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【株式銘柄分析】西部技研 SEIBU GIKEN(6223)~空気環境 デシカント除湿機 VOC濃縮装置 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、デシカント除湿やVOC濃縮装置などの空気環境に関する製品・ソリューションを手掛ける西部技研について調査をしました。

 

seibu-giken.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月15日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:西部技研公式HP)

 

西部技研は、デシカント除湿やVOC濃縮装置などの空気環境に関する製品・ソリューションを手掛ける会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

1965年7月、九州大学工学部に研究者として勤務していた創業者が、他企業からの委託研究を主眼に置いた(株)西部技術研究所を創業したのが当社のツールであり、今に至る全ての事業の原点です。

経営環境の移ろいと志向してきたビジネスの変遷の中で、現在では他の追随を許さない固有技術をベースとした空気処理の為の機器と、それに関わるサービスとソリューションの提供において、国内のみならずグローバルな市場においても、確固たる地位を築いてきました。

 

顧客の期待を超える価値、環境保全省エネルギーに資する価値、更に先端技術の発展に貢献する価値を日々突き詰める事で自社の存在意義を研ぎ澄まし、社会にとって不可欠なキープレイヤーとしての立ち位置を更に確かなものとしていきます。

 

経営理念は「個々の独自性と創造性を尊重し、それらをあらゆる次元で発展的に融合させることにより、新しい価値を継続的に生み出していく。」、

パーパス(存在意義)は「環境に優しい空気のソリューションを届ける。」、

ビジョン(目指す姿)は「クライメイト・ニュートラルな未来実現のため、空気処理技術のイノベーション・リーダーであり続ける。」です。

 

(引用:西部技研公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1961年 - 創業者 隈利實が隈研究室設立

1965年 - 株式会社西部技術研究所設立

1974年 - コルゲーション製法、連続成型機の完成により、コア技術「ハニカム」が誕生

1975年 - 全熱交換ローターの商品化

1976年 - ハニカム加工技術の確立、委託加工事業の開始

1979年 - 福岡県篠栗町に本社・工場建設

1984 - デシカント除湿ローターの商品化

1985年 - スウェーデン DST社と業務提携

1986年 - 超低露点除湿ローターの商品化

1988年 - ドイツ クラフタンラーゲン社と提携

    世界初のゼオライト式VOC濃縮ローターの商品化

1993年 - DTS社を買収し、Seibu Giken DST ABが誕生

1995年 - 福岡県古賀市に本社移転、第一工場建設

1997年 - 隈利實逝去により、隈智恵子が社長に就任

    イオン吸着式全熱交換器「HI-PANEX-ION」販売開始

2002年 - アメリカにSeibu Giken America, Inc.設立

2004年 - 福岡県古賀市に第二工場建設

2006年 - 福岡県古賀市に第三工場建設

2008年 - 中国に西部技研環保節能設備(常熱)有限公司設立

2010年 - 中国に迪思特空气处理设备(常熱)有限公司設立

2013年 - アメリカにSeibu Giken DST America, Inc.設立

2014年 - ポーランドにSeibu Giken DST Poland SP. ZO.O.設立

2015年 - 福岡県古賀市に(株)西部技研DR エンジニアリング設立

2018年 - 福岡県古賀市に西部技研イノベーションセンター設立

    企業内保育所として、はにかむ保育園を開園

    神奈川県高座郡寒川町に湘南事業所開設

2019年 - 韓国にSeibu Giken Korea Co., Ltd.設立

2020年 - 福岡県宗像工場建設

2022年 - ISO9001認証取得

 

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事業内容

西部技研は、以下の3つのユニットからなります。

 

【連結事業】 デシカレント除湿機 64%、VOC濃縮装置 26%、他 10%

【海外】80%

 

世界中のお客さまの空気環境創出に関するお悩みを解決する製品・ソリューションの開発、設計、製造、設置・施工、そしてメンテナンスや交換といったアフターサービスに至るまで、一気通貫で手掛けています。

 

空気をドライにしたり、クリーンにしたり、省エネしながら換気したり、排気ガスから有毒物質を取り除いたり。

それらすべてのソリューションに共通するのは、西武技研のハニカム技術です。

西部技研グループのすべてのブランド製品には、西武技研が日本で開発・製造しているローターが搭載されています。

 

また、これまでの豊富な実績と蓄積してきた知見をもとに、お客様の空気環境やサステナビリティへの取り組みに関する課題についてのソリューションをトータルでご提案するコンサルティングサービスもご提供しています。

 

(引用:西部技研公式HP)

 

 

時価総額

西部技研の時価総額302.99億です。(2024年2月15日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 738名(臨時64名)

     単体 348名(臨時36名)

平均勤続年数:11.90年

平均年齢:41.10歳

平均年収:532万円

 

 

業績

2024年2月14日に発表された2023年12月期の決算情報は以下です。

連結売上高は15.4%増で、経常利益は8.8%減の43億6,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年の18.50%から14.96%と悪化しました。

 

 

(引用:西部技研公式HP)

 

2024年12月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

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適時開示情報

2024年2月21日 剰余金の配当に関するお知らせ

2024年2月14日 2023年12月期決算短信

▼クリックで詳細表示

2024年1月29日 通期業績予想の修正および配当予想の修正に関するお知らせ

2023年11月14日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年10月3日 東京証券取引所スタンダード市場への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

まだ配当は出していません。

 

2024年2月 4.21%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

西部技研は、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、上場して以降、陰線が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、上場以来11月中旬まで下落が続き、それ以降は少し上昇しましたが、再度下落傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  9.08倍 (予 8.51倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.16倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 180.09 (予 178.54)

BPS(1株当たりの純資産) 1,307.02

 

(引用:西部技研公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 13.89% (予 13.66%)

ROA(純資産利益率) 8.72% (予 9.30%)

 

(引用:西部技研公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。

 

自己資本比率 68.1%

 

(引用:西部技研公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

ヒラノテクシード(6245)

カワタ(6292)

 

まとめ

業績は年々伸びており、成長企業といえます。

売上に連動して利益も拡大しています。

2023年12月期は増収増益予想ですが、利益率が落ちており、利益面では業績予想の達成は難しいかもしれません。

 

一方、株価は上場以来下落が続いていましたが、10月中旬からは上昇に転じています。

業績の下方修正のリスクや、来期の業績は見通せないため、長期投資するのは難しいと思います。

 

小型の銘柄で、値動きも大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのが良いと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:✖

割安度:〇

値動き:〇

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):△

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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