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【株式銘柄分析】クシム Kushim(2345)~ブロックチェーン システムエンジニアリング ベンチャー投資~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、ブロックチェーン技術を活用した暗号資産関連事業、システムエンジニアリング事業等をおこなうクシムについて調査をしました。

 

www.kushim.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年3月14日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:クシム公式HP)

 

クシムは、ブロックチェーン技術を活用した暗号資産関連事業、システムエンジニアリング事業等をおこなう会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

1997年の創業以来、「人と組織」の成長を支援するソリューションの提供を通じて、企業の持続的な成長に貢献し、より豊かな社会を目指す、という理念のもと、時代に併せてさまざまなサービスを開発、提供してきました。

 

創業から26年を経た今、私たちはぼろっくチェーン技術を活用したサービスやプロダクトの社会実装を推進するブロックチェーンサービスカンパニーに生まれ変わりました。

10年先、20年先も必要とされ続ける企業であるために、私たち自身もさらに進化していきます。

 

Missionは「ブロックチェーン技術の社会実装を推進し、その普及に貢献する」、

Visionは「ブロックチェーン技術の有用性を正しく伝え、私たちの社会における、次なる「産業の米」にする

優秀なエンジニアのブロックチェーン技術に関する知識の取得を通じて、その育成を支援する」です。

 

(引用:クシム公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

2014年8月 - 東京証券取引所マザーズより東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2015年11月 - 株式会社SEプラスの全株式を譲渡

2015年12月 - 株式会社ブイキューブとの業務提携を開始

2016年4月 - 社名をアイスタディ株式会社に変更

2017年4月 - 企業向けビデオ配信ソリューション「Qumu」の販売を開始

2017年8月 - フィスコ関連グループ((株)イーフロンティア、(株)賽業之日本社、フィスコ(株)、(株)ネクスグループ、(株)フィスコ仮想通貨取引所)との業務提携開始

2017年12月 - (株)イーフロンティアとの資本提携解消、(株)カイカとの資本業務提携開始

2018年5月 - 有料職業紹介事業免許を取得し、高度ITスキルの習得から転職までを総合的にサポートする「iStudy ACADEMY」の事業を開始

2019年4月 - (株)カイカによる株式公開買付けが完了しカイカ連結子会社となる

2019年10月 - (株)エイム・ソフト(現 (株)クシムソフト)の全株式を取得し子会社化

2019年11月 - (株)東京テック(現 (株)クシムテクノロジーズ)の全株式を取得し子会社化

      東京大学研究室と介護施設向けAI検知システム構築に関する共同研究を開始

      学習者一人ひとりの成長を支援する新LMS「SLAP(スラップ)」を販売開始

2019年12月 - ブロックチェーン推進協会に入会

      Stake Technologiesと業務提携

2020年2月 - 株式会社CCCT(現 (株)クシムインサイト)を連結子会社

2020年3月 - チューリンガム株式会社と資本業務提携

     フィスコ経済研究所と資本業務提携

2020年4月 - 株式会社CAICAの連結対象子会社を外れ、持分法適用関連会社となる

     株式会社ネクスグループとの業務提携

     株式会社ウェブトラベルとの業務提携

2020年5月 - 社名を株式会社クシムに変更

     株式会社イーフロンティア連結子会社

     株式会社ケア・ダイナミクス連結子会社

2020年6月 - 株式会社レジストアートと資本業務提携

     株式会社CAICAの持分法適用関連会社から外れる

2020年10月 - 株式会社ゼタントと業務提携

2021年4月 - 株式会社クシムソフトと株式会社クシムテクノロジーズが合併

2021年5月 - 株式会社クシムインサイトを中間持株法人とするグループ組織再編を実施

2021年9月 - 株式会社FLOCよりブロックチェーン技術者育成カリキュラムおよび講義に係るコンテンツ等の固定資産を取得

2022年2月 - 株式会社ポリゴンテーラーおよび株式会社ポリゴンテーラーコンサルティングへの資本参加

     チューリンガム株式会社を連結子会社

2022年5月 - 株式会社イーフロンティアを連結範囲から除外

2022年7月 - 株式会社ODKソリューションズへeラーニング事業を譲渡

2022年10月 - 株式会社クシムソフトと株式会社ケア・ダイナミクスが合併

 

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事業内容

クシムは、以下の3つの事業からなります。

 

【連結事業】ブロックチェーンサービス 30%、システムエンジニアリング 50%、インキュベーション 20%

 

ブロックチェーンサービス事業

ブロックチェーン技術に精通したサービスカンパニーとして、ブロックチェーン技術を推進し、その普及に貢献します。

ブロックチェーン技術の有用性を正しく伝え、優秀なエンジニアのブロックチェーン技術に関する知識の取得を通じて、その育成を支援します。

 

システムエンジニアリング事業

適材適所に必要なスキルのエンジニアを必要な工数稼働することでシステム課題解決を行う、システムエンジニアリングサービス。

IT分野におけるシステム開発(プログラミング)を中心に、企画、要件定義、設計や、テスト、運用保守まで幅広いエンジニアリングサービスでの支援が可能です。

 

インキュベーション事業

クシムは、常に進化し続けるIT領域の先端技術を対象に、その技術の社会実装および社会貢献に資する投融資を行います。

さらに、事業化およびプロジェクト推進における経営・各種コンサルティングを引き受け、インキュベートを支援していきます。

なお、投融資の対象は、法人、プロジェクト単位等柔軟に対応可能です。

 

 

時価総額

クシムの時価総額49.72億です。(2024年3月14日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 58名(臨時2名)

     単体 5名(臨時1名)

平均勤続年数:3.00年

平均年齢:38.00歳

平均年収:404万円

 

 

業績

2023年12月14日に発表された2023年10月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比75.6%減、経常利益は赤字転落の-9億2,800万円となっています。

 

 

2024年10月期の連結業績予想は非開示になります。

 

 

次に、2024年3月14日に発表された2024年10月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は76.4%増、経常利益は赤字幅拡大の-5億9,500万円となっています。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月4日 投資有価証券売却に伴う特別利益の計上に関するお知らせ 35百万円

2024年3月14日 2024年10月期 第1四半期決算短信

2024年3月14日 営業外費用及び特別利益の計上に関するお知らせ 費用:55百万円 利益:5百万円

2023年12月20日 ストック・オプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ

2023年12月20日 2023年10月期の剰余金の配当に関するお知らせ

2023年12月14日 2023年10月期決算短信

2023年12月14日 連結業績と前期実績との差異及び個別業績と前期実績との差異及び特別損失(連結・個別)の計上に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2023年11月30日 (開示事項の経過)株式会社カイカエクスチェンジホールディングスの株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ

2023年10月24日 株式会社アクアラインの第三者割当増資の引受けに関するお知らせ

2023年10月16日 (開示事項の経過)株式会社カイカエクスチェンジホールディングスの株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ

2023年9月21日 株式会社カイカエクスチェンジホールディングスの株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ

2023年9月14日 2023年10月期 第3四半期決算短信

2022年12月14日 2022年10月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は配当を出していません。

 

2014年3月 0.71%  25.8%

2015年3月 0.67%  -16.3%(赤字)

2016年3月 0.48%  7.4%

2016年12月 0.50%  -%(赤字)

2017年12月 0.35%  18.4%

2018年12月 0.36%  -%(赤字)

2019年10月 0.55%  -%(赤字)

2020年10月 1.00%  18.0%

2021年10月 0.00%  -%(赤字)

2022年10月 0.00%  0.0%

2023年10月 0.00%  -%(赤字)

2024年3月 -%

 

株主優待は、以下の贈呈です。

権利確定月は10月末日です。

①えらべるPay(毎年4月末日と同年10月末日の両方の株主名簿に同一株主番号で記載のある100株以上を保有する株主様)

 100株以上 500円相当分

 500株以上 1,000円相当分

 1,000株以上 1,500円相当分

 2,000株以上 2,000円相当分

 

②10CAICAコイン

 100株以上 100株につき10CAICAコイン

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

クシムは、(4月)と10月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/4/25(木)、2024/10/29(火)です。

権利落ち日は、2024/4/26(金)、2024/10/30(水)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年に1,500円を超えたこともありましたが、そこからは下落傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月は急騰して激しく値動きし、11月から2月までは下落して年初来安値を更新しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 -倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.26倍

 

赤字のため株価指標の算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 237.16

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

自己資本比率 4.9%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

シリコンスタジオ(3907)

CAICA DIGITAL(2315)

INTLOOP(9556)

 

まとめ

業績の振れ幅がかなり大きく、業績を予想するのは難しいです。

2022年10月期は黒字でしたが、2023年10月期は大赤字となっています。

 

一方、株価は下落が続いており、業績を反映したものとなっています。

システム開発企業から、ブロックチェーン技術を軸とした企業への転換を行っている最中ですが、まだシステムエンジニアリング事業が主力となっています。

この先、うまく転換が成功できるかが課題となります。

 

配当はないため、キャピタルゲイン狙い一択になります。

ただ、今後の業績がかなり不透明なこともあり、長期投資するのは難しいと思います。

 

小型の銘柄ではありますが、短期投資するのも下落する可能性が高いだけにおすすめできません。

 

自己資本比率は5%を切って危険水域を超えているので、投資するのはおすすめできません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:✖

成長・将来性:✖

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:✖(優待)

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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