こんにちは、ToMO（@tomo2011_08）です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は？、業績はどうか？、配当はいくらなのか？、現在の株価はいくらか？などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
また、更新時にはX（Twitter）で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。
今回は、個人投資家・富裕層向けの不動産会社であるADワークスグループについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月8日現在の情報になります。
目次
会社概要
（引用：ADワークスグループ公式HP）
ADワークスは、個人投資家・富裕層向けの不動産会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
染色業として創業した明治19（1886）年から今日に至るまで、100年を超える歴史を歩んできました。
現在は、収益不動産ソリューションを主軸としながら、もっと多くのお客様に、もっと多彩な商品サービスをご提供したいと考え、投資ソリューションカンパニーへと脱皮することを企図しています。
企業理念は「ADWGグループは、しなやかに変化しながら、独創の価値を生み出し提供することによって、人と社会の活力ある発展に貢献します。」です。
「しなやかに変化する」とは、既存の価値観に固執せず積極果敢に新しい価値観を取り込むことで、変化をいとわず変化の中にこそ勝機を見いだせること、柔軟な軌道修正や大胆な創造的破壊ができ、それらに応じて自らを再定義できることです。
「独創の価値を生み出し提供する」とは、既成概念にとらわれることなく、顧客ニーズの本質を見極め、そこに一歩でも近づける商品サービスの創造と提供を追求し続けること、また顧客の要望に応えるだけでなく、確信をもってその本質に顧客を導くことです。
（引用：ADワークスグループ公式HP）
スマホで参加！無料の資産運用セミナーで投資を学ぼう【マネきゃん／Money Camp】 
沿革
当社グループの発祥は1886（明治19）年にさかのぼります。
かの渋沢栄一もその設立に関わった青木染工場は、青木直治が現在の東京都墨田区において染色業を創業したことを発祥とし、染色技術を積極的に海外に移出するなど、明治の当時からアントレプレナーシップを発揮していました。
そして1970年代に入り、時代のニーズの変化をとらえ、業態を「衣」から「住」へと大きく舵を切ります。
1976年には宅地建物取引業者の免許を取得し不動産取引業を開始しました。
1995年には青木家より青木染工場（Aoki Dyeing Works）の歴史を受け継ぐべく「株式会社エー・ディー・・ワークス」に商号変更し、当社グループの新しい歩みがスタートします。
その後、海外展開、上場と順調に成長を果たし、2020年には持株会社体制に移行し、株式会社ADワークスグループとして次なる展開を見据えています。
▼クリックで詳細表示
1936年5月 - 法人組織として株式会社青木染工場を設立
1976年8月 - 宅地建物取引業者免許を取得、不動産取引業務を開始
1995年2月 - 商号を株式会社エー・ディー・ワークスに変更
1999年3月 - 事業の目的を染色業から不動産の売買、仲介、賃貸管理、鑑定、コンサルティングおよび投資顧問業務に転換
2015年4月 - 東京証券取引所市場第二部に市場変更
2015年10月 - 東京証券取引所市場第一部に指定
2019年3月 - 株式会社スマートマネー・インベストメントより事業譲受
2019年4月 - 当社の完全子会社である株式会社エー・ディー・デザインビルドが、建設事業を営む株式会社澄川工務店の全株式を取得しグループ会社化
2020年3月 - 持株会社体制への移行に伴う完全親会社の株式会社ADワークスグループ設立および同社の東京証券取引所市場第一部へのテクニカル上場により上場廃止
2020年4月 - 株式会社エー・ディー・ワークスが単独株式移転により当社を設立、テクニカル上場により東京証券取引所市場第一部に上場
事業内容
ADワークスグループは、以下の6つの事業によって構成されています。
（引用：ADワークスグループ公式HP）
【連結事業】収益不動産販売 80%、ストック型フィービジネス 20%
【海外】16%
収益不動産事業
（株）エー・ディー・ワークスによる、ADワークスグループの中核事業です。
オフィス、レジデンス、商業施設など、独自の選定力で収益不動産を仕入れ、法的チェック/商品企画/リノベーション/リーシングなどのバリューアップをトータルで施したのち、お客様に販売します。
（引用：ADワークスグループ公式HP）
不動産小口化商品事業
（株）エー・ディー・ワークスによる、高い成長可能性を有する事業です。
収益不動産事業で培った物件選定力を活かし、出口戦略におけるバリエーションのひとつでもある当該事業は、顧客層と販売手法の相乗的な拡張とあいまって、幅広い資産運用ニーズにお応えします。
（引用：ADワークスグループ公式HP）
海外不動産事業
（株）エー・ディー・ワークスによる、米国ロサンゼルスを中心とする海外不動産投資事業です。
国内投資家向けの収益不動産事業のほか、現地ニーズに応える開発事業も積極的に展開し、独自のバリューチェンを構築しています。
（引用：ADワークスグループ公式HP）
プロパティ・マネジメント事業
（株）エー・ディー・パートナーズが、おもに（株）エー・ディー・ワークスの販売物件の管理業務（プロパティ・マネジメント）全般を受託するほか、修繕工事などのニーズも捕捉し、資産価値の維持・向上に寄与します。
建築・工事事業
（株）スミカワ ADDが、技術専門集団としてグループ内外の建築・工事ニーズにお応えします。
日本総合住生活（株）の内装工事案件を堅実に推進するほか、質の高いバリューアップ工事や改修工事を展開します。
（引用：ADワークスグループ公式HP）
CVC事業
（株）エンジェル・トーチによる、CVC（コーポレート・ベンチャー・キャピタル）事業です。
グループの事業を相乗的に成長発展させる可能性を模索し、業種業界を限定せず、独自の技術・サービスを持つ国内外のスタートアップ企業等に投資を行い、機会を創出します。
時価総額
ADワークスグループの時価総額は114.24億円です。（2024年2月8日現在）
社員の状況
従業員数：単体 31名
連結 219名
平均勤続年数：4.70年
平均年齢：44.60歳
平均年収：805万円
業績
2024年2月8日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比48.4%増、経常利益は107.5%増の19億7,800万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の4.94%から5.90%と改善しました。
2024年12月期の連結業績予想は増収増益になります。
適時開示情報
2024年3月29日 第1四半期連結業績フォーキャストに関するお知らせ
2024年2月8日 2023年12月期決算短信
2024年2月8日 個別業績の前期実績値との差異及び法人税調整額の計上に関するお知らせ 171,003千円
2024年2月8日 剰余金の配当に関するお知らせ
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年3.0%前後の配当を出しています。
2020年12月 1.68% 38.8%
2021年12月 2.38% 48.5%
2022年12月 3.15% 39.8%
2023年12月 3.39% 26.8%
2024年2月 3.46%
株主優待は、ポイント（お好きな優待商品と交換が可能）の贈呈です。
権利確定月は、6月・12月末日です。
1,000株～2,999株 6月（2,000ポイント） 12月（2,000ポイント）
3,000株～4,999株 6月（9,000ポイント） 12月（9,000ポイント）
5,000株～6,999株 6月（20,000ポイント） 12月（20,000ポイント）
7,000株～ 6月（25,000ポイント） 12月（25,000ポイント）
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ADワークスグループは、6月と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上場してから2020年までは下落傾向、その後は上昇傾向でしたが、直近は下落しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、9月までは大きな上昇がありましたが、11月以降はじわじわ下落しています。
過去6か月チャート
保険・資産運用・住宅ローンなど幅広い金融商品の無料相談サービス【マネプロ】 
株価指標
PER（株価収益率＝株価が純利益に対して何倍か） 7.81倍 （予 7.08倍）
PBR（株価純資産倍率＝株価が1株当たりの純資産の何倍か） 0.65倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS（1株当たりの純利益） 29.84 （予 32.63）
BPS（1株当たりの純資産） 356.63
ROA（純資産利益率） 2.41% （予 2.66%）
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 29.1%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性はやや悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
上場以来売上を伸ばしており、成長企業といえます。
利益率はそれほど良くなく、利益率の向上が今後の課題となると思います。
一方、株価は上場以来の高値圏で推移しています。
配当もそこそこありますので、素直に長期投資をして、キャピタルゲインとインカムゲインの両方を得るのが最良と思います。
小型の銘柄なので、大きく下げた後にリバウンド狙いで短期投資するのもありだと思います。
現状は、逆に大きく上げている状況なので、短期投資は避けるべきです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績：◎
安全性：△
成長・将来性：◎
収益性：〇
規模：✖
割安度：◎
値動き：△
高配当投資：〇（配当＋優待）
長期投資（値上がり益）：〇
短期投資：✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事がいいと思ったら、いいねやブックマーク、読者登録をよろしくお願いします。
最新の情報を発信していますので、X（Twitter）のフォローもよろしくお願いします。
