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【株式銘柄分析】バーチャレクス・ホールディングス バーチャレクスHD(6193)~コンサルティング ITソリューション コールセンター アウトソーシング 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、顧客管理に関するコンサルティングやITソリューション、コールセンター受託の一気通貫提供が強みのバーチャレクス・ホールディングスについて調査をしました。

 

vx-holdings.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月18日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:バーチャレクス・ホールディングス公式HP)

 

バーチャレクス・ホールディングスは、顧客管理に関するコンサルティングやITソリューション、コールセンター受託の一気通貫での提供が強みの会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

1999年の創業から17年、2016年6月にバーチャレクス・コンサルティンは東京証券取引所マザーズ市場に上場しました。

 

2017年2月には(株)タイムインターメディアをグループに迎えました。

これからの社会はIoE(Internet of Everything)の時代です。

さらに、AIやVR、Cognitive Technologyなど新しい技術が私たちの様々な環境に組み込まれます。

新しい技術に対応・適応していくためにはグループ内の技術力を継続的に向上させていく必要があります。

そのために、元々持っているバーチャレクスの技術力に加え、タイムインターメディアの技術力も合わせることで、今後の技術者かいへの適応力、応用力を強化しました。

 

バーチャレクスはCRMをビジネスのドメインと位置付けてきました。

タイムインターメディアはWeb、文教などをビジネスフィールドとしています。

どちらも「人や会社」と「企業・団体」との接点(フロント)領域です。

我々バーチャレクスグループは、この「フロント領域」において、新しい技術開発に取り組みながら、企業や団体・組織が結果を出すため、あるいは顧客の成功体験を実現するため、より良い社会の実現に貢献するために努力していきたいと考えています。

 

グループ企業理念は「Success for the people, organization and society.」です。

 

(引用:バーチャレクス・ホールディングス公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1999年6月 - 東京都中央区築地に株式会社バーチャレクス(現 当社 資本金10百万円)を設立

1999年8月 - コンタクトセンターを築地に開設

1999年10月 - 一般労働者派遣事業許可

      証券会社、先進通信会社等コンタクトセンター運営受託

2000年3月 - コンタクトセンターにフォーカスしたITプラットフォームサービスを提供する株式会社ビッツテージを完全子会社として設立

2000年5月 - 株式会社ゼストと合併

2001年4月 - コンタクトセンターを茅場町に移設

2003年1月 - 本社を東京都中央区日本橋茅場町に移転

2005年8月 - 財団法人日本情報処理開発協会(現 一般社団法人日本情報経済社会推進協会)認定のプライバシーマークを取得

2005年10月 - 本社を東京都港区六本木に移転

2006年8月 - コンタクトセンターを新川に移設

2007年10月 - ニューズライン・テクノロジー株式会社(平成19年12月に株式会社バージェントへ商号変更)の全株式を取得し完全子会社化

2008年7月 - 完全子会社である株式会社ビッツテージと合併、商号をバーチャレクス・コンサルティング株式会社に変更

2008年12月 - 佐賀フュージョンサービス株式会社(バーチャレクス九州株式会社へ商号変更)の全株式を取得し完全子会社化、新たに吸収拠点におけるコンタクトセンター運営事業を展開

2009年10月 - バーチャレクス九州株式会社が株式会社バージェントを吸収合併

2011年5月 - 本社を東京都港区虎ノ門に移転

2016年6月 - 東京証券取引所マザーズ市場に上場

2017年2月 - 株式会社タイムインターメディアの株式取得、子会社化

2017年10月 - 商号をバーチャレクス・ホールディングス株式会社に変更

    事業の全てを新設分割会社であるバーチャレクス・コンサルティング株式会社に承継し、持株会社体制がスタート

2018年4月 - Virtualex(Thailand)Co., Ltd.が営業を開始

2018年10月 - VXアクト株式会社を設立

2021年6月 - 野々市コンタクトセンター(石川県)を開設

 

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事業内容

バーチャレクス・ホールディングスは、以下の2つの事業からなります。

 

ビジネスドメインは、CC・CRM領域のみならず、デジタルマーケティングやAIの領域までを対象としています。

 

(引用:バーチャレクス・ホールディングス公式HP)

 

【連結事業】IT&コンサルティング 58%、アウトソーシング 42%

 

IT&コンサルティング事業

連結子会社であるバーチャレクス・コンサルティング株式会社、及び株式会社タイムインターメディアが行っています。

 

  • 企業と顧客の接点(チャネル)に関するコンサルティング及びソソフトウェアを提供しています。
  • 顧客対応業務を支援するパッケージソフトウェアを開発・提供し、顧客企業のニーズに合わせたカスタマイズ開発を行っています。
  • RPA、MA、SFAなど、他社(パートナー企業)製品も取り扱っており、導入から運用まで幅広く支援しています。
  • 先進的なWeb開発、文教分野へのITソリューション提供、高度なソフトウェア研究・開発(AI、ブロックチェーン等)を行っています。

 

アウトソーシング事業

連結子会社であるバーチャレクス・コンサルティング株式会社が行っています。

 

  • 企業と顧客の設定(チャネル)において重要な役割を果たすコンタクトセンター業務等の受託運営(アウトソーシング)を行っています。
  • 地方拠点、及び海外拠点を持ち、効率的でかつ付加価値の高いコンタクトセンター運営をサービスとして提供しています。

 

 

時価総額

バーチャレクス・ホールディングスの時価総額27.12億です。(2024年4月18日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 380名(臨時633名)

     単体 4名

平均勤続年数:7.90年

平均年齢:47.50歳

平均年収:1046万円

 

 

業績

2023年5月11日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は9.2%増で、経常利益は8.5%減の4億9,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年の8.35%から8.48%と横ばいでした。

 

 

(引用:バーチャレクス・ホールディングス公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年2月13日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比2.2%増、経常利益は37.4%減の2億7,400万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の8.49%から5.07%と大幅に悪化しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は83.03%となりました。

 


同時に、通期連結業績予想の修正(下方修正)が発表されています。

 

 

2024年4月18日には、通期連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

下方修正が出るほど、業績は厳しい状況です。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月13日 2024年3月期決算発表予定

2024年4月18日 業績予想の修正に関するお知らせ

2024年2月21日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 2.74%

2024年2月13日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月13日 特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ

2024年1月31日 Kotozna株式会社との資本業務提携に関するお知らせ

2023年11月9日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年5月11日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

直近は0.5%前後の配当を出しています。

 

2017年3月 0.00%  0.0%

2018年3月 0.00%  0.0%

2019年3月 0.00%  0.0%

2020年3月 0.00%  -%(赤字)

2021年3月 0.00%  0.0%

2022年3月 0.00%  0.0%

2023年3月 0.93%  6.9%

2024年4月 1.65%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

バーチャレクス・ホールディングスは、3月と(9月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2019年までは下落傾向でしたが、それ以降は上昇傾向です。

所々で急騰しているのが分かります。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、1月までは上昇傾向でしたが、それ以降急落して横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  4.16倍 (予 13.55倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.60倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 217.09 (予 66.67)

BPS(1株当たりの純資産) 565.87

 

(引用:バーチャレクス・ホールディングス公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 40.29% (予 11.78%)

ROA(純資産利益率) 18.43% (予 5.71%)

 

(引用:バーチャレクス・ホールディングス公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。

 

自己資本比率 48.5%

 

(引用:バーチャレクス・ホールディングス公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

テンダ(4198)

チェンジホールディングス(3962)

トランス・コスモス(9715)

 

まとめ

2022年3月期以降は売上は拡大傾向で、利益も出ています。

2024年3月期は増収減益予想ですが、さらに下方修正が出ました。

ITコンサル系ということで将来性はあると思います。

 

一方、株価は下落か横ばいで推移していましたが、2023年12月末に急騰しています。

配当は少ないので、キャピタルゲイン一択です。

 

長期的に業績を伸ばせていけるのかは疑問なので、長期投資はしにくい状況です。

 

小型の銘柄で、よく急騰しているようなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのが良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:✖

割安度:◎

値動き:◎

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):△

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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