こんにちは、ToMO（@tomo2011_08）です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は？、業績はどうか？、配当はいくらなのか？、現在の株価はいくらか？などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、医療従事者を対象とした医療ポータルサイト「m3.com」のサービスをおこなっているエムスリーについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月26日現在の情報になります。
目次
会社概要
（引用：エムスリー公式HP）
エムスリーは、医療従事者を対象とした医療ポータルサイト「m3.com」を中心とするプラットフォームを活用し、多様なサービスを展開する、世界でもユニークなベンチャー企業です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびJPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
ソニーグループの持分法適用関連会社
「m3.com」を中心とするプラットフォームを活用し、多様なサービスを展開する、世界でもユニークなベンチャー企業です。
2000年代以降に創業した企業で唯一日経225銘柄にも選ばれており、TOPIX Large70、JPX日経インデックス400の構成銘柄の1つです。
国内30万人以上、世界600万人以上の医師が利用するプラットフォームを有します。
（引用：エムスリー公式HP）
エムスリーが目指すものは「インターネットを活用し、健康で楽しく長生きする人を1人でも増やし、不必要な医療コストを1円でも減らすこと」です。
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
2000年9月 - 会社設立
2000年10月 - 「MR君」提供開始
2002年3月 - ウェブエムディ株式会社より、医療情報サイト「WebMD Japan」の運営を引き継ぐ
2002年8月 - 調査サービス「リサーチ君」提供開始
医療情報サイト「WebMD Japan」を「so-net m3.com」に名称変更
2003年1月 - ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社（現 ソネットエンタテインメント株式会社）より、医療情報サイト「MediPro/MyMedipro」を営業譲受
2003年2月 - 医療品マーケディング業務一括代行サービス「MR君eCSO」提供開始
2003年7月 - 並行して運営してきた「MyMedipro」と「so-net m3.com」の2つの医療情報サイトを統合、医療専門サイト「,3.com」運営開始
2003年10月 - So-net M3 USA Corporation（現 M3 USA Corporation）設立
2003年11月 - 「m3 MT」提供開始
2004年4月 - 医師向け求人求職支援サービス「m3.com CAREER」提供開始
2005年6月 - 韓国Medi C&C Co., Ltd.を子会社化
2005年9月 - 「QOL君」提供開始
2005年12月 - 初のコンシューマー向けサービス「AskDoctors」提供開始
2006年6月 - アメリカMDLix, Inc.を子会社化
2007年3月 - 東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更（現 東京証券取引所プライム市場）
2008年6月 - アイチケット株式会社を子会社化
2009年3月 - So-net M3 USA CorporationがMDLix, Inc.を吸収合併
2009年4月 - メビックス株式会社を子会社化
2009年12月 - エムスリーキャリア株式会社を設立
2010年1月 - エムスリー株式会社へ商号変更
2011年8月 - イギリスDoctors.net.uk Limitedを子会社化
2012年8月 - 株式会社MICメディカルを子会社化
2012年10月 - 株式会社シィ・エム・エスを子会社化
2013年11月 - 中国での事業を開始
2014年2月 - 株式会社メディサイエンスプラニングを子会社化
2016年12月 - Vidal Groupを子会社化し、フランス、ドイツ、スペインでの事業を開始
2017年11月 - コスモテック株式会社及び株式会社ジャメックスを連結子会社化
北欧最大の医師調査パネルQQFSを子会社化
2018年2月 - アメリカWake Researchを子会社化し、治験事業に参入
2019年3月 - インドにおいてDailyRounds, Inc.を連結子会社化
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、プライム市場に移行
事業内容
ユニークなサービスやプロダクトで課題を解決し、医療業界に新しい価値を提供し続けます。
GDPの10%の市場規模をほこる医療分野は、医師はもちろんのこと、医療関係者から一般の方まで、全ての人に関わりがあります。
世界最大規模の医療従事者向けプラットフォームを持つエムスリーにしかできないユニークなアプローチで、医療業界の改善につながる価値あるサービスやプロダクトを創出しています。
【連結事業】メディカルプラットフォーム 39%、エビデンスS 11%、キャリアS 6%、サイトS 15%、海外 27%、他 1%
【海外】27%
（引用：エムスリー公式HP）
時価総額
エムスリーの時価総額は1.2749兆円です。（2024年4月26日現在）
社員の状況
従業員数：連結 10,533名（臨時1,485名）
単体 588名（臨時278名）
平均勤続年数：3.92年
平均年齢：34.7歳
平均年収：948万円
業績
2024年4月26日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は前期比3.5%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は7.7%減の452億7,100万円となっています。
売上営業利益率は前期の31.19%から26.95%と悪化しました。
2025年3月期の連結業績予想は増収になります。
適時開示情報
2024年4月26日 2024年3月期決算短信
2024年4月26日 2024年3月期通期個別業績と前期実績値との差異に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2024年3月22日 連結子会社からの配当金受領に関するお知らせ 55,588百万円
2024年2月29日 配当予想の修正（増配）に関するお知らせ
2024年1月31日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2024年1月16日 （変更）公開買付けの条件変更に伴う「株式会社ベネフィット・ワン株式に対する公開買付けの開始及び資本業務提携契約の締結に関するお知らせ」の変更について
2023年12月12日 （変更）公開買付け条件変更に伴う「株式会社ベネフィット・ワン株式に対する公開買付け開始及び資本業務提携契約の締結に関するお知らせ」の変更について
2023年11月14日 株式会社ベネフィット・ワン株式に対する公開買付け開始及び資本業務提携契約の締結に関するお知らせ
2023年10月27日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年7月28日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年4月28日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は0.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 0.38% 24.6%
2015年3月 0.31% 26.5%
2016年3月 0.32% 23.3%
2017年3月 0.36% 20.2%
2018年3月 0.23% 19.6%
2019年3月 0.38% 23.2%
2020年3月 0.27% 26.7%
2021年3月 0.16% 21.5%
2022年3月 0.36% 17.0%
2023年3月 0.58% 26.3%
2024年4月 1.12%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
エムスリーは、3月と(9月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年の10,000円超えをピークに下落を続けています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、ゆるやかな下落が続いています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER（株価収益率＝株価が純利益に対して何倍か） 26.08倍 （予 25.57倍）
PBR（株価純資産倍率＝株価が1株当たりの純資産の何倍か） 3.79倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS（1株当たりの純利益） 72.21 （予 73.64）
BPS（1株当たりの純資産） 496.45
ROE（自己資本利益率） 16.20% （予 14.83%）
ROA（純資産利益率） 12.24% （予 10.78%）
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 71.7%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は毎年大きく伸ばしており、成長企業であり高利益率な企業です。
利益は伸び悩んでいるように見えますが、将来も有望な会社です。
配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択です。
大型の銘柄で値動きも小さいので、短期投資向けではありません。
長期投資で、会社の成長に伴う株価の上昇で利益を得るのが良いでしょう。
ただし、ずるずると下落を続けていますので、上昇に転じるタイミングを見抜くのは難しいでしょう。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績：△
安全性：◎
成長・将来性：◎
収益性：◎
規模：◎
割安度：✖
値動き：△
高配当投資：△
長期投資（値上がり益）：◎
短期投資：✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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