こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、IT機器導入・運用支援、営業・販売支援、人材派遣、開発、コールセンター運営などBPO事業を主力とするギグワークスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年3月12日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ギグワークス公式HP)
ギグワークスは、IT機器導入・運用支援、営業・販売支援、人材派遣、開発、コールセンター運営などBPO事業を主力とする会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
今グローバルでは急速に広まりつつあるギグ・エコノミー(インターネットを介して単発の仕事を請け負う働き方や、それによって形成される経済形態)の国内での発展が、働き手を増やしたり、労働生産性向上に役立ちます。
そしてそれは、政府が推進する「働き方改革」における後押しにより、副業を認めたり、柔軟な働き方を推奨する企業がどんどん増えているという時代背景にもマッチしていると言えます。
実は弊社が事業として23年間やり続けてきたことでもあります。
ギグワークス株式会社はその23年間の実績を元に、「ギグ・エコノミーのプラットフォーマー」として今後も多彩な人々の多様な働き方を支援し、お客様にはオンデマンドで質の高いサービスを提供し続けていく所存です。
(引用:ギグワークス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1977年1月 - 株式会社ザポイントスタジオ(現 ギグワークス株式会社)設立
1996年4月 - スリープロ事業部設立
1996年7月 - 神戸(現 大阪)センター開設
1997年6月 - 名古屋センター開設
1997年10月 - カスタマーセンター開設
1999年1月 - スリープロ株式会社へ社名変更
2000年2月 - 仙台センター開設
2000年10月 - 福岡センター開設
2002年1月 - 本社を西新宿(東京都新宿区)に移転
2003年11月 - 東証マザーズ上場
2004年2月 - 株式会社コアグルーヴの株式取得(子会社化)
2004年11月 - 株式会社JPSSの株式取得(子会社化)
広島センター開設
2005年2月 - 札幌センター開設
2005年6月 - 株式会社シーエステクノロジーの株式取得(子会社化)
2005年8月 - 株式会社シーエステクノロジーの株式取得(完全子会社化)
横浜センター開設
2006年3月 - 株式会社JPSSの株式取得(完全子会社化)
2006年5月 - 会社分割により持株会社化し、スリープログループ株式会社へ商号変更
同じく会社分割により、スリープロ株式会社を新設
株式会社コアグルーブを、スリープロマーケティング株式会社に商号変更
2006年6月 - 株式会社ホーム・コンピューティング・ネットワークの株式取得(子会社化)
2006年9月 - スリープロコミュニケーションズ株式会社を設立(完全子会社)
2006年12月 - 株式会社ナレッジ・フィールド・サービスの株式取得(完全子会社化)
2007年3月 - 「ISO/IEC 27001」認証を取得
2007年4月 - (株)ナレッジ・フィールド・サービスを、スリープロエージェンシー株式会社に商号変更
(株)シーエステクノロジーを、スリープロテクノロジー株式会社に商号変更
2008年1月 - 株式会社メリトの株式取得(子会社化)
2008年2月 - スリープロネットワークス株式会社を設立(完全子会社)
2008年4月 - スリープロ(株)からの新設分割により、スリープロフィッツ株式会社を設立(完全子会社)
2008年10月 - 株式会社コラソンの株式取得(子会社化)
2009年7月 - スリープロ(株)が、株式会社キャリアインパルスの株式取得(孫会社化)
2009年10月 - 株式会社ウィザードの株式取得(完全子会社化)
株式会社日本アシストの株式取得(完全子会社化)
2010年1月 - アシスタンストラベルジャパン株式会社の株式取得(完全子会社化)
2010年3月 - 株式会社アビバの株式取得(子会社化)
「教育支援事業」と「BPO事業」の2本柱とする組織体制に移行
2010年8月 - 当社グループの全体最適を図るべく、連結子会社15社から10社へ組織体制を再構築
(株)ホーム・コンピューティング・ネットワークが、(株)アビバを吸収合併し、(株)アビバに商号変更
スリープロ(株)が、(株)日本アシスト及び(株)キャリアインパルスを吸収合併
(株)JPSSが、(株)コラソンのコールセンター事業を吸収合併
(株)コラソンが、(株)JPSSの人材派遣事業の一部を吸収合併し、スリープロビズ(株)
に商号変更
スリープロネットワークス(株)がスリープロテクノロジー(株)並びにスリープロフィッツ(株)へ吸収分割
2011年6月 - 教育支援事業を担っていた(株)アビバの株式の全株式を譲渡し、BPO事業に特化
2012年5月 - ワンストップでの当社サービス提供を図るべく、連結子会社9社から3社へ再編
スリープロ(株)が、スリープロマーケティング(株)、スリープロコミュニケーションズ(株)、スリープロフィッツ(株)、(株)JPSS、スリープロビズ(株)、スリープロネットワークス(株)を吸収合併
2013年6月 - 福岡コンタクトセンター開設
2015年3月 - 東証第二部に市場変更
2015年8月 - WRLLCOM IS株式会社の株式取得(完全子会社化)
2015年11月 - 株式会社アセットデザインの株式取得(完全子会社化)
2016年2月 - 株式会社JBMクリエイトの株式取得(完全子会社化)
2016年3月 - スリープロ(株)が優良派遣事業者認定を受ける
2016年4月 - スリープロ(株)がえるぼし企業認定を受ける
2016年8月 - スリープロ(株)がくるみん企業認定を受ける
2016年9月 - ヒューマンウェア株式会社の株式取得(完全子会社化)
2017年10月 - オー・エイ・エス株式会社の株式取得(完全子会社化)
2018年2月 - スリープロウィズテック(存続会社)とヒューマンウェア株式会社が合併
新社名をヒューマンウェア株式会社として新たに発足
2019年8月 - スリープログループ(株)が、ギグワークス株式会社に商号変更
2019年9月 - 本社を虎ノ門(東京都港区)に移転
2020年2月 - スリープロ(存続会社)とWELLCOM IS・JBMクリエイトが合併
新社名をギグワークスアドバリュー(株)として新たに発足
オー・エイ・エス(存続会社)とヒューマインウェアが合併
新社名をギグワークスクロスアイティ(株)として新たに発足
スリープロエージェンシー(株)が、ギグワークス・アドバンス(株)に社名変更
2022年3月 - (株)アセットデザインがnex(株)に商号変更
2022年4月 - 東京証券取引所の市場再編により、スタンダード市場へ移行
2022年7月 - 株式会社悠遊生活並びに日本直販株式会社の株式取得
事業内容
ギグワークスのサービスは、以下の4つからなります。
インターネット等を通じて単発・短期の仕事を受注する働き方やそれによって成立する経済活動=GigEconomy(ギグエコノミー)。
GiGWorks(ギグワークス)株式会社は、そのGigEconomyにおいて、日本一のプラットフォーマーを目指しています。
【連結事業】オンデマンドエコノミー 65%、システムソリューション 18%、シェアリングエコノミー 16%
ギグワークサービス
多様なライフスタイルや人生のステージにあわせ、自由に、必要なおきに必要なだけ働く。
夢や可能性を諦めない新しい働きかた。
(引用:ギグワークス公式HP)
オンデマンドサービス
フィールドワーク、コールセンター、フィールドプロモーションなどのBPO業務を規模や内容に応じて人材確保・業務構築・品質管理までを一括で提供します。
(引用:ギグワークス公式HP)
シェアリングサービス
オフィスに行くことが待ち遠しくなる。
シェアオフィス・コワーキングスペース・起業家支援サービスを通じてあなたのビジネス成長を支援します。
(引用:ギグワークス公式HP)
プロフェショナルサービス
ITを通じて、モノゴトをスマートに。
日々革新していく多様なテクノロジーを追求し、スピード感と品質を以って最適なITサービスをご提供します。
(引用:ギグワークス公式HP)
時価総額
ギグワークスの時価総額は137.75億円です。(2024年3月12日現在)
社員の状況
従業員数:単体 61名(臨時5名)
連結 837名(臨時189名)
平均勤続年数:9.20年
平均年齢:43.40歳
平均年収:510万円
業績
2023年12月11日に発表された2023年10月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比15.3%増、経常利益は76.6%減の1億1,100万円となっています。
売上高営業利益率は前年の1.93%から0.42%と悪化しました。
2024年10月期の連結業績予想は減収増益になります。
次に、2024年3月12日に発表された2024年10月期の1Q決算の結果です。
連結売上高は4.4%減、経常利益は黒字転換の9,900万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の0.10%から1.58%と改善しました。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は49.50%でした。
計画以上のペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年3月12日 2024年10月期 第1四半期決算短信
2024年2月29日 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2024年1月30日 本社移転に関するお知らせ
2024年1月30日 株式会社GALLUSYS(当社連結子会社)株式の一部譲渡に関するお知らせ
2023年12月25日 剰余金の配当に関するお知らせ
2023年12月11日 2023年10月期決算短信
2023年12月11日 2023年10月期連結業績予想値と実績値の差異及び法人税等調整額(益)計上に関するお知らせ
2023年12月11日 2023年10月期配当予想に関するお知らせ
2023年12月11日 合弁会社(株式会社Green Light)設立に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2023年9月29日 連結子会社からの配当受領に関するお知らせ 243百万円
2023年9月11日 2023年10月期 第3四半期決算短信
2022年12月9日 2022年10月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
ばらつきが大きいですが、近年は1.0%前後の配当を出しています。
2014年10月 0.00% 0.0%
2015年10月 0.00% 0.0%
2016年10月 0.00% 0.0%
2017年10月 12.92% 15.3%
2018年10月 22.76% 17.1%
2019年10月 25.12% 20.8%
2020年10月 28.42% 22.5%
2021年10月 1.26% 37.3%
2022年10月 2.54% 67.6%
2023年10月 0.44% -%(赤字)
2024年3月 0.80%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ギグワークスは、(4月)と10月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/4/25(木)、2024/10/29(火)です。
権利落ち日は、2024/4/26(金)、2024/10/30(水)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年に大きく上昇しているのが目立ちますが、そこから下落して元の株価に戻った後、再度2023年10月に急騰しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、9/12以降急騰し、その後少し下落して横ばいです。
「日本直販株式会社の秋元康氏の「総合プロデューサー」就任に関するお知らせ」が前日に出たのを受けての急騰です。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 133.91倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.72倍
PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は非常に割高と言えます。
EPS(1株当たりの純利益) - (予 4.30)
BPS(1株当たりの純資産) -
(引用:ギグワークス公式HP)
ROA(純資産利益率) -% (予 0.95%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 34.3%
(引用:日本金銭機械公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は年々大きく伸ばしており、成長企業といえます。
しかし、利益がついてこず不安定で、2023年10月期は赤字となっています。
利益率を高めることが今後の課題となるでしょう。
2024年10月期は1Q決算を見る限り、良いスタートを切っています。
一方、株価は上記で解説した通り急騰しました。
秋元康氏が総合プロデューサーということで、色々な思惑で急騰しているのだと思います。
秋元氏が積極的に動けば、もしかするとテンバガーする可能性もあるかもしれません。
事業内容には、働き方改革関連ということで将来性はあると思います。
また、成長企業ということと話題性も加わり、タイミングを見た上で長期投資をするのが良いと思います。
現在は急騰からの下落中なので、短期投資は避けるべきと思います。
ただし、現在値動きはかなり激しい状況なので、超短期で利益を得るのもありだと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:△
規模:✖
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):○
短期投資:△
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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