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【株式銘柄分析】ソニーグループ Sony(6758)~AV機器 イメージセンサー 時価総額国内上位 メタバース 成長企業 日経平均株価 TOPIX Core30 JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、AV機器を中心とする多国籍コングロマリット企業ソニーグループについて調査をしました。

 

www.sony.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月14日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

ソニーグループは、世界的なコングロマリット企業です。

東京証券取引所プライム市場およびニューヨーク証券取引所NYSE)の上場企業

日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

2021年にエレクトロニクス分野を事業会社のソニー株式会社に移管して、持株会社に移行しました。

 

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

1946年(昭和21年)5月、資本金19万円従業員数約20名の小さな会社「東京通信工業」としてスタートしました。

創設者のひとり井深大は、会社設立の目的を「技術者がその技能を最大限に発揮することのできる”自由闊達にして愉快なる理想工場”を建設し、技術を通じて日本の文化に貢献すること」と、記しています。

そして、「人のやらないことをやる」というチャレンジ精神のもと、数々の日本初、世界初の商品を打ち出してきました。

 

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことをPurpose(存在意義)として掲げています。

この感動を創るのは「人」であり、感動する主体も「人」です。

よって、クリエイターやユーザーという「人に近づく」ことを経営の方向性としています。

これらを踏まえ、技術の力を用いて人々の生活を豊かにしたいというファウンダーの夢を受け継ぎながら、革新的な製品や感動に満ちたコンテンツを生み出してきました。

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1946年 - 「 東京通信工業株式会社」を設立

1950年 - 日本初テープコーダー「G型」販売開始

1955年 - 日本初のトランジスタラジオ「TR-55」発売

1958年 - 東京通信工業株式会社からソニー株式会社へ社名変更

1960年 - 米国現地法人ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ設立

    小型・軽量のポータブルトランジスタテレビ発売

1965年 - 世界初の家庭用VTR"ビデオコーダー"「CV-2000」発売

1966年 - 銀座・数寄屋橋交差点にソニーブルがオープン

1968年 - トリニトロンカラーテレビ「KV-1310」発売

   ソニーと米国CBSとの合弁により、CBSソニーレコード株式会社を設立

1970年 - 日本企業初、ニューヨーク証券取引所に上場

1975年 - 家庭用ビデオカセットレコーダー”ベータマックス”「SL-6300」発売

1976年 - 放送局用小型・高性能”Uマチック”「BVシリーズ」発売

1979年 - 携帯型ステレオカセットプレーヤー”ウォークマン”「TPS-L2」発売

   ソニーとザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカとの合弁出資によるソニープルデンシャル生命保険株式会社を設立(1991年 ソニー生命保険に社名変更)

1980年 - CCDイメージセンサーを開発 商品化

1982年 - 世界初のコンパクトディスクプレーヤー「CDP-101」発売

   放送局用1/2インチ・カメラ一体型VTR”ベータカム”「BVW-1」発売

1984 - 世界初のポータブルCDプレーヤー「D-50」発売

1985年 - カメラ一体型8ミリビデオ「CCD-V8」発売

1988年 - 米国CBSのレコード部門であるCBSレコーズを買収(1991年 ソニー・ミュージックエンタテインメントに社名変更)

1989年 - 小型・軽量「パスポートサイズ」のカメラ一体型8ミリビデオ”ハンディカム”「CCD-TR55」発売

   米国コロンビア・ピクチャーズを買収(1991年 ソニー・ピクチャーズエンタテインメントに社名変更)

1992年 - デジタル録音・再生が可能な小型ディスク”MD(ミニディスク)”システム発売

1994年 - ソニー・コンピュータエンタテインメント(現 ソニー・インタラクティブエンタテインメント)が、家庭用ゲーム機PlayStation®を日本国内にて発売

1996年 - ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(現 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)、インターネット接続サービス「So-netソネット)」を開始

   デジタルスチルカメラ”サイバーショット”「DSC-F1」発売

   パーソナルコンピューター「VAIO」、日本に先行し米国で「PCV-90/70」を発売

1997年 - FeliCa、世界に先駆け香港でオクトパスカードに導入

1998年 - ソニーインシュアランスプランニング株式会社設立(1999年 ソニー損害保険株式会社に社名変更)

1999年 - エンタテインメントロボット”AIBO”(アイボ)「ERS-110」発売

2000年 - CineAlta HDCAMカムコーダー「HDW-F900」発売

2001年 - ソニー銀行株式会社設立

   ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社設立

2003年 - 世界初のブルーレイディスクレコーダー「BDZ-S77」発売

2004年 - ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社設立

2005年 - 高画質・高音質テレビ”BRAVIAブラビア)”発売

2006年 - レンジ交換式デジタル一眼レフカメラα100”「DSLR-A100」発売

2007年 - ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社、東証一部に上場

2008年 - 裏面照射型CMOSイメージセンサーを開発

2011年 - 音楽出版会社EMI Music Publishingを共同買収(2018年完全子会社化)

2012年 - ソニー・エリクソンを完全子会社化

   ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社に社名変更

2013年 - ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社設立

2016年 - ソニー・ライフケアグループ介護付有料老人ホーム「ソナーレ祖師ヶ谷大蔵」開設

2018年 - エンタテインメントロボット"aibo(アイボ)"「ERS-1000」発売

2020年 - VISION-S試作車発表

   ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社を完全子会社化(2021年 ソニーフィナンシャルグループ株式会社に社名変更)

2021年 - ソニーグループ株式会社発足

 

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事業内容

現在、ソニーには6つの事業セグメントがあります。

 

【連結事業】ゲーム&ネットワークサービス 31%、音楽 12%、映画 12%、エンタテインメント・テクノロジー&サービス 21%、イメージング&センシング・ソリューション 11%、金融他 13%

【海外】77%

 

全世界で1億人を超えるPlayStation®ユーザーに新たな遊びの体験を提供する「ゲーム&ネットワークサービス分野」がその一つです。

 

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

「音楽分野」では、アーティストとソングライターにとって最も近い存在となることを目指しています。

 

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

「映画分野」では、クリエイターと共にコンテンツIPを創出し、配信パートナーや自社のDirect-to-Consumer(DTC)サービスを通じて感動をユーザーに届けています。

 

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

また、映像・音響体験を極めるテクノロジーや製品に加え、クリエーションを支えるテクノロジーやサービスなどを提供する「エンターテインメント・テクノロジー&サービス分野」もあります。

 

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

「イメージング&センシングソリューション分野」では、写真や動画などのクリエーションに欠かせないスマートフォンのキーデバイスであるCMOSイメージセンサーを提供しています。また、モビリティの安全面を支えるテクノロジーやAI処理機能を搭載したインテリジェントビジョンセンサーによるソリューションビジネスにも取り組んでいます。

 

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

そして、「金融分野」ではソニー生命ライフプランナーが、人々の安心に関する動機を顕在化するニーズクリエイターとして活躍しており、生命保険、損害保険、銀行などの領域でお客様に生活の利便性とお金の面での安心を提供しています。

 

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

以下は、2022年度の売上高、営業利益の構成です。

非常にバランスの良い構成であることが分かります。

 

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

 

時価総額

ソニーグループの時価総額18.4897兆円です。(2024年2月14日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 2,445名

   連結 113,000名

平均勤続年数:16.4年

平均年齢:42.4歳

平均年収:1101万円

 

 

業績

2023年2月13日に出された2022年12月期の決算短信は以下になります。

連結売上高は前期比16.3%増、当社株主に帰属する当期純利益は6.2%増で9,371億2,600万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の12.12%から10.47%と悪化しました。

 

 

(引用:ソニーグループ公式HP)

 

2024年3月期の業績予想は減収減益となっています。

 

 

2023年8月9日に発表された2024年3月期の1Q決算と同時に、2024年3月期の連結業績予想の修正がありました。

売上収益と当社株主に帰属する当期純利益が引き上げられました。(上方修正)

 

 

次に、2024年2月14日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比20.2%増、当社株主に帰属する四半期純利益は9.6%減で7,815億6,800万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の14.57%から10.27%と悪化しました。

第3四半期までの当社株主に帰属する当期利益の進捗率は84.95%です。

 


同時に、通期連結業績予想の修正(上方修正)が発表されています。

 

 

上方修正するほど、業績は好調に推移しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月14日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月14日 2023年度期末配当予想の修正に関するお知らせ

2024年1月22日 Sony Pictures Networks IndiaとZee Entertainment Enterprises Ltd.の合併に関する解除通知発出のお知らせ

2024年1月16日 ソニーグループ株式会社からソニーサーモテクノロジー株式会社への会社分割(簡易吸収分割)の決定に関するお知らせ

2023年12月22日 ソニー銀行株式会社によるソニーペイメントサービス株式会社の株式の一部譲渡に伴う利益の計上(見込)のお知らせ 200億円

2023年11月9日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月9日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年4月28日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

直近は0.5%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.27%  -%(赤字)

2015年3月 0.00%  -%(赤字)

2016年3月 0.69%  16.8%

2017年3月 0.53%  34.4%

2018年3月 0.53%  7.1%

2019年3月 0.75%  4.8%

2020年3月 0.70%  9.5%

2021年3月 0.47%  6.6%

2022年3月 0.51%  9.1%

2023年3月 0.63%  9.9%

2024年2月 -%

 

株主優待は、100株以上でソニーストアクーポン増値です。

権利確定月は3月末日です。

AV商品は15%OFF、VAIO本体は5%OFF。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ソニーグループは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年までは上昇傾向で、それ以降は下落していましたが、最近は値を戻してきています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、上昇傾向が続いています、特に1月に急上昇しました。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  19.38倍 (予 20.64倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.55倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 759.47 (予 713.83)

BPS(1株当たりの純資産) 5,777.52

 

ROE自己資本利益率) 14.20% (予 12.36%)

ROA(純資産利益率) 3.01% (予 2.67%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 21.7%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

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シャープ(6753)

 

まとめ

売上はこの3年間伸びていますが、2024年3月期は減収予想になっています。

利益も安定はしていません。

 

業績と同様に、株価も右肩上がりから横ばいになっており、今後の株価は心配です。

配当も小さいため、長期的に保有するのは避けた方がよいかもしれません。

 

非常に大型の銘柄ですが、値動きは大きく、短期投資でキャピタルゲインを狙うのは良いと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:△

成長・将来性:〇

収益性:◎

規模:◎

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):△

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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