ドイツの持株会社TOTO Gerate GmbH(現 TOTO Europe GmbH))に増資を実施

2008年1月 - シンガポールにアジア・オセアニア統括会社を設立(TOTO ASIA OCEANIA PTE.LTD.)

2009年11月 - タイに衛生陶器製造会社を設立(TOTO Manufactureing(Thailand)Co.,Ltd.)(現 TOTO(THAILAND)CO.,LTD.)

2011年1月 - インドに現地法人を設立(TOTO INDIA INDUSTRIES PVT.LTD.)

2013年7月 - TOTO ASIA OCEANIA PTE.LTD.が、The Siam Public Company LimitedよりTOTO Manufactureing(Thailand)Co.,Ltd.(現 TOTO(THAILAND)CO.,LTD.)の株式をすべて取得し、100%子会社化

2015年8月 - 創立100周年の記念事業として、本社・小倉第一工場敷地内に「TOTOミュージアム」を開設

2017年5月 - 創立100周年

 

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事業内容

TOTOは、以下の2つの商品からなります。

 

【連結事業】 グローバル住設(日本) 66%、グローバル住設(海外) 27%、新領域 7%、他 0%

【海外】34%

 

住宅向け商品

(引用:TOTO公式HP)

 

パブリック向け事業

(引用:TOTO公式HP)

 

 

時価総額

TOTO時価総額7,675.68億です。(2024年4月26日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 34,152名

     単体 7,934名

平均勤続年数:18.10年

平均年齢:44.30歳

平均年収:706万円

 

 

業績

2024年4月26日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は0.2%増で、経常利益は5.9%減の515億1,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年の7.01%から6.09%と悪化しました。

 

 

2025年3月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月26日 2024年3月期決算短信

▼クリックで詳細表示

2024年1月31日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年10月30日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年10月30日 2024年3月期第2四半期連結業績予想と実績と差異および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年4月28日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.61%  17.7%

2015年3月 1.46%  35.2%

2016年3月 1.82%  30.2%

2017年3月 1.62%  34.9%

2018年3月 1.28%  33.1%

2019年3月 1.92%  47.1%

2020年3月 2.50%  64.6%

2021年3月 1.03%  44.0%

2022年3月 1.92%  40.1%

2023年3月 2.26%  43.5%

2024年4月 2.31%

 

(引用:TOTO公式HP)

 

株主優待は、100株以上で株主優待商品(自社商品等)の贈呈です

権利確定月は、3月末日です。

※株主限定カタログより選択

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

TOTOは、3月、9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2017年・2020年に急上昇はありましたが、現在は下落傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、12月までは下落傾向でしたが、その後は上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  18.89倍 (予 18.86倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.51倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 229.60 (予 229.93)

BPS(1株当たりの純資産) 2,877.90

 

ROE自己資本利益率) 9.83% (予 7.99%)

ROA(純資産利益率) 5.32% (予 5.10%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はやや悪いといえます。

 

自己資本比率 63.6%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

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まとめ

売上は波がありながらも拡大傾向で、成長企業といえます。

利益は売上ほど伸びておらず、利益を伸ばしていくことが課題です。

2024年3月期は、下方修正をして増収減益の見込みです。

 

一方、株価は2021年以降下落傾向が続いています。

配当はそこそこありますが、株価は下落しており、長期投資するのは難しいです。

 

小型の銘柄ではなく、値動きも小さそうなので、短期投資向けではないです。

現在の株価は少し上昇傾向なので、中期的に値上がり益を狙うのは良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:〇

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):△

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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