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【株式銘柄分析】プラネット PLANET(2391)~電子データ通信・交換(EDI)仲介 商品データベース バイヤーズネット~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、日用雑貨業界8社とインテックが設立した、メーカー・卸間の電子データ通信・交換(EDI)仲介をおこなうプラネットについて調査をしました。

 

www.planet-van.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月22日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:プラネット公式HP)

 

プラネットは、日用雑貨業界8社とインテックが設立した、メーカー・卸間の電子データ通信・交換(EDI)仲介をおこなう会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

日用品・化粧品業界の主要メーカーが出資して、1985年に日本初の業界特化型のEDI(電子データ交換)サービスを作り上げました。

EDIに各社の個別仕様を持ち込まず「みんなが業界標準仕様に合わせる」という考え方は先進的なものでした。

誰にでもオープンで、取引先と双方で業務効率化が期待できるEDIサービスは、日用品・化粧品業界だけでなく、ペットフード・ペット用品業界、OTC医薬品業界にも採用され、現在は消費財流通の情報インフラとして機能しています。

 

環境がどんなに変化してもサービスを継続し続けることが社会的使命であると認識し、EDIやデータベースの処理を行うデータセンターを太平洋側と日本海側の二拠点で運用するなどして、緊急時も普段通りのサービスを安心してご利用いただけるよう取り組んでいます。

 

プラネットが提供するEDIサービスは、インターネットの登場により今ではあたり前のようになっているデータ通信です。

当社は今ではあたり前になっていることを、先駆けてきた企業です。

この精神を忘れず、当社が持っている潜在能力を顕在化し、新たなあたり前の価値をつくる、常にそこにチャレンジし新価(新しい価値)を創出する企業に新化(新しく進化)していきます。

 

企業理念は以下の3つ、

  1. プラネットは、流通機構全体の機能強化を目指し、流通業界を構成する各企業(製造者・配給者・販売者)が合理的に利用できる情報インフラストラクチャーの構築・運営を通じて業務効率化を進め、ひいては国民生活の向上に貢献します。
  2. プラネットは、情報インフラストラクチャー・サービスを提供するにあたり、流通業界を構成する各企業(製造者・配給者・販売者)の役割を尊重するとともに、公平に便益を享受できるよう配慮します。
  3. プラネットは、常に社員の人間性を尊重して社員の創造性の伸張を促し、また、仕事を通じて社員の自己形成を支援します。

ビジョン2025は以下、

プラネットは中立的な立場で、

  1. 企業間取引における業務効率の追求
  2. 企業間におけるコミュニケーションの活性化
  3. 流通における情報活用の推進
  4. 社会に役立つ情報の収集と発信

を行うことで業界を元気にし、社会に貢献する会社を目指します。

コーポレートスローガンは「広く遍く(あまねく)」です。

 

(引用:プラネット公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1985年8月 - (株)プラネット発足 資本金:240百万円

1986年2月 - 仕入データ、販売データ稼働開始

1986年10月 - 発注データ、請求商号データ稼働開始

1988年9月 - FAX受発注システム稼働開始

      広報誌「PLANETvanvan」を創刊

1991年1月 - 在庫データ稼働開始

1994年3月 - 振替データ稼働開始

1995年2月 - 「トータルEDI概要書」発行、<<100%オンライン受発注構想>>発表

1995年10月 - 全国家庭用品卸商業共同組合ネットワークを受託

1996年4月 - 業際統一伝票導入(新伝送フォーマット切替開始)

1997年7月 - 資材EDI稼働開始

1997年12月 - 商品データベースサービス稼働開始

1998年1月 - 「業界サプライチェーン構想(VOES)」の発表

      「小売業・卸売業間EDI概要書(WES)初版」を全国化粧品日用品卸連合会と協力して発行

1998年2月 - 取引先データベースサービス開始

1999年8月 - 基幹EDIサービスダウンサイジング(TCP/IPに対応)

2000年4月 - ペット業界が商品データベース利用開始

2001年1月 - Web受発注サービス開始

2001年8月 - Web資材EDIサービス開始

2001年12月 - シングルポータル「バイヤーズネット®」サービス開始

2002年6月 - 理美容業界がプラネットEDIサービス利用を発表

2003年10月 - ペット業界が業際統一伝票を導入

2004年2月 - ジャスダック市場へ株式公開

2004年9月 - 情報セキュリティマネジメントシステムISMS)適合性評価制度の認証を取得

2005年8月 - インターネットEDI稼働開始

2006年2月 - 商品マスタ登録支援サービス開始

2006年4月 - 販売レポートサービス開始

2007年2月 - 情報セキュリティマネジメントシステム国際規格「ISO27001」認証を取得

2008年9月 - カスタマー・コミュニケーションズ(株)(現 (株)True Data)を関係会社化

2008年10月 - セルフメディケーション・データベースの運用を開始

2009年4月 - 医薬品説明文書データベースサービス開始

2010年3月 - 事務所を東京都港区浜松町1-31 文化放送ディアプラスビルに移転

2010年11月 - 商品データベースが酒類・加工食品業界の「FDB」と連携を開始

2011年8月 - クラウド型新システムの稼働を開始

2011年12月 - 調査報告書「インターネットは日用品流通をどう変えるか」を発行

2013年2月 - Web受注-仕入通信サービス「MITEOS」稼働開始

2013年3月 - 商品データベースプラスサービス開始

2014年9月 - 意識調査「Fromプラネット」の配信を開始

2015年9月 - 調査報告書「日用品のインバウンド消費を拡大させる意識と行動」を発表

2016年11月 - 中国で越境流通プラットフォーム事業を行う合弁会社設立に合意

2017年8月 - 設立以来9回目となる基幹EDIサービスの料金値下げを実施

2018年1月 - EDIサービスのデータ処理を行うネットワーク基盤を、第7世代となる新システムへ入れ替え

2018年2月 - EDIサービスにて「JX手順」接続への対応を開始

2018年3月 - Web受注-仕入通信サービス「MITEOS」に2つの機能を追加(仕入データ単独起票、請求照合データ作成)

2019年9月 - Web受注サービスリニューアル

2020年2月 - 「ロジスティクスEDI概要書」を策定

2020年8月 - 出荷予定データ稼働開始

2022年11月 - Web受注-仕入通信サービス「MITEOS」に2つの機能を追加(返品予定データ受信機能、データダウンロード機能)

      入荷検収データ稼働開始

2023年9月 - POSデータクレンジングサービス開始

 

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事業内容

プラネットは、以下の3つのサービスからなります。

 

【単独事業】 EDI 92%、データベース 8%、他 0%

 

EDI(データ交換)

メーカー、卸売業、資材サプライヤーとの商取引の基幹となる受発注、出荷、請求・支払いなどのEDI(データ交換)を提供しています。

 

(引用:プラネット公式HP)

 

商品データベース

流通業界のメーカーが登録した商品の文字情報・画像、OTC医薬品の添付文書・説明書の情報を維持・管理し、必要な時に必要なデータを提供しています。

 

(引用:プラネット公式HP)

 

バイヤーズネット

メーカー・卸売業・小売業間で情報のやりとりを効率的に支援する、インターネット上の情報提供サービスです。

商品情報や業界ニュース、各社キャンペーンなどの情報を提供しています。

 

(引用:プラネット公式HP)

 

 

時価総額

プラネットの時価総額85.03億です。(2024年2月22日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 46名(臨時8名)

平均勤続年数:15.40年

平均年齢:47.10歳

平均年収:994万円

 

 

業績

2023年9月14日に発表された2023年7月期の決算短信は以下です。

個別売上高は0.0%増で、経常利益は10.4%減の6億5,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年の22.53%から19.98%と悪化しました。

 

 

(引用:プラネット公式HP)

 

2024年7月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年2月22日に発表された2024年7月期の2Q決算の結果です。

個別売上高は0.4%増で、経常利益は1.9%増の3億3,200万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の20.08%から19.05%と悪化しました。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は57.24%となりました。

 

 

計画通りのペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月22日 2024年7月期 第2四半期決算短信

2023年11月28日 2024年7月期 第1四半期決算短信

2023年9月14日 2023年7月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年3.0%前後の配当を出しています。

 

2014年7月 2.98%  57.7%

2015年7月 2.20%  55.3%

2016年7月 2.55%  56.3%

2017年7月 1.74%  54.0%

2018年7月 2.08%  49.4%

2019年7月 2.29%  54.7%

2020年7月 2.95%  61.5%

2021年7月 2.73%  55.2%

2022年7月 3.45%  52.9%

2023年7月 3.31%  63.7%

2024年2月 3.35%

 

(引用:プラネット公式HP)

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

プラネットは、1月と7月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/1/29(月)、2024/7/29(月)です。

権利落ち日は、2024/1/30(火)、2024/7/30(火)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2017年までは上昇傾向でしたが、その後は下落傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、12月まではゆるやかに下落傾向でしたが、1月以降動きが出ています。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  19.38倍 (予 21.43倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.61倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 66.72 (予 60.32)

BPS(1株当たりの純資産) 805.41

 

(引用:プラネット公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 9.34% (予 7.49%)

ROA(純資産利益率) 6.95% (予 6.41%)

 

(引用:プラネット公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はやや悪いといえます。

 

自己資本比率 85.5%

 

(引用:プラネット公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

サイバーリンクス(3683)

エスクロー・エージェント・ジャパン(6093)

イーサポートリンク(2493)

 

まとめ

売上は安定しつつ、年々少しづつ拡大しています。

しかし、利益率は低下傾向で、利益は縮小しています。

2024年7月期も増収減益予想です。

 

一方、株価は2017年以降は下降傾向を続けています。

配当はそこそこありますが、この株価チャートでは、長期投資しにくいと思います。

配当の権利取りのために、短期的に購入するのはありだと思います。

 

小型の銘柄ですが、値動きはあまりなく、短期投資向きではないと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:✖

割安度:✖

値動き:✖

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):△

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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