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【株式銘柄分析】JFEホールディングス JFEHD(5411)~大手鉄鋼メーカー 粗鋼生産国内2位 商事 エンジニアリング 高配当 日経平均株価 JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、大手鉄鋼メーカーであり粗鋼生産国内2位のJFEスチールが中核の持株会社で、商事、エンジニアリングもおこなうJFEホールディングスについて調査をしました。

 

www.jfe-holdings.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月6日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:JFEホールディングス公式HP)

 

JFEホールディングスは、大手鉄鋼メーカーであり粗鋼生産国内2位のJFEスチールが中核の持株会社で、商事、エンジニアリングもおこなう会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価、JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

JFEグループは、2002年にNKK(日本鋼管)と川崎製鉄経営統合してスタートし、以来、”鉄”を中核とした素材の可能性を社会に幅広く活かすべく事業を展開してきました。

 

JFEグループでは、世界トップクラスの生産規模と高い技術開発力を有する鉄鋼事業を「JFEスチール」が、最先端技術力をベースとした商品・サービスの提供により人々の生活と産業を支えるエンジニアリング事業を「JFEエンジニアリング」が、グループの先駆けとしてマーケットを切り開き、新たな価値を創造する商社事業を「JFE商事」が、世界中の様々な分野で展開しています。

 

これらJFEグループの事業会社に加えて、省エネ技術を強みとした造船事業を持分法適用会社の「ジャパン マリンユナイテッド」が行っています。

 

企業理念は「JFEグループは、常に世界最高の技術をもって社会に貢献します。」、

行動規範は「挑戦」「柔軟」「誠実」です。

 

(引用:JFEホールディングス公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1878年4月 - 【川崎製鉄】川崎正蔵が東京築地に川崎築地造船所を創業

1896年10月 - 【川崎製鉄】(株)川崎造船所を設立(のちに川崎重工業(株)と改称)

1912年6月 - 【日本鋼管日本鋼管(株)を設立

1916年4月 - 【日本鋼管】(株)横浜造船所を設立(のち(株)浅野造船所に改称)

1917年5月 - 【川崎製鉄兵庫県神戸市に葺合工場を開設

1936年6月 - 【日本鋼管】最初の高炉に火入れし、鉄鋼一貫体制を確立

1940年10月 - 【日本鋼管】鶴見製鉄造船(株)(旧 (株)浅野造船所)を合併

1943年8月 - 【川崎製鉄】愛知県半田市に知多工場を開設

1950年8月 - 【川崎製鉄川崎重工業(株)の製鉄部門を分離・独立し、川崎製鉄(株)を設立

1951年2月 - 【川崎製鉄】戦後わが国初の近代的鉄鋼一貫製鉄所となる千葉製鉄所を開設

1961年7月 - 【川崎製鉄岡山県倉敷市に水島製鉄所開設

1965年2月 - 【日本鋼管】福山製鉄所を開設

1968年4月 - 【日本鋼管】京浜製鉄所の開設(川崎・鶴見・水江の3製鉄所を統合)

1969年1月 - 【日本鋼管】津造船所発足

1969年7月 - 【川崎製鉄】千葉製鉄所西工場埋め立て開始

1971年12月 - 【日本鋼管】京浜製鉄所扇島建設に着工

2002年9月 - 日本鋼管(株)および川崎製鉄(株)(以下、両社)が共同して株式移転により完全親会社であるJFEホールディングス(株)を設立

      当社普通株式東京証券取引所大阪証券取引所および名古屋証券取引所市場第一部に上場(両社普通株式上場廃止

2003年1月 - 両社の会社分割契約書締結を承認

2003年4月 - 両社を会社分割により、JFEスチール(株)、JFEエンジニアリング(株)、JFE都市開発(株)およびJFE技研(株)に再編

      川崎マイクロエレクトロニクス(株)を当社の完全子会社とする会社分割を実施

2003年12月 - JFEスチール(株)が中国の広州鋼鉄企業集団有限公司と溶融亜鉛鍍金鋼板を製造・販売する合弁会社広州JFE鋼板有限公司(現 持分法適用会社)を設立(2012年4月 合弁パートナーを広州薄板有限公司に変更)

2008年3月 - 日立造船(株)およびJFEエンジニアリング(株)が保有する株式の取得によりユニバーサル造船(株)を子会社化

2009年4月 - JFE技研(株)が持つエンジニアリング関連の研究機能をJFEエンジニアリング(株)へ移転するとともに、JFE技研(株)をJFEスチール(株)へ統合

2011年4月 - JFEスチール(株)がJFE都市開発(株)を吸収合併して保有不動産活用事業を承継

2011年5月 - 合弁会社広州JFE鋼板有限公司の冷延鋼板製造設備稼働

2012年7月 - 川崎マイクロエレクトロニクス(株)が発光する全部の株式を(株)メガチップスに譲渡

2012年10月 - JFE商事(株)を株式交換により完全子会社化

2013年1月 - ユニバーサル造船(株)を存続会社として(株)アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドとの経営統合により、ジャパン マリンユナイテッド(株)(現 持株法適用会社)を設立

 

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事業内容

JFEホールディングスは、以下の4つの事業からなります。

 

【連結事業】 鉄鋼 66%、エンジニアリング 9%、商社 26%

【海外】37%

 

鉄鋼事業

国内2大鉄鋼一貫製鉄所体制による高い国際競争力を持ち、世界トップクラスの技術と商品開発力を活かした「お客様の多様なニーズにお応えする」高付加価値商品を提供します。

 

(引用:JFEホールディングス公式HP)

 

エンジニアリング事業

環境・エネルギー分野では多様な資源をグリーンエネルギーとして有効利用するための技術を提供、事業運営にも積極的に取り組みます。

橋梁など社会インフラ分野も世界に幅広く展開します。

 

(引用:JFEホールディングス公式HP)

 

商社事業

鉄鋼製品を中心に、鉄鋼原料・非鉄金属・化学品・燃料・資機材・船舶から、食品・エレクトロニクスなど幅広く取り扱い、国内外を網羅したサプライチェーンを活用し、グローバルに事業を展開します。

 

(引用:JFEホールディングス公式HP)

 

造船事業

国内トップクラスの建造能力と技術力を持ち、タンカー・コンテナ船・バラ積み船などの大型一般商船や、護衛艦・掃海艇などの各種艦艇、砕氷艦を建造します。

 

(引用:JFEホールディングス公式HP)

 

 

時価総額

JFEホールディングス時価総額1.4761兆です。(2024年2月6日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 64,241名

     単体 55名

平均勤続年数:21.80年

平均年齢:46.10歳

平均年収:1241万円

 

 

業績

2023年5月8日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。

連結売上収益は20.7%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は43.5%減の1,626億2,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年の9.17%から4.27%と大幅に悪化しました。

 

 

(引用:JFEホールディングス公式HP)

 

2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 


2023年8月3日には、2024年3月期の連結業績予想の修正(売上収益の下方修正)が発表されています。

 

 

次に、2024年2月6日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上収益は1.1%減で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は13.2%増の1,629億2,200万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の5.91%から6.34%と横ばいでした。

第3四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は85.75%となりました。

 

 

同時に、連結業績予想の修正(売上収益と税引前利益の下方修正)が発表されています。

 

 

計画以上のペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月6日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2023年11月6日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月6日 2024年3月期第2四半期(累計)連結業績の業績予想との差異に関するお知らせ

2023年8月3日 業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ

2023年5月8日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

ばらつきが非常に大きいですが、近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 2.06%  22.5%

2015年3月 2.26%  24.8%

2016年3月 1.98%  51.4%

2017年3月 1.57%  25.5%

2018年3月 3.73%  47.2%

2019年3月 5.06%  33.5%

2020年3月 2.84%  -%(赤字)

2021年3月 0.73%  62.7%(赤字)

2022年3月 8.13%  28.0%

2023年3月 4.76%  28.5%

2024年2月 4.33%

 

(引用:JFEホールディングス公式HP)

 

株主優待は、自社グループの会社説明会および各製鉄所・事業所等の工場見学会の開催の贈呈です

権利確定月は3月末日です。

 

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

JFEホールディングスは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年・2019年は下落しましたが、その後は上昇傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、下げた時期もありましたが、2,300円前後で横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  9.17倍 (予 7.85倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.62倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 276.18 (予 298.75)

BPS(1株当たりの純資産) 3,775.25

 

ROE自己資本利益率) 7.67% (予 7.91%)

ROA(純資産利益率) 2.94% (予 3.35%)

 

(引用:JFEホールディングス公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 43.0%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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丸一鋼管(5463)

 

まとめ

売上はこの2年間は伸びています。

しかし、利益は安定せず、2020年2021年は赤字でした。

2024年3月期は増収増益予想で、2Q決算を見る限り、増収増益ペースで進捗しています。

 

一方、株価は2020年以降は上昇傾向を維持しています。

高配当であり、株価も割安レベルなので、素直に長期投資するのが良いと思います。

 

大型の銘柄ですが、値動きはそこそこありそうでなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのも良いと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:〇

成長・将来性:△

収益性:〇

規模:◎

割安度:◎

値動き:〇

 

高配当投資:◎(配当+優待)

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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