社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

40歳代の平凡なサラリーマンが経済的自立(FIRE)を目指して行動する軌跡とそれに関する情報をお届け(副業・節約・投資・FIRE)

MENU

【日本株式セクター分析】半導体セクターまとめ ~半導体製造装置 半導体材料 パワー半導体~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

これまで株式銘柄単体の分析をしてきましたが、今後はセクターごとの分析もしていきたいと思います。

 

 

投資家の資金は、セクターごとに流入・流出することが多く、同じセクターの銘柄であれば同じような値動きをすることが多いです。

そのため、投資する銘柄を決めるときに、調子の良いセクターから銘柄を選択すると良い投資成績につながります。

 

 

今回は、最近話題になることが多くなった半導体セクターについて分析したいと思いますので、参考にして頂けると嬉しいです。

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
 
以下の情報は、2023年8月27日現在の情報になります。
 
目次

半導体とは?

半導体は、電気を通す金属などの導体と、電気を通さないゴムなどの絶縁体の、中間の性質を持つ物質です。
 
代表的な半導体としてはシリコン(Si)が挙げられますが、半導体を材料に使ったトランジスタ集積回路半導体と呼ばれることが一般的です。
 
半導体は、情報の記録や数値計算、論理演算といった情報処理機能に欠かせない部品として、スマホや家電製品、自動車、産業機器などとありとあらゆる機器に用いられています。
 
かつては鉄鋼が「産業のコメ」と呼ばれていましたが、情報化社会が進んだ現代では、半導体が「産業のコメ」と呼ばれることが多くなっています。
 
2023年にはAIチャットボットのChatGPTが話題になっていますが、人工知能(AI)においても半導体の進化は欠かせず、人工知能に使われる半導体GPUを手掛けているアメリカのNVIDIA半導体企業としては世界一の時価総額を誇る企業です。
 
かつては日本企業が半導体市場で世界シェアの多くを占めていましたが、近年はサムスン電子などの韓国企業や、TSMCなどの台湾企業が台頭したことで、日本企業の存在感が低迷していることは否めません。
 
とはいえ、半導体メモリ市場では日本企業は苦戦しているものの、半導体製造装置や半導体材料、パワー半導体といった分野では、日本企業はまだ世界的な存在感を発揮しています。

 

 

半導体セクター銘柄の特徴

半導体株(半導体関連銘柄)は、東証においても重要なセクターとなっています。
 
半導体株の特徴としては、世界経済や世界の半導体需要予測の影響を受けて株価が動く「景気敏感株」であることが挙げられます。
 
半導体需要は、世界経済の先行指標の最たるものとなるため、半導体株の株価動向は日経平均株価などの全体市場に先立って動きやすいことが特徴です。

半導体セクター内の重要テーマ

半導体株と一口で言っても、その範囲は非常に広くなっています。
 
代表的な半導体株と言えるのが、「半導体メモリ」を手掛けている企業です。
日本の半導体メモリ企業としては【6723】ルネサスエレクトロニクスが代表的となっており、今後は旧東芝メモリことキオクシアホールディングスの新規上場(IPO)も期待されています。
 
日本株半導体株としては、「半導体製造装置」メーカーが最も代表的なテーマとなっています。
世界的な半導体製造装置メーカーである【8035】東京エレクトロンや【6857】アドバンテストをはじめ、2012年の上場から10年で150倍以上の上昇となった【6920】レーザーテックなどが代表的な銘柄です。
 
また、日本企業は「半導体材料」にも強く、特に「シリコンウエハー」は【4063】信越化学工業と【3436】SUMCOの2社で世界シェアの大半を占めています。
 
さらに、電力供給に使われる半導体である「パワー半導体」も日本企業が強く、【6504】富士電機や【6502】東芝は世界シェアで上位となっています。
 
半導体株は大型株だけでも注目銘柄が多いですが、中小株や新興銘柄、IPOも盛んとなっており、常に注目銘柄が移り変わっている状況です。

 

 

今後の半導体セクター

半導体需要は、新型コロナ禍の巣ごもり消費などを背景に、2020年から2021年にかけて世界的な半導体不足となり、経済ニュースでも「半導体が足りない」と連日のように報道されていました。
 
株式市場においても、半導体株は2020年から2021年にかけては非常に強く、特に2021年には多くの半導体株が強く買われました。
 
ただ、2021年11月、米国FRBがインフレ退治のための利上げ方針に舵を切ったことで状況が一変。
新型コロナ相場では真っ先に買われた半導体株は、2021年11月以降は真っ先に売られる展開となりました。
 
2023年1月時点の半導体需要予測では、世界的に新型コロナ対策が終わったこともあり、スマホやPC向けの半導体特需は一巡し、在庫調整は2023年後半まで続く見込みとされています。
 
参考に、半導体セクターの主力である【8035】東京エレクトロンの10年チャートです。
 

 
半導体株は、2020~2021年頃のような強さはないものの、2023年には反転の兆しとなっており、今後も重要セクターであることは世界経済の産業構造からしても間違いありません。
 
また、日本では、熊本県が台湾の世界的半導体企業TSMCの工場を誘致したことにより九州地方は半導体バブルに湧きつつあり、日の丸半導体企業ラピダスの動向にも注目が集まってきそうです。

 

 

半導体セクター内の銘柄

市場別に、できるだけ代表的な銘柄から並べています。
個別銘柄の記事があるものは、銘柄名にリンクをつけています。
 
RERの目安は15倍、PBRは1倍なので、それ以下だと割安といえます。
また、利回りは4%以上だと高配当銘柄といえます。
割安で高配当を狙うのも良いと思います。
 
【7402】佐鳥電機、【8141】新光商事、【7537】丸文、【3156】レスターホールディングス、【9880】イノテック
 
上記は、データ上は割安で高配当な銘柄ということになります。
 
コード 銘柄名 市場 PER 予 PBR 利回り 予
8035 東京エレクトロン プライム 31.84 6.27 1.56
6857 アドバンテスト プライム 41.86 8.51 -
6920 レーザーテック プライム 39.67 17.09 0.89
4063 信越化学工業 プライム 17.41 2.3 2.23
6723 ルネサスエレクトロニクス プライム - 2.22 -
6758 ソニーグループ プライム 17.02 2.09 -
6502 東芝 プライム - 1.6 -
3436 SUMCO プライム - 1.18 -
6526 ソシオネクスト プライム 32.63 4.95 1.3
7735 SCREENホールディングス プライム 11.46 2.22 1.81
7731 ニコン プライム 15.31 0.84 3.23
7751 キャノン プライム 12.19 1.08 3.93
6146 ディスコ プライム - 8.41 -
4185 JSR プライム 33.67 2.33 0
6963 ローム プライム 16.76 1.23 1.67
6504 富士電機 プライム 14.43 1.76 -
6728 アルバック プライム 17.06 1.38 2.06
4062 イビデン プライム 35.04 2.61 0.48
6965 浜松ホトニクス プライム 25.9 3.38 1.15
6925 ウシオ電機 プライム 20.74 0.83 2.77
6871 日本マイクロニクス プライム 34.56 2.08 0.87
6264 マルマエ プライム 37.12 3.12 2
6967 新光電気工業 プライム 32.65 3.11 0.86
4186 東京応化工業 プライム 28.36 2.15 1.73
6616 トレックス・セミコンダクター プライム 23.28 0.99 2.52
6875 メガチップス プライム 23.1 1.04 -
4369 トリケミカル研究所 プライム 20.46 3.37 1.12
7951 ヤマハ プライム 19.59 1.59 1.66
6258 平田機工 プライム 19.52 1.28 1.23
8140 リョーサン プライム 18.45 0.88 2.54
7729 東京精密 プライム 18.29 2.18 2.2
5201 AGC プライム 18.18 0.73 4.23
6707 サンケン電気 プライム 18 2.03 0.29
6645 オムロン プライム 17.92 1.74 -
6971 京セラ プライム 17.55 0.81 -
7433 伯東 プライム 17.31 1.49 5.61
9995 グローセル プライム 17.18 0.48 2.83
6951 日本電子 プライム 14.65 2.2 1.48
6503 三菱電機 プライム 14.55 1.13 -
6479 ミネベアミツミ プライム 14.03 1.5 -
8050 セイコーグループ プライム 13.71 0.8 2.82
6859 エスペック プライム 13.28 1.01 3.15
6235 オプトラン プライム 12.96 1.45 2.72
6879 IMAGICA GROUP プライム 12.5 0.77 2.43
7637 白銅 プライム 12.08 1.22 3.36
6298 ワイエイシイホールディングス プライム 10.67 1.57 2.8
7420 佐鳥電機 プライム 12.34 0.73 4.67
8141 新光商事 プライム 10.65 0.7 4.71
6724 セイコーエプソン プライム 10.34 0.97 3.29
7537 丸文 プライム 10.04 0.65 4.34
3156 スターホールディングス プライム 10.02 0.88 4.93
9880 イノテック プライム 10.03 0.87 4.58
6254 野村マイクロ・サイエンス プライム 9.88 2.38 2.87
3445 RS Technologies プライム 9.83 1.39 0
8159 立花エレテック プライム 9.02 0.74 3.85
3106 倉敷紡績 プライム 7.39 0.41 3.07
8020 兼松 プライム 7.18 1.23 4.46
7741 HOYA プライム - 6.4 -
8155 三益半導体工業 プライム - 1.18 -
3105 日清紡ホールディングス プライム - 0.6 3.36
6613 QDレーザ グロース - 4.82 0
3652 ディジタルメディアプロフェッショナル グロース 68.15 2.6 0
6521 オキサイド グロース 78.4 6.81 0
4055 ティアンドエス グロース 37.49 9.69 0.27
6697 テックポイント・インク グロース - 1.90 -
6946 日本アビオニクス スタンダード 9.63 1.51 0.52
6627 テラプローブ スタンダード 11.93 1.24 -
6769 ザインエレクトロニクス スタンダード 18.96 0.95 1.79
6668 アドテック プラズマ テクノロジー スタンダード 11.59 1.38 0.99
6721 ウインテスト スタンダード 85.54 2.73 0
6832 アオイ電子 スタンダード 60.58 0.43 3.06
6938 双信電機 スタンダード 52.55 0.5 2.37
4970 東洋合成工業 スタンダード 37.2 2.97 0.53
6614 シキノハイテック スタンダード 27.77 5.66 0.55
2962 テクニスコ スタンダード 18.83 1.52 -
6227 AIメカテック スタンダード 17.66 1.67 1.62
6730 アクセル スタンダード 16.76 1.62 3.01
6265 コンバム スタンダード 15.12 0.49 2.81
5381 Mipox スタンダード 15.01 0.98 -
5218 オハラ スタンダード 14.82 0.73 1.49
6855 日本電子材料 スタンダード 13.79 0.8 2.62
3204 トーア紡コーポレーション スタンダード 13.73 0.32 2.78
7567 栄電子 スタンダード 13.67 0.5 1.9
6918 アバールデータ スタンダード 13.48 1.31 2.6
3841 ジーダット スタンダード 13.43 1.1 3.18
6626 SEMITEC スタンダード 12.67 1.1 1.04
6882 三社電機製作所 スタンダード 12.5 0.81 3.04
6698 ヴィスコ・テクノロジー スタンダード 12.07 1.25 1.48
4531 有機合成薬品工業 スタンダード 10.55 0.54 2.41
6803 ティアック スタンダード 10.26 1.1 0.88
6158 和井田製作所 スタンダード 9.53 0.69 3.96
6877 OBARA GROUP スタンダード 9.53 0.91 3.87
6131 浜井産業 スタンダード 9.09 1.8 1.96
6973 協栄産業 スタンダード 8.63 0.4 3.72
3321 ミタチ産業 スタンダード 7.95 0.68 3.57
6840 AKIBAホールディングス スタンダード 7.93 1.45 0
6125 岡本工作機械製作所 スタンダード 5.92 0.95 3.78
6862 ミナトホールディングス スタンダード 3.28 0.91 1.88
6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ スタンダード - 3.28 -

 

 

その他のセクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

半導体は、ありとあらゆる機器に使われる「産業のコメ」となっており、株式市場においても半導体株は最重要セクターの一角となっています。
 
半導体株は、全体市場に先行して株価が動きやすい「景気敏感株」であるため、投資するか否かに関わらずチェックしておくことが欠かせないセクターの1つです。
 
2020~2021年には半導体不足を背景に大きく株価が上がりましたが、2022年には米国の利上げを受けて売られたものの、2023年に株価を回復させています。
 
次の大きな半導体需要による株価の上昇に備えて、安いところで仕込んでおきたいところです。
次の大きな半導体需要の時期ですが、専門家の想定では2023年後半から伸びてくるとされていますが、半導体セクター主力の決算などで逐次チェックされることをおすすめします。
 
上記で割安で、利回りの良い銘柄を紹介しましたが、もちろん半導体セクターの主力(【8935】東京エレクトロン、【6857】アドバンテストなど)を選択するのも良いと思います。
 
 
自分自身の大事にする選択基準を決めて、銘柄を選択されるのが良いと思います。
 
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事がいいと思ったら、いいねや読者登録をよろしくお願いします。