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【株式銘柄分析】環境管理センター(4657)~環境調査 分析 コンサルタント 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、環境調査・分析・コンサルタント業務をおこなっている環境管理センターについて調査をしました。

 

www.kankyo-kanri.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年1月26日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:環境管理センター公式HP)

 

環境管理センターは、環境調査・分析・コンサルタント業務をおこなっている会社です

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

環境調査・分析・コンサルタント業務を通し、お客様の環境課題を解決する環境総合コンサルティング会社です。

 

お客様が事業を継続・推進していく上で、さまざまな状況で環境問題と対面します。

 

例えば工場を稼働している場合は、排水が環境汚染の基準を超過していないか、様々な開発事業を行う際に周辺環境への配慮ができているか、開発した商品が環境へ影響を与える恐れがないかなど、事業を継続・推進する際に環境問題と対面する場合は多く、また環境への配慮が必要となります。

 

当社は環境課題を円滑に解決する良き環境総合パートナーとしてお客様の事業の継続・推進のサポートを日本国のみならず海外への広げています。

 

(引用:環境管理センター公式HP)

 

当社はお客様のご相談から課題解決方法を提案または設計し、調査・分析・アフターフォローまでワンストップでサービスを提供することで、お客様が様々な企業に依頼することなく窓口が一つとなり、担当者様の負担を軽減させることが可能です。

 

創立から約50年の蓄積したノウハウと経験豊富なスタッフにより、毎年環境省をはじめとしたさまざまな省庁・各自治体の大型案件などを対応しており、そのノウハウを生かしお客様の様々な課題に総合的に対応しています。

 

業界トップクラスの商品を保有しており、調査からアフターフォローまでワンストップで提供することによりお客様の環境課題を包括的に解決することが可能です。

 

当社は様々な認証・認定を取得しています。

「ISO9001の認証」の取得や、日本で2社しか認定がない「第一種臭気測定認定事業所」にも登録しています。

このような認証・認定の取得により、お客様へ「よりよい商品を提供し続ける」ことを日々心掛けています。

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1971年7月 - 会社設立

1971年8月 - 水質分析業務開始

1971年12月 - 悪臭分析業務開始

1972年1月 - 河川水質調査業務開始

1972年2月 - 大気分析業務開始

1974年6月 - ゴミ組成分析業務開始

1976年5月 - 環境アセスメント業務開始

1977年7月 - 臭気官能試験業務開始(三点比較式臭袋法)

1982年2月 - 大気拡散実験調査業務開始

1982年4月 - 水質源・水辺の保全計画業務開始

1987年2月 - 環境計画(コンサルタント)業務開始

1987年6月 - アスベスト測定業務開始

1991年11月 - ダイオキシン分析業務開始

1993年1月 - 環境庁臭気判定審査証明事業認定告示

1996年11月 - 株式を日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録

1998年4月 - 土壌・地下水汚染修復に関わるコーディネート業務開始

1998年10月 - 外因性内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)分析業務開始

2002年7月 - 分析センターが特定軽量証明事業者を認定

2006年1月 - 測量業者登録

2006年3月 - 地質調査業者登録

2007年5月 - 特定建設業許可取得

2011年4月 - 放射能/放射線測定業務を開始

2016年10月 - 株式会社フィールド・パートナーズと資本業務提携を締結

2018年5月 - 子会社「株式会社土壌環境リサーチャーズ」設立

2018年8月 - 子会社「KANKYO ENVIRONMENT SOLUTIONS CO.,LTD.」設立

2019年6月 - 宅地建物取引業 事業開始

2022年4月 - ECCグループに株式会社サンエイテクニクス加入(発行済株式60%取得)

 

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事業内容

環境管理センターの事業ドメインは、以下の5つです。

徹底した現場主義をコンセプトに幅広い調査・分析・コンサルタント・対策工事など様々なサービスを手掛けています。

 

【連結事業】政策コンサル 16%、アスベスト 9%、受託試験 4%、工事 18%、アセスメント 7%、農業 1%、環境調査 44%、他 1%

 

調査測定

調査部門では、分析・解析に必要な試料サンプルの採取を行います。

当社では土壌調査、残土調査、水質調査、排ガス、大気調査、騒音、振動調査、作業環境調査、生物調査、猛禽類調査等のさまざまな現地調査を全国で行っています。

 

(引用:環境管理センター公式HP)

 

ラボ分析

分析部門では、東京都八王子市、千葉、さいたまにラボを設置し、主に環境軽量証明分野の分析を行っています。

さらに専門分析として、におい・かおりラボ、ふくしま浜通りイノベーションセンターの事業所も有しており、多様な環境分析ニーズに対応しています。

また、当社は2018年に土壌分析に特化した子会社「土壌環境リサーチャーズ」を設立し、分析の短納期化を実現しています。

 

(引用:環境管理センター公式HP)

 

環境コンサルタント

コンサルタント部門では、お客様の立場に立ち、環境計画策定などの企画・立案・予測・解析から、報告書作成・協議までの環境アセスメントに対応しています。

また、国の政策立案や環境法令の改正に係る検討業務の受託など、様々な環境専門家や行政機関と連携しつつ、現場に強い環境コンサルタントとして、お客様が抱えている問題・課題に取り組んでいます。

 

(引用:環境管理センター公式HP)

 

対策工事

対策工事部門は、環境調査、環境分析、環境コンサルティングから確認された環境課題の改善を行う対策工事を行っています。

 

(引用:環境管理センター公式HP)

 

海外事業

海外事業では、ベトナム国フンイエン省にKANKYO ENVIRONMENT SOLUTIONS CO., LTD(KES)を合弁にて設立し、環境モニタリングを中心とした事業を展開しています。

また、中国浙江省では浙江同曄環境科技有限公司に出資・設立し、悪臭対策のコンサルティングに取り組んでいます。

 

(引用:環境管理センター公式HP)

 

 

時価総額

環境管理センターの時価総額24.08億です。(2024年1月26日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 289名(臨時51名)

    連結 323名(臨時66名)

平均勤続年数:14.6年

平均年齢:41.6歳

平均年収:474万円

 

 

業績

2023年8月18日に発表された2023年6月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比12.5%増、経常利益は55.3%減の5,000万円となっています。

売上高営業利益率は前年の2.38%から0.97%と悪化しました。

 

 

2024年6月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年1月26日に発表された2023年6月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比5.7%減、経常利益は赤字幅縮小の-400万円となっています。

 

 

下期偏重なので、これからの業績の伸びが期待できるでしょう。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年1月26日 2024年6月期 第2四半期決算短信

2023年10月27日 2024年6月期 第1四半期決算短信

2023年8月18日 2023年6月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.0%程度の配当を出しています。

 

2014年3月 0.00%  0.0%

2015年3月 0.00%  -%(赤字)

2016年3月 0.00%  -%(赤字)

2017年3月 0.61%  9.4%

2018年3月 0.00%  -%(赤字)

2019年3月 0.00%  0.04%

2020年3月 1.05%  15.2%

2021年3月 1.28%  16.2%

2022年3月 1.14%  10.6%

2023年3月 1.12%  -%(赤字)

2023年11月 1.04%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

環境管理センターは、6月と(12月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2014年、2019年、2021年、2023年と急騰している時期がありますが、基本は500円前後で推移しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、8月に急騰しましたが、それ以降は下落が続いています。

原発処理水放出で、測定需要が伸びるという思惑から株価が動いたため、乱高下となっています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 19.04倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.14倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 25.41)

BPS(1株当たりの純資産) 422.99

 

ROE自己資本利益率) -% (予 6.01%)

ROA(純資産利益率) -% (予 2.26%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 33.9%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

いであ(9768)

応用地質(9755)

地盤ネットホールディングス(6072)

 

まとめ

業績は徐々に伸ばしていますが、利益が安定しておらず、2023年6月期は赤字でした。

今期は黒字予想ですが、ふたを開けてみなければ分かりません。

 

とはいえ、環境ビジネスは将来性はあると思いますし、競合もそれほどいない領域だと思います。

そういう意味では、長期的に化ける可能性はあり、長期投資するのもありなのではと思います。

 

短期的に見れば、原発処理水の放出により、調査需要が高まる思惑で株価は高い状況でしたが、株価が下落するとともに過熱感はなくなってきています。

非常に小型の銘柄のため、思惑だけでかなり株価は急騰しますので、急騰する前に短期で購入しておくのがよいでしょう。

 

長期投資、短期投資どちらも、入るのであれば平常時の500円以下で入りたいとことです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:✖

規模:✖

割安度:△

値動き:〇

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:◎

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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