こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、航空輸送をおこない、国内線・国際線ともに首位の全日本空輸(ANA)を中心とする企業グループ、ANAグループの持株会社であるANAホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月26日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ANAホールディングス公式HP)
ANAホールディングスは、航空輸送をおこない、国内線・国際線ともに首位の全日本空輸(ANA)を中心とする企業グループ、ANAグループの持株会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびTOPIX Large70、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
1952年の創業から安全を第一に航空輸送サービスを提供してきました。
英国SKYTRAX社の世界最高評価である「5スター」10年連続獲得を実現しました。
これも先人から受け継いできたDNAを絶やすことなく挑戦をつづけてきたこと、そして何より支えてくださった皆様のおかげです。
グループ経営理念は「安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で 夢にあふれる未来に貢献します」、
グループ経営ビジョンは「ワクワクで満たされる世界を 私たちは、空からはじまる多様なつながりを創り、社員・お客様・社会の可能性を広げていきます。」です。
(引用:ANAホールディングス公式HP)
ANAグループは、航空事業を中心としたエアライングループとして、国内外の航空ネットワークや顧客基盤を活かしながら様々な事業を展開しています。
持株会社であるANAホールディングスが最適な経営資源配分を行うとともに、各事業会社の自律的な経営をサポートし、グループ全体で持続的な企業価値の向上を追求しています。
(引用:ANAホールディングス公式HP)
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関連セクター
沿革
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1952年12月 - 第2次世界大戦により壊滅したわが国の定期航空事業を再興することを目的に、日本ヘリコプター輸送株式会社を設立
1953年2月 - ヘリコプターを使って営業開始
1953年5月 - 不定期航空運送事業免許取得
1953年10月 - 定期航空運送事業免許取得
1953年12月 - 東京-大阪間の貨物輸送をはじめとして逐次営業路線を拡大
1955年11月 - ダグラスDC-3型機導入
1957年12月 - 社名を全日本空輸株式会社と変更
1958年3月 - 極東航空株式会社と合併
1960年7月 - バイカウント744型機導入
1961年6月 - フレンドシップF-27型機及びバイカウント828型機導入
1961年8月 - 大阪航空ビルディング株式会社(全日空ビルディング株式会社に商法変更、現 連結子会社・ANAファシリティーズ株式会社)設立
1961年10月 - 東京、大阪証券取引所市場第二部に上場
1963年11月 - 藤田航空株式会社を吸収合併
1965年3月 - ボーイング727型機導入
1969年5月 - ボーイング737型機導入
1970年10月 - 全日空商事株式会社(現連結子会社)設立
全日空整備株式会社(現連結子会社・ANAベースメンテナンステクニクス株式会社)設立
1971年2月 - 国際線不定期便運航開始(東京-香港)
1972年8月 - 東京、大阪両証券取引所市場第一部に上場
1974年3月 - 日本近距離航空株式会社(エアーニッポン株式会社に商号変更、2012年4月に提出会社と合併)設立
1978年8月 - 株式会社ハローワールド(現連結子会社・ANAあきんど株式会社)の株式を取得
1978年9月 - 日本貨物航空株式会社を設立(2005年8月 経営より離脱)
1978年12月 - ボーイング747型機導入
1983年6月 - ボーイング767型機導入
1986年3月 - 国際定期便を運航開始(東京-グアム)
1989年11月 - 全日空ビルディング株式会社(現連結子会社・ANAファシリティーズ株式会社)が大阪証券取引所市場第二部に上場(2005年9月に上場廃止)
1990年6月 - ワールドエアーネットワーク株式会社(現連結子会社・株式会社エアージャパン)設立
1991年10月 - ロンドン証券取引所に上場(2017年1月に上場廃止)
1995年12月 - ボーイング777型機導入
1998年3月 - エアバスA321型機導入
1999年4月 - 全日空商事株式会社(現連結子会社)旅行サービス部門を分離独立させ全日空スカイホリデー株式会社(ANAセールス株式会社に商号変更、現連結子会社・ANAあきんど株式会社)設立
1999年10月 - 航空連合「スターアライアンス」に正式加盟
2001年4月 - 株式会社エアーニッポンネットワーク(現連結子会社・ANAウイングス株式会社)設立
2003年4月 - 全日空スカイホリデー株式会社、全日空ワールド株式会社、全日空トラベル株式会社、株式会社ANAセールスホールディングスの4社を合併し全日空セールス&ツアーズ株式会社(ANAセールス株式会社に商号変更、現連結子会社・ANAあきんど株式会社)設立
2004年8月 - エアーネクスト株式会社(現連結子会社・ANAウイングス株式会社)設立
2004年11月 - 中日本エアラインサービス株式会社(エアーセントラル株式会社に商号変更、現連結子会社・ANAウイングス株式会社)を子会社化
2006年2月 - 株式会社ANA&JPエクスプレス(現連結子会社・株式会社エアージャパン)設立
2007年6月 - ホテル事業関連子会社14社の全株式とその他関連資産をグループ外に一括譲渡
2008年7月 - ボーイング767-300BCF(ボーイング・コンバ-テッド・フレイター)導入
2009年4月 - 海外新聞普及株式会社(現連結子会社・株式会社OCS)を連結子会社化
2010年7月 - 連結子会社の株式会社エアージャパン(存続会社)、株式会社ANA&JPエクスプレスを合併
2010年10月 - 連結子会社の株式会社エアーニッポンネットワーク(存続会社、ANAウイングス株式会社に業号変更)、エアーネクスト株式会社並びにエアーセントラル株式会社の3社を合併
連結子会社のANAセールス株式会社(存続会社、現連結子会社・ANAあきんど株式会社)、ANAセールス北海道株式会社、ANAセールス九州株式会社並びにANAセールス沖縄株式会社の4社を合併
2011年8月 - エアアジア・ジャパン株式会社(バニラ・エア株式会社に商号変更、2021年3月に会社清算)設立
2011年11月 - ボーイング787型機導入
2012年4月 - 提出会社(存続会社)、連結子会社のエアーニッポン株式会社を合併
2013年4月 - 持株会社制に移行し、商号をANAホールディングス株式会社と変更
航空運送事業等を100%出資の子会社である全日本空輸株式会社(ANAホールディングス株式会社から商号変更)に吸収合併
2014年4月 - 連結子会社のANAロジスティクサービス株式会社(存続会社、株式会社ANA Cargoに商号変更)、株式会社ANA Cargoを合併
2015年12月 - 提出会社(存続会社)、連結子会社の株式会社ウィングレットを合併
2016年4月 - 株式会社エアー沖縄(現連結子会社・ANA沖縄空港株式会社)を連結子会社化
2017年4月 - Peach Aviation株式会社を連結子会社化
2019年10月 - 連結子会社のPeach Aviation株式会社とバニラ・エア株式会社が事業統合
2021年4月 - 連結子会社のANAセールス株式会社(ANAあきんど株式会社に商号変更)旅行事業を連結子会社のANA X株式会社に吸収分割
2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場に移行
事業内容
ANAグループの主な事業は、以下の4つです。
(引用:ANAホールディングス公式HP)
【連結事業】航空 88%、航空関連 3%、旅行 3%、商社 5%、他 1%
【海外】29%
航空事業
航空運送事業の柱となる航空機の運航を担います。
フルサービスキャリアとLCCを保有し、国内線旅客事業・国際線旅客事業・貨物事業のネットワークを形成しています。
(引用:ANAホールディングス公式HP)
旅行事業
「ANAトラベラーズ」、「ANAワンダーアース」をはじめとした旅行商品を企画販売しています。
(引用:ANAホールディングス公式HP)
商社事業
航空機の輸出入・リース・売却や航空機部品の調達、機内エンターテインメントや機内販売用品の企画調達、空港の店舗運営をはじめ、食品や半導体に至るまで多様なビジネスを創造・展開しています。
(引用:ANAホールディングス公式HP)
時価総額
ANAホールディングスの時価総額は1.4819兆円です。(2024年4月26日現在)
社員の状況
従業員数:連結 40,507名(臨時2,287名)
単体 253名
平均勤続年数:3.5年
平均年齢:45.5歳
平均年収:691万円
業績
2024年4月26日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比20.4%増、経常利益は85.7%増の2,076億5,600万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の7.03%から10.11%と改善しました。
(引用:ANAホールディングス公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増収減益になります。
適時開示情報
2024年4月26日 2024年3月期決算短信
2024年4月26日 剰余金の配当(増配)に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2024年4月19日 シンガポール航空とのジョイントベンチャー(共同事業)に向けた国土交通省からのATI認可に関するお知らせ
2024年1月31日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2024年1月31日 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2024年1月25日 (再変更)簡易株式交換による日本貨物航空株式会社の完全子会社化に関するお知らせ
2023年10月31日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年10月31日 配当予想に関するお知らせ
2023年7月28日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年4月27日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。
近年配当は出していませんでしたが、今年度から復配が発表されています。
2014年3月 1.35% 55.5%
2015年3月 1.24% 35.6%
2016年3月 1.58% 22.4%
2017年3月 1.76% 21.3%
2018年3月 1.46% 14.4%
2019年3月 1.85% 22.7%
2020年3月 0.00% 0.0%
2021年3月 0.00% -%(赤字)
2022年3月 0.00% -%(赤字)
2023年3月 0.00% 0.0%
2024年4月 0.98%
(引用:ANAホールディングス公式HP)
株主優待は、100株以上で以下を贈呈です。
権利確定月は、3月と9月末日です。
①株主優待番号ご案内書(3月・9月末日)
100株以上 1枚
200株以上 2枚
300株以上 3枚
400株以上 4枚 + 400株超過分は200株毎に1枚
1,000株以上 7枚 + 1,000株超過分は400株毎に1枚
100,000株以上 254枚 + 100,000株超過分は800株毎に1枚
②ANAグループ優待券(3月・9月末日)
100株以上 1冊
③株主専用サイトでの特典(3月・9月末日)
100株以上 ANA施設見学会(抽選)の申し込みなど
100株以上 1部(壁掛け型または、卓上型いずれか)
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ANAホールディングスは、3月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2017年までは上昇傾向を続けていましたが、それ以降は下落に転じ、コロナも相まって2020年まで下落が続きました。
その後はコロナも明けて、少しづつ上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、1月までは上昇が続いていましたが、それ以降は下落傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 9.07倍 (予 12.96倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.36倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 335.09 (予 234.01)
BPS(1株当たりの純資産) 2,222.03
ROE(自己資本利益率) 16.52% (予 10.53%)
ROA(純資産利益率) 4.40% (予 3.08%)
(引用:ANAホールディングス公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 29.3%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性はやや悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
コロナによる落ち込みにより2年連続赤字から、業績を回復しています。
現在はコロナ前の業績まで回復したので、今後まだ業績が伸ばせるかが課題になってきます。
一方、株価も業績と同じくコロナ前近くまで回復してきています。
直近は下落しており、今後も業績が伸ばせるのか次第です。
すでにコロナ前の業績まで回復してきているので、長期投資はしにくい状況ではあります。
2025年3月期は増収減益となっています。
そのため、下落している今のうちに仕込んで、上方修正等が出て株価が急騰した後で売るのが最良です。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:△
成長・将来性:△
収益性:〇
規模:◎
割安度:△
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):△
短期投資:◎
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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